カートリッジとは?

・・グリーン購入法に定められたエネルギー消費効率の基準に適合した製品です。
「RHDシリーズ」は「HDL-GTシリーズ」、「RHD2-Uシリーズ」、「RHD-UXシリーズ」、「RHD-IN/SA」用の交換用ハードディスクユニットです。「HDL-GTシリーズ」のディスクドライブ交換がフロント側から簡単にでき、RAID5+FAT/NTFSモードでご利用の「HDL-GTシリーズ」⇔お使いのPC間のデータ移動が手軽に行えます。
2007/6/14 カートリッジハードディスク"Relational HD"がパイオニア株式会社が販売するケーブルテレビ用セットトップボックス「BD-V700」の外部録画メディアとして採用されました。
カセット感覚で利用できるシンプル設計のカートリッジシステム"Relational
専用に開発したカートリッジにハードディスクを収容しています。(カートリッジは意匠登録済)
ハードディスクの泣き所である放熱に最大限の配慮を行い、また、簡単に取り回しの出来るカートリッジに仕上げました。このカートリッジは HDL-GTだけでなく、PC内蔵用、外付け用など、弊社のストレージ製品で共通利用できるカートリッジとして広く活用しています。
カートリッジの交換を行うことで、大きなデータをネットワーク越しコピーすることなく、ネットワークに公開したり、交換可能なデータ保管メディアとしての利用が可能になります。
HDユニット(RHD-UXシリーズ、RHD2-Uシリーズ)にセットされている本製品に書き出し、HDL-GTシリーズに入れることで、すぐさま共有ファイルとしてHDL-GTシリーズからAV-LS300などのメディアプレイヤーを経由して、ご家庭の大画面TVで楽しむことが可能です。
東芝デジタルハイビジョンテレビ"レグザ"につないで増設ハードディスクとして使える!
東芝製ハイビジョン液晶テレビ「レグザH3000、H3300シリーズ」にRHD-UXシリーズを接続して、H3000、H3300シリーズ内蔵HDDから録画データをムーブできます。
※ 増設ハードディスクに番組を直接録画することはできません。録画した機器でのみ再生できます。
表記の時間は録画データの保存時間の目安です。保存可能時間を保証するものではありません。保存するファイル個々のサイズにより、保存可能時間は異なる場合があります。
増設ハードディスクをカートリッジ式にすれば、容量が一杯になった時も安心。カートリッジを買い足すだけで、さらに沢山のテレビ番組を録画できます。
よりハイビジョンテレビとの接続用ハードディスクとして便利な、TV接続専用モデルをご用意しています。
地球に優しい製品を目指し、有害物質削減に取り組んで来ました。その結果、欧州RoHS指令に準拠した製品ができました。
万が一のハードディスク故障時にデータ復旧サービスを優待価格で受けることができます。
エネルギー消費効率とは省エネルギー法で定める測定方法により測定した消費電力を省エネルギー法で定める複合理論性能で除したものです。

[ 239] カートリッジハードディスク:RHDシリーズ|パソコン周辺機器ならアイ・オー・データ機器
[引用サイト]  http://www.iodata.jp/prod/storage/hdd/2006/rhd/index.htm

1982年、キヤノンは世界で初めて“カートリッジ交換方式”による複写機を発売しました。このカートリッジ方式は、イージーメンテナンス、小型化、高品質という画期的な特長により、世界中で好評を博しています。トナーカートリッジが飛躍的に普及する一方で、地球環境との「共生」を考えるキヤノンは、廃棄物の削減、資源の有効利用という問題意識を持ちました。そこで製造者としての企業責任を果たすべく、キヤノンは1990年、業界に先駆けてトナーカートリッジのリサイクルプログラムを開始しました。当時、製品のリサイクルは今日ほど盛んに行なわれていませんでしたが、キヤノンは先駆的な取組みに挑戦しました。
