電脳とは?
|
あまり重要ではない事項を細かく解説することは、むしろ閲覧者の理解を妨げ関心を損ないます。これ以上の内容の増大は歓迎されません。内容の削減をこちらで検討しています。内容過剰の基準、解決法、このテンプレートの除去基準を説明しているページもご覧ください。 『電脳コイル』(でんのうコイル)は、磯光雄原案の日本のテレビアニメ作品および小説作品。もしくは、同作品に登場する現象の名称。アニメでは「COIL A CIRCLE OF CHILDREN」の副題がつく。小説は宮村優子著。2007年5月12日から12月1日まで、NHK教育テレビジョンにて毎週土曜日18時30分から放送された。全26話。2007年文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞受賞作品[1]。 「電脳」と呼ばれる技術が一般に普及している近未来。電脳世界の情報は「電脳メガネ」によって現実世界に重ねて表示され、手で触れて操作できるようになっている。「電脳」は日常生活に溶け込み、子供でも当たり前に扱えるが、それ以外の部分は現在と大差ない。ごく普通の小学生の主人公が、サイバーパンクに似たトラブルに巻き込まれていく。 202X年[2]。「電脳メガネ」と呼ばれる眼鏡型のコンピュータが全世界に普及して11年。「電脳」と呼ばれる技術を使ったペットや道具が存在し、インターネットも「電脳メガネ」を使って見る時代。 夏のはじめに「ヤサコ」こと小此木優子(おこのぎ ゆうこ)は、両親、そして妹の京子と大黒市に引っ越す。大黒市に到着したとたん巻き起こる不思議な出来事。かつて暮らしていた金沢市では見たこともない不思議な道具。そして、もう1人の「ゆうこ」である「イサコ」こと天沢勇子(あまさわ ゆうこ)や子供たちとともに、ヤサコの大黒市での日々が始まる。 主人公。2014年10月12日生まれ[3]。「ヤサコ」とは、「優」の訓読みをもとにしたあだ名である。 金沢市から引っ越してきた小学6年生の女の子。大黒市立第三小学校に転入し、6年3組に在籍。生物部部員。 メガばあにデンスケを助けてもらった代わりに、コイル電脳探偵局に入局させられる。違法な電脳ツールを知って日が浅いため、電脳技能については知識も経験も不足している。 金沢市とはかなり勝手が違う大黒市での生活にとまどいながら、イサコやフミエたちとの出会いにより、不思議な出来事に向き合っていく。 もう一人の「ゆうこ」。2014年4月4日生まれ[3]。「イサコ」とは、優子との区別のためフミエに付けられたあだ名で「勇」の訓読みをもとにしているが、本人はこの呼び名を嫌っている。 ヤサコが転入した翌日に、学校へ転入してきた女の子。大黒市立第三小学校6年3組に在籍。ヤサコと同じく金沢市から来たが、ヤサコとの面識はなかった。強気な性格で友だちを作ろうとしないなど、利己的で他者を寄せ付けない振る舞いをする一方、危機に陥る京子を助けたり、入院中の伯父を見舞うなど優しい一面も垣間見える。 その実は凄腕の「暗号屋」。電脳メガネの隠し機能である「イマーゴ」も使えるようである。大黒市にあるという「何か」を手に入れるため、様々な事件を引き起こす。 電脳ペットを探していた所でヤサコと出会う、背の低い女の子。身長120cm。体重27kg。大黒市立第三小学校6年3組に在籍。生物部副部長。ヤサコにとって、大黒市で初めての友だちである。 気が強く押し付けがましい性格で、親切の押し売りをすることもある。ダイチの度重なる嫌がらせに対抗するうちにハッキング技術や違法な電脳ツールの扱いに長けていき、暗号屋であるイサコも認めるほどの電脳技能を持つに至った。 かつてネズミ型の電脳ペットを消去されたことからサッチーに強い敵愾心を抱いており、また、「死ぬと悲しいから」と、電脳生物に対して感情移入しないようにしている。そのために、オヤジを「ペット」ではなく「しもべ」とみなしている。苦手なものは怖い話と大きい生き物。実弟・アキラに対しては暴君の如く振る舞い、非常に恨まれている。 少し無愛想な、背の高い男の子。大黒市立第三小学校6年1組に在籍。生物部部長。感情をあまり表に出さないため、普段は無表情でボーっとしているように見られている。このためフミエには「頼りない」と言われることがあるが、それについて気にしている様子はない。 幼馴染に、交通事故で亡くなった「カンナ」という女の子がいた。彼女とケンカ別れしてしまったことに負い目を感じており、その事故の真相を探るため、カンナとの共同研究であった「イリーガルの観察」を1人で引き継いでいる。 ヤサコの父方の祖母で、電脳駄菓子屋「メガシ屋」(メガネの駄菓子屋の略)店主。駄菓子の他に「電脳ツール」を売ったり、メタバグの買い取りも行う。ヤサコからは普段「おばば」と呼ばれ、そのがめつさからヤサコに敬遠されていた。したたかで物事に動じないが、嫁姑の喧嘩になると感情を爆発させる。 メタバグを組み合わせて、メタタグを作り出す特殊技能の持ち主。発売禁止になった強力なメタタグも所持しており、電脳ツールやメガネに関する知識が豊富。 コイル電脳探偵局の創始者であるが、会員は、相手の弱みを握って強引に増やしている。4年前に倒れたせいで色々と記憶が飛んでいる。 ハラケンの父方の叔母なので「オバちゃん」と呼ばれているが、その実は清純女学院に通う17歳の高校生。