サンライズアニメとは?

株式会社サンライズ(英語表記:SUNRISE Inc.)はアニメーションを主体とした映像作品の企画・制作を主な事業内容とするバンダイナムコグループ傘下の日本の企業である。
手掛けている作品はオリジナル企画のロボットアニメが多いが、その他にも漫画原作などの様々な種類のアニメ作品を制作している。特に近年の漫画原作作品に関してはギャグ・パロディ要素が多い(特に『ケロロ軍曹』や『銀魂』)。
オリジナル作品が多い理由の1つに、設立当初は漫画原作の著作権(翻案権)を得る予算を捻出できなかったことがある。また、クリエイターでなく営業スタッフが中心となって設立したスタジオであるため、玩具の商品化を企画の出発点とした制作スタイルを採用していたことも理由の一つである[1][2][3]。オリジナル企画の多さは、1980年代を中心に、サンライズ作品をアニメ雑誌がメインに扱う理由となった[4][5]。
制作スタジオはいくつもあり、それぞれに「第1スタジオ」などと数字が割り振られることが多い。略して「1スタ」などと呼ぶことがある。
経営難に陥った虫プロダクションから独立したスタッフが1972年に有限会社サンライズスタジオという名で創業。岸本吉功、伊藤昌典、山浦栄二、渋江靖夫、岩崎正美、沼本清海の虫プロの制作・営業部門の7名[6]が設立メンバーである。資金がなかったことから、同年、虫プロダクションの音響を担当していた東北新社に出資してもらい[7]、サンライズ創業者との共同出資により株式会社創映社設立。創映社が企画と営業を行い、アニメの実制作はサンライズスタジオで行なう体制だった[8]。当時の企画・開発陣はサンライズスタジオと創映社の両方に在籍する状態であったが、創映社自体は東北新社の子会社で下請けの存在であったため、当時制作した作品の著作権は全て「c東北新社」となっている。
この通り、元々が営業・制作畑のスタッフたちが中心となって興した企業であり、しかも彼らのルーツともいえる虫プロが1973年に経営破綻してゆく様を目の当たりにしているため、経営陣はアニメの作品性も重視するが、それ以上に必要に応じた外注の多用などコスト削減や玩具販売なども含めて、総合的な採算性を最重視する経営方針を打ち出した。これには資金のない弱小プロダクション[9]故に人件費を負担できないという理由もあった。1970年代のサンライズはギャラは業界一の安さ[10]とも、絵コンテ料の安さは業界で有名[11]だったとも言われ、アニメーターの間ではサンライズの仕事はやらない方がいいと話題になっていたという[12]。
1976年に東北新社傘下から独立し[13] 、株式会社日本サンライズに改組・商号改称し、東映本社作品と円谷プロ作品のアニメーション制作を下請け。翌年1977年の『無敵超人ザンボット3』にて初めて自主制作作品を世に送り出す。1979年制作の『機動戦士ガンダム』により、アニメ業界にリアルロボットブームを興す。
1985年にはオリジナルビデオアニメ(OVA市場)に進出。ただし、オリジナルと言っても全くのオリジナル企画は少なく、『装甲騎兵ボトムズ』のようにテレビシリーズで人気を得た作品の続編と、『機甲猟兵メロウリンク』のように、その延長線上にある企画との基本方針を取っている。
1987年に株式会社サンライズに商号改称し、山浦栄二が社長に就任する。従来からのオリジナル路線を転換し、この年より『ミスター味っ子』『シティーハンター』『バツ&テリー』などの原作ものを手がけることが増えていった。また、『機甲戦記ドラグナー』を最後にリアルロボットブームが下火になったことから、『魔神英雄伝ワタル』を機に子供がロボットに乗る、或いはロボットと友情を育むことで敵を倒すロボットアニメが登場した他、『鎧伝サムライトルーパー』のように容姿端麗な美少年が特殊アーマーを装着する変身ヒーロー作品が幅を利かせるようになった。また、ガンダムよりも下の年齢層をメインターゲットとした『勇者シリーズ』が1990年代前半には商業的な成功を収めるなど、元々得意とするオリジナル作品も堅調に推移した。
