ハカセとは?
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そして、ドラえもんにおけるハカセの対応の不在は、藤子不二雄の結構重要な問題に繋がるんじゃあないかと言う、ダビンチコード的こじつけミステリーが始まる。 (・・・・そもそも、この変換公式に、非対応点が多すぎると言う苦情意見もあると思うが、まあしばらく話を聞いておくれや) いつもお下がりのだぶだぶな上着を着ていておしゃれのセンスはゼロに近い。興味のある分野には異様に頭が切れる。たぶん運動は出来ない。 わけのわからない発明をさせたら天下一品で、小学生なのに月ロケットを作ろうとする奇想天外な名編の立役者だったりもする。 勉強完璧、スポーツ万能、女の子にもてて、周囲の信望が厚い。どうしてあんな奴がいるんだ!、世の中は不公平だ!とのび太が嘆くキャラである。 そしてそもそも「ハカセ」は悪友メンバーで、「出来杉」は悪友メンバーではない。(参考リンク:だって、思いついたから :[提言]第一回出木杉英才が何だったのか会議) そして、ハカセというキャラを考える上で、一番重要なポイントの一つが、「劇画・オバQ」と呼ばれる後日談の短編である・・・・と思う。 この作品は藤子F不二雄によってかかれたもので、15年後にオバQが帰ってきた日の話を描くパラレルワールド的な短編だ。 (3/10訂正・下注). ハゲのおっさん(博勢)が若い青年に、脱サラしようと熱心に誘い、青年も「脱サラか…非常に魅力的な行為ではあるが…」と、ノリ気なのですが後一歩の決心がつかない様子。 ハカセ「そこだっ!! なぜ消さなきゃいけないんだよ!大人になったからって…ぼくはいやだ!! 自分の可能性を限界まで試したいんだ!!そのためには、たとえ失敗しても後悔しないぞ!」 その一方において、出来杉はどこまでも大人だ。趣味の天体観測のために望遠鏡を買おうと近所の子供に家庭教師をしたりする、ものすごく堅実な人間だ。 いまでは広く知られているが、この二人は、かなり早い時期に作品ごとに分担するようになり、創作活動面では密なコンビを組まなくなっていた。 概略を言うと、当初の「オバケのQ太郎」は、トキワ荘ベースのアニメ組織「スタジオゼロ」の共同作品として書かれたもので、ここには藤子不二雄(藤本弘・安孫子素雄)・鈴木伸一・石森章太郎・つのだじろうといった錚々たるメンバーが名を連ねている。 そして、この原案自体は、若き日の藤子不二雄、まだコンビが健在だった時代の藤子不二雄グループによって生み出されている。 満賀=安孫子は、この最良の友人にして最大のライバルを、尊敬したり嫉妬したりしながらコンビを組んでいく物語が描かれるわけだが・・・・。 ドラえもんは、のび太の環境を作り出すハイテクノロジーの化身であり、話を纏める子守り役であり、親友だ。 つまり、「ドラえもん」でのび太が主人公であるというのは、「機動戦士ガンダム」の主人公がアムロであるようなもんだ。ここでのドラえもんやガンダムは「舞台設定」に近い。 一方のオバQでは、話が違う。むしろオバQ自身が「主人公=トラブルメーカー」である。正ちゃんはそれに「まっとうなツッコミ」を入れる常識人だ。 藤子F不二雄では、トラブルは「無力な一人称主人公の願望」によって起こされることが多い。「超常能力の親友」はそれに対してソリューションを与えるが、結局失敗に終わる。(※2). 藤子不二雄Aでは、トラブルは「超常能力の主人公による暴走」によって起こされる。比較的まっとうな「ツッコミの親友」は、それによって振り回される。 この二つのポジションの違いは、そのまま「作家自身の人生に対するスタンス」なのではないか、ということだ。 「まんが道」を読む限りでは、藤本は安孫子の「現実的なセンス」を尊敬していたし、安孫子は藤本の「浮世離れした才能」に憧れていた・・・・と言う風に私にも思われる。(参考:「藤子不二雄論―FとAの方程式」) のび太は、天才だ。