全身とは?
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遺伝的体質によって発症。二次感染も併発。我慢することが多いのがこの皮膚病です。 脂漏性湿疹の体験談はこちら 寝汗は漢方では盗汗(とうかん)と言い、体調不良から引き起こされることが多い疾患です。 寝汗の体験談はこちら 50歳代くらいの中年から初老期に多く見られます。 パーキンソン病の体験談はこちら 皮膚科を転々とされた方、ステロイドの副作用を心配された方・・・の声が届いてます。 尋常性乾癬の体験談はこちら 励ましたり怒ったりすることによって自分の無力さを責めるようになり更に深く落ち込んだり・・・。 更年期障害は、一人により改善までに長い期間を要する人。2・3ヶ月で改善してしまう人などさまざまです。体質によって全然変わってきます。 なんといっても免疫力が低下するのですから・・・。 低体温の体験談はこちら 若い頃から吹き出物に悩まされていた方や、首筋にまで広がり悩んでいた方のお話しも。 水仕事、毎回辛い思いをしている女性は沢山いるはずです。 主婦湿疹の体験談はこちら 病院の検査で異常がないのに、ふらついたりするのは心配でどこへいっていいのやら・・というご相談は多いですよ。 糖尿病については色々な説がありますが、免疫力上げることによって対処が出来たケースがあります。 検査で異常がなくても、めまい・立ちくらみ・顔が蒼白である・・・などの貧血症状がある方は、数値にとらわれず、そういった症状を改善していく必要があります。 遺伝だけが原因ではありません。アトピー性皮膚炎を引き起こす誘因として、ハウスダスト、ダニ、カビ、花粉、ペットの毛、牛乳、卵、ストレスなどがあげられます。 特に女性は、ホルモンの影響を受けるのに加え、男性に比べて筋肉量も少なく、血管も細いため、むくみが出やすいので、普段からの養生&ケアが大切です。 私たち人間にとって不可欠な睡眠。ぐっすり眠ることが様々な症状の改善につながります!! 全身がだるい、疲れやすいといった体験は誰もが一度は経験していることではないでしょうか?休養を取っても疲れが取れない場合は、病気の可能性も・・・。 最近よく聞かれる動脈硬化の原因にもなります。油物や甘いものを食べる方で、野菜が不足している方に多いので、食事に気をつけましょう。 誰もが経験したことのある筋肉痛。もし痛みが長く続くような場合には、他の疾患も考えられますので、医師の診察を受けましょう。 原因がわからない微熱、ほてりが長く続くような場合には、何らかの疾患が原因となっていることもありますので、医師の診察を受けましょう。 免疫との関係が深い疾患です。根気強く継続された方の声が届いています。 蕁麻疹は身体のバランスが乱れていますよ、というひとつのシグナルです。 漢方を始めてからなぜか肌がきれいになった、という嬉しいオマケがあった方からも体験談をお寄せいただきました。 お読みになるときっと勇気が湧いてきますよ♪※全ての方が漢方相談で改善されているわけではありません。ご了承ください |
[ 18] お客様の声・体験談(全身)<漢方相談>
[引用サイト] http://www.acsysun.co.jp/counseling/taikendan/t_zenshin.html
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この病気は、英語でsystemic lupus eryhtematosusといい、その頭文字をとってSLEと略して呼ばれます。systemicとは、全身のという意味で、この病気が全身のさまざまな場所に、多彩な症状を引き起こすということを指しています。lupus erythematosusとは、皮膚に出来る発疹が、狼に噛まれた痕のような赤い紅斑であることから、こう名付けられました(lupus、ループス:ラテン語で狼の意味)。発熱、全身倦怠感などの炎症を思わせる症状と、関節、皮膚、内臓などのさまざまな症状が一度に、あるいは次々に起こってきます。その原因は、今のところわかっていませんが、免疫の異常が病気の成り立ちに重要な役割を果たしています。 日本全国に2万人〜4万人程の患者さんがいると考えられています。難病の申請をしている方は、43,177(平成8年)ですが、申請をしていない方、医療機関に受診していない方などを含めると、この2倍位の人がこの病気をもっていると推定されています。 