大黒市市役所空間管理室の客員顧問でもあり、ウイルス駆除ソフト「サッチー」を導入したのも彼女。 甥であるハラケンをややもすると溺愛しており、彼に対しては非常に甘い。移動時には黒のライダースーツを身にまとい、黒のバイク(CBR1100XX)を駆る。ハラケン曰く、彼女の眼鏡の度はきついらしい。 4年前にミチコさんを呼び出す儀式(暗号の手順)を発見したものの、それが元で複数の子供を「あっち」に引き込んでしまう(電脳コイル現象)。自身もメガばあによって救出された。以来、このような過ちが二度と起こらないように空間管理室の客員顧問になった。 「大黒黒客倶楽部」のリーダー、背の低い男の子。大黒市立第三小学校6年3組に在籍。生物部部員。典型的なガキ大将気質で、気に入らない相手には電脳に限らずいじめを仕掛ける。が、いじめられている子供を助けることもあり、仲間からはそれなりに慕われている。実はフミエのことが好きだが、素直になれないでいる。 メタタグを使わず、通信販売経由で違法な電脳ツールとハッキングの知識を身につけているが、能力はフミエやイサコに劣る。 大黒黒客倶楽部のメンバーである男の子。大黒市立第三小学校6年1組に在籍。生物部部員。温厚で優しい性格で、コイル電脳探偵局への対抗意識はほとんどない。かつていじめにあったときに唯一助けてくれたダイチを慕っている。 「誘電波体質」という電波の受信感度が高い体質のため、「デンパ」と呼ばれる。このため空間の不安定な電脳霧の中でも、体(電脳体)が壊れにくい。また、普通の人には聴こえないようなメタバグが発する音も聴くことができる。 常に帽子を深くかぶっている男の子で、大黒黒客倶楽部のメンバー。大黒市立第三小学校6年1組に在籍。生物部部員。抜けているところもあるが、基本的にクールな性格。実利的で金にもがめつい。「イマーゴ」や「キラバグ」などの都市伝説についての知識も持ち合わせている。 大黒黒客倶楽部のメンバーである男の子。「ナメカワ」とも呼ばれる。大黒市立第三小学校6年3組に在籍。生物部部員。強いものには卑屈で、典型的な長い物に巻かれるタイプ。ダイチのことを「オヤビン」と呼ぶ。また、ダイチやイサコには同級生にもかかわらず敬語を使う。大黒黒客倶楽部のメンバーの中では能力的に最も劣り、主体性も欠けている。 大黒黒客倶楽部のメンバーである男の子で、フミエの弟。ダイチら大黒黒客倶楽部のメンバーからは「4年」と呼ばれている。大黒市立第三小学校の4年生。生物部部員。姉の傍若無人な振る舞いにいつも涙している。 年少の4年生ながら冷静で鋭い洞察力を見せる。気配りも良く、倶楽部内での電脳技能はガチャギリより高い。自身の電脳ペット・ミゼットを巧みに使い、様々な映像を記録するのが得意であり、日課である。 ヤサコの妹。元気でいたずら好き。好奇心旺盛で、デンスケやダイチに対して過激な悪戯を仕掛けるなど、ヤサコたちを悩ませている。何を見ても「ウンチ」と指をさして言うのがマイブーム。 ヤサコと京子の父親。43歳。電脳メガネ関連企業「メガマス」の社員であり、大黒市市役所空間管理室に室長として出向している。サーチマトンの「サッチー」という愛称や、そのサッチーが発する「ぼくサッチー、よろしくね」という言葉を考え出した当人である。 コイル探偵局、会員番号一。不完全だが、コイルタグを作れる技術も持ち合わせている。半年前からメガマス本社の命令で内部監査を手伝っており、猫目やその背後の旧コイルス一派の動きを探っている。彼も例によって、メガばあに弱みを握られて会員になった一人。 ヤサコと京子の母親。42歳。専業主婦。 姑であるメガばあの、メガシ屋を開店するなどの非常識な(ように見える)行動に頭を痛めている。普段は電脳メガネをかけていないため、デンスケのことなど、電脳についてはよく知らない。 ヤサコ・フミエと3人で行動することの多い、少し大人びた背の高い女の子。大黒市立第三小学校6年3組に所属。生物部部員。メガネにはあまり興味がないと公言しているが、メガネだけは持っている。案外他人のことにかまけている場合ではないヤサコと、その手の話にはまるで鈍いフミエの恋愛動向を緩やかに後押しする。 ハラケンの幼馴染み。大黒市立第三小学校5年1組に在籍していた。ハラケンと共にイリーガルの研究をしていたが、一年前の夏休み、彼とケンカ別れした後に電脳ナビ車両による人身事故で死亡。生前はおっとりしていて無口だった。事故後、ハラケンに託された日記には、彼に対する揺れる思いが綴られていた。 猫目らが「通路」を開いた瞬間に運悪く通りがかってしまい、現実の体と電脳体が分離。結果、電脳ナビが電脳体の方を避け、現実の体の方を轢いてしまったというのが事故の真相である。 はざま交差点に関することを知り、「ミチコに会った」と発言したことから、都市伝説を怖がっていたヤサコを含め周囲から孤立してしまった(彼女とヤサコ曰く、「マユミがヤサコをいじめたのではなく、ヤサコがマユミをいじめていた」状態)。 大黒市立第三小学校6年3組の担任である女性教諭。生物部顧問。未婚であり、そのことで生徒であるダイチらにからかわれる。怒るときは普段と違い、言葉遣いが乱暴になる。酒には極端に弱く、ウイスキーボンボンでも泥酔してしまう。 大黒市立第三小学校6年1組の担任である男性教諭。マイコ先生に片想い中。彼も酒に弱く、ウイスキーボンボンで酔ってしまう。