回収した使用済みトナーカートリッジを、北米地域はアメリカの「キヤノンバージニア」、ヨーロッパ地域はフランスの「キヤノンブルターニュ」、アジア・オセアニア地域は中国の「キヤノン大連」、日本は「キヤノンエコロジーインダストリー」(一部キヤノン大連)にてリサイクルしています。
お客さまのご協力のおかげで使用済みトナーカートリッジの回収量は年々増加しております。キヤノンに回収された使用済みトナーカートリッジ質量は累積で14万トンを超えています。
キヤノンはすべてのリサイクル拠点で使用済みトナーカートリッジを100%再資源化しており、埋立廃棄は行なっておりません。エナジーリカバリー後の焼却灰もセメントの材料にするなど、すべてを資源として有効利用しています。
分解・洗浄部品再使用を行うトナーカートリッジは、部品やユニット単位に分解し、洗浄します。(一部、機能回復処理も行います)
2002年に日本のリサイクル拠点であるキヤノンエコロジーインダストリーに導入しました。
※使用済みトナーカートリッジの破砕から、トナーカートリッジに再使用可能なプラスチックのペレット化までを一貫して自動で行うプラントとして。キヤノン調べ。
使用済みトナーカートリッジをプラントに投入すると、破砕、鉄・アルミ・各種プラスチック等への材料分別を自動で行ないます。特に主要なプラスチック材であるHIPS(耐衝撃性ポリスチレン)については高純度で分別を行ない、トナーカートリッジに再使用します。
リサイクルとは材料を再利用することですが、要求される品質レベルが低い他用途への再利用が一般的です。品質レベルを下げた再利用を行なっていけば、いずれ廃棄されてしまいます。
しかし、キヤノンではトナーカートリッジの部品/材料を同等品質で再びトナーカートリッジに再使用する「クローズドループリサイクル(閉じた輪のリサイクル)」を推進し、資源をより有効に活用しています。
これは、材料の設計段階からリサイクルを考えてはじめてできること。キヤノンは製品を新たに生み出すときから、リサイクルのことを考えています。
消耗品はRoHS指令対象外ですが、キヤノンは全ての純正トナー、インクに、RoHS指令で制限されている特定有害物質を使用していません。
また全てのカートリッジ構成部品についても、RoHS指令に準拠しています。(リユースパーツの一部を除く)
2006年7月1日以降にEU域内に上市される電気・電子製品を対象に、鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、PBB(ポリ臭化ビフェニル)、PBDE(ポリ臭化ジフェニルエーテル)の6物質群の使用を制限する欧州連合(EU)が実施する有害物質規制。
キヤノンの環境保護に対する取組みの一つとしての、「キヤノンカートリッジリサイクルプログラム」は、キヤノンだけでは実行出来ません。皆さまに、使用済カートリッジを返却して頂かなくてはなりません。
日本通運株式会社との提携により、一本から使用済みトナーカートリッジの訪問回収を無料で承っております。
■お知らせ2006年10月20日に平成18年度「リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰」の表彰式が開催され、キヤノンが行なっているトナーカートリッジの回収リサイクルの活動が「経済産業大臣賞」を受賞しました。受賞について 受賞内容について[ 240KB ] (3R情報交流ホームページへ)

[ 240] キヤノン:環境への取り組み|カートリッジリサイクル
[引用サイト]  http://cweb.canon.jp/ecology/recycle1.html

TechnicaのAT-3Mで改造実験したことがあった。ステレオ用のものを作るにはインダクタンスを測れるLCRメーターがあれば左右同じコイルが巻ける。
1kHz)。音はヘッドアンプを通しても低音が甘いが、下の画像の接合楕円針がついているので、後日更に買い足した。