たくさんの人種が生活しているアメリカ合衆国での調査によると、この病気は、白色人種には比較的少なく、アメリカインディアンなどの有色人種に多いといわれています。ある特定の地域での発生も報告されていますが、日本においては、地域差などは見られません。また、輸血によって病気が起こったという報告もなく、特別な環境が病気の発症に関係しているという証拠は見つかっていません。 平均すると男女比は1:9ほどで、圧倒的に女性に多い病気です。なかでも生理が始まってから終わるまでの期間に多く、子供、老人では、逆に男と女の差が少なくなります。 すべての年齢に発症しますが、15才から65才までの、子供を産むことの出来る年齢に多く起こります。 多くの研究が世界的に行われていますが、残念ながら今のところはその原因はわかっていません。ただ、自分自身の体を、自分自身の免疫系が、攻撃してしまう病気です。本来なら、免疫とは、自分の身を細菌やウイルスなどから守ってくれる大切な役割をしているのですが、この病気にかかると、この免疫力が自分の体を攻撃するようになり、全身にさまざまな炎症を引き起こします。 何かのきっかけによって、病気が起こったり、あるいは病状が悪化したりすることがあります。そのきっかけになるもの(誘因)がいくつか知られています。紫外線(海水浴、日光浴、スキーなど)、風邪などのウイルス感染、怪我、外科手術、妊娠・出産、ある腫の薬剤などが、知られています。 自分自身の体に対する免疫は、血液中の抗体を調べることによって、判断できます。この病気の患者さんの95%以上が、血液中に、抗核抗体という抗体をもっています。自分自身の細胞のなかにある核と反応してしまう抗体です。この抗体が、自分の細胞の核と反応し、免疫複合体という物質を作って、全身の皮膚、関節、血管、腎臓などにたまって病気が引き起こされると考えられています。このほか、免疫を司るリンパ球も直接、自分の細胞、組織を攻撃すると考えられています。 この病気を持っているお母さんから、どの位の頻度でこの病気の子供が生まれるか、詳しい統計は難しく、きちんとした成績がありません。しかし、その頻度は、低いながらも、一般のひとの発症頻度よりも高いと考えられています。 遺伝子が同じと考えられる一卵性双生児では、どの位の割合でこの病気が起こるのでしょうか。多くの報告では、30%程度とされています。ですから、遺伝子が同じでも30%しかこの病気が起こらないといえます。すなわち、残りの70%は、何らかの環境要因が考えられます。 ただ、この病気を含め自分自身の体に対するする免疫が起こる病気(自己免疫病)が、親族に多く見られる家系があります。それが、どのような遺伝子と関係しているか、世界中で研究が行われています。その候補となる遺伝子がいくつか報告されています。 一般的に、全身症状、皮膚関節症状がほとんどの患者さんに見られます。これに、さまざまな内臓、血管の病気(一人一人異なる)が加わります。この内臓の症状が全くない軽症のタイプもあります。 手や指が腫れて、痛む関節炎を起こします。肘、膝などの大きな関節に、日によって場所が変わる移動性の関節炎が見られることもあります。 もっとも有名なのは、頬に出来る赤い発疹で、蝶が羽を広げている形をしているので、蝶型紅斑と呼ばれています (図1)。皮膚をさわると、一つ一つが丸い発疹が、重なりあい、少し盛り上がっているのが特徴です。同じ、頬に出来るものにも、盛り上がりのない、ハケで薄紅色の絵の具をぬったような紅斑も見られます。また、一つ一つが丸く、ディスク状(レコード盤)のディスコイド疹も、この病気に特徴的で、顔面、耳、首のまわりなどに好発します。 強い紫外線にあたった後に、皮膚に赤い発疹、水膨れ、あるいは熱が出る人がいます。このような症状は、日光過敏症といい、この病気でよく見られます。この症状が、病気の始まりであることも少なくありません。しかし、この病気以外にも、日光過敏症を起こす病気がいくつかありますので、それらとの区別が必要です。 多くは、口の奥、頬にあたる部位や上顎側に出来る粘膜面がへこんだもので、痛みが無く自分で気付かないことがしばしばです。痛みを伴うベーチェット病の口内炎と対照的です。 朝起きたときに、枕にこれまでなかったほどたくさん髪の毛がつくようになります。また、円形脱毛のように、部分的に髪の毛が抜けたり、全体の髪の量が減ったりすることもあります。また、髪が痛みやすく、髪の毛が途中から折れてしまう人もいます。 様々なものが知られています。すべての症状が起こるわけではなく、一人一人によって、出てくる症状、障害される臓器の数が違います(全く臓器障害のない、軽症のひともいます)。 