に対してとは?
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(1) 重篤な疾病であるインフルエンザ脳炎・脳症については、平成11年度より、「インフルエンザ脳炎・脳症の臨床疫学的研究班」(班長:森島恒雄名古屋大学医学部教授)において、その発症機序等の解明のための調査研究が行われている。 (1) 平成11年度の同研究では、インフルエンザ脳炎・脳症を発症した患者において、ジクロフェナクナトリウム又はメフェナム酸の使用群は、解熱剤未使用群と比較してわずかながら有意に死亡率が高いと報告された。 (2) 平成12年度の調査では、ジクロフェナクナトリウムの使用群と他の解熱剤使用群との比較をした結果、ジクロフェナクナトリウムの使用群についてより高い有意性をもって死亡率が高いことが示された。また、脳の病理学的検査が行われ、脳血管に損傷が生じていることが特徴的に見出された。 (2) 平成12年11月、上記の研究結果を踏まえ厚生省では、ジクロフェナクナトリウムについて、明確な因果関係は認められないものの、インフルエンザ脳炎・脳症患者に対する投与を禁忌とすることとし、ジクロフェナクナトリウムを含有する解熱剤を製造、販売する関係企業に対し、使用上の注意の改訂等を指示した。 (3) 一方、日本小児科学会では、平成12年11月、インフルエンザに伴う発熱に対して使用するのであればアセトアミノフェンが適切であり、非ステロイド系消炎剤の使用は慎重にすべきである旨の見解を公表した。 (参考)我が国のインフルエンザの学童における罹患数は、年間50万〜100万人とされ、このうち、脳炎・脳症となる症例(インフルエンザ脳炎・脳症)は100〜300人、その死亡率は30%前後とされている。 平成12年から平成13年の冬季流行期が過ぎ、インフルエンザによる発熱に対して使用する解熱剤に関して各方面の意見等をまとめるため、薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会の場において、日本小児科学会、研究者、製薬企業、さらに市民団体であるCOML東京も交えて意見交換を行い、次の合意事項を得た。 『小児のインフルエンザにともなう発熱に対して、メフェナム酸製剤の投与は基本的に行わないことが適当である』 (1) 一般国民の立場からは、より安全な薬物療法の適用が望まれる。また、患者サイドももっと情報を得て、勉強する必要がある。 (2)今冬のインフルエンザ流行期の経験から、インフルエンザの解熱目的にはアセトアミノフェンの使用その他の代替処置で患者の予後に悪影響なく対応可能であった。 (3)企業としても、かねてから安全対策に努力しており、インフルエンザの解熱目的でメフェナム酸を使用しないことに同意したい。 (4)(1)〜(3)のような意見を基礎として、不確実な情報下における患者の安全と最善の対応を考えるならば、インフルエンザの解熱目的でメフェナム酸は使用しない旨の対応をとることで一致できる。 (1) 厚生労働省では、今回の部会における合意事項について広く周知を図るため、各都道府県衛生主管部(局)長あて通知を行う。また、日本医師会、日本薬剤師会等、関係団体に対して、会員等へ周知徹底を図るよう要請する。 なお、医薬品等安全対策部会に参加した各団体に対しても、部会の場において会員等への周知を依頼している。 (2) 厚生労働省では、引き続きインフルエンザ脳炎・脳症の重症化とジクロフェナクナトリウム及びその他の解熱剤との因果関係等について調査研究を実施する。 |
[ 359] インフルエンザによる発熱に対して使用する解熱剤について(医薬品等安全対策部会における合意事項)
[引用サイト] http://www.mhlw.go.jp/houdou/0105/h0530-4.html
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YouTubeのCEOであるチャド・ハーリー氏が今週の土曜日、ワールドエコノミックフォーラムで答えたところによると、YouTubeは今後数ヶ月間の間に、広告収入などを動画を投稿してくれたユーザーにも配分する計画があることを明かしたとのこと。 この報酬の対象になるのは誰かが既に著作権を持っていないムービーに限られる予定で、要するに違法アップロードに対しては当然ながら報酬は支払われない予定。これがどのような仕組みで著作権の有無を確認するのか、また、システム的にどのようにして報酬を分配するのかなどという詳細については現時点では不明。 また、「なぜ最初から報酬を支払うシステムにしていなかったのか?」