接合楕円針は、丸針の(トレース方向から見て)裏側を斜め方向に研磨加工しているものが多いようだ。Excelはあまり市販されたのを見たことがない(数年前ラジ館のDACで普通のMMのES-70S/E/EXが売られたのを見たきり)。どれも数千円のものなのに音は悪くないーこんなメーカーもあるのだと感心した。EXCEL
1970年代のことだが、レコード針を共産圏へ輸出するのにメーカーに見積りをしてもらったら一個数円だったと記憶している。多分サファイアのロネット針(*註)だったと思うが市販では当時500円だった。 100分の1! 物の値段は製造価格ではなくメーカーを維持発展させるための値段だと思い知らされた次第。 規模の小さいメーカーほど本当の値段がつけられる。それにしてもMM用の交換針については前々から不満がある。交換可能をうたっておきながら交換針が限られた品種しか市販されていない。あっても値段はカートリッジ本体の7掛けで、本体を買わせようという意図がありあり。最近はプラスチックの型代が高いのでMMの開発が少なく、マニア好みのMCばかり売られている。註:Ronette針と一般に言われているものは圧電素子用の交換針でオランダのRonette
Amsterdamが普及させたのでその名がある。針交換が簡単で、バネ板の先に針が埋め込まれている構造に汎用性があるのでステレオ初期には一般的だった。
私のフォノ・アンプにはカートリッジの再生出力自体でコイル(と言うよりコイルの巻芯になっているパーマロイなど)を消磁するためのShortポイントがあり、帯磁して高域の抜けが悪くなった時使うと効果が現れる(ように思える)。それでも十分でない時の最終手段として、昔オープンテープデッキに使った磁気ヘッド用消磁機で、針を抜いてから針が刺さる所や本体周りを直接には触れないようにして消磁することがある。近づけると内部のコイルが振動する。IMなどは本体にもマグネットが在ることがあるので安全な方法とはいえないが、出力低下はないようだ。古いMM/IMカートリッジで音がすっきりしない場合、これでモヤモヤを取る。準備体操か肩こりマッサージみたいなものか?MCは出力電流は多いのでアンプ側の入力をショートしてしばらくミュート再生すれば十分なようだ。MCに消磁機を使うと断線の恐れがある。それでなくともMCは自然断線しやすい。尚、カートリッジのコイルの内部抵抗をテスターで測ってはいけないそうだ。磁気回路が直流磁化するのだという。LCRメータは1kHz等の交流で測るので害がないようだ。私の独断的意見だがコア自体よりも磁気回路のヨークやシールドケースに磁気歪が溜まるのではないかと予想しているー80年前後ヨークやMMのコイルの巻き芯にマグネチックコアを使わないタイプがいくつも発明された(DenonのUS
一般にはMCカートリッジは本体交換ですが、サテンのMCカートリッジは針交換ができました。80年頃のオーディオテクニカのAT-30E・AT-31E(海外モデルではAT-3230)などは発電機構が取り外せるVC(VMにならって命名)で、他のメーカーにもOEM供給されましたがあまり評判がよくありませんでした。以下はローテルの珍品RMC-7です。コイルが片側断線してしまったので分解に及んだのですが線が細すぎてどこが切れてるか分かりませんでした。
綿埃や糸くずのようなものには毛先の長いブラシを常用している。よくクリーニング・キットについてくる密植の短い刷毛は便利だが、日常的に使うとブラシ自体にゴミが入り込んでブラシを洗ってもきれいに取れない。そのようなブラシでこすると清潔な針まで2次汚染されてしまうのに気が付いた。糸くずがマフラーのように針の根元に巻きつく。そこで化粧用ブラシ(アイシャドウ・ブラシ)を使うことにした。何しろオーディオ用でないので安い。毛先が長目の柔らかいブラシはゴミも中に入りにくいので洗って使える。
Stylusを使っている。液式の中ではDr. Stylusはよく汚れが取れるが値段が高い。クリーニング液で針の接着が弱くなることはないようだが、液が多すぎるとカンチレバーを伝わってダンパーを痛める恐れがある。ただの水でさえダンパーが傷む場合があるので注意したい。針先を下にして軽くブラシで擦るのが良いようだ。