誰よりも普通の願望を抱えながら、とんでもない解決策を考え出そうとする。それは多くの場合、稚拙だったり非現実的だったりするが、少なくとも世の現実や常識を超越した「思考の跳躍」を見せるキャラクタだ。 一方で、オバQにおいては、この「思考の跳躍」は多くの場合オバQによってなされる。そして、これは「主人公の隣にいるオバケ」なのだ。 時に応じて、オバQはハカセに相談に行き、そこで「なんとなく科学的な怪しげなソリューション」を授けられたりもする。これは、「のび太→ドラえもん」に対する相談関係に似ている。 ここで相談に乗って授けられる「科学」とは、藤子不二雄によって定義された「SF=すこし・ふしぎ」の世界に他ならない。その中身は、もっともらしかったりありえなかったりする「ニセ科学」的なファンタジーだ。※3. だから、出来杉は「いつもの仲間内」には存在しない。ただ「しずかちゃんの視線」を介してだけ、間接的にのび太に働きかける。要は、「もし、僕がこんな奴だったら、しずかちゃんを幸せに出来るのに」という存在なのだ。 都市伝説になったそのストーリーは、あるファンページの作者が書いて、チェーンメールになったり同人漫画になったりした。公式書物では無いので読んだことの無い方には申し訳ないのだが、Wikipediaのあらすじでも読んでいただくしかない。この作品は、結局、トラブルの挙句に訴訟問題にまでなるところだったのは有名。 さて、私のこの「ハカセ探し」の観点に立つならば、「のび太=ハカセ」という最終回は、理想的な終わり方なのだ。 のび太は、時に努力を始め、時に努力から逃げ出す。でも「よい人間になろう」という努力を完全に放棄することは無く、いつまでも粘り強く自分の人生を生きている。 「明日なろう明日なろう明日は檜になろう」 と呟き続ける 「まんが道」 の二人。のび太はそんな「駄目だけどポジティブな俺」の姿なのだ。大失敗もするし、サボりもする。ある程度諦めてはいるが、思い出したように努力する心を取り戻す。 田嶋安恵版同人誌では、そんな「変人のび太の努力」の存在を告げるナレータは、もう一人ののび太「出来杉」である。 もし僕が百年かけて「ドラえもん最終回」を考えろと言われても、コレを超える理想的な締め方は思いつけないだろう。 藤子F不二雄の惜しまれる逝去後、ドラえもんの作品は、多くの弟子系の漫画家によって描かれたりしているらしい。小学館の許可を得ずに描いているという点を置いておくならば、他の弟子によるドラえもん漫画よりもレベルは高いと私には思える。 もし藤本先生が生きていたならば、この作品をなんらかの公式パラレルワールドとして認めてもらえる可能性も(すくなくとも判断を仰ぐだけの可能性は)あったのかもなー・・・と思うのだが。 藤本先生がいなくなった今となっては、その可能性は閉ざされてしまった。こんな重要な公式決断が出来るカリスマ存在は、作者本人以外にいないのだろう。 すくなくとも70年後の著作権が切れる段階までは、この作品もまたタイムカプセルに入れるほか無いということか。 「変人」のび太が、出来杉を超えるような「立派な人間」になったのか、ならなかったのか。それはひょっとしたら、著作権消滅後にファンが決めることなのかもしれない。 同じような著作権のトラブルに巻き込まれている「MASTERキートン」も含めて、著作権が名作を世に送り出すことのブレーキになってしまうことがあるのは、皮肉だし、寂しい限りだ。 (※2) もっとも、これはそういう傾向が多いというだけだ。「パーマン」ではミツオ=パーマンだし、エスパー魔魅では主人公=少女が超常能力を持っている。ただ、どちらの場合も、本人の願望がトラブルを引き起こすし、外部には「賢い相談役(バードマン・パーやん・高畑君)」がいる (※3) 「タケコプター」「ホンヤクコンニャク」など、言葉の語呂合わせで、説明的な現象が得られる。この言葉のトリックは、きわめてシャーマニズム的で、昨今の「占い」やら「ニセ科学」でも同じ種類の心理ギミックが煩雑に用いられていると言えるだろう。 