1994年4月1日、バンダイの資本参加を受けて同社のグループに入る。バンダイ側が『ガンダムシリーズ』や富野由悠季監督作の新作で手堅く稼ぐことを志向してか、近年少年向けロボットアニメでのオリジナル作品を発表する機会になかなか恵まれなくなった。特に未就学児から小学生に向けた作品は同じバンダイの看板作品である『スーパー戦隊シリーズ』(東映)と競合することから、極力控えられている[要出典](ただし『戦隊シリーズ』はあくまで特撮であるため、作品的にはそれほどバッティングする事はないといえる)。
2000年以降は、美少女アニメにロボット・ヒーローアニメ的な演出を導入した『舞-HiME』シリーズ、『ケロロ軍曹』『銀魂』のようなパロディ要素の多い作品、『クラッシュギア』シリーズ、『陰陽大戦記』『古代王者恐竜キング』等のゲーム・玩具とのタイアップ作品、『ZEGAPAIN -ゼーガペイン-』『コードギアス 反逆のルルーシュ』等のオリジナルロボット作品を制作している。
2007年現在は、バンダイナムコグループの経営統合もあってか、旧ナムコの『THE IDOLM@STER』を原案とした『アイドルマスター XENOGLOSSIA(ゼノグラシア)』の制作も行っている。
  この節には発売・提供・放送・公開前の新製品・サービス・番組・映像作品等に関する記述がある為、性急な編集をせず事実を確認の上投稿して下さい。
アイドルマスターXENOGLOSSIA(ゼノグラシア)(創立35周年記念作品、第8スタジオ、2007年)
超劇場版ケロロ軍曹2 深海のプリンセスであります!/ちびケロ ケロボールの秘密!?(第6スタジオ、2007年)
マシンロボ・ムゲンバイン(バンダイとプレックスと円谷プロ(ノンクレジット)と小学館てれびくん編集部との五者共同制作作品。)
日清食品:カップヌードル「FREEDOM -自由を掴め-」編(2006年):キャラクターデザイン・大友克洋
日清食品:夏の辛口トリオ(カップヌードル・どん兵衛・UFO)「夢の共演」編(2006年):タケル(キャラクターデザイン・大友克洋、声:浪川大輔)のみ(中居正広、松浦亜弥と共演(両者とも実写))
文中の所属先などの内容は永続的に保証されるものではありません。過去の所属者およびフリー契約、作品単位の契約など正社員以外での雇用形態が含まれる場合があります。免責事項もご参照ください。
^ 「いま、映画機動戦士ガンダムに燃える日本サンライズ PART4 座談会」『アニメージュ』1981年1月号、p114-p115。山浦栄二取締役企画部長(当時)の発言による。
^ Web現代取材班「第5章 飯塚政夫」『ガンダム者 ガンダムを創った男たち』講談社、2002年、p248-p249。
^ 他の出版社の原作ものだとアニメ雑誌が扱うのに許諾が降りなかったり、ページ数の制限がついたが、サンライズ作品は無制限だった。
^ 『アニメージュ』1981年12月号、28ページの「小史日本サンライズ」や岡島正晃、あさのまさひこ、中島紳介『ボトムズ・アライブ』太田出版、2000年、p204など8名とする資料もある。
^ Web現代取材班「第5章 飯塚政夫」『ガンダム者 ガンダムを創った男たち』講談社、2002年、p230。
^ Web現代取材班「第1章 安彦良和」『ガンダム者 ガンダムを創った男たち』講談社、2002年、p72。
^ 「押井守検証インタビュー」『前略、押井守様。』野田真外編著、フットワーク出版、1998年、p345.
^ 「いま、映画機動戦士ガンダムに燃える日本サンライズ PART4 座談会」『アニメージュ』1981年1月号、p113。金山明博の発言による。
^ 一説には利益の配分を巡る喧嘩別れとも言われる(「ロングインタビュー 安彦良和」『キネマ旬報別冊 動画王』Vol.7、キネマ旬報社、1998年、p174.)
