ヤンマとは?

ヤンマー株式会社(通称YANMAR(ヤンマー))は大阪府大阪市北区茶屋町に本社を構える発動機(エンジン。産業用を含む)ならびに農機、建機、小型船舶の製造販売会社である。
創始者は滋賀県出身の山岡孫吉。クボタや井関農機(ヰセキ)と違い非上場である。同じ大阪に本社を置く近畿車輛、ダイゾー、ダイハツ工業、サノヤス・ヒシノ明昌と並ぶ在阪重工業会社の一つ。マスコットキャラクターは、ヤン坊とマー坊で、同社イメージ・CMソング「ヤン坊・マー坊の歌」や、日中の夕方や夜に地方で放送される天気予報番組「ヤン坊マー坊天気予報」(冠番組)のタイトルにも冠している[1]。
主にディーゼルエンジンを得意とする[2]企業で、汎用を含む産業用・農業機械用・小型漁船用等のエンジンを製作している。最近では農業機械向けのディーゼルエンジンとして機械式ガバナの代わりに電子制御式ガバナを採用し、ボタンひとつで2つのエンジン特性を選択する事が可能で、高効率・省燃費で且つ環境性・低エミッション性に優れる「エコディーゼル」シリーズが有名。1996年に「エコディーゼル」が同社のトラクター「RS」シリーズ[3]、「AF」シリーズ[4][5][6]、「US」シリーズ[7]の一部に先行搭載された。[8]「エコディーゼル」は後に同社の一部のコンバイン[9]や乗用型10条植田植機「GP10」[10]にも搭載される。
トラクター、コンバイン、田植機[12]などの農業機械はヤンマー農機が販売し、クボタや前述のヰセキと並び大手農業機械メーカーのトップブランドの一つである。2007年現在IHIシバウラおよび米国ジョンディア社[13]と業務提携中である。[14][15]なお農業機械の製造に関しては、ヤンマーグループの構成企業の1つであるセイレイ工業株式会社が主に行っている。ただし、コンバインなど一部の大型農業機械については、同じくヤンマー農機製造も製造を受け持っている。
漁船、商船の主機関及び補機(発電機、ポンプ)の原動機用ディーゼル機関について、文字通り小型から大型まで幅広く生産、販売している。練習船海王丸の主機関には、Z280−SN形が採用されている。
余談ではあるが、かつてヤンマーはロータリーエンジンのチェーンソーや船外機を開発し、その開発直後に販売した事がある[18]。
社名の由来は、もともと豊作のシンボルであるトンボの名前で販売する予定であったが、すでに商標が静岡県の醤油メーカーにとられていたため、トンボの大将オニヤンマに変更したものである。創業者の姓の「山岡」に発音が近かったのも決め手となった。
1972年 「ヤンマー造船(株)」と「ヤンマー産業(株)」を設立。またヤンマー農機が米国ジョンディア社と業務提携。
小林旭 1977年〜1982年にトラクター「YMシリーズ」のCMに出演。自身の歌うCMソング『赤いトラクター』がヒットし、大きなイメージアップの原動力となった。また小林は同社の農機具のCM以外にもほぼ同年代に同社の建設機械および船舶のCMにも出演していた。ちなみに小林が1977年当時、同社のトラクターのCMに出演している時、ライバルのクボタのトラクターのCMには橋幸夫が、ヰセキのトラクターのCMには加山雄三がそれぞれ起用されていた。
石田えり 1989年〜1990年にトラクター「スーパーフォルテ&USシリーズ 友情を大切にしようね」篇のCMに出演。農業機械のCMらしくないライトな感覚のCMが印象的だった。
舞の海秀平 1999年〜2001年に丸ハンドル(FDS:Fulltime Drive System)コンバイン「GCシリーズ」のCMに出演。その後スモールクラスのトラクター「Ke(ケー)シリーズ」のCMにも出演した。
機械遺産 - 1933年に製造および販売された同社初の汎用小型水冷横型ディーゼルエンジン(発動機)「HB型」が2007年に機械遺産に認定された。
^ なお、ヤンマーの無人精米所にも古くから設置している所では「ヤン坊マー坊精米所」という名称が付けられている。
^ 最低地上高を標準機よりある程度高くとった稲作農家向けの小型トラクターでIHIシバウラ(当時シバウラ)との業務提携直後にシバウラと共同開発された機種でシバウラ側の技術が随所に盛り込まれていた。2001年に製造および販売終了。
^ 同社のトラクターの基幹シリーズで2007年現在絶版。後継は2002年に販売が開始された「EF」シリーズおよび2006年に販売が開始された「EG」シリーズ。2007年8月現在、既存の「EF」シリーズ(「EF100」シリーズ、「EF300V/VJ」シリーズ、「EF800」シリーズ)も併売されているが将来的には「EG」シリーズに統一される見込み。