藤子不二雄論―FとAの方程式米沢 嘉博 河出書房新社 2002-04売り上げランキング : 133782おすすめ平均 この本は藤子A論です初の、そして禁断の本格的藤子論数少ない藤子不二雄世界のガイドブックのひとつAmazonで詳しく見る by G-Tools ドラえもん (1)藤子・F・不二雄 小学館 1974-08売り上げランキング : 16769おすすめ平均 色褪せていない歴史的作品子供向けAmazonで詳しく見る by G-Tools オバケのQ太郎―傑作選 (1)藤子 不二雄 小学館 1976-08売り上げランキング : おすすめ平均 どうでもいいけど早く復刊を!!出さないのは日本の恥頭に毛が三本Amazonで詳しく見る by G-Tools まんが道 (1)藤子 不二雄A 中央公論新社 1996-06売り上げランキング : 25991おすすめ平均 なんてまっすぐなもうひとつの戦後物語読んでいない人は是非。Amazonで詳しく見る by G-Tools 確かに、オバQをドラえもんの構成に当てはめようとすると、ハカセがあぶれるなあとは思っていましたが、こういう考え方があったのですね。 あー確かに、それ、あると思います。ただ、マンガ版とアニメ版で人間関係の構造が異なるので外してました。 |
[ 128] 3ToheiLog: ハカセはどこへ消えた?
[引用サイト] http://semiprivate.cool.ne.jp/blog/archives/000591.html
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大分前の話になってしまったけど,続きを. 土曜日の風邪気味から一転,何とか復帰. 朝は6時過ぎに起床し,7時にはホテルを出発. こんな時間に起きるのは久しぶりだ…. 楽団のメンバーほぼ全員が電車移動. いつもは利用者が少なさそうな駅で一斉下車. 地元の人に不思議そうな顔で見られてた. 公民館でリハーサル後,今度は一路ホールへ. 今回は駐車場が無いため,楽器を担いでの移動. 本番前のいい運動. (息も絶え絶えな方も居ましたが…) 集合時間に余裕を持ってホールに到着. なかなか綺麗なホール. ホールから見た中庭も綺麗. 病み上がりでもあるので,到着後はロビーでまったり過ごす. タイムテーブルが始まり,チューニングとリハーサル. 風邪の影響なのか,頭ぼんやり,でもやや緊張. よく分からないテンションのまま舞台に上がる. 予想以上に客席が広く,舞台から遠い印象. ばたばたと慌しくセッティングし,本番へ, 思ったよりも吹きやすい. デッドなホールだという話だったが,そんなことはない. 問題はハカセ自身のコンディション. 微妙なコントロールができず,1曲目は静かな部分で少し脱落…. それでも冷静に全体を聴くことができていた. 2曲目,あちこちで演奏に事故が発生しているのが分かる. それでもひたすら突き進む. 事故もミスも振り返る暇もなく,突っ走っていく印象. ”ちゃんと聴衆はついてきているのだろうか?” 途中でそういうことも考えてた. でも曲の後半になったら,頭のネジが飛び始めた. もう”行ってしまえっ!”という勢い. 吹ききった後,客席からの物凄い拍手. そしてブラボーの歓声. なかなか拍手が鳴り止まない. こんなのは今まで経験したことが無い. 技術力,完成度で行けば事故多発. しかしそれ以外の何かを伝えることができたのだと感じた. 熱演をしたんだ,と後からじわじわ実感が湧いてきた. 結果は. トップ! 聴衆の熱い反応に対して,審査員はどう見ているか心配だった. しかし開けてみれば,評価は高かった. 今回の演奏では,たくさんのものを得た. 演奏することに対して,考えることも多い. 審査員の相対評価は高かったが,絶対評価は低かった点も忘れてはならない. それでも,熱演を演じることができたのは確かだと思っている. この前の週末は演奏会本番. 