インテルの顕微鏡で見るようになってから、白い削りカスのようなものが針に付着しているのに気が付いた。これはスプレーの残滓か剥離剤か静電防止剤等が析出したもの?このカスが密植ブラシに入ると汚染の連鎖になるので始末が悪い。これは固めのブラシで擦ると取れる。製図で使うドイツ製の鉛筆型ガラスファイバー・字消しが便利だが使い方は慎重に。
[MMの音」「MCの音」と一般に言われる。その違いはカートリッジ本体よりもほかの要素の方にあるようだ(いろいろな形式のアームやフォノアンプを試して分かった)。アームの場合はシェル込みのカートリッジの重さによって共振点が変わる。アンプ側の入力インピーダンスによって変わる。それらを音の違いとしているだけで、どのカートリッジも本当はすばらしい。
カートリッジによってはアームを選ぶ。又は、アームはカートリッジを選ぶ。 上の3点が相関している。 粘度の高いオイル制動をかけたアームにグラドのハイコンプライアンスカートリッジをのせたことがある。 針を落とした瞬間からアームが左右に震えているのが見える。 アームの共振点が低すぎた。
古いタイプのカートリッジには上の図式がほぼ適用される。 最近では軽量でハイコンプライアンスなMC型が出現したので、軽針圧(1-1.5g)でトレース可能になった。其の場合、アームの設定はMMと同様な使い方が出来る。
(dyne・sec/cm)がありました。Wcは針飛びを起さない最低針圧、Vhは水平方向の速度振幅です。どの本でも唐突に980という数字が出てくるので常々不思議に思っていましたら、何のことはない<重力単位系では一定の質量に作用する力の単位dyne(1g・cm/s2)は標準重力加速度(980cm/s2)による力を基準としている>ためでした。力学や工学に疎い私には新鮮な発見(遅すぎる!)でした。レコードで高い周波数の音溝をトレースする時、カートリッジの機械インピーダンスが高かったり振動系の実効質量が多いと、側壁への圧力がレコードを削るほど異常に増えるそうです。
重力単位系の力の単位:質量1グラムの物体に働いて、1cm/sec2の加速度を生ずる力を1ダインとする。
Complianceは一定の周波数の信号(例えばテストレコード)で機械インピーダンスを計測してそれから逆算した数値を表すそうですが、単位はcm/dyneまたはmm/NでStaticの場合と共通になっていますが実数はStaticに比べて小さい数値になっています。
3009impでも6.5g(Detachable Shellの3009/S2 impは9.5g)ですので、カートリッジ自重は3.6g程度にしなければならず実際的ではありません。軽針圧にはある程度のコンプライアンスが必要ですが極端にするとアームが対応できません。一時流行った超軽針圧=ハイコンプライアンスのカートリッジは今では見かけなくなっています。現在の標準的カートリッジのコンプライアンスは10前後になっているようです。その場合カートリッジ込みのアームの等価質量は25g前後とかなり多くても良いことになりカートリッジ選択の幅が広がります。下に10Hz程度にするために必要なアームの等価質量とコンプライアンスの組み合わせを示しました。2段程度ずれるのは許されるとしても数段以上ずれると影響がでると思います(レコードの反り/偏心やモータの振動が強調され不明瞭な低音など)。要するにコンプライアンスとピックアップ全体の等価質量を掛けて253.3になるとき10Hzということです。Cb*Mt=1000000/(2*PI()*10)^2=253.3 分子は本来1ですがコンプライアンスの単位を簡易化するため10の6乗にしています。但しカタログ上のコンプライアンスはダイナミック(大抵100Hz)で測ったりスタチックで測ったりして10Hz前後のコンプライアンスは実際には不明ですのでこれは目安です。針位置から見たアームの慣性質量もカウンターウェイトの位置で変わりますので一定ではありません(SMEは平均化した実効質量を発表しています)。水平・垂直コンプライアンスは必ずしも同じではありませんので、当然アームの共振も水平・垂直で違うそうです。それを測るためには水平・垂直信号の2つが必要です。HiFi
