キャッツとは?
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マンカストラップ、ラム・タム・タガーといった個性的な猫たちが都会のごみ捨て場を舞台に、踊りと歌を繰り広げる。人間が一切出てこない型破りの演出と振付に、観客も最初は戸惑っていたがやがて大ヒットとなった。なお、ニューヨークでの連続上演回数は、2006年1月にオペラ座の怪人に抜かれるまでブロードウェイでのロングラン公演記録であった。 1983年トニー賞において、以下の10部門にノミネート(うち、男優賞の二人ノミネート)。7部門で受賞。 最優秀ミュージカルオリジナルスコア賞(作詞作曲賞) 受賞(アンドリュー・ロイド=ウェバー、T.S.エリオット) ※マンカストラップ役のハリー・グローナー(Harry Groener)、アスパラガス役のステファン・ハナン(Stephen Hanan)がダブルでノミネートされた) 最優秀ミュージカル女優賞 受賞(グリザベラ役のベティ・バックリー(Betty Buckley)に対して) イギリスの文学者T・S・エリオットの詩集「キャッツ - ポッサムおじさんの猫とつき合う法(The Old Possum's Book of Practical Cats)」に対しアンドリュー・ロイド=ウェバーが曲をつけた。 トレヴァー・ナンによる演出で、1981年5月11日にロンドンウエストエンドのニューロンドン劇場で初演された。ロンドンでの公演や日本の仮設劇場公演では、舞台全体が回転する回り舞台を使用し、開演にあたって裏返しになった舞台を180度回転する。 初演時には娼婦猫のグリザベラをジュディ・デンチが演じる予定であったが事故で出演できなくなったため、代役としてエレイン・ペイジが抜擢され、彼女の歌う「メモリー」が世界的なヒットソングとなった。 なお、各国毎や公演時期により演出が微妙に変化するため、登場する猫の数・種類や振付が異なる場合が多い。日本でも初期にあったランパスキャットのナンバーが削除されたり、1998年の福岡公演から振付が大幅に変更されたりしている。海賊猫グロールタイガーの場面とナンバーが追加されたのはアメリカ公演から。 英語表記アルファベット順で記載する。 全ての猫が登場するわけではなく、公演の演出によって異なる。 日本版(劇団四季版)で登場する猫は後述する。 若い猫。各種公演版の多くでマキャヴィティとのダブルキャスト。日本版等、幾つかの公演版では登場しない(日本版ではマキャヴィティはマキャヴィティという名前でコーラスに参加している)。 少しセクシーな黒と白のオス猫。アメリカ版とドイツ初演版では黒と金色の猫。しばしば、マンカストラップから派生した猫の位置づけとなる。 劇場猫(the Theatrical Cat)ガス(Gus)。映像版ではガスとアスパラガスは別の猫(俳優も異なる)。舞台版では、アスパラガスとガスは同じ俳優が演じる。コーラスパートでは若い猫であるアスパラガス、「ガス〜劇場猫」のナンバーでは年寄り猫とグロールタイガーとなる。("劇場猫"以降は若いアスパラガスとしてコーラスに参加)。各種公演版で、ガスを演じる役者がバストファー・ジョーンズを演じる。 黒と白とブラウンの若いオスの猫。タンブルブルータスと取替え可能な役として扱われる。日本版等、幾つかの公演版では登場しない。 セクシーな赤いメス猫。メス猫のリーダーである女王("Queen")猫であると見られることが多い。ディミータと親密。 25ポンド(約11.5kg)ある太っちょ猫。お洒落なタキシードを着てスパッツをはいている。上流階級街である「セント・ジェームズ街」に住む猫として、みんなに敬意を払われている。 カーバケッティはT.S.エリオットの「ドタバタ芝居の猫(knockabout cat)」から取られている名前。パウンシバル(Pouncival)と取替え可能な役として扱われ、幾つかの公演版では登場しない。 茶色とクリーム色のバーミーズ(Burmese,en:Burmese cat)。モールの尻尾と巻き毛のカツラ。特徴的な猫で、どこかミステリアスな雰囲気を持つ。日本版公演の何回かにおいて、タントミールと名前がついた。 タントミールと二卵性双生児でオス猫。優れた直感力を持つ、あるいは超自然的な能力を持つ猫として登場する。幾つかの公演版では登場しない。 はねっ返りながら少し神経質な所もあるメス猫。欧米の"キャッツ"私設ファンクラブの多くは、ディミータの性格は彼女の過去(以前にマキャヴィティに襲撃された経験があるのかも知れない)が何らかの悪影響をもたらしているためと考えている。ボンバルリーナと親密。 映像版のみに登場するメス猫。フェミ・タイラー(en:Femi Taylor)のために特に作られた役(フェミ・タイラーはタントミールのオリジナル・キャスト(初演女優))。 サイアミーズ(シャムネコ軍)のリーダー。グロールタイガー追討の指揮を執っている。通常、マンゴジェリー、タンブルブルータス、コリコパットを演じる役者が演じている。 レディ・グリドルボーン(Lady Griddlebone)。フワフワした白いペルシャ猫。グロールタイガーの愛人。"