呼ばれていないにも関わらず、生物部合宿に無理矢理参加した。 ダイチの父。町内会長を務める。元卓球部の体育会系で熱血。柔道の黒帯でもある。生物部合宿に参加したが、合宿と聞いて勝手に卓球部の強化合宿と勘違いしていた。 警察から戻されたカンナのメガネの中に鍵のかかったデータの存在を知り、中に何か残されていないかハラケンに調査を依頼。娘の無念を静かに漂わせながら彼にメガネを託した。 ヤサコの父方の祖父で、故人。電脳メガネの技術者であり、なおかつ医師でもあった。大黒市立メガマス病院で研究を行い、病院でもメガネが使えるようにした功績があり、自室には脳生理学に関する書籍が大量に残されている。ヤサコにデンスケを与えたのも彼(ただし、ヤサコの手にデンスケが渡ったのは彼が亡くなった後の事)。 メガマスの依頼でコイルスのメガネ技術を調べていた。「4423」(後述)の担当医師でもあったが、臨床電脳医療の過程で「イマーゴ」使用による負荷で死亡。以来「4423」を助けるために「あっち」の空間を彷徨っていた。そのため、自室の書類には「臨床4423」と書かれた「4423」に関するカルテも含まれている。 イサコの兄で、交通事故により意識不明のまま入院を続けている。ヤサコが見る、鳥居が無数に連なっている階段の夢の中に現れ、警告らしきものを与えようとするが、いつも正確な内容は聞き取れないままヤサコの目が覚める。 実は事故の際にほぼ即死しており、病院にいた彼の姿は猫目による偽装であった。「4423」とは、実はイサコのカルテのファイルナンバーであり、オジジが電脳空間で探していたのも彼女であった。ヤサコの記憶では、信彦が「4423」と名乗っていた(ちなみに彼のカルテナンバーは4422)。 物語中盤、オバちゃんの上司として大黒市市役所空間管理室に配属されることになった。オバちゃんとは古くからの顔見知りであり、暗号屋である。コイル電脳探偵局 会員番号三。カンナが亡くなった事故の原因を作った。彼の父はイマーゴの発見者だったが、メガマスにその発明を横取りされ、父の名誉を回復させるため、メガマスに復讐しようとしている。そのためには手段を選ばず、ハラケンやイサコに情報を与え、裏で糸を引いてきた。イサコに彼女の兄が生きていると信じ込ませる偽装工作をし、最終的には彼女にカンナの事故を含めた全責任を押し付ける算段だったが、彼もまた、彼の父の研究成果を狙う旧コイルス一派に利用されていた。イマーゴの子供達の意識を飛ばしてメガマスを強請ろうとしたが、タケルに止められ、その後は行方不明になった。 ヤサコが駅向こうで出会った少年。大黒市立第一小学校の6年生。いじめっこに絡まれていたヤサコを助けた。 猫目の弟。「あっち」や古い空間、イマーゴについて、ヤサコたち以上に知識がある。兄のことは信頼しているものの、カンナの事故をきっかけに次第にその行動に疑念を抱き始め、最終的には兄を止めることになる。 ヤサコのオス犬型のペットマトン。言葉はしゃべれないが、性格は主人に忠実な犬そのもので、ヤサコや京子の危機の際には、自らの危険を顧みず危地に飛び込んでゆく。臭いを嗅いだり舐めたりする事で、その電脳物質が何なのかを知ることができる。オジジからプレゼントされた時には子犬だった。 オンロード・ペットマトン社(略称ORPM)製のペットマトンだと思われていたが、そう見せかけるよう偽装改造されており、実はコイルドメイン(「あっち」への通路)に接続する力を持つコイルスノード(コイルス社製実験電脳体)である。Cドメインにリンクすることで、イサコの医療用空間である「鳥居が連なった階段」へヤサコを連れて行くことができる。デンスケに掛っている南京錠付きの首輪は誤ってヤサコを「あっちの世界」に連れて行かないようにするためのロックであり、昔、ヤサコが迷子になったときに出逢った、オジジのヌルキャリアが与えたもの。この首輪の為に、デンスケの電脳虫下しの効果が鈍ったり、修復ダウンロードがうまく行かなかった。 フミエのペットマトン。デフォルメされた人型。他のペットマトンより、古い空間での耐久性が強い。臨機応変な行動をとれ、言葉を話せるほか、電脳ツールを扱うこともできる。フミエは「ペットではなく、しもべ」としている。記録することはできないが、映像をフミエに送ることができる。 イサコのペットマトン。茶色の小さい毛玉型で、目と細い毛状の手と1本のアンテナが付いている。全部で8匹おり、イサコは番号で呼び分ける。言葉を話せ、電脳ツールも使いこなす。メガビーのような攻撃ができ、発射時に目が赤く点滅する。別行動を取った仲間とは「タコ」「イカ」という合言葉を用いて合流する。 アキラのペットマトン。小さいオス猫型で、指を握った手のような形の耳をしている。知能は高く、言葉を話せ、諜報活動が得意。同種に会うと拳のような耳を開いてじゃんけんをする機能があるが、個体数が少ないため機会は少ない。元々はプライバシーや著作権保護のために映像や音声等を記録することはできなかったが、非公式に流出したパッチによって、盗撮などが可能になったため発売禁止になった。なお、この改造によりサッチーやキュウちゃんの攻撃対象になっている。 カンナのペットマトン。白い小型犬の姿をしており、ハラケンからは「クロ」とも呼ばれていたが、後にイリーガル化してしまう。 名称不明。ミゼットと同型で色違いのメス。