Newsのテストレコードには垂直記録の超低周波も含まれいるようです。垂直コンプライアンスは水平コンプライアンスより少なめなので共振周波数も高めになることが多いようです。テストレコードによる測定は未完成ですが別ページに纏めました。その測定によると公表コンプライアンスは当てにならず共振周波数は測ってみなければ分からない結果になってしまいました(苦笑)。コンプライアンスの値はアームの共振計算のためではなく針圧とTrackabilityの相関を示しているようです。むしろShureのように指定針圧だけ発表しコンプライアンスを示さない方が簡単明瞭かもしれません。
ピンの出し方は様々ー1979年のJISの解説文では針を下にしてピン側から見た時Rチャンネルが右、Lチャンネルが左を推奨しているがSMEタイプのシェルにつなげるとリード線が左右交差してしまう。同じメーカーでも一貫性がありません。JIS C5503(1979)ではカートリッジの極性について<針先が水平方向に駆動されたとき同相であって、しかも針先がレコードの外周方向に動いたとき、正の電圧が発生する端子をプラス(+)とする>と定め、さらに<極性はディスクリート4チャンネルステレオレコード再生用ピックアップの場合に必要であるが、一般のステレオ用ピックアップもこの規格に準ずることが望ましい>と解説しています。モノラルには言及していないことと下線部分が意味深です。
*ピンの直径は1.25±0.05mmが望ましい。カートリッジにシールドを施す場合には、シールドのアースはRe端子に接続統一することが望ましい。
ネジ3種:上から昔Shureについていたインチネジ3/32-48(1インチに48山)、日本の2本はどちらもPitch0.45mmですが、よく観察するとネジ山の形状(谷底の幅と山の角度)が違います(ナットは共通で使えました)-どうも普通付属で付いてくるアルミのネジはM2.6でM2.5ではないようです。GoldringのカートリッジにはM2.5が付いていました。手持ちのプラネジを調べてもM2.6(黒)M2.5?(透明)がありますがナットは共通で使えました。カートリッジ側に深い雌ネジ溝が切ってあるものに使う場合は注意が必要なようです(ねじ山をナメてしまうことがある)。
上記(取り付け穴から針先まで10±3mm)を検証してみます(日本でよく言われているオーバーハング許容量±3mmはこれをもとにしているのかも知れない)。シュアーなど海外の単体カートリッジは<通常の針圧を掛けた状態で9.5±1mm>に以前から標準化の傾向があったようです(1987年のIECの記述はいわば後追い規格)。シェル一体型の針先とヘッドシェルの根元の距離はオルトフォンのSPUで52mm、Sony
MC20の高さは20mmでDenonのDL-102/103が低い方の代表で14.8/15mmです。これらはシェルを選ぶかスペーサーを挟むかしないと、アームの高さ調節が必要で厄介です。
Classic & MC20)になっているようですが初期モノラルLP時代は8〜36度とバラつきがあったようです。これの何が問題かというと、本来は再生側でなくレコード制作時のカッター針の記録角度を試行錯誤したようです(ラッカーの弾性で戻るためカッターの角度は実効録音角より深くしなければならないそうです)。つまりラッカー塗膜盤に角度をつけて録音するので、完成ビニル盤を再生するときに実効録音角にあったカートリッジで再生をすればよいわけです。
鍬入れ運動の角度で再生される波形が変形しています。今は実効垂直録音角の多くが22度程度になっているようですから、カートリッジを水平に取り付けさえすれば一般のステレオLPの再生についてVTAを気にする必要はありません(さらにモノラル=水平記録=左右同相信号の場合は垂直成分がないのでVTAの影響を無視できる)。アーム台の上下調整±5mmで変えられるVTAは±1.3度以内ですので本来のVTAとは関係ないと思います。但しこの上下調整で針先のアオリ角(SRA)が変わるので楕円針など特殊形状の針は注意が必要です。鍬の刃は真っ直ぐ地面へ入るのがよいはずです。面白いことに針先のアオリ角のことを英語では熊手(Rake)の角度といっています。丸針は点接触なので余り影響がないそうです。この方面の専門家(Jon
