方面とは?

方面本部長(ほうめんほんぶちょう)は日本の警察及び東京消防庁における上級管理職。方面本部を統括し管内の所轄を監督する役目を持っている。
日本の警察本部の場合、管轄区域内を二つ以上に分けて、その区域内の所轄署と警視庁はじめ道府県警察本部(消防では東京消防庁)の中間的立場として、橋渡し的な役割も持っている。また、複数の所轄の管内を飛び越えた広範囲な警察、消防事象に対応する。
警視庁の場合、第一〜第十方面まで分かれており、それぞれに方面本部を置く。警視庁の場合は警察署が多いのでとりわけ方面本部数が多い。東京消防庁の場合も警視庁とほぼ同じ管轄区域を設定している。
なお、市警察部を置いている道府県警察本部の場合、市警察部に方面本部の機能を持たせる場合もある。また、「青少年対策本部」などを付属しているのが普通である。
北海道は広大な面積であることから、北海道公安委員会及び北海道警察本部の下部組織として、函館市、旭川市、北見市、釧路市に方面公安委員会、方面本部という下部組織を置き、その周辺の警察業務を担当している。(なお、札幌地区は北海道警が直轄している)方面本部長の任命には方面公安委員会の同意が必要となる。
2007年現在、北海道警では、函館方面、旭川方面、釧路方面の各本部長には道警採用の幹部警察官が、北見方面本部長には推薦組みの警察庁幹部が、2007年3月就任しており、階級はいずれも警視長である。 ナンバー2は参事官(兼警務課長、分校長)で階級は警視正。最初警視で任命され、後に警視正に昇任する場合もある。 あと1名警視の参事官が配置されるが前者が本部長補佐、本部長代理、本部内の事務管理部門担当、後者が暴力団対策などの治安活動の専任参事官である。
北海道警察の方面本部が警察法に根拠を有する(国の法令に登場する)組織であり事実上の上部組織として方面公安委員会の監督を受けるのに対し、警視庁の方面本部は国の法令には根拠がなく、都条例に基づき独自に設置された組織となっている(対応する方面公安委員会も存在しない)。このため、北海道と東京都で用いる区分の名称は同じながら、組織の「格」、予算・人事のありかたなど行政組織の区分の概念としては別のものと認識される。
警察の場合、警視正の者のなかから特に有能な者、警視長昇進手前の者が選考され本庁により任命される。 消防の場合、東京消防庁の部長と同クラスとされ、それらの階級に相当する幹部から任命される。
前述の通り、警察署長よりも地位が上なので方面本部長はどちらかというと本庁サイドに位置する。また大規模警察署の署長は警視正であるが、役職では本部長のが上にくるため、直接の監督下に置かれる。署長を民間大企業でいう支店長に相当させるならば、方面本部長はさながら支社長といったところ。
主な権限として方面本部長はその必要があると認めた場合独自判断で特別本部の設置を発令できる。さらに管内の警察署長を召集することができる。また管内の機動隊に出動要請を発令することができる。地域市民への行動制限を施行することができる。
警察方面本部長、消防方面本部長は、管内の所轄地域において功績のあった職員及び市民に対し定期・不定期で表彰を実施している。警察における方面本部長表彰は、警視庁及び道府県警察本部の表彰取扱規程に定められ、消防については方面本部を設置する東京消防庁の東京消防庁表彰取扱規程に基づいており、方面本部長表彰は警察・消防とも警視総監表彰、消防総監表彰及び部長表彰より下位であり、警察署長表彰・消防署長表彰の上位にある。
ちなみに、特別区消防団員が消防方面本部長表彰を受けた場合、第16号表彰歴章を佩用することが出来、複数回受賞した場合、第16号歴章にクリスタルのダイヤ型を入れたものを佩用することができる。

[ 140] 方面本部長 - Wikipedia
[引用サイト]  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B9%E9%9D%A2%E6%9C%AC%E9%83%A8%E9%95%B7



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