時期がかなり過ぎてしまったけど,色々書いてみる. 土曜日の朝7時半に起床,体調は完全ではない. 前日に風邪を引くという大失態…. 風邪薬を飲み,ばたばたと準備をして9時前に出発. 道中で同じパートの人を乗せ,一路長野へ. のはずが,関越道大渋滞. 練馬から川越まで2時間以上だと!?orz 交通集中に事故も加わった様子. 予定より大幅に遅く長野入り. 練習まで少し時間ができた. せっかくなのでどこかに行こうと,楽団の人にアドバイスを仰ぐ. お勧めいただいたままに善光寺へ. 善光寺は名前だけしか知らなかったのだが, かなり大きなお寺ではないか! 夕暮れの門前通りもそこそこの賑わい. お土産を買って,一路練習会場へ. しかし練習会場の駐車場に なぜデゴイチが!? この頃になって,風邪のぼんやり感がやってきた. ややぼーっとして合奏に参加. 風邪薬で胃が荒れてしまい,晩御飯も小食気味. 果たして翌日の本番は大丈夫なのか…? 金曜日 本番直前に風邪をひくorz 土曜日 本番のため,長野まで移動. 関越道のありえない渋滞に巻き込まれる 夕方はリハーサル. 風邪でぼんやり. 日曜日 本番当日. 熱演. 観客の熱い拍手にぞくぞく. 風邪吹っ飛ぶ. 月曜日 風邪ぶりかえすorz 火曜日 スウェーデンに向けて出発. そもそもスウェーデン行きを確定させたのが先週. 本場もあったので,ものすごいバタバタ準備だった. そして風邪っぴきで飛行機に乗る. 現在 オランダの空港で乗り換え4時間待ち. 読み直すと風邪の話ばかりだな…. ジュラルミンケースと台車. 現金輸送中の雰囲気. でもこの中身は高速度カメラ. 多分テレビでも見たことがあると思う. ・スポーツ選手のプレーをスロー再生 ・車の衝突実験でエアバッグが膨らむ様子 ・風船が割れる瞬間の映像 ものすごい早い現象を撮影するのが高速度カメラ. 流体力学の実験には欠かせないカメラなのだ. ただし,お値段が凄い. 多分ジュラルミンケース1つの中身だけで,車1〜2台は買える. 今日もこのカメラを運んでいて, ”今台車をひっくり返したら車4台全損と同じか” なんて考えると,思わず緊張してしまう. 現金ではないものの,ジュラルミンケースの中には高い物が収まっているのだ. これでも昔よりは安くなったらしい. 昔は少なくとも1千万円ぐらいしたとか. (物によっては今でも1億円ぐらいのカメラがある) それに比べれば,安い,のかな…? 今朝,県営名古屋空港でF2戦闘機が離陸を失敗し,墜落. 怪我をしつつもパイロットは自力で脱出したとのこと. つい先日の無重力実験を行ったのがまさにここ. 実験の準備をする施設が自衛隊基地のすぐ隣にある. だから戦闘機が目の前の格納庫から出てきたりする. もちろん写真撮影は厳禁だ. (知らずに撮影して身柄を拘束された人も居るらしい…) その中にF2戦闘機も何機かあったから,今回の出来事は非常に近く感じる. なぜなら問題の機体をハカセも実際見たのかもしれない. 実験の合間,格納庫から出てきた戦闘機を見ていた. 滑走路に行くまでの確認事項がものすごく多い. エンジンはもちろん,翼も車輪も,かなりの時間をかけてチェックする. それでも今回のような事故が起こってしまう. 幸いにもパイロットは無事で,機体も残っている. 滑走路の監視カメラが捉えた映像もある. まさに墜落の瞬間を捉えた,衝撃的な映像だった. 今後の原因究明で,次への対策に繋げて欲しい. 自転車を探るサイト: (08/01)板チョコを...: プラリネを極める (03/28)美穂の記録: エースコンバット5 (02/16)オタクの飛行機博覧会: オーニソプターについて−オタクの飛行機博覧会 (02/10)オタクの飛行機博覧会: オーニソプターについて−オタクの飛行機博覧会 (02/09) |
[ 129] ハカセの実験ノート
[引用サイト] http://blog4.fc2.com/zikkennote/