カテゴリ: 出典を必要とする記事 | 新製品 | サンライズ | 東京都の企業 | バンダイナムコグループ

[ 222] サンライズ (アニメ制作会社) - Wikipedia
[引用サイト]  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%BA_(%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1%E5%88%B6%E4%BD%9C%E4%BC%9A%E7%A4%BE)

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2007/05/23 16:30 UTC 版)株式会社サンライズ(英語表記:SUNRISE Inc.)はアニメーションを主体とした映像作品の企画・制作を主な事業内容とするバンダイナムコグループ傘下の日本の企業である。
手掛けている作品はオリジナル企画のロボットアニメが多いが、その他にも漫画原作などの様々な種類のアニメ作品を制作している。特に近年の漫画原作作品に関してはギャグ・パロディ要素が多く(特に『ケロロ軍曹』)、多少偏ってはいるものの定評がある。
オリジナル作品が多いのは、当初は漫画原作の版権を得るための予算を捻出できななかったことによるもの。また、クリエイターでなく営業スタッフが中心となって設立したスタジオであるため、玩具の商品化を企画の出発点とした制作スタイルを採用していたことも理由の一つである。
虫プロダクションから独立したスタッフが1972年に有限会社サンライズスタジオという名で創業。岸本吉功、伊藤昌典、山浦栄二、渋江靖夫、岩崎正美ら虫プロの制作・営業部門の8名が設立メンバーである。同年、サンライズ創業者と東北新社の対等出資により株式会社創映社設立。当時の企画・開発陣はサンライズスタジオと創映社の両方に在籍する状態であったが、創映社自体は東北新社の下請けの存在であったため、当時制作した作品は全て「c東北新社」となっている。
この通り、元々が営業・制作畑のスタッフたちが中心となって興した企業であり、しかも彼らのルーツともいえる虫プロが1973年に経営破綻してゆく様を目の当たりにしているため、経営陣はアニメの作品性も重視するが、それ以上に必要に応じた外注の多用など制作手法の刷新によるコスト削減や玩具販売なども含めて、総合的な採算性を最重視する経営方針を打ち出した。当時のアニメ産業は商業テレビアニメの事実上の祖といえる手塚治虫の思想の影響がまだ色濃く、アニメはできるだけ内製で作り上げる事が理想とされていた時代であり、制作会社本体をコンパクト化し、外注を多用してゆくサンライズスタジオの手法は非常に革新的なものであった。
1976年に株式会社日本サンライズに改組・商号改称し、東映本社作品と円谷プロ作品のアニメーション制作を下請け。翌年1977年の『無敵超人ザンボット3』にて初めて自主制作作品を世に送り出す。1979年制作の『機動戦士ガンダム』により、アニメ業界にリアルロボットブームを興す。
1985年にはオリジナルビデオアニメ(OVA市場)に進出。ただし、オリジナルと言っても全くのオリジナル企画は少なく、『装甲騎兵ボトムズ』のようにテレビシリーズで人気を得た作品の続編と、『機甲猟兵メロウリンク』のように、その延長線上にある企画との基本方針を取っている。
1987年に株式会社サンライズに商号改称し、山浦栄二が社長に就任する。従来からのオリジナル路線を転換し、この年より『ミスター味っ子』『シティーハンター』『バツ&テリー』などの原作ものを手がけることが増えていった。また、『機甲戦記ドラグナー』を最後にリアルロボットブームが下火になったことから、『魔神英雄伝ワタル』を機に子供がロボットに乗る、或いはロボットと友情を育むことで敵を倒すロボットアニメが登場した他、『鎧伝サムライトルーパー』のように容姿端麗な美少年が特殊アーマーを装着する変身ヒーロー作品が幅を利かせるようになった。また、ガンダムよりも下の年齢層をメインターゲットとした『勇者シリーズ』が1990年代前半には商業的な成功を収めるなど、元々得意とするオリジナル作品も堅調に推移した。
1994年4月1日、バンダイの資本参加を受けて同社のグループに入る。バンダイ側が『ガンダムシリーズ』や富野由悠季監督作の新作で手堅く稼ぐことを志向してか、近年少年向けロボットアニメでのオリジナル作品を発表する機会になかなか恵まれなくなった。特に未就学児から小学生に向けた作品は同じバンダイの看板作品である『スーパー戦隊シリーズ』(東映)と競合することから、極力控えられている。
2000年以降は、美少女アニメにロボット・ヒーローアニメ的な演出を導入した『舞-HiME』シリーズ、『ケロロ軍曹』『銀魂』のようなパロディ要素の多い作品、『クラッシュギア』シリーズ、『陰陽大戦記』『古代王者恐竜キング』等のゲーム・玩具とのタイアップ作品、『ZEGAPAIN -ゼーガペイン-』『コードギアス 反逆のルルーシュ』等のオリジナルロボット作品を制作している。
アイドルマスターXENOGLOSSIA(ゼノグラシア)(創立35周年記念作品、第8スタジオ) 2007年
超劇場版ケロロ軍曹2 深海のプリンセスであります!/ちびケロ ケロボールの秘密!?(第6スタジオ) 2007年
マシンロボ・ムゲンバイン(バンダイとプレックスと円谷プロ(ノンクレジット)と小学館てれびくん編集部との五者共同制作作品。)
日清食品:カップヌードル「FREEDOM -自由を掴め-」編(2006年):キャラクターデザイン・大友克洋
日清食品:夏の辛口トリオ(カップヌードル・どん兵衛・UFO)「夢の共演」編(2006年):タケル(キャラクターデザイン・大友克洋、声:浪川大輔)のみ(中居正広、松浦亜弥と共演(両者とも実写))
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[ 223] サンライズ_(アニメ制作会社) とは
[引用サイト]  http://www.weblio.jp/content/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%BA_(%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1%E5%88%B6%E4%BD%9C%E4%BC%9A%E7%A4%BE)



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