アキラのミゼットがこのマトンに会うと、なぜか映像や音声の記録が消去されている。 古い神社がたくさんある古都であると同時に、最新の電脳設備を誇る特別行政区。市内には普通の動物と一緒に「電脳ペット」がいるなど、現実と電脳が交錯する少し不思議な街。電脳に関する奇妙な事件が多発しており、子供たちの間ではオカルトじみたさまざまな都市伝説が流行している。金沢市に近い日本海側の街である。 ヤサコたちが住む地域から見て、大黒駅の向こう側の地域の通称。ヤサコたちが住む地域と比べあまり発展しておらず、田畑が点在するのどかな風景が広がっている。 ヤサコたちが住む地域にある、ヤサコやフミエ、ダイチなどが通う小学校。制服は体操着以外は制定されていない。 市内の電脳空間を管理する、大黒市市役所内の一部署。ヤサコの父やオバちゃんが勤務する。キュウちゃんやサッチーの管轄部署。 メガばあをリーダーとして結成されている探偵局。さまざまな依頼を受けて電脳関係のトラブルを解決する。ヤサコは、電脳虫下しをメガばあから貰う代わりにメンバー入りさせられる。大黒黒客倶楽部とは対立関係にある。 大黒市立第三小学校の男子で構成されている、ダイチ曰く「クールなクラブ」。略称は「黒客(ヘイクー)」。(「黒客」とは中国語で「ハッカー」の意味。)通販電脳駄菓子屋から電脳グッズを仕入れて様々ないたずらをする。「クラブ」といっても、元々は生物部内の一派。 ハラケン(部長)、フミエ(副部長)、アイコ、ヤサコだけでなく、イサコを除く黒客の各メンバーも所属している。顧問であるマイコ先生の言葉によれば、その実態は「ほとんど電脳生物部」であるらしい。 イサコの兄・天沢信彦の死因が交通事故によるものであることを隠してきた。コイルス社を吸収した際、人体に悪影響があるイマーゴ機能をメガネから除去できず、電脳空間を再三にわたりフォーマットすることで隠し通してきた。 最初のメガネ会社。少なくとも約5年前には倒産している。メガマス社からの依頼で、オジジがそのメガネ技術の調査をしていた。 デンスケが作られたとされる会社。コイルス倒産後、その知的財産権、従業員などはメガマスに継承されたが、元コイルス従業員の中には自社が開発した技術がメガマスに簒奪されたことを快く感じていなかった者もおり、旧コイルス一派として猫目を操って暗躍していた。 コイルスが作った実験電脳体。コイルドメイン(Cドメイン)(後述)に接続する力がある。作中ではデンスケがコイルスノードに該当している。 眼鏡型のウェラブルコンピューター。作中ではしばしば「メガネ」と呼ばれる。これを装着することで、現実世界と電脳世界が交じり合った拡張現実を体験することができる。虹彩を使った生体認証機能付き。電脳を使ったペットや道具、電話、インターネットも全部これ1つで使いこなせる。補助器具にリストバンドがあり、つけると操作精度が上がるが、なくても支障はない。電脳ペットやバグは「電脳メガネ」を通してしか見ることができない。壊れると、修復ダウンロードにお年玉換算で2年分(49,720円)かかる。オバちゃんの物のように、本物の眼鏡と同じ度付きの物が存在する。 電脳メガネをかけることで初めて認識することができるもの全般の総称。「電脳ペット」や「電脳ツール」などが含まれる。バグやプログラムも電脳メガネをかけていればモノとして認識される。電脳メガネをかけるだけで、電脳物質の像を見ることができるようになり、発する音も聞けるようになる。 電脳ツールや電脳ペットに触れることができるようになるが、肉体的な触覚はないので、現実のような手触りや温もりを感じることはできない。また、電脳メガネ装着時には、装着者の肉体も電脳物質として設定および認識されており、メガネビームが命中すると肉体が欠損したように見える。現実にダメージを受ける事はなく錯覚にすぎないとはいえ、電脳物質によって現実と仮想の境目が曖昧になっている。噂レベルでは、「ミチコさん」や「あっちの世界」など、現実世界と電脳世界の境目が、認識レベルを超えて本当に曖昧になるとする話もある。 おもに電脳空間を指す語。電脳物質はこの電脳空間の中に存在している。交通機関や信号機等が電脳空間を利用した完全自動制御となっており、電脳空間は電脳メガネをかけていない者の日常生活にも強く関わっているユビキタス社会となっている。古い空間はキュウちゃんやサッチーが削除しているが、大黒市では何らかの原因で古い空間が拡散(増殖)している。また不安定な空間からは、電脳霧(後述)が発生する。 大黒市の管理するセキュリティプログラムが、「電脳メガネ」により視覚化された際にバレーボール大の球体に見えることから、子供たちの間でこの名称が定着している。複数基が宙を浮遊しながら市内を巡回し、後述する「サッチー」の探査範囲を拡げるほか、自らもビームのようなものを放ち、小規模なバグを初期化したり、データの破損を修復する。合体して、一気に古い空間を初期化することもできる。サッチー同様、高度な識別機能を持っていないとされるため、電脳ペットがわずかにバグを持っているだけでも無差別に初期化しようとする。またサッチー同様、管轄が違う神社や学校、家の中には許可なく侵入できない。 正式名称「サーチマトン」。大黒市の空間管理室が導入した強力なウイルス駆除ソフトが「電脳メガネ」により視覚化された際の姿。郵政局の管轄。