自分自身に対する免疫を抑えるため、免疫抑制効果のあるくすりを使います。なかでも、副腎皮質ステロイド剤は、特効薬として知られています。病気の重症度によって、その薬の量が違います。この薬剤は、副腎皮質という場所から出ているホルモンを、化学的に作ったもので、代表的なものはプレドニゾロンです。一日5mg相当のホルモンが体内から出ていますので、5mgのプレドニゾロンを飲むということは、自分自身が毎日作っている量と同じ量を補うことになります。一般的に、重症のかたでは、一日50〜60mgを必要としますし、逆に軽症の人では15mg程度で十分のこともあります。最初2週間から一ヵ月この量を続け、徐々に減らして10mg前後を長期に飲み続けます。 副腎皮質ステロイド剤が、効果不十分か、副作用が強い場合に、免疫抑制剤を使うことがあります。アザチオプリン(イムランなど)、サイクロプォスプァミド(エンドキサンなど)、タクロリムス(プログラフ)、ミゾリビン(ブレジニン)、サイクロスポリンA (サンヂュミン)などです。 副腎皮質ステロイドを、点滴で大量に使用する方法です。口から飲むより、より早く、かつ効果も高いとされており、重症度のかなり高いかたに使われます。一般的には、三日間の使用ですので、この間副作用も比較的少ないとされています。その後は口からの服用に切り替えます。 血液中の病気を引き起こしている免疫複合体やリンパ球を、体の外に取り出してこれをフィルターを使って取り除く治療法です。ステロイドや免疫抑制剤がどうしても使用できない、あるいは効果が不十分な場合に使われます。 血栓を作りやすい抗リン脂質抗体症候群を合併しているひとでは、小児用バッファリン、ワーファリンなどによって、血栓の予防が行われます。 腎不全のときの透析療法など、その病状に合わせて治療が行われます。また、血行障害の強いひとでは、血管拡張剤などが使われます。 臓器障害の広がり、重さによって、病気の重症度が異なります。関節炎や皮膚症状だけのひとは、薬剤によるコントロールもつけやすく、健康な方とほとんど変わらない、普通の生活が出来ることも珍しくありません。一方、腎臓、中枢神経、血管炎などでは、多種類の薬剤を、大量に、そかも長期にわたって使わなければならないことがあります。したがって、一口に全身性エリテマトーデスといっても、その病気の広がり、重症度によって、その後の経過は、全く異なります。しかし、そのコントロールは年々改善され、数十年もこの病気と付き合っている患者さんも増えてきました。そのため、高齢化に伴って起こってくる生活習慣病(動脈硬化、糖尿病、高血圧など)などに対する対策も必要です。 副腎皮質ステロイド剤が、この病気の特効薬として知られています。この薬が知られていなかった、1950年代に比べ、この病気のコントロールは、飛躍的に進歩しました。この頃には、5年以上生き延びる人は50%程とされていましたが、現在では90%以上にまで改善しています。しかし、病型によって、ステロイド剤の効きやすいもの、効きにくいものがあります。免疫抑制剤が使われるようになって、病気のコントロールはさらに良好になってきています。 PDFをご覧になるにはAcrobat readerのプラグインが必要です。お使いのパソコンにAcrobat reader がインストールされていない場合はダウンロードして下さい。 |
[ 19] 難病情報センター|全身性エリテマトーデス 特定疾患情報
[引用サイト] http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/063.htm
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全身性エリテマトーデスはDNA−抗DNA抗体などの免疫複合体の組織沈着により起こる全身性炎症性病変を特徴とする自己免疫疾患である。症状は治療により軽快するものの、寛解と憎悪を繰り返して慢性の経過を取ることが多い。 全国疫学調査の結果、1991年の全国受療患者数は23,300人であった。発病率は10万人あたり10〜100人と推定されている。若年女性に好発し、発症年齢は20〜40歳代であることが多い。 一卵性双生児での全身性エリテマトーデスの一致率は25%程度であることから、何らかの遺伝的素因を背景として、感染、性ホルモン、紫外線、薬物などの環境因子が加わって発症するものと推測されている。