歩くとは?
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歩く(あるく)または歩行(ほこう)とは、足(脚)を持つ動物が行う、足によって移動することのうち、急がない速度で移動する事をいう。急いで移動する事は走るという。特に厳密な区別が必要な場合には、すべての足が同時に地面から離れることなしに足によって移動する事を言う。 「足によって移動する」とは、全体を支える部位であり接地している足の複数のうちの一部(例えば二本のうちの一本)から荷重を除き、その足を進行方向に移動させて接地させてから再び荷重させる動作と、その動作に伴って(同時に又は荷重後に)全体の重心を移動することを言う。これを繰り返すことで、足の届く範囲以上の距離を移動することが可能となる。このことから重力ないしは慣性力の働いていない環境下や、それを打ち消せるほどの浮力がある環境下では歩けない。 多くの場合が陸上に生息する生物の場合を云うが、海中においても節足動物は歩行を行う。タコなどでも見られるし、ヒレが変化した魚類にも歩く行為のようなものを見ることが出来る。 歩くことは人間にとって極めて一般的な行動の一つであるため、厳密な定義よりも感覚的な外見が類似する移動に関しても「歩いている」と認識されることが多い。この場合は、全体を支えていなくとも足に相当する「移動に用いられる部位」があり、それが「前後する(回転である場合もある)」ことによって「比較的ゆっくりと移動する」動作が「歩く」と認識される傾向にある。 人間の歩行速度は、時速4キロメートル程度。ただし、昔の人間は足が達者だったから、もっと速かったようである。走るのは、特に意識して行なうものであるが、歩く事は特に意識なしに行なわれる。距離がわかっていて、それを急ぐ場合には走る事もあるが、それが不明の場合、あるいは長時間の移動には歩くのが普通である。 不動産業などにおいて距離を表示する目安として、徒歩○分といった表現をする場合がある。慣例的に、徒歩1分は約80メートルに相当する。 直立二足歩行はヒトの進化と密接に関連している。二足歩行を行なう事で、後ろ足の大きな歩幅が確保でき、人の移動能力は大きく進歩したと思われる。近縁の動物の中では、長時間長距離の移動能力はヒトは優れたものである。体毛の減少も、全身から発汗する事を可能にし、熱放出の効率を高め、持久力を高めるための適応ともいわれる。 格闘技や武術においては、多くの場合に足運びは重要なものと見なされている。様々な特殊な歩き方、それに対する用語がある。 膝行(しっこう):本来は武士が城内で主君の面前(御式内)や神道の禰宜などが正面をむいたまま膝を曲げたまま体の上下左右のぶれなく進む歩き。後退は膝退(しったい)という。合気道では体を横にむけ体の変換を伴って歩く。 水中においては、水の比重が生物体と近いので、身軽な動物は泳いだ方が効率が良い。魚などは、水底にいても、移動には泳ぎを使う事が多い。あえて歩く動物は、一つは体が重いもの。貝殻を持つものや、頑丈な甲羅を持つものは歩かざるを得ない。アワビやサザエ、イセエビなどはこれである。もう1つは、水底に体を固定したい型の生活を行なうものである。アンコウなどはむしろこっちである。アンコウ類の場合、体を水底に固定し、鼻先の飾りで小魚をおびき寄せて食べる。移動の際は腹びれと胸びれで水底を押すように進むので、歩くように見える。急いで離れた場所へ移動する際にはやはり泳ぐ。 一般の魚は水中を移動するように対鰭のうちの胸びれが側面にあるので、歩くことはできない。ポリプテルスなどの古代魚には対鰭が腹面にあるものがあり、それらは水底を這うように歩ける。おそらくそのような、浅い淡水で水草の間の底を這うようにして生活していたものが、両生類に進化したものと思われる。 陸上性の動物は大抵歩ける。脚が突出していないナメクジやカタツムリなどは這うという。脚を交互に動かしてゆっくりと進行するのが歩く状態で、急ぐ場合にはこれに跳躍っぽい動作が混じるので、それを走るという。 ヒトに近いものではゴリラやチンパンジーは前足をつけて四足歩行するが、その際、前足は指を軽く握り込んで、地面には指関節の外側をつける。これをナックル・ウォークという。 中には歩けない動物もある。たとえば飛行に特化しすぎて脚をあまり動かせない動物として、トンボやツバメがある。これらの動物では脚は体を支えるために用いられ、移動の際は短い距離でも飛ぶ。もう少し脚がしっかりした小鳥では、歩くのではなく小さく跳躍して移動する。いずれにせよ脚を交互に動かすのが難しいからである。 