赤く丸みを帯びた巨大な(高さ2.5から3メートル)姿で、足はなく鳥の足のような手を持ち、腹部(にあたる部分)に前述の「キュウちゃん」を4基収納することができる。大黒市内に複数体が配備されている。「ぼくサッチー、よろしくね」としゃべりながら滑るように移動する。収納したキュウちゃんから駆除対象に向けてビームを放ち、命中した電脳物質のデータを初期化する。あまり高度な識別機能を持っておらず、わずかにバグを持っている電脳ペットや、メガシ屋で売っているような「ちょっとお茶目な電脳ツール」も駆除対象と認識して攻撃する。そのため、大黒市の子供たちには恐れられている。自らを壁から壁へ転送でき、距離を無視して駆除対象に近づくことができる。転送して出現するときには「郵」の字の文様の陣が形成される。 郵政局の管理外ドメインである、民家(ホームドメイン)や学校(文部局管轄)、病院、公園の敷地内、神社などの鳥居のある敷地(文化局の管轄)には許可なく侵入や認識ができないようになっている。子供たちもそれを知っているので、大黒市に点在する神社を隠れみのとして利用している。標的を感知できる範囲は半径20メートル程度だが、キュウちゃんによって探査範囲を広げている。 大規模フォーマットに使用される黒いキューブ状のオートマトン。電脳局の管轄。出現時、「法」の字の文様の陣が形成される。特別な許可を受け、神社や民家へも侵入することができる。サッチーよりも小型だが性能は上回る。母機と子機に分裂する。 普通のバグはペットマトンや電脳空間を壊したりするが、ごくまれに宝石の原石のよう形状をした役に立つ機能を持ったバグがあり、それらが「メタバグ」と呼ばれる。大黒市の特産品であり、なぜか大黒市でしか採取することができない。特産品であるが生成法は知られておらず、自然にできた物が利用されている。空間がずれたり壊れたところに現れやすい。最近は「サッチー」が片っ端からバグを消去しているため、さらに希少価値が上がっている。 ただし、メタバグはそのままでは利用することができず、複数のメタバグを精製して「メタタグ」にしなければ役に立たない。この工程を完全に行えるのは登場人物ではメガばあだけで、彼女は自分の電脳工房でメタバグから護符のような形状の「メタタグ」を作っている。ネット上の非合法ショップは、非爆発性のメタバグを買い取っており、通貨単位は「メタ」(1メタ=1円)。 メガばあの経営する電脳駄菓子屋。一見普通の駄菓子屋だが、子供たち向けの電脳ツールも取り扱っている。これらのツールは、大黒市空間管理室の規則では違法にあたるアイテムであるため、持っているだけでキュウちゃんやサッチーに狙われる。電脳駄菓子屋はこの他にも存在し、大黒黒客倶楽部はおもに通販電脳駄菓子屋を利用している。店舗はメガばあの自宅(小此木家の実家)が改築され、裏手はそのまま新築の小此木家につながっている。仏間がメガばあの電脳工房を兼ねており、ここで作られたさまざまなメタタグやツールは店頭に置かれるものもある。 電脳空間内で使用できる便利なアイテム。大黒市の子供たちは「メガシ屋」や通販電脳駄菓子屋で購入している。 バグを吹き付けて空間に穴を開けることができる。サッチーやキュウちゃんはまず開けられた穴を修復しようとするため、わずかな時間足止めすることができる。 古い空間に迷い込んだデンスケを救出するため、フミエが使用した電脳ツールの1つ。釣り糸に「オヤジ」を付けて捜索させた。釣り糸を使って交信もできる。わざわざダイチが敵の本拠地であるメガシ屋に買いに行っていたことから、メガシ屋でしか取り扱っていないらしい。 コイル電脳探偵局側の基本ツール。電脳ツールの一種で、メタバグを原料として作られる。お札(ふだ)を模しており、表面には暗号式(後述)のような文様が描かれている。対象に貼り付けたり、投げつけたりして使用する。暗号式と互換性がある。オバちゃんもメタタグを作れるが、能力はメガばあに劣る。 「メタタグ」は札ごとに図柄や効果が違う。他の電脳ツールは通販でも扱っているが、メタタグはメガシ屋だけでしか販売されていない。 通称「メガビー」。電脳メガネを使って電脳物質を欠損させるビームを発射する。子供たちが武器として使用するツールで、メガばあも使う。サッチーやキュウちゃんに直接攻撃して一時的に足止めすることもできる。 信号機に貼ると、灯火を強制的に青信号へ変える。自動車の挙動を制御する「電脳ナビ」システムにも影響するため、赤信号に変えられた側の自動車は自動で停車する。 電脳コイル現象(後述)によって、現実の体と電脳の体が離れてしまった際に、それを元に戻すメタタグ。現実の体と電脳体が3メートル以内にいないと使えない。メガネビームや電脳虫下し等のメタタグとは違い、黒い色をしている。原料のメタバグはもうないらしく、メガばあも1枚しかもっていなかった。オバちゃんが持っていたのは、4年前メガばあから受け取ったもの。作るのが困難で、オバちゃんでは作れない。 電脳空間に発生する霧。単に「霧」とも呼ばれる。空間が不安定な場所に出る画像の損失で、酷くなると空間に黒い穴が開く。電脳霧が発生しているような場所では、電脳ペットは消失の危険性もある。主に古い空間に発生するが、家の中でも昔建てられた家で新しいドメインに移行していない所では、この電脳霧が発生することがある(作中ではヤサコの家に発生していた)。 ある条件がそろうと、電脳の体と現実の体が分離してしまう現象の名称。