Asylum で<ダイヤ針の軸頭はアーム垂直軸から離れ前傾し/針先端は2度程度アーム寄りに傾斜がよい>と発言しています。確かに食い込みがよいかもしれませんね。私自身は出っ歯の方がよい場合もあると思っています(その場合には鍬の刃は食い込まずに引きずる形になります)。ハイコンプライアンスのカートリッジでは針圧でカンチレバーが浮き沈みするので影響が出ると思います。針圧推奨値は針飛びだけでなく、発電系と針が設計どおりの最適なところに収まる範囲ではないかとも思います。IEC60098(1987):11.3.3でも丸針以外のSRAはメーカーの推奨針圧で<+4度から−8度の間>(許容値)になるべきとしています。Jon
Rischが推奨する最適値は真ん中の-2度にあたります。他にこの規格から特記されることを書き出します。
*11.3.2 丸針の場合、内包角が55度を超えないこと。普通40〜55度程度です。溝は90度で切られていますが直線ではなく音溝はカーブしています。高い周波数で大振幅の水平信号溝は溝の内包角が90度より狭まります(特に内周側)。ピンチ効果と呼ばれるもので接触点が上下してしまうのをなるだけ避けるためチップの内包角とチップの大きさ(半径15μ=約0.6ミル推奨)を制限しているのです。その場合接触点間距離は一定と見なせるので完全な球と比べると4割くらい改善できる。図に示されたbottom
radiusはカッターで整形される溝底部の形状であって針の底部の半径ではありません(完全V字ではない溝底と針底のクリアランスは2ミクロン以上必要とされています)。
to peak)で速度振幅にすると約12cm/secになりますからかなり極端な場合です。特に内周で振幅が大きく周波数が高いと余計に斜面がきつくなるので<音溝に挟まれて針が上下する効果>が顕著に表れます。再生点というのは針先の中心位置の偏移と言う意味です(針は音溝の左右を別々にトレースしているわけではなく音溝偏移の中心点が本当の意味での偏移ですーそうでないと幅広の溝や太い針からは大きな太い音が出ると言う変な誤解が生じますー私も一時そんな思い込みに取り付かれていました)。
小さな○が曲率半径18ミクロンの丸針だとすると溝に接触する各点の距離は25ミクロンくらいで信号斜面ではピッタリでも山谷部分で沈みます。山谷部にピッタリの針(大き目の○)は斜面で持ち上げられます。曲率半径の小さい(偏平な)楕円針ではその影響が少なくなります。上記の信号による上下動の周波数は元の信号の2倍になるのが下図からも分かります。Inclination(傾斜)は音溝の傾斜=接点の傾斜で丸針と音溝との接点はこの場合水平面で最大30度も傾いています。Groove
Angleは接点に挟まれた音溝の垂直角度です。18ミクロンの丸針で中心線軌跡からずれる横方向のトレーシング歪は別として上下動だけ近似計算しました。
rs=針先曲率半径、v=水平信号速度振幅(cm/sec), V=線速度とした場合 {π*f*rs*v/V^2/SQRT(2)}x100%になります。ここで言う歪率はV/L比(ピンチエフェクトで発生する垂直速度振幅を本来の溝信号即ちモノラル水平速度振幅で割ったもの)としています。
丸針を使った場合は水平記録のモノラルでも水平トレーシング歪み(3次)よりもピンチエフェクト歪(2次)の方が一般に大きいことになります。次数の違う歪を単純に比較しても意味のないことですが。。。水平トレーシング歪みは下図の円の中心を結ぶ線=針の軌跡が溝の中心からずれて少しとんがった波形になるものです。それに比べて円の大きさの変化はピンチエフェクトを示しています。針は左右音溝を別々にトレースしているわけではなく針の偏移の中心点軌跡が本当の意味での偏移です。接触点間の傾きはトレーシング歪の一因になります。この図を見て<左右の位相がズレる><接触点の位相>云々と誤解する人がいますー<アキレスと亀>の詭弁を信じる人です。トレーシング方向は定速度で同じ時間が流れていることを思い出してください。