その結果、自己抗体、特に抗DNA抗体が過剰に産生され、抗原であるDNAと結合して免疫複合体を形成される結果、組織に沈着して補体系の活性化などを介して炎症が惹起される。 蝶形紅斑とディスコイド疹が特徴的である。蝶形紅斑は頬のみならず鼻梁に掛かるのが特徴である。日光暴露で憎悪する。皮膚生検では、真皮表皮結合部IgGの沈着が認められる(ループスバンドテスト陽性)。ディスコイド疹は顔面、耳介、頭部、関節背面などによくみられ、当初は紅斑であるが、やがて硬結、角化、瘢痕、萎縮をきたす。このほか凍瘡様皮疹、頭髪の脱毛、日光過敏も本症に特徴的である。口腔、鼻咽腔に無痛性の潰瘍が出現することもある。 筋肉痛、関節痛は急性期によくみられる。関節炎もみられるが、骨破壊を伴うことはないのが特徴である。 糸球体腎炎(ループス腎炎)は約半数の症例で出現し、放置すると重篤となる。急性期では、蛋白尿がみられ、尿沈渣では赤血球、白血球、円柱などが多数出現する( telescoped sediment)。 中枢神経症状を呈する場合は重症である(CNSループス)。うつ状態、失見当識、妄想などの精神症状と痙攣、脳血管障害がよくみられる。髄膜炎、脳炎、脳神経障害も稀ではあるがみらることがある。 心外膜炎はよくみられ、タンポナーデとなることも稀にある。心筋炎を起こすと、頻脈、不整脈が出現する。弁膜病変は一般に無症状であるが、軽度の大動脈弁不全や僧帽弁不全を起こすことがある。また、弁尖に疣贅を形成してLiebman-Sachs 心内膜炎を呈することもある。また、反復する血栓性静脈炎を起こす場合には、抗リン脂質抗体症候群の合併が疑われる。 胸膜炎は急性期によくみられる。このほか、間質性肺炎、細胞出血、肺高血圧症は予後不良の病態として注意が必要である。 腹痛がみられる場合には、腸間膜血管炎やループス腹膜炎に注意する。稀に膵炎を起こすこともある。肝障害は軽度かつ一過性のことか多い。 溶血性貧血はよくみられ、直接クームス試験陽性で、網状赤血球の増加とハプトグロビンの低下などの所見から診断される。白血球減少や血小板減少もよくみられ、抹梢での破壊によるものと考えられている。抗リン脂質抗体症候群では、血栓症の多発、血小板減少に基づく出血症状などがみられるが、APTTの延長とともに抗カルジオリピン抗体、ループスアンチコアグラントなどが出現し、梅毒血清反応の生物学的偽陽性などがみられることもある。 発熱、関節炎などの軽減に用いられる。ただし、全身性エリテマトーデス患者は薬剤アレルギーを起こしやすいこと、NSAIDの長期投与は消化管潰瘍、腎障害などを起こしやすいこと、などに注意することが必要である。 全身性エリテマトーデスの免疫異常を是正するためには副腎皮質ステロイド剤の投与が必要不可欠である。一般には経口投与を行ない、疾患の重症度により初回量を決定する。軽症例ではプレドニゾロン換算で1日15〜30mg、腎症のあるものは40mg以上、治療抵抗性のものは60〜80mgが用いられる。初回量は2〜4週間前後継続したのち、臨床症状、理学的所見、検査所見などの改善を指標として2〜4週毎に10%を目安に漸減する。疾患活動性の指標としては、血清補体価、C3、C4、抗DNA抗体価(特に抗体dsDNA抗体) が有用であるほか、血沈、尿蛋白、尿沈渣、血算などの検査所見が参考となる。ステロイド抵抗性の症例では、メチルプレドニゾロン1日500〜1,000mgを3日間点滴静注するステロイド・パルス療法が用いられる。ステロイド剤の維持量としては、プレドニゾロン換算で1日10mg以下が望ましい。 ステロイド抵抗性の症例やステロイド剤に対する重篤副作用が出現する症例においては免疫抑制剤の投与が考慮される。免疫抑制剤としては、アザチオプリン (1日量50〜100mg)あるいはシクロホスファミド (1日量50〜100mg) の経口投与がよく用いられる(保険適応ではない)。しかし最近では、シクロホスファミド500〜750mgを1〜3カ月ごとに点滴静注するエンドキサン・パルス療法が難治性病態に対してよく用いられる(保険適応外である)。本法は有効性が高いばかりでなく、出血性膀胱炎、骨髄抑制などの副作用の発現が経口投与に比較して少ない。また、ミゾリビン(1日量150mg) の経口投与は、ループス腎炎に対して有効であることが報告されている。タクロリムス(プログラフ)にループス腎炎の効能が追加になっている。 高血圧を伴う場合には、腎機能障害の進行を防ぐためにも積極的な降圧療法が必要となる。腎機能が急速に悪化する場合には、早期より血液透析への導入を考慮する。 