という質問について、チャド・ハーリー氏は「金銭的報酬によって動機付けされたシステムを作りたくなかった。我々は動画に関する真のコミュニティを実際に作りたかったのだ。もし最初から金銭的報酬に基づいていれば、別の動画サイトがより高い報酬を支払うと言えばそちらに移ってしまっていただろう」と答えています。 この発言内容は以下のYouTubeのムービーで閲覧できます。発言内容は著作権の保護と収益の分配について、となっています。 ダボス会議に参加したYouTube CEOのChad Hurleyが、ユーザーへ広告費を配分すると発表したそうです。ただし、著作権侵害しているもの等は除外するとのことで、どういう風に振り分けて行こうとしているのか興味深々です。銀行口座等を登録することによって本人確認(?)させ.... YouTube、動画投稿者に対して報酬を準備中 このニュース自体はそう不思議なものでもない。 なぜならすでに報酬を支払っている動画共有サイトが存在するからだ。 YouTubers to get ad money share http://news.bbc.co.uk/1/hi/business/6305957.stm YOUTUBEの創始者Chad Hurley氏がYOUTUBE参加者の作成した ビデオ作品に対して対価を支払うシステムを開発していると正式に発表した。 このシステムは数ヶ月後には導入される予定。 投稿者の提供したビデオ作品の冒頭に広告を挿入することによって 広告費として計上する予定だという。 当然のことながら、広告費はビデオ作品が完全オリジナルである場合にのみ… GQ JAPANってギークな人達はあんまり読まないのかもしれないが(僕も買わないで貰ったんだけど)、2007年3月号に「約1600億円で買収されたYouTubeって、ナニモノですか?」という7ページの記事がある。読者層としては上昇志 これは結構面白いことになってきた。クリエイターのモチベーションがあがるし、いまだ世に出ていない才能が発掘されるかもしれない。 誰かが既に著作権が持ってないムービーに限って、動画を配信したユーザーに報酬を支払うシステムを検討しているとの事です。どのようにし YouTubeのCEOであるチャド・ハーリー氏が今週の土曜日、ワールドエコノミックフォーラムで答えたところによると、YouTubeは今後数ヶ月間の間に、広告収入などを動画を投稿してくれたユーザーにも配分する計画があることを明かした。 YouTube、動画投稿者に対して報酬を準備中 - GIGAZINEこの報酬の対象になるのは誰かが既に著作権を持っていないムービーに限られる予定で、要するに違法アップロードに対しては当然ながら報酬は支払われない予定。 違法アップロードを減らすのが狙いとい... 1ヶ月のページビューはRSSなど含めて約2682万、1ヶ月のユニークユーザー数は約915万、日本にあるブログ中「第1位」。 オンラインマガジンとしてギガバイト級のサイトという意味で「MAGAZINE(雑誌)」+「GIGA」を由来とする造語。 2006年4月にブログ形式に変更、2006年7月より編集部体制で記事を更新、2007年1月中旬、そして9月末に負荷増大のためサーバ移転し、今に至る。 ネタのタレコミやニュースリリース送付は「お問い合わせ」から、広告媒体資料は「GIGAZINE.BIZ」から、広告掲載依頼や記事購入、講演などの仕事依頼はこちらのお問い合わせからお願いします。 |
[ 360] YouTube、動画投稿者に対して報酬を準備中 - GIGAZINE
[引用サイト] http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20070128_youtube_revenue_share/
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先ほどGIGAZINEでTBSのバラエティ番組「アッコにおまかせ」での初音ミク特集があまりにもひどくて大騒ぎになっていることをお伝えしましたが、初音ミクの開発元クリプトン・フューチャー・メディア社の代表が公式にコメントを発表した上で、ユーザーに謝罪をしました。 どうやら番組内において、開発元が伝えたかったコメントの代わりに、取材時に制作サイドに誘導されて発したコメントが使われるなど、TBSの報道姿勢に問題があったようです。 この記事によると、10月14日に放送されたTBSの「アッコにおまかせ」内のコーナー「教えて!