これらの計算をして実感したのは、速度比例型のカートリッジ(=MC/MM/IM)は溝のサイン波形から90度位相がずれて再生することです。サイン波の場合傾斜(=速度)が一番きつくなるのはその波のNode節の部分です。一番速度(=変移量/時間)が遅くなるのは山谷の部分です。従って溝のサイン波は出力ではコサイン波になります(というよりもサイン波=原音>録音溝=コサイン波>再生=サイン波)。録音カッターも速度比例型といえますので、可逆性が理論上なリたちます。方形波は音溝としては三角波として刻まれ、それを速度比例型カートリッジで再生すると方形波になります。DIN
バンデンフル氏のプロフィールに面白い記事があります。シバタ針は丸針を斜めに2面カットするとハート型になる。他の特殊針は針の前後が対称とのことです。インテルの顕微鏡で針を見てみました(200x)。チップ軸は正方形だったり縦横扁平だったり様々です。末尾の画像は接合針のチップ落ちした土台です。残念ながら針先の研磨形状は平面部を除いては200倍では分かりませんでした。
極小のチップ(0.05x0.1mm)をつけたDL-303の針先。チップそのものの形は上の画像の2(0.1x0.2mm)と同等だが、接着剤で固めてチップ落ちを防いでいる(頭の先が出ているだけ)。
針先の形状分類:いろんな形状の針がいろんな名前で出ています。楕円針やラインコンタクト針の曲率半径は溝壁面に沿って横方向の半径(side
contact radii)と縦方向の半径(frontal radius)ですー従って接触幅(接触点2点間距離)とは無関係で、丸針より接触地点が高くなるわけではなく、一般に音溝接地高さと音溝の底とのクリアランスは15〜18ミクロンの丸針と同程度に設計されているようですーShure社の1973年のカタログを見るとLP用楕円針の接触点間隔は1mil(丸針半径換算r0.7milでfrontal
球(丸針)の前後を斜め研磨加工して楕円に近づけているものが多いが研磨面が平面に見えない精巧な加工もある
「使用する時の留意点は、正規の使用状態に対しての傾きの発生がないことだけですが、その許容値はあらゆる方向に対して5度程度なので、楕円針の7度や丸針の10度にくらべて、とくにきびしすぎるものではありません」とビクターの柴田憲男氏は解説しています。
edge"を持った針と同等らしい。エッジ幅は0.5-15µmが最適で実効曲率半径はその約半分との事。曲率r0.15ミル≒3.8ミクロンならエッジ幅は約7.6ミクロンで実際のエッジ幅はやはり中間値が採用されているようだ。"0.5ミクロン以下ではエッジの強度が保てず15ミクロン以上では高域の再生に劣化が生じる"と述べられている。この技術背景には溝パターンを針でトレースしてその静電容量変化を信号に変換する70年代のRCAのビデオディスクやinformation
カッター針に近いラインコンタクト針は確かに音溝の全てをピックアップするかもしれないが設定調整がクリティカル(針が正しく製作され且つ垂直水平角度設定も十分でないと音溝を痛める)で、古い音盤には雑音を拾う又は高域がうるさいだけでいいところがない場合もあります。考えてみると、楕円針など特殊な針は60年代中ごろ(Shure
60年以降は0.6-0.7mil)で再生するのがAuthenticではと思うこともあります。音溝の底と十分なギャップがとれしかも溝の縁に触れないように丸針の半径は決められているようですーとは言っても実際の音溝幅(top
width)は録音条件でさまざまです。以下の表の丸針の音溝の接地高さはそれぞれの溝の深さ最小値の60-70%になります(中心より高めに設定されているのは音溝の底のゴミや不整形を避けるためと思われます)。この表のminimum/maximumの意味を誤解するといけないので念を押しますが:「ステレオLPの溝について明確に区別できる種類があるわけではない」のです。ステレオ溝でカッターの偏移振幅が大きければその最小溝幅は見かけ上小さくなる傾向があるだけです。最小溝幅とは常態(LPのplain