電脳の体が分離すると現実の体は意識を失い、メガネ越しには真っ黒く表示される。発生する原因は不明とされている。 4年前、オバちゃんが「あっちの世界への扉」を開けた際、この電脳コイル現象が誘発され、メガネをかけた子供たちが突然意識を失う事件が発生した。 イマーゴ機能(後述)が人間の意識を送受信できることを応用し、意識を医療用の電脳空間に取り出したり、逆流させて意識を操作したりして、患者の「心」を治療する医療方法。 ペットマトンに感染する新種のコンピュータウイルスで、巨大化した黒いウイルス体。大黒市内の電脳空間にもしばしば現れるが、その存在は公式には公開されていない。おもに古い空間の中に住み着き、それ以外では電脳ペットの中でしか存在を保つことが難しい。ペットに感染すると、徐々に身体を蝕まれていく。メタバグを好んで食べる。バグが進化したもの、謎のハッカーが作り出したものともいわれているが、詳しいことはわかっていない。 通常の30倍は値がつくと言われる特殊なメタバグだが、都市伝説上に存在するのみで詳しいことは分かっていない。 呼び出すと願いを叶える、呼び出した子供は「あっち」に連れて行かれるといった噂がある。地域によって様々な怪奇話がある。 都市伝説に登場する交差点。路上の一角には4つのマンホールが固まって配置されており、マンホールの蓋に「金沢市はざま」と刻印されているため、そう呼ばれている。アニメのオープニングとエンディングの中でも出てきている。マユミは、古い空間でこのはざま交差点を見つけた。 電脳メガネの隠し機能といわれる謎の機能。頭で考えただけで電脳メガネを操作することが出来ると言われている。 人には聞こえない音や声を感じ取り、古い空間を見つけ出すことができる。かなり無理の有る理論や技術を使っているらしく、頭痛やめまいなどの副作用が起きるらしい。なお、イマーゴを使いこなせてはいないものの、イマーゴを持つ子供は「イマーゴの子供」と呼ばれている。そのルーツは、コイルスの主任技術者であった猫目の父親が、微弱な電磁波でも高速通信が可能な量子回路の特殊な基盤パターンを偶然発見、さらにその回路が人間の意識すら受信できることを発見し、それを「イマーゴ」と名づけたことにある。しかしその現象の理論はおろか、原理すらいまだ解明することができない。オバちゃんによると、このイマーゴにより「電脳メガネ」という通信インフラが実現できたという。(イマーゴという言葉の本来の意味は、精神医学用語で幼い時に親しんだ大人〈主に親〉の理想像のこと)。 最古のイリーガルといわれている。ヌルキャリアが野生化したもの。「ちょうだい」と言いながら活動。古い空間に無数に存在し、触れた者の電脳体を古い空間に連れて行ってしまう。古い空間の暴走と共に人間を襲うようになった。 正式名称『ヌル・キャリアー』。もともとコイルス社が「古い空間」を調査・探査する目的で作成し使用していたが、人間の意識を古い空間に送ることが出来るため、古い空間への乗り物として利用するようになった。しかし、コイルス社倒産後もそのままにされたために野生化する。はざま交差点の鍵穴の入り口に現れたヌルキャリアは、コイルスのメガネをかけた者しか電脳コイル現象を発生させない、正規のヌルキャリアとされる。 暗号屋が使う電脳空間への干渉方法。作中ではしばしば「暗号」と呼ばれる。地面や壁に電脳チョークで暗号式を書くことで、電脳空間や電脳物質に対して干渉を行うことができる。特定の空間を管理外ドメインに偽装することもでき、サッチーやキュウちゃんから隠れることが可能。持ち運びも可能らしい。サッチーの攻撃でも壊れない丈夫なものや、踏んだだけで壊れるデリケートなものもある。壊れた場合、暴発する(制御不能の状態になる)こともある。 大黒市ではイサコが描いた暗号式の痕跡がさまざまな場所に残されていて、暗号式の意味を知らない子供たちから都市伝説として扱われていた。 オバちゃんによれば、そのルーツはメガばあの作ったメタタグと同じで、大半が解読可能である。またそのためにメタタグと互換性がある。また、暗号にも新旧があり、猫目は旧型の暗号を使っている。 イマーゴの力を持つものが使える、イマーゴと直結し思考から直接暗号を取り出すことができる構造体。人間の電脳体に埋め込んで使用する。暗号(古流と互換性がある)を暗号炉に吸収することで、その能力を連続して使うことができるようになるが、肉体や神経を傷つけるなどの危険な副作用もある。 プロデューサー - 三ツ木早苗(徳間書店)、渡辺繁(バンダイビジュアル)、松本寿子(NHKエンタープライズ) ※第25話では使用なし、第26話(最終回)はショートバージョンではない別バージョンが流れている。これらの回にはエンディングがない。 歌詞については、オープニングでは表示されるが、エンディングでは表示されない。 ただし、地上デジタル放送では、字幕表示をオンにすることで、エンディングでも歌詞が表示される。 ただし、2007年6月に放送された1話から5話までの再放送番組「電脳コイル アンコール」ではサブチャンネルであるNHK教育3で別番組が放送されていたため、525i、16:9ワイド放送のSD放送(標準精細度テレビジョン放送)で放送された。 アナログ放送では上下に細い黒帯を挿入して、ビスタサイズ(規格上ワイド映像)放送しているが、地上デジタルテレビジョン放送で視聴する場合に比べて、わずかではあるが端が切れる。 