急性憎悪型では、急性期を脱すれば透析を離脱する可能性がある。慢性憎悪型には早めに内シャントを作成する必要があり、持続的な透析が必要となる。抗リン脂質抗体症候群を合併している場合には、積極的な抗凝固療法が行われる。 本症は寛解と憎悪を繰り返し、慢性の経過を取ることが多い。本症の早期診断、早期治療が可能となった現在、本症の予後は著しく改善し、5年生存率は95%以上となった。 予後を左右する病態としては、ループス腎炎、中枢神経ループス、抗リン脂質抗体症候群、間質性肺炎、肺胞出血、肺高血圧症などが挙げられる。 死因としては、従来は腎不全であったが、近年では日和見感染症による感染死が死因の第一位を占めている。 この疾患に関する調査研究の進捗状況につき、主任研究者よりご回答いただいたものを掲載いたします。 PDFをご覧になるにはAcrobat readerのプラグインが必要です。お使いのパソコンにAcrobat reader がインストールされていない場合はダウンロードして下さい。 |
[ 20] 難病情報センター|全身性エリテマトーデス 診断・治療指針
[引用サイト] http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/063_i.htm
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この項目には性的な表現や記述が含まれます。閲覧はご自身の責任で行ってください。免責事項もお読みください。 全身タイツフェティシズム(ぜんしん-)とは、フェティシズムの一種。他者、または自分自身を、顔の部分も覆われた全身タイツで覆う、あるいは着飾るような性的嗜好。全身タイツフェチ・ゼンタイフェチと称されることも多い。欧米ではSpandex fetishism(SpandexはSynthetic fiberの繊維素材の名称)と呼ぶ。 全身タイツは、タイツ生地やレオタード用の生地で作られるため、独特の光沢が生まれる。また伸縮性に優れているため、着用時に体の曲線が出やすく、着用時に一定の圧迫感、拘束感が生じる。さらに、タイツの生地は布地の構造により水や空気を透過し、生地の網目部分に水分が滞留しやすい。 このような特徴を持つ全身タイツは、主に身体を完璧なまでに包み覆うことを欲する者、自らを無機な物としたい欲求に駆られる者にとって、自らのフェティシズムを満たす衣服として受け入れられていった。その一つの到達点が「頭部も同じタイツ生地で覆う」という行為である。全身タイツの本来の使用目的から明らかに逸脱するこのような造形は、全身タイツを通常の衣服から、フェティシズムのためののアイテムと位置づけるのに非常に有効な要素だったと言えよう。 また、ラバーフェチが使用するゴム製の服では呼吸確保の問題のために決して実現できなかった、人間の全身を完全に覆う行為(トータル・エンクロージャー)が、全身タイツの持つ空気透過性により実現可能になったという事実も特筆すべきである。一方で、生地の水分滞留性を逆手に取り、全身タイツを着た状態でシャワーを浴びる、ローションを塗るなどの行為により、呼吸制御を標榜するフェティシズムの充足に使用できるという側面も生まれている。 さらに、元々タイツ生地やレオタード生地が持つ独特の感触を楽しむ、という側面も無視することは出来ない。人間の肌の感触とは一線を画した触感で全身が覆われるという方向性や、薄い生地で身体を覆うことによって発生する体温感覚の変容は、ラバーフェチなどに見られる「第二の皮膚」的感覚と親和性が高く、外見的な特徴から全身タイツにフェティシズムを感じなかった層が、一度袖を通して初めてその触感に気づき、全身タイツの魅力を体感するという事例も多い。このようなことから、他のフェチと比べて後天性的な立場で全身タイツフェチを自認する層が一定数存在するのも、全身タイツフェチの大きな特徴の一つである。 フェティシズムの充足を目的として発展していった全身タイツだが、同じような形態のものが、既に全く別の分野で散見されていた。特撮の作品に登場する戦闘員である。彼らの容姿はフェティシズムを標榜して制作されたわけでは決してないが、通常の全身タイツ姿に頭部を別のタイツ生地(ないし仮面状のもの)で覆われた戦闘員の姿が、「自分にとってのトラウマだ」とする愛好者は多い。特にマグマ大使や秘密戦隊ゴレンジャーに登場する戦闘員をその対象とするケースが多いとされている。