樹上生活に特化したものにも、歩けない動物がある。皮膜を発達させたムササビやニホンモモンガ、ヒヨケザル、それに木から木へと跳躍するのが得意な原猿亜目のベローシファカなどは、地上では跳躍して移動する。これらの動物は、樹上では後ろ足から着地するため、そのような動作で地上を進むのである。 地上での跳躍に特化したために歩けない動物もある。カエルは、あまり歩かず連続した跳躍で前進する。ヒキガエル科の構成種は逆にあまり跳躍をせず、歩行に適した頑丈な四肢を持つ。英語のToadはこのように地上を歩行するカエルを表す言葉であり主にヒキガエルを指すが、別科の構成種に用いられることもある。 小型のトカゲもあまり歩かない。素早く走っては立ち止まる、という行動を取る。理由は定かでないが、天敵の目をくらます効果があるのかも知れない。動いている物は見つかりやすいので、動かない時間を作る方が安全だからである。オオトカゲなど大型のトカゲはゆっくりと歩き、状況に応じて走る。 たとえば森林を伐採して、自然萌芽に任せると、切り株の周囲から新芽を出し、それが育って木になる。元の切り株が腐れば、切り株の幅をおいて、新しい木が並ぶ事になる。言わば切り株の幅の分だけ木が移動したわけで、これを木が歩いたというのである。いずれにせよ、植物が移動する場合、どうしても素速くはないから、走るという言葉は似合わない。 それ以外にも、動くはずのないものが動いたとされることがある。たとえば琵琶湖はかつては違う位置にあったとか、海岸にあるはずの岩が内陸部で見つかったとかの場合、○○が歩いたと言われることがある。移動したにせよ、早くはないはずだとの感じによるものであろう。 特に二本足で歩く際に「足を接地して荷重してから全体の重心を移動する」場合を静歩行といい、また「足を進行方向に移動させると同時に全体の重心を移動する」場合を動歩行という。 人間が歩く場合には動歩行で歩くのが通常であるが、動歩行では足が接地するまでの間は接地している足だけでは全体を支えられない不安定な状態であり、また「足が接地する瞬間」に如何に荷重されるかを予測しながら歩かなければならない。だから石に躓いたり足を引っ掛けられたりして予想外の事態が発生すると転ぶのである。 この如何に荷重するかを予測しながら歩くことは簡単ではないため、静歩行ができるようになった段階で頓挫した二足歩行ロボットの研究は少なくなかった。しかし現在では研究が進み、ホンダの二足歩行ロボット#ASIMOでは動歩行どころか走行まで出来るようになっている。 歩くこと、は重病人や一部の障害者を除き問題なく実践できる行為であり、しかも現代人が罹患している病気や不健康状態を改善する効果をもつ。そこに注目し、エクササイズ入門としてしばしばもっとも一般的に推奨される運動となっている。 |
[ 65] 歩く - Wikipedia
[引用サイト] http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A9%E3%81%8F
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はじめに 歩く旅にこだわって、この(2002)夏休みにフランスの田舎の、極狭い範囲ですが歩いてみました。あまりガイブックに紹介されていないこと、ところを中心に書いてみました。 場所 (旅先) フランス中東部ブルゴーニュ地方のディジョン(DIJON)を中心にコートドール(県)が位置している。ディジョンから南のボーヌまでの西部に丘陵地があり、ここをコートドール(COTE D’OR),黄金の丘と呼ばれている。ブルゴーニュ ワインの産地として世界にその名をとどろかしている。ワインに関しては他のサイトに詳しいので、ここではふれません。この丘は典型的なケスタ地形をしており、興味あるところです。歩いたところはボーヌ西部、ヌイサンジョルジュ西部、ヌイサンジョルジュからジュブリ・シャンベルタンです。 地図 歩くには地図は必要。地図のない旅も刺激的ではあるが、時間に制約のあるサラリーマンでは難しいだろう。地図が魅力的だから歩く衝動に駆られる。フランスの地図はミシュランのもの(20万分の1)が気軽に入手可能だが、自動車用だろう。もっと詳しくなるとIGN(フランス国土地理院)の発行のものになる。 折り図で、広げると1200×900mmと大きい。ミシュランのものも同じだが、全部広げなくても、小さく広げて全域が見られるようになっている。日本の折り図は最新のものでも、そうなっていない。