この「小説」はまだ完結していない作品や番組に関する節です。ある程度ストーリー・番組内容がまとまってから編集するようにしてください。 小説『電脳コイル』は、宮村優子が磯光雄の原作をもとに独自の解釈を加え、小説として書き下ろした作品。宮村優子初の長編小説。 アニメ版では金沢市から転校してきているが、小説版では西陽海(いるひめ)市から転校してきている。使用しているメガネは03(ゼロサン)型。メガネのOSは更新を重ねているので、ハードはかなり痛んでいるという。 メガばあのもとで「電脳力」をつけるための修行をしており、その目的はどこかに行ってしまったタラちゃんを助けるため。アニメ版と異なり、最初から神社の暗号の使い方を知っている。 また、イサコの皮肉も(彼女が口に出して言っていないにも関わらず)あっさりと返している(ヤサコとイサコはお互いの考えていることが分かるのではないかと考えられる)。 アニメではイサコのことを「天沢さん」と呼んでいたが、小説第一巻では「意地でもイサコと呼んでやる」となっている。 アニメ版ではヤサコと同じく金沢市から転校してきているが、小説版では大黒市に隣接した弁天市から転校してきている。メガネは02(ゼロニ)型。ヤサコのメガネよりも古いが、超級技術で作られた複製品である。アニメ版と同じく暗号が使え、イマーゴも扱える。 上記のヤサコと同じく、口に出していないにも関わらずヤサコの考えていることを察知している(理由は上記のヤサコと同じだと考えられる)。 ヤサコが最初に会ったコイル電脳探偵局員。「ヤサコ」のあだ名の名付け親。なおヤサコに渡した名刺には、「コイル電脳探偵局 電脳探偵NO.7」と書かれていた。アニメ版では表面に「コイル電脳探偵局」と書かれていて、裏面には「迷子の電脳ペット探します」と書かれていた。なお、意味不明のオヤジの言葉がわかる。 小説版の設定上「電脳メガネ」は13歳の誕生日までしか使えないが、メガばあは自作の「電脳メガネもどき」を着用し、電脳物質をバイナリ情報で見ることができる。小説版でもコイル電脳探偵局を率いているようである。 電脳メガネ開発の際の試作品、通称「マイナスモデル」の被験者4人の内の1人。小説版の設定上、電脳メガネを使用できる年齢ではないが、違法空間の摘発用に開発された特別仕様の「管理メガネ」を持っている。勤労学生である点は同じだが、アニメ版では17歳の女子高生で空間管理室の客員顧問であるのに対し、小説版では19歳でウェブカレッジの受講生でメガマス社からの出向職員となっている。 小説版の設定上、5歳の京子ではメガネの使用を許される年齢ではないため、着用しているのは素通しのただのガラスである。しかし、なぜか電脳物質の存在がわかるらしく、電脳メガネ着用者と同じように電脳物質を扱うことができる。 アニメ版では空間管理室の室長であるのに対し、小説版では室長の部下の技術長である。技術的なことがわからない室長と比較して、高い技術力を持っていながら空間管理室のムードメーカーであるところが、タマコから好感を持たれている。 得意技は『近道なくすよ?』。ヤサコの母曰く、『ものごとは要領良く、段取り良くちゃっちゃとすすめなさい』。でないと「すっごく時間が損」というありがたい忠告である。現に反応ののろいヤサコに代わってちゃっちゃと返事をしている。 大黒小学校の先生。ヤサコやイサコなどが在籍するクラスの担任。ヤサコとイサコの登校初日にはそれぞれ「小此木ヤサコ」、「天沢イサコ」と呼んでいた。 ヤサコがタラちゃんの素足に「おかしな模様」を見つけたあと、タラちゃんは家族ごと姿を消した。このことでヤサコは「なにかとり返しのつかない失敗をした」と自分を責めている。 小説版にのみ登場する。毎週日曜朝10時より放送の大人気バラエティ番組「お願い! マリリンマリーン!」の登場人物。 アニメ版と同じくハイテク産業行政都市。だが、元々は田園風景が目立つ田舎であったが、メガマス社が大黒市に移転してきたと同時にハイテク産業行政都市になった。そのしわ寄せは大黒市の場合なぜか「空間」に現れた(電脳霧がその証拠である)。 アニメ版と同じく主な活動内容は迷子の電脳ペットの捜索である。小説版で判明している局員はフミエ(会員番号七)、タマコ(会員番号四)、カンナ(会員番号六)、ヤサコ(会員番号八)などである。 有効期間が6年とされ、その日が近づくとメガネの機能は徐々に衰えていき、期限が切れると使えなくなる。また、電脳メガネの使用に年齢制限があり、すでに老人のメガばあ、5歳の京子は使用できないことになっている。電脳メガネ開発の際の試作型(マイナスモデル)、違法空間の摘発用に開発された特別仕様の電脳メガネも存在する。 なお、作中で主に出てくる人物の中で試作型の電脳メガネを持っているのはタマコだけだが、小説1巻の冒頭では他にも数人が試作型のメガネを持っているような台詞がある。 3年前にメガネが最も普及し始めたタイプ。大黒市のほとんどのメガネユーザーは3.5型をかけていると思われる。 3.5型のメガネの前に出たメガネ。だが、すでにクラシックなものらしい。そのため、このメガネをかけているユーザーは少ないと思われる。 ヤサコやイサコがかけているメガネで、一部ではプレミア級のお宝になっている代物。