^ ただし「EF300(標準スピード・26馬力〜38馬力)/300J(ハイスピード・28馬力〜42馬力)」シリーズ(2007年8月現在「EF300V(標準スピード・26馬力〜38馬力)/300VJ(ハイスピード・28馬力〜42馬力)」シリーズ)以上の上位シリーズからエコディーゼルが標準で搭載される。
^ なお「EF200(20馬力〜30馬力)」シリーズ(2007年9月以降「EG200(20馬力〜30馬力)」シリーズに変更。2007年8月現在従来の「EF200」シリーズは絶版となった)および「EF100(16馬力〜22馬力)」シリーズといった下位シリーズには「エコトラジャスティ」のブランド名が付くものの、こちらはエコディーゼルは非搭載。
^ 2001年発売の「US300(24馬力〜34馬力)」シリーズ以降からは「エコディーゼル」が標準で搭載。2007年8月現在「US」シリーズのラインアップは中〜大規模農家向けの「US(小型仕様標準スピード・26馬力〜36馬力/小型仕様ハイスピード・30馬力〜36馬力)」シリーズ、大規模農家および酪農経営者向けの「US PRO(40馬力〜60馬力)」シリーズが存在する。
^ 2007年現在「エコディーゼル」が搭載されたトラクターには冠名として一部の中型以下のホイールトラクターおよび一部のフルクローラトラクターには「エコトラ」のブランド名が付き、一部の大型のホイールトラクターには「エコトラプレミアム」のブランド名が付く。
^ 当初のブランド名は「エココンバイン」シリーズだったが後に「アスリート」シリーズに改名。2007年現在では「アスリートプロ」シリーズ以上の上位シリーズから「エコディーゼル」が搭載される。なお「アスリートジャスティ」シリーズ以下の下位シリーズには「エコディーゼル」が搭載されない。
^ 1999年発売。「エコディーゼル」は基本的に直噴式燃焼室を用いたディーゼルエンジンが採用されるが例外として田植機用に限り、唯一過流室式燃焼室を用いたディーゼルエンジンが採用されていた。2005年に製造および販売終了。
^ 例として、前述の「エコディーゼル」の他に丸ハンドル(コンバイン用に限り一部航空機風のハンドルも存在する)を用いたクローラ機構「FDS(Fulltime Drive System)」(2007年現在一部のコンバイン、フルクローラー式トラクター、フルクローラー式乗用管理機に採用)や「HMT(Hydraulic Mechanical Transmission)」と呼ばれる油圧式+機械式による電子制御無段変速トランスミッション(2007年現在一部の乗用田植機、大型トラクター)など。
^ ヤンマー農機は1972年に米国ジョンディア社と業務提携を結んでおり2007年現在も米国ジョンディア社の大型トラクター(ただし日本国内専売機種の「JD1520(ヤンマー「エコトラUS PRO US501」OEM機種)」と「JD1620(ヤンマー「エコトラUS PRO US601」OEM機種)」は除く。この2機種に限り日本国内で製造されている)および自走式大型フォーレージハーベスタ(汎用コンバインの一種)等の農業機械の輸入販売を行っている。
^ かつてはシバウラ自身も自社開発のオリジナルのトラクターや管理機などを製造、販売していたが1991年に前述のとおり業務提携。その後シバウラブランドとしては段階的に農業機械の分野から撤退する。
^ 2007年現在IHIシバウラはヤンマー農機のトラクターの委託製造を一部担当している(主に20馬力以上40馬力以下の小型トラクターが中心)。
^ ごく最近ではヤマハ発動機と共同でフィッシングボート「FZ30」(2006年4月発売)を開発している。
^ 1970年代初頭に開発、そして販売してみたものの、当時購入したユーザーからは「振動は少ないものの、2サイクルエンジンのチェーンソーより力が弱く、トルクが細くて粘り強くない」という意見が多かったため短期間で販売打ち切りになったというエピソードがあった。その後、このロータリーエンジンはヤマハの試作型オートバイ「RZ201」に搭載されるものの、丁度第1次オイルショックと重なり製品化に至らなかった。
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[ 62] ヤンマー - Wikipedia
[引用サイト]  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%BC



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