主要な歩く道( GR )がのっている。コートドールの丘はNo.37 DIJON 折り図で全国をカバー。サイズは広げると 50×70cm 。日本と同様に2.5万分の1に主力を移していて、いずれなくなるのかも知れない。現地価格5 Euro程。 じっくりと歩くには、最適な尺度だろう。GR(大規模歩道),GPR,はもとよりPR(小規模歩道)をのせている。以下の種類がある。 100万分の1図にフランス全土および近隣国のGR(長距離歩道)、E3等 (ヨーロッパ歩道)が載っている。裏面には2.5万分の1地図のindexがあり、カタログが入手できなかったのでtraveler’s book storeより入手、10$程度。1996年版 と古い。Indexがweb上で見られるようになったので価値は半分になった。フランス縦断などを計画している人以外には不要だろう。 ●現地で ;このコートドールに関してはメジャーな観光地といえるようで、大きい土産物屋が主要なところにあり、ミシュランの地図と同じく、IGNの地図が入手可能なことが多かった。Beauneではインフォメイション隣のAthenaeumが土産物屋兼、本屋兼、ワイン屋で入手可。土産物屋は日曜日も含めて営業時間が長いので旅行者には便利。Dijonのような主要駅の売店でも。 いずれのサイトも2.5万分の1のIndex(地図の一覧図)を載せていないので,希望のものを探すのに何回かやり取りが必要。IGNサイトでIndexが見れるようになった。03-7-22。コートドールのindexはここ。 ●日本で ;三省堂 マップハウス(東京、神田) 2.5万分の1のTOP25が、Alps地方の10点ほどあった。価格2200円。注文により受け付けるが、納期が2ヶ月ほどかかるとのこと。(02/10月調査)。電話 03-3233-3312 歩く道 日本の自然歩道とよく似ているが、看板による案内板はまずなくて、10cm×15cmのペイント表示(下図参照)が立ち木、橋、路傍の石にしてあるので、知らないと探しずらい。車が入ってこないわけでもない。つぎの3種類に分類されている。 GR (Grand Randonnee) :長距離歩道。日本の自然歩道と同様に、ある所から他のある所へ引いた道。100km以上ある。途中に分岐する支線も多い。 GRP (Grand Randonnee pays) :GRの短いもの。50km程度。今回のヌイサンジョルジュからジュブリ・シャンベルタンの「特級ワイン街道」がそう。 歩く道のガイドブック Gite de France サイトより入手可能。20euro程。コートドールに関しては品切れで今後も入手できないようでした。今回はボーヌの土産物屋で入手、‘95版で情報はいくらか古い。FFRP (フランス歩く道協会)が全仏で100点ほど出版している。FFRPサイトより入手可能かもしれない。5万分の1地図にコースが引かれているから、これだけでも歩けるはず。コースの大半は鉄道駅と離れているので車のない旅行者には不親切。町村名と、食料品店、レストラン、キャフェ、宿の関係が表になっているので、昼食、宿泊に使えるはずだが、有 無だけの内容だから、ないよりましという程度。 ★ ボーヌの案内所でもらった観光パンフに、ボーヌ周辺の歩く道のガイドブックが載っている。案内所で入手可能だろう。南北シリーズで2冊、各14コースで各7.55e。現物を見ていないので、詳細は不明。 宿 Chamble d’hote(民宿) ホテルより一般の暮らしが、見たいと思い民宿をあたって見ました。Gite de France サイトよりコートドールの民宿ガイドを入手(15euro程、毎年春発行)、メールで予約可能な所へ事前に予約を4件トライしましたが、2件は24時間で返事なく、いずれも満室のようでした。現地で5件予約入れましたが、いずれも満室でした。この時期(8月15日前後)に、ここコートドールでは1ヶ月以上前から予約を要するようだ。GRのように長距離を歩くとなると、どうしてもホテルのない小さな村に泊まることになるだろう。そのときはこの民宿ガイドが重要になる。値段は同等のホテルより10%程安いくらい。 ホテル ホテルの情報が各種ガイドブックにのっているので避けるが、ボーヌでは30軒、ヌイサンジョルジュで10軒、ジュブリ・シャンベルタンで5軒ほどあった。この時期(8月15日前後)は午前中にあたってみて2割程度満室でした。値段(朝食別)は3つ星で70e,2つ星で45e程とパリの6〜7割ほど。 歩く道と宿 以上の情報を2枚の地図(コートドール北、コートドール南)に表してみました。