ただし、ヤサコの03は父親がメガマス社から安く買い、ヤサコの祖父がプレゼントとしてあげた物であるのに対し、イサコの02は本物の02の複製品である。だが、イサコ曰く「メガマスの技術者では遠く及ばないほどの超級技術で作られた」複製品で、別の意味でのプレミアムな道具(ツール)である。イサコの思想ではこの02を扱えるのは自分ともう1人だけだそうである。 ダイヤモンド型の表示が5つ並んだ「ファイブス」と呼ばれる電脳物質であり、ファイブスは高純度電脳物質である証でもある。小説版の世界では、ファイブスの電脳物質は滅多に見つからない代物のようである(ヤサコもメタバグが最初に見た高純度電脳物質である)。 アニメ版でいうメタタグ(小説版でも時々メタタグと表記される)。メガばあだけが作れる物で(ハードの対性を高める物はメガばあが作るとオフダに、通販だとカプセル型になっている)、オフダ状になっている。種類としてメガネビーム、ダウンロード促進剤、即効バグとり薬、GPS機能のメタタグなどがある。原材料はアニメ版と同じくメタバグである(電脳オフダは質がいいと小説版ではなっているが、その理由はメタバグを使っているからである)。 アニメ版のレンガ壁は攻撃を防いだり、時間稼ぎをする事ができる物だったが、小説版はビーム攻撃を跳ね返してビーム攻撃をした相手が逆に攻撃を受けるという物。なお、アニメ版では投げるとレンガ壁が広がるが、小説版ではそれよりも小さい物で、それを射抜いたらレンガ壁が広がるという物である。 ダイチ達大黒黒客が使う電脳弾。追跡くんの他に直進しかできないが破壊力がある直進くんがある。直進くんとは違い、鉄壁などの防壁にあたると防壁に沿って移動し、防壁に隠れている相手を攻撃することができる。なお、アニメ版の追跡くんは、かわしても相手を追いかけるという物である。 大黒黒客が古い空間を改造して作った電脳物質だけを通すトンネルである。イサコも度肝を抜かれた。フミエ曰く、「大黒小学校の中でなら有効」だそうである(理由は外だとサッチーに攻撃されるから)。 はざま交差点は金沢市にはなく、大黒市の町外れにある。小説一巻でイサコがイリーガルを誘き出す罠を仕掛けた場所でもある。 大黒市の子供達が目の色を変えて探している物。イリーガルに感染した電脳ペットは、徐々に体を蝕まれてしまう。イサコは、小説第一巻で「もし電脳ペットがイリーガルに感染したら、ミチコさんに連れて行かれるかも」と言っている。 イサコが使う電脳メガネの隠し機能。フミエもイマーゴだけは扱った事がないそうである。メガネが試作品だった頃、不具合が生じそのヴァージョンのメガネは全て回収されたとフミエは言っていて、イサコがイマーゴを扱える理由としてイサコのメガネに秘密があると考えている(一方ヤサコはゼロ型のメガネにイマーゴという隠し機能があるならば、自分のメガネにもその隠し機能があると考えている)。 京子の左手首に巻いてある時計で、かんたんなGPS機能やお報せ帰るコールなどが内蔵されている。電脳時計の竜頭を動かすとメニューが開く。小説一巻ではデンスケの犬小屋を軽くスキャンすることで、京子が騒ぎ出したら転送装置が作動するような仕組みもある。 小学館の漫画雑誌『ちゃお』2007年8月号に、別冊付録という形でコミカライズされた。作画は久世みずきが担当。なお、ちゃおコミックスで単行本化され、2007年10月31日に発売された。 なお内容は、久世みずきによる独自の解釈を含んだオリジナルストーリーとなっている。またアニメ版より漫画版の方が、ダイチやヤサコの恋愛描写が強く見える。 第13話までを振り返り、キャラクターや作中用語などを解説。イサコ役の桑島法子とフミエ役の小島幸子が出演した。 第1話から第22話までをダイジェストで振り返る総集編。オープニングアニメーション(前半部分のみ放映)はノンクレジット・歌詞表示なしだった。 デンスケをモチーフにしたブログパーツが、サントリー「C.C.レモン」のページで2007年12月20日まで提供されていた。 携帯公式サイト「電脳コイルモバイル」が、株式会社アールアールジェイより配信されている。アクセス方法は以下のとおり。 i-mode - iMenu⇒メニューリスト⇒待受画面/iアプリ待受⇒アニメーション/マンガ⇒電脳コイルモバイル EZweb - EZトップメニュー⇒カテゴリで探す⇒待受・画像・キャラクター⇒アニメ・コミック⇒電脳コイルモバイル Yahoo! ケータイ - Yahoo! ケータイ⇒メニューリスト⇒壁紙・待受⇒アニメ・マンガ⇒電脳コイルモバイル ^ 実際には、作中の背景画の中に「2026年」の文字が何度も登場するので、年代は2026年と推測できる。 ^ a b 初回放送の第8話では生年月日は「2015年」という描写があったが、それでは年齢の計算が合わず、発売されたDVDでは「2014年」に訂正されている。 カテゴリ: 継続中の作品 | NHKのアニメ作品 | アニメ作品 て | マッドハウス | 2007年のテレビアニメ | サイバーパンク |
[ 55] 電脳コイル - Wikipedia
[引用サイト] http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E8%84%B3%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%83%AB