groove溝幅は50ミクロン以上)ではなくmodulation形態上の最小値であることに注目してください。「どうでもいいけど説明がくどいなぁ!」と言う声が聞こえてきそうです。
電磁型(electromagnetic)のピックアップの周波数特性についてJISでは以下の範囲に収まるよう規定されていました(圧電型の場合は以下の2倍くらいの許容値)。左右間のチャンネルバランス許容偏差も200Hz-6kHzまで下図と似たものになっています。ということは1kHzでは許容偏差0dBになるべきですが、左右間の感度差及び公称出力電圧からの偏差は1kHzで3dB以内とされています。これは矛盾するようですが、この規格の内容は<メーカーのカタログ・公称・表示値と実際に試料をテストした時の特性がどれだけ違っていても許されるか>の適用条件を示しただけで実際の周波数特性そのものを規定したものではないようです。C5503では<周波数特性を規定しようとしたが、音質については各人の好みがあるので規定しなかった。しかし、メーカー発表の周波数特性について、本文のような許容値を規定した。>と解説しています。
スペックで1kHzで25dBとか書かれていますが、これは電気的な要素よりも機械構造的な原因によっているようです。山本氏によるとその原因として以下のことをあげています。
3.カンチレバー支点と針先を結ぶ線がダンパー中心線に近い(クランク型や針軸の長いものは不向き)とされています。これらが相互に働くので1kHzで他チャンネルへのリークが-25dB(約1/18)を達成するのは簡単ではないようです。
viewなので各音壁の縁を示しています。水平偏移は溝の底のラインと同じですー溝底にゴミがなく完全な整形であれば極小の針で底をトレースするのが一番Hi-Fiになるのですが?! 私は左右逆相になることは滅多に無く、縦の動きより横の方の動きの方が大事だと思っていましたが、ステレオである限りは縦も同じコンプライアンスを持たなければいけないようです。モノラル(水平記録)と違い、ステレオ溝は溝幅top
widthが変化します。図の溝幅は約68ミクロンから約32ミクロンまで変化していますので、前に述べた論旨から言えばこの溝には半径16ミクロン以下の丸針(接触点間隔=16*√2=22.63ミクロンで最小溝幅の時でも音壁の中腹に接する)が相応することになりますーとはいってもこの溝上の球の接点間を結ぶ線は必ずしも溝の進行方向に向かって垂直ではないのであくまでも目安です。底のゴミに接触しない限り小さめの曲率が良いと言えます。
意図的にカッティングレベルを変えない限り、カッターの形状はステレオ時代になっても大きな変化はないので、モノラル時代の溝とステレオ時代になってからのモノラル溝に違いは認められないはずです(モノラルEP/LP溝幅50・55ミクロン以上でかつ一定幅:RIAAでは最大幅も規定しています、即ち0.0022"-0.0032"inch)。ステレオ溝でもDJ用録音では無音溝で70ミクロン以上の溝幅を取ることが多いようです。
なんと21世紀になっても米国のCEA(Consumer Electronics Association)ではカートリッジの測定について暫定規格(CEA-9)を発表しています。又ターンテーブルの測定についてはCEA-11を発表していますーそれらの目次だけはネットで読むことができました。暫定規格(CEA-9)のカートリッジの測定項目だけ列記すると:        
CEAの文書のNoticeが振るっています。1987年以降IECはアナログレコードの規格を更新していないことを揶揄しているように感じました:

[ 241] カートリッジ
[引用サイト]  http://www7a.biglobe.ne.jp/~yosh/cartridge.htm



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