同様に、結果としてフェティシズムの対象になるような容姿を出現させるものとして、日本テレビのテレビ番組「欽ちゃんの仮装大賞」などがある。 現在では、日本、イギリス、ドイツ、アメリカの四カ国を中心に愛好者やコミュニティが存在する。特に活動が活発なのが日本で、推定される愛好者の数は500〜1,000人。大規模な任意団体が複数あり、オフラインパーティも各所で行われている。他の諸国ではインターネット上でのコミュニケーションが主流だが、アメリカやドイツでは、イベントやオフラインパーティの開催を行っている所もある。 一部の成人向けグッズショップ、及び東急ハンズ、一部のドン・キホーテなどで格安(4,000円前後から)な製品が販売されているが、概して色落ちが激しい、伸縮性に難があり、かつサイズが一種類しかないため着用可能な体型に限りがある、耐久性に乏しいなどの問題点がある。また、日本、アメリカ、イギリス、ドイツなどにインターネット上のオンラインショップが存在し、複数のサイズに対応している。 伸縮性や着用する人物の体型に合致した全身タイツを入手する場合は、オーダーメイドが必須である。オンラインショップのいくつかが対応しているほか、日本でも一部の店舗にて注文が可能だが、概して高価である(25,000円〜40,000円程度)。 頭部を覆った、フェティシズムの充足を目的とした全身タイツは、1980年代初頭にその存在が日本のポルノ雑誌に読者投稿の形で掲載され、1992年に発表された写真集「BODY DISCIPLINE」(山崎シンジ・フールズメイト)には全身タイツを着た女性の写真が公開されている。 1994年頃より、日本の愛好者がパソコン通信(主にニフティサーブ)やインターネット(当初はネットニュース、後にWorld Wide Web)へ活動の舞台を移したのを端緒として急速にコミュニティの形成が進み、併せてインターネットを通じてその存在が世界的に広まった。 1996年頃、雑誌フライデー(講談社)に全身タイツを着た男女数名の写真が掲載された。おそらくこれが日本の大手メディアに登場した初の事例と思われる。全身タイツ専門のパーティの模様を撮影したものと銘打たれていたが、実際に開催されたパーティの模様を撮影したかどうかは不明。 2003年には、テレビ朝日のテレビ番組「タモリ倶楽部」に題材として取り上げられ、数名の愛好者が出演、活動内容などを紹介し、司会者のタモリに全身タイツを進呈した。その他、2004年にテレビ東京の裏ジャニ、TBSのPooh!、オオカミ少年などの番組で同様な全身タイツフェチの活動が取り上げられるなど、複数のテレビ番組で全身タイツが紹介されている。 このような事実、及び英語圏でも同型の全身タイツを日本語読みで「ZENTAI」と呼ぶことが多い(en:Wikipedia:Spandex_fetishism、en:Wikipedia:Zentaiを参照)ことから、日本を全身タイツフェチのメッカとする論調も海外を中心に多い。特に、日本における全身タイツフェチの第一人者とされるマーシー・アナーキー氏の活動が顕著で、彼のサイトには世界中からアクセスがあると言う。 海外における具体的な活動の端緒は、アメリカのinvincible氏による「Alt.lycra website」(1996年〜)が代表的、かつ先駆者である。彼のサイトに前述したマーシー・アナーキー氏がニュースグループ「alt.lycra」に投稿した全身タイツの画像が掲載され、当時大きな話題となった。以後、海外でも個人や団体による専門のウェブサイトが次々と開設されるに至る。 マーシー・アナーキー氏が1994年に設立したPFC(パンスト・フェティッシュ・クラブ、現在はぴったり・フィット・カンパニー)は現在も活動中で、現時点で確認されている日本最古、かつ世界最大級の任意団体である。PFCが主催した非公開イベント「タイト・フィット・ナイト」は、マニア雑誌などにその模様が掲載された。また同団体は、これまでに2度公開イベント「ぴったりフィット大会」を東京・新宿で開催している。 |
[ 21] 全身タイツフェティシズム - Wikipedia
[引用サイト] http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A8%E8%BA%AB%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%84%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%81