ホテルはネット上のBurgandy観光案内より入手、星なし、4つ星は一般的ではないので含まれません。民宿はフランス民宿協会よりです。民宿も4つ穂クラスは含まれません。詳しくはBurgandy観光案内でAreaにCote des Grands Vinsを選択するとだいたい網羅されます。 民宿はこのBurgandy観光案内ではGite・・・貸し民家(1週間単位で借りる)と区別されずに出てくるのでGITE DE 歩き方 日本の自然歩道と同じくGR(長距離歩道)は片道で歩くことを考えられているから、周回コースは取れないことが多い。どうしても長い休暇とかなりの体力が要求される。一般的にはPRの周回コースが便利でしょう。今回のようにボーヌ、ヌイサンジョルジュに宿をとり軽支度で歩ければ楽しい。どちらにしても距離は10〜15kmに押さえたい。 歩く道を外す ガイドブックなどに頼らずに、地図のみで歩くことが私の理想である。ちょうどお仕着せのパックツアーではおもしろさが少ないように、あらかじめ決められたコースを行くことには抵抗があるものだ。実際に行ってみると、たとえばわざわざ遠回りをするところには、それなりの見せ場があることが多い。コースは地元の人が練ったものだろう、旅行者が地図上で練ったものではとてもかなはない。もしもコースを外して歩くなら、次のことに注意。 歩く道は細いほどおもしろい、が田舎では小道は私道であることが多い。とがめられてもやむをえないのだ。そのためにわざわざ歩く道を指定してあるともいえる。立ち入り禁止の道には入らないこと。ENTRE INTERDIHTE と表示してあることが多い。 車の通る道、国道を歩くことは考えないだろうが、D35などと呼ばれる地方道でも交通量は少ないにしても、車の速度は日本の比ではない。100km近いスピードだろう。彼らは高速では150kmを出すのが普通なのだから。またこんな道を歩いている人がいるのが、おかしいと思われているふしがある。 鉄道、バス ダイヤ ボーヌ在住の山田 明さんよりディジョン=ボーヌ間のバスダイヤ(ligne 44)を入手しました。現在ネット上より入手可能です。Horaires Transco.の44をクリック。旅行者が利用できそうな便とバス停を選んで訳文をのせました、バス時刻表。これ以外の便は夏休み等の休校日に運休するので注意。現在リンクが切れています。が資料として残したいのでこのままUPしておきます。05-8-16 全便、全バス停のものは原文のままです。バス時刻表(原文)。利用者のほとんどが通学のためで、旅行者に向いていないので注意。 SNCF(国鉄)の時刻表はディジョン=ボーヌ間で、旅行者が利用できそうな便を選んで訳文を載せます。SNCF時刻表。 タクシー事情 上の鉄道、バス路線を除くとこの丘の核心部での交通手段はタクシーしかない。ボーヌ在住の山田 明さんよりの情報です。ディジョン駅では駅待ちタクシーがふんだんにいて客の希望通りに応じてくれる。ボーヌ駅ではシーズン中は2,3台いるはずだが、昼休みを取るとか、遠くは行かないとか、わがままなタクシーのようだ。ヌイサンジョルジュ駅にはいない。これ以外はホテルへ呼んでもらうしかない。通りすがりの村に電話で呼べないと思ったほうが良い。料金は初乗り6.5e、10km25e程度。 装備 持ち物は軽いほど快適だ。類書に歩く旅には体重の1/3まで可能とあるが、一般向けには私は1/10までを推奨する。私にとっては5kgまでだ。丘陵歩きに大した装備もいらないが、参考までに私の場合を紹介する。 靴: 私の妻のようにスニーカの類でも良いかも知れないが、不整地を歩くとある程度の硬さがいるだろう。といってトレッキングシューズほどでもなく、しかも町歩きにも合うという要求を満足するものは、意外なほど少ない。私のはサロモン YSB 643 8500円程でトレイルランニング向けと表示してあったようだ。重量片方450g このサロモンも寿命が尽きて、新調しました。今やトレイルランニング用が入手しやすい、ニューバランス M703 8000円、重量350gと軽いが、その分硬さがない、ホールド感が少ない。がサロモンに比べて幅広で履きやすい。04-11-19。 重大な欠点がある。ぬれたマンホール、側溝の格子状のふた、平面に仕上げた石で極端に滑りやすい。 リュックサック: 16Lほどの小さなものでベルト1本締めのシンプルなもの。25年程使っている。ICI石井スポーツ製 ショルダバッグ: 町歩きもあるので小さなものがあると便利。