ルーキーワード」で「初音ミク」が取り上げられる際、クリプトン社員が事前に自社で用意した原稿を元に番組内でコメントをするつもりだったそうです。 そしてmixiで「初音ミク」のコミュニティを運営しているtask氏にも、TBSが出演依頼をするなどの協力をしていたことから、てっきりクリプトン側はコミュニティ内における「初音ミク」の広がりについて放送すると思っていたものの、実際には伝えたかったコメントの代わりに、取材時に制作サイドに誘導されて発したコメントが使われたことに加えて、「初音ミク」の本領を発揮する歌声が殆ど紹介されないという、本当に残念な内容だったとのこと。つまりクリプトン側の意向などは全く関係なく、最初から完全に結論ありきで制作していたということのようですね…。 また、放送内容からも番組制作側は「初音ミク」自体に対して当初から「興味がなかった」し「愛着もなかった」のだと思うとした上で、本件については後日まとめたものを再度クリプトン社のブログ上で発表するとしています。 なお、クリプトン側は一方で自分たちに驕り(おごり)があったとした上で、以下のようにお詫びをしています。 けれどもその一方で、"良い製品なのだから良く放送されないわけがない"という弊社サイドの驕りもあったと思います。実のところ、ユーザの皆様が「初音ミク」を心底愛し、その可能性に着目されているのと同じくらいに、マスコミの方々も「同じ体験」をされた上で弊社に取材オファーをしているものだと勝手に誤解していました。責められるべきはそれを見抜けなかった弊社の側にあると思います。計らずもマスコミに対する認識の甘さが露呈する形となってしまいました。大変恥ずかしく、番組収録にご協力いただいた皆様、そして「初音ミク」をご愛顧いただいているユーザの皆様には、大変に不快な思いをさせてしまいましたこと、ここに深くお詫び申し上げます。m(_ _)m なお、今回TBS様の取材にご協力された、task様、Bong-G様には大変感謝をしております。アキバカルチャーに対して色々と批判はあるかもしれませんが、人々の表現に制約はあってはならないと考えてます。どんな文化・芸術活動であれ、その人がどんな人種なのか、その人がどこに住んでいるのか、そういうことを一切抜きにして発表できる自由な場がネットの中にあると思います。誤解を恐れずに言うと、我々特に日本人は"否定"の代わりに"包含"していく知恵を持っているのだと思います。どうかご理解いただきたくお願い申し上げます。 しかしどうしてこのような事態を引き起こすような放送内容にしたのでしょうか。また、以下のリンクでも取り上げられているように、ユーザーがコンビニでアルバイトしていることに対して「ふーん、ご立派ですねえ」などといった悪意ある発言をするなど、とても残念なことになっています。 また、この「初音ミク」のボイスを担当した新人声優「藤田咲」のブログでも今回の件についてちょっとだけ触れられています。 ちなみにTBSは今年3月にK-1の桜庭選手を中傷する「ファンの声」が掲載されたサイトを担当者がでっち上げ、それを放送したほか、ほぼ同時期に不二家の不祥事問題で事実と異なる報道をするなど、このような前歴は枚挙にいとまがありません。なお、このようにTBSの報道姿勢が問題になったのは、古くは1968年からのことだそうで、以下のサイトで取り上げられています。 TBS「アッコにおまかせ」の初音ミク特集に対して開発元が公式にコメント - GIGAZINE 10月14日のテレビ放映に関しましてご報告とお詫び:メディアファージ事業部 ブログ 先日のTBSでの初音ミク紹介番組の件で、被害者の開発元が謝罪コメントを出したようです。その一方で、制 内藤と亀田のタイトルマッチにおける、亀田一家の反則行為やアウトロー的言動に制裁が課せられましたね。 誰が見ても明らかな反則でしたから当たり前の話ですが。それにしても、一連の反則行為が繰り返されているにもかかわらず、亀田ヨイショの実況しかしなかったTBSの 「初音ミク」という製品と流行を宣伝する振りをしてオタクを叩くというみっともない事をしたTBSに対して抗議の声が上がってます あらすじ TBSが ネギを振る初音ミクにIevan Polkka(通称Loituma)を歌わせた動画で有名なOtomania氏 mixiのVOCALOID2『初音ミク』コミュ管理人であるtask氏 にコンタクトを取る ↓ Otomania氏がブログにて 私がプロデュース(?)した初音ミクが、和田アキ子さんの名曲.. ■「3次元に興味無し」「俺の嫁」…TBS「初音ミク」特集、「オタク印象操作」「職業差別」と批判相次ぐ(痛いニ GIGAZINEより。 10月14日に放送されたTBSの「アッコにおまかせ」内のコーナー「教えて!