デマンドとは?
|
目標のデマンド値を設定すると、その値の目標デマンドラインが現れます。また目標デマンド値への目安となる標準デマンドラインが現れます。 毎正時(毎30分)からの消費電力量を表す現在デマンド線(緑色)が表示されます。この電力量を元に予測デマンド線がひかれ、予測デマンド値を赤いマーカーで示します。 消費電流が増加し予測結果が目標デマンド値を超えると、警報が出力されます。このままだと目標デマンドを超え、契約電力がアップしてしまう危険性があります。 省エネ管理者は、エアコンの設定温度を上げるなどして、管轄部署内の消費電力量を下げなければなりません。消費電力量が減ると予測値も下がり、警報も解除されます。 高圧、特別高圧で電気を受けるビル、工場などでは、電力会社が30分最大需要電力計(デマンド計)が組み込まれた電子式の取引用電力量計を取り付けて、電気の使用量を計測しています。30分最大需要電力計は、30分間(毎時ごとの0分〜30分、30分〜60分の30分間)の電気の使用量を計測し、平均使用電力(kW)を算出します。そして1ヶ月の最大の値を記憶し、表示するようになっています。 現在の電気料金制度は、契約電力で決まる基本料金と電力使用量で決まる電力量料金により計算されます。 ※力率を改善することにより基本料金が割引きされます。85%を下回る場合は割増しされます。 契約電力はデマンド時限(30分間)の平均使用電力であるデマンドが基準となり決定されます。各デマンドの最大値が最大デマンドとなり、この値が契約電力を左右します(デマンド値が大きくなれば契約電力も大きくなります)。このため同じ電力使用量でも、契約電力が大きくなれば電気料金が大きく上がってしまうことになります。従ってエネルギーコスト削減のためには契約電力を低く抑えることが有効な手段になります。 またデマンド監視によりデマンドを抑えることは使用電力量の削減にもなり、省エネを実現することにつながります。 高圧で受電される契約電力500kW未満のお客様の場合、その月と過去11ヶ月の最大需要電力(デマンド値)の中で最も大きな値が基本電力の計算に使用されます。つまり1回でも大きなデマンド値が出ると1年間はそのデマンド値が適用されます。 高圧で受電される契約電力500kW以上のお客様の場合、協議により契約電力が決められています。最大需要電力が契約電力を超えると、通常より割増しの違約金を支払うことになります。そして最大需用電力(デマンド値)をもとに新たに契約電力の変更の協議が行われることになります。 |
[ 76] 電力デマンドとは|消費電力監視システム
[引用サイト] http://www.m-system.co.jp/eco/about/index.html