ウェストポーチでも良いがあまりに旅行者然としすぎてスリに狙われる。とガイドブックによく書いてあるし、事実パリの地下鉄で妻が被害にあいそうになった。 ショーツ(半ズボン): 真夏に歩くにはこれに限る、この心地よさを味わうために歩いている。フランス人はあまりはかないようだが。自転車のりにとっては必携品だが、気に入ったものはなかなか少ない。 水筒: 現地でペットボトル500mLが入手できる。軽さと密封性ではかなうものはない。1Lタイプもある。 ある1日 ヌイサンジョルジュの宿は2ツ星で妻は居心地がよくないという。もう少しいいところへうつりたいという。歩く旅にはこの旅篭風情位がふさわしいと思えるが。インフォメーションのホテルリストによれば、すぐ近くに3つ星があり朝歩いて向かう。入り口にCOMPLETのカードがかかっていたが、フロントへ。受け付嬢はやはり満室というが、他のホテルを紹介し、電話で予約をしてくれた。ここから4Kmほど離れているという。どうも空身で行ったので自動車旅行者とまちがえられたようだ。 街中でT/Cを換金しようと銀行へ、なぜか断られて3軒目でようやく。どうもBANQUEとあっても両替をやってるとは限らない。広場のMARCHE(市場)をのぞく。食料品、衣料品、日用品が30店ほどあり、日常の暮らしがのぞける。もちろん高級なブランドとは無縁の世界だ。 郊外のホテルに昼頃到着。建物は古く見えるが移築したもののようだ。わが身にはとても豪華だ。歩く旅にはふさはしくはない、自動車旅行者向けだろう。 昼飯はとホテルのレストランを覗くが、最低の定食で30ユ−ロとかなり高めで、町までサンドウィッチを買いに戻る。特に予定のない旅と、午後は昼寝、フランスへ来て4日目というのに、時差ぼけを理由に毎日のように。何もしない贅沢を味わっているとおもえばいいか。 3時ごろから、1人ホテルのすぐ前の歩く道を行く。まさに「コートドールの丘を歩く」だ。丘は1/3下はブドウ畑、1/3中は潅木、または畑、1/3上は森林が典型的なパターンだろう。 ここは1/3上は放牧地が広がっているようだ。ときどき目にする、歩く道のマーク(目印)を確認しながら登っていく。夏の3時すぎだが30度位か、日本と違って汗が滴ることもなく、いくらか楽。この暑さではさすがに歩いている物好きもいない、と思っているとMTBのグループ5,6人に追い抜かれた。ごく自然に「Bonjour」,いなかでは知らない人でもあいさつは欠かせない。 小1時間で最初の小邑concoeurに着く。農家の特産品を売る店が1軒(予約すれば食事も可か)、民宿が1軒、ほかにはcaféすらない静かな村の昼下がりだ。この村より東へ、途中の石きり場は、ケスタ地形の硬い地層を象徴するようなスレートを産すようだ。収穫の終わった麦畑を行くと、丘の東端部に、見晴らしよく大平原が見渡せる。空気が澄んでればはるかモンブランが遠望できると何かの本で見たよう。直下の村はvosne-romanee・・・・ロマネコンテを生む村だ。(実はこのときは知らなかった)。そのブドウ畑上縁を縫うように近道でホテルへ戻る。6km、2時間のショートコース。今日の合計10kmか。 夜はホテルのレストランで食事。最安の定食が40eでやはり高い。最安のワインが40e、最高がロマネコンテ600e。もちろん最安で頼む。見渡せば半分くらいの人がそのようだ。昨日までここの半分位の値段で食事してきたので、豪勢ではある。本場とはいえ、安いレストランでもワインリストはかなり見ごたえがある。ただ我々2人でワインボトル1本を空けるのは、苦行である。がいまだかって1/2ボトルはかの地では見たことない。350mlのカラフ(水差し)のハウスワインを頼めばよいのかも知れないが、少なくともメニューには載っていないし、だれも頼んではいないよう。かくして1/2ボトルを残すはめになり、もったいないこと。 丘の上の歩く道 ヌイサンジョルジュの丘、歩く道。石にマークが見える 「フランス個人旅行」 小森谷 さんの個人旅行のみならず、たくさんの人の投稿が秀逸、コートドールにはまらされたサイト 「ランドナー補完委員会」 古典的旅行自転車の最大古巣、Netにはまらされたサイト、掲示板に「せともの」でかきこみ。 「ツーリング データ ベース」 サイクリストからのコース、情報のDB。愛知県、岐阜県、石川県に私の情報が多い 人里の植物(普通には雑草という)、帰化植物・・・・瀬戸の帰化植物へ、馬頭観音、……ぶらぶら歩きについてくるものか。 |
[ 66] フランスの歩く道
[引用サイト] http://www.gctv.ne.jp/~gyudon/