ルーキーワード」で「初音ミク」が取り上げられる際、クリプトン社員が事前に自社で用意した原稿を元に番組内でコメントをするつもりだったそうです。 そしてmixiで「初音ミク」のコ.. なんていうか怒りを越してあきれている。もともと「アッコにおまかせ」で放送したところからしてまともに放送されないと思ったが、予想どおりで初音ミクとオタクを馬鹿にしている様で不快に思え... ・国内:「帰りたくない。お兄ちゃんは悪くない」 誘拐された小6女児、聴取に口閉ざす(2007.10.15.のニュース) 1ヶ月のページビューはRSSなど含めて約2682万、1ヶ月のユニークユーザー数は約915万、日本にあるブログ中「第1位」。 オンラインマガジンとしてギガバイト級のサイトという意味で「MAGAZINE(雑誌)」+「GIGA」を由来とする造語。 2006年4月にブログ形式に変更、2006年7月より編集部体制で記事を更新、2007年1月中旬、そして9月末に負荷増大のためサーバ移転し、今に至る。 ネタのタレコミやニュースリリース送付は「お問い合わせ」から、広告媒体資料は「GIGAZINE.BIZ」から、広告掲載依頼や記事購入、講演などの仕事依頼はこちらのお問い合わせからお願いします。 |
[ 361] TBS「アッコにおまかせ」の初音ミク特集に対して開発元が公式にコメント - GIGAZINE
[引用サイト] http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20071015_crypton/
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NBonlineプレミアムは、日経ビジネス予約購読者の方向け専用サービスです(トップページへ) 2007年の新年第1回目の「中国・キタムラリポート」に当たり、日頃ご愛読頂いている皆様に感謝の意を表しますと共に、筆者が本リポートを執筆する意図をご理解頂こうと思います。冗長に流れるきらいはありますが、是非最後までお読み頂き、筆者の厳しい視点が決して中国に対する偏見に発しているものでないことをご理解賜りたく。 筆者と中国との出会いは、今を去ること37年前の台湾旅行だった。卒業論文のテーマ「人種差別と偏見」に関連して台湾の高砂族の生活を調査することを1つの目的として、大学3年の夏休みに台湾を訪問したのが、中国社会に足を踏み入れた最初であったし、これが始めての海外旅行でもあった。貧乏学生であった筆者は、飛行機には乗れず、船で東京から当時まだ米国統治下にあった沖縄の那覇へ、那覇で船を乗り継いで台湾の基隆(キールン)へ、那覇での船待ちを含めて約1週間を要したが、楽しい船旅で、あっという間に感じられたものだった。 基隆港に到着して台湾上陸の第一歩を印し、同じ船に乗り合わせた日本の学生たちと一緒に台北行きの列車に乗るべく基隆駅に向かった。駅に向かって歩き始めて市場らしき場所を通り過ぎようとしていた時、突然に貧しそうな老婆が立ちふさがり、筆者たちに向かって吼え始めた。言葉も分からず立ち往生していると、周囲の人たちが老婆をなだめて連れ去ったが、その後で日本語のできる人に聞くと、「戦争で死んだ息子を返せ」と我々に叫んでいたのだと言う。初の海外旅行という浮わついた気持ちは一気に冷め、筆者を含む学生たちは押し黙って神妙な顔つきで基隆駅に到着、列車で台北へと向かった。 台北に到着した学生たちはそれぞれに分散し、一人となった筆者は高校時代の友人が滞在していると聞いていた李さんの家に電話を入れた。友人は旅行に出て不在だったが、李さんからは遠慮せず家に泊まれとの温かいお誘いを受け、ずうずうしくもお言葉に甘え、その日から李家に泊めて頂くこととなった。李家は台湾人の家庭で、両親に子供4人の6人家族だったが、親日一家で家族4人が日本語を話した。 父親の李大林さんは、周囲の人々から善人として尊敬される人格者で、「南京東路の天皇陛下」という渾名をつけられていたが、中国の「大人」(たいじん)とはこういう人を言うのだろうと思わせる雰囲気を持っていた。 長男の李民統さんは父親の血を引いた気のいい人物で、筆者は彼の結婚式の介添人を務めさせてもらうなど、その後長年にわたって「義兄弟」の付き合いをさせてもらったが、蒋経国総統と同じ鼻がんで10年程前に早世してしまい、それより先に亡くなった李大林さんと共に既にこの世にはいない。 友人が旅から戻り、筆者が一週間程滞在させて頂いた李家から台湾周回の旅へ出発する際に、李大林さんから台南に行ったら華南商業銀行台南支店の支店長である蔡華堂さんを訪ねるようにと紹介を頂いた。