切り札とは?
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HOME > 雑誌サイト > 日経エレクトロニクス > 「韓国・台湾勢に対する切り札は環境技術」と町田社長 先日,シャープの町田社長にインタビューする機会がありました。液晶,太陽電池,そしてLEDと,同社が注力する個別の事業分野の話がひとしきり終わったあと,真剣なまなざしでこう言ったのが印象的でした。「今後は環境技術でオンリー・ワン技術を持つことが,企業の命運を左右するでしょう。韓国や台湾などのメーカーに対して切り札となるのは環境技術です」――。 韓国・台湾勢との競争の真っただ中にある液晶事業,多くの海外事業者が参入を始めている太陽電池事業など,グローバル競争が激しい事業分野を主軸とするシャープのトップの発言だからこそ,ひときわ重みを感じました(日経エレクトロニクス2006年9月25日号のInterview「心配性ですから常に次を考えています」参照)。 例えば韓国・台湾メーカーの勢いに押されているディスプレイの分野では,確かに最近になって国内メーカーが必死に「環境」を前面に打ち出す事例が目立っています。当のシャープは先日,2006年8月に稼動を始めた亀山・第2工場を公開し,あらゆる環境技術を導入しているとアピールしました(関連記事1)。このほか富士通日立プラズマディスプレイも同様に,2006年10月に稼動を始めた最新工場の報道公開でウリの一つとしてアピールしたのが,環境技術です。東芝松下ディスプレイテクノロジーは先日,石川工場の低温多結晶Si TFT液晶パネルの製造ラインに,環境配慮型のプロセスを採用したと発表しました(関連記事2)。こうした事例はこと欠きません。 このような取り組みが本当に韓国・台湾勢に対する切り札になるのでしょうか。今の段階ではまだ答えは出ておらず,その行く末を見守る必要があるでしょう。しかし,「環境」がグローバル競争力につながる事例が出始めそうなテーマがあります。2006年7月1日にEU(欧州連合)で施行されたRoHS指令です。 国内メーカーは,サプライ・チェーンの厳格な管理体制を構築し,世界の先頭を切って対応を進め万全の体制を整えてきました。その一方で「RoHS指令の影響を受けて中国企業のEU向けの輸出額が減少している」「違反より罰金のリスクを採る一部の企業が出始めている」「中国や台湾のメーカーがRoHS指令に違反したらしい」などといった報道や情報が早くも飛び交い始めています(日経エレクトロニクス2006年9月25日号のWhat’s New「『RoHS違反』の噂が交錯,体制の見直しが急務の各社」参照)。 「環境」とひとくくりに言っても,輸入規制であるRoHS指令と自主対応に近い工場の環境配慮などの話では,比べる次元が若干違うかもしれません。ただし今後,競争軸として「環境」の比重がますます高まることは間違いないといえるでしょう。これが果たして,町田社長の発言のように「切り札」にまでなるのか,その行方を注目して追いかけていきたいと考えています。こうした認識の下,日経エレクトロニクスでは,セミナー「競争軸となった環境対策〜ポストRoHS指令を見据えて〜」を企画しました。FPD Internationalのフォーラム会場で,2006年10月19日に開催します(セッションB-4)。環境がいかに競争軸となり得るのか,活発な議論を展開する予定です。 2007 11/15著作権絡みの議論がなぜ腑に落ちないかをPerfumeとニコニコ動画から考えてみる 特に韓国(サムスン)は,日本に対して,またハングリー精神で食らい付いてきます。また,スピードが速い。サムスンに舐められるな。 ■現時点で,日経として,環境が競争軸になるかどうか判断していないことが問題なのではないですか。日本の競争力の一つに,サプライチェーンを厳密にコントロールする力があります。環境を競争軸にすることが,トータルサプライチェーンの統率力での競争になるのです。地球環境を守るという正義を背負って,このフィールドで勝って行くのです。(2006/09/28) ■“切り札は環境技術”と言うようにオンリーワンを目指すこと自体が,自らの行き場を狭めるので,誤りだと思います。 日本メーカーは低コストで製造する技術競争に負け,高付加価値に逃げてしまうことで,行き場を狭められた反省が全くありません。コモディティー化された商品で世界一の低コスト技術を磨く方が,付加価値やオンリーワンによる差別化よりも,ずっと大切だと思います。 また,韓国・台湾メーカーは,環境技術を含めた高付加価値次世代製品の研究開発の資金を作るために,コモディティー化された商品で勝ちにくるのです。日本メーカーのように,利益が出ないからと改善せずに単純に撤退して高付加価値・オンリーワンなどと言っていれば,いずれ,環境技術でも負けるのは明らかです。(2006/09/28) 環境⇒切り札とは,一般受けするRoHS指令の遵守や工場の環境配慮は表面上のだけの話で,もっと深い戦略的な物があっての話と思われる。RoHS指令やREACH規制などは日本を直接狙ったもので,はなっから韓国や台湾,中国で大きな効力を期待したものではないと思う。 元々,欧州は環境に敏感ではあるが,あくまで自分達のビジネスモデルの維持拡大が根底にあって,シュツッツガルトの企業などは20数年も前から,「環境なくしては業界の維持はできない。技術で先行し,規格案や管理方法までも売って,他を制する戦略」と豪語していた。こういう背景があっての深い戦略があるはず。此処がもっと知りたい。(2006/09/28) Annex会員の方はAnnexにログインしていただくと,クリッピングした記事をここに表示します。(ログイン/Annexへの新規登録 | Annexとは?)'; ソフトウエアにとって最も大切なものは何でしょうか。その答えが、しっかりとした設計・検証の方法論であることは論を待ちません。本書は、専門記者が最前線で取材・執筆した記事と、専門の技術者による講演内容をまとめ、組み込みソフトの開発方法論を中心に構成しました。 各種システムの障害は,ソフトウエアの不具合によるもののほか,システムを構成する電子機器,もっと言えば,電子機器に搭載されているさまざまなデバイスの故障・劣化によることが少なくない。 今回はイノベーションについて考えてみたいと思います。製造業はグローバルに競争が激化しています。そんな中で競争力を高めるためには,イノベーションが必要不可欠となってくるわけです。 日なたもあれば,日陰もある。多くの技術者は日陰者のようである。もっと日なたに出てもらいたい。私自身も技術者が表に出てくる活動に汗をかいている。今回は,その一端を紹介しよう。 東京大学ものづくり経営研究センターが主催している「ものづくり寄席」を覗いてきた。先生方が祭りのはっぴを着て,経営学を落語風に語る,という趣向である。… 比内地鶏とか名古屋コーチンとかコシヒカリとか、産地偽装に関する事件がやたらと目に付く。食品に限ったことではない。某百貨店がイタリア展で販売した家具は、実は中国製だったという。 BPnetTRENDYnetビジネスパソコンITテクノロジー医療建設・不動産安全・安心経営とIT動画転職 |
[ 111] 「韓国・台湾勢に対する切り札は環境技術」と町田社長 - 日経エレクトロニクス - Tech-On!
[引用サイト] http://techon.nikkeibp.co.jp/article/TOPCOL/20060928/121612/