The Ballad of Billy McCaw"、あるいはイタリア語のアリア"In una tepida notte"をアレンジしたものをグロールタイガーと共に歌いあげる(何を歌うかは各公演版により異なる)。ほとんどの公演版でジェリーロラムと同じ女優により演じられ、グロールタイガーのナンバーがカットされる時は登場しない。 劇場猫ガスが若かりし頃に演じた役であり、劇中劇"Growltiger's Last Stand"でガスが演じる役。幾つかの公演版では、邪悪な海賊としてグロールタイガーは登場し、他の幾つかの公演版では海賊を風刺するコミカルな役として演出される。また、一部の公演版では、そもそも登場しない。 小柄なメス猫。エリオットの作品に登場する猫の名前にちなんで名づけられている。ジェニエニドッツと共に子猫の面倒を見ている。ガスと親密。 まだら模様の子猫。シラバブと交代可能な役として利用されている。ジェミマの方が一般的に各種公演版で登場する(映像版もジェミマである)。シラバブはアメリカ公演版で名づけられた名前である。但し、日本公演版ではシラバブとジェミマの両方が別の役として登場する。ジェミマのオリジナル・キャストはサラ・ブライトマンである。 劇中に登場する猫の中で唯一、本当の悪人。シャーロック・ホームズのモリアーティ教授をイメージした猫だと言われる。第二幕でオールド・デュトロノミーを誘拐し、さらにディミータの誘拐も試みている。 魔術師、ミスター・ミストフェリーズ(The Magical Mr. Mistoffelees)。若いオス猫。閃光を伴う爆発を生じさせたりする魔術を使う。(映像版では手から稲妻を放出する。もちろん、コンピュータ・グラフィックス。)ミストフェリーズの代名詞ともいえるダンスは、「魔法のターン("The Conjuring Turn")」とも呼ばれる、約25回の片足連続回転(フェッテ)である。ほとんどの公演版で、ミストフェリーズはクォーゾ(Quaxo)という名の二役で登場する。クォーゾはコーラス担当の猫として舞台にずっと登場しており、衣装がミストフェリーズとほんの僅かだが異なっている。 悪名高き泥棒猫コンビの片割れ。ランペルティーザの相棒。通常、ギルバートとの二役を担当する。(日本版では別役) 黒と銀のオス猫。ジェリクルキャッツ(ジェリクル族)のリーダーにして守護者。"The Pekes and the Pollicles"でナレーターも勤める。ジェリクルキャッツの語り部と考えられている。 しばしばジョージとアドメタスと取替え可能な猫として扱われる。ジェリクル舞踏会でのヴィクトリアの相手役(pas de deux)。日本版を含む一部の公演版では登場しない。 悪名高き泥棒猫コンビの片割れ。マンゴジェリーの相棒。エリオットが使用した綴りであるRumpelteazerと綴るのが一般的。 ザ・ラム・タム・タガー(The Rum Tum Tugger)。雌猫たちのアイドル。道化っぽさと厳粛さを併せ持つセクシーな猫。公演版によるが、基本的に浮気性。通常、ミック・ジャガーをイメージした猫として演出される。野生的なタテガミがある衣装が印象的。 大きなスパイク状の髪を持ち、燃えるような赤い目をした勇気のある猫。ランパスキャットのナンバー('The Awefull Battle of the Pekes and the Pollicles')で描かれるように、ジェリクルキャッツの内にあるヒーロー性を体現する猫。公演版によっては登場ナンバーそのものがカットされ登場しない。通常、アロンゾやアドメタスがランパスキャットを演じる。(ランパスキャットのナンバーは現在の日本版では省略されているが、ランパスキャットは登場している。) 鉄道猫("The railway cat")。活動的なオレンジのブチ猫。列車に住み、非公式の車掌として活躍している。 魔女猫("Witch's Cat")。コリコパットと双子。双方ともに、優れた直感力を持つ、あるいは超自然的な能力を持つ猫として登場する。 白猫ヴィクトリア("Victoria The White Cat")。白い子猫。ダンスに優れた天賦の才を持っている。正式なジェリクル舞踏会はヴィクトリアのソロダンスで開始される。 日本では劇団四季によって1983年に東京都新宿の仮設劇場であるキャッツ・シアターで初演された。このキャッツ・シアターは日本初のミュージカル公演用の仮設劇場であった。 以降、順に大阪、東京、名古屋、福岡、札幌、大阪、東京、札幌、福岡、名古屋、大阪、静岡、広島、仙台、東京と全国で上演され続け、22年間で上演回数は6000回(2005年7月8日)を超え、観客動員数は600万人(2005年7月9日)に達している。国内のミュージカル上演回数として最多記録を更新中である。2004年11月11日から東京の五反田のキャッツシアター(常設)で無期限ロングラン中。 ※アメリカの著作権概念は日本と異なり、Fair Useであれば写真の利用が可能なため、写真情報が豊富。 |
[ 243] キャッツ (ミュージカル) - Wikipedia
[引用サイト] http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%84_(%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%AB%E3%83%AB)