台北から花蓮、台中を経て台南に着いた筆者はまたしても蔡さんのお宅に泊めていただく光栄に浴すこととなった。 蔡華堂さんは博識な文化人で、悠揚たる物腰の人物だったが、夕食後の一時、筆者は蔡さんと次のような会話を交わした。 「北村さん、私たち世代の台湾人は日本の統治下で日本教育を受けたので日本語を話します。しかし、日本に代わって蒋介石の国民党が台湾にやって来てからは、中国語が標準語になりましたから新たに学びました。従い、私は自分たちの言葉である台湾語に日本語、さらに中国語を話します。あなたの外国語はどうですか?」 「それなら、是非とも中国語を学びなさい。中国大陸は今のところ文化大革命で混乱していますが、必ず混乱は鎮まり、国力を充実させて大国となるでしょうし、台湾、香港、シンガポール、さらに全世界の華僑を加えれば、中国人社会の世界に対する影響力は大きなものと言えるでしょう。決して後悔はしないはずですから、中国語を学びなさい。そして、中国人、中国社会、中国文化を知ることで、日本人と中国人の架け橋となりなさい。今後の世界では、日本人と中国人が力を合わせてアジア人の力を世界に示すことが必要だと、私は信じています」 一介の大学生である筆者に真摯に対応してくださった蔡華堂さんの助言は、その後の筆者の人生を方向づけることとなった。 帰国した筆者はNHKラジオの中国語講座を10月からスタート、講座は4月から始まっていたので途中からではあったが、翌年の3月の講座終了までの6カ月間を筆者は全力を傾注して中国語を学んだ。外出する際には必ず小型の辞書を持ち歩き、道沿いの家々の表札、電車の中の吊り広告、車窓に見える看板の漢字を中国語で発音し、分からなければ辞書を引く。大学の講義が休講となれば図書館で中国語の新聞を読む、昼食時間には留学生の横に座って会話を聞きながら食べる。大阪でやったアルバイト期間中も中国語講座は一回も忘れずにテープに取って寸暇を惜しんで勉強した。 こうして、大学4年の夏休みに学習の成果を確認すべく再度台湾を訪問した。しかしながら、悲しいことにいくら耳を澄ませても中国語は聞き取れないし、話そうにも言葉が出ない。一体全体、あの中国語学習は何だったんだろうと意気消沈したまま1週間が過ぎようとしていた時、天の啓示のごとく、突然に中国語が聞けるようになり、話せるようになった。理由は分からないが、下手くそながら、不自由なく会話ができるようになったのだから不思議である。語学とはそういうものなのかもしれないが、努力が報われたことは喜びであり、天にも昇る心地がした。 一方、蔡華堂さんの助言を基に就職希望は商社と決めた。商社で華僑との貿易をやりたいというのがその志望理由となった。当時は大学3年の終わりには就職が決まるのが普通だったが、明確な志望を持っていたことが幸いしてか、多数の競争相手がいたにもかかわらず難関を突破して大手商社への入社が内定した。入社が内定した頃はまだ中国語が話せるわけでもなかったので、大学4年の夏休みに台湾で中国語が通じた時の喜びはひとしおだった。 次ページ以降は「NBonline会員」(無料)の方および「NBonlineプレミアム」(日経ビジネス読者限定サービス)の会員の方のみお読みいただけます。ご登録(無料)やログインの方法は次ページをご覧ください。 このコラムはニューヨーク、ロンドン、サンノゼ、香港、北京にある日経BP社の支局と協力しながら、米国や欧州はもちろんのこと、世界経済の成長点とも言えるブラジルやロシア、インド、中国のいわゆるBRICs、エネルギーや国際政治の鍵を握る中近東の情報を追っていきます。記者だけではなく、海外の主要都市で活躍しているエコノミスト、アナリストの方々にも「見て、聞いて、考えた」原稿を提供してもらいます。 住友商事総合研究所 中国専任シニアアナリスト1949年長野県生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。住友商事入社後、アブダビ、ドバイ、北京、広州の駐在を経て、2004年より現職。中央大学政策文化総合研究所客員研究員。中国環境保護産業協会員、中国消防協会員 打率2割で儲けが出る!〜『「フラガール」を支えた映画ファンドのスゴい仕組み』岩崎明彦著(評:栗原裕一郎) |
[ 362] 私が中国に対して“辛口”なわけ (世界鑑測 北村豊の「中国・キタムラリポート」):NBonline(日経ビジネス オンライン)
[引用サイト] http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20070111/116712/
