頼っとは?
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腹が立つ程に上手い口付けを浴びせられる。それは噛み付いてやろうかという気を奪い、更に深く求めてみたいという気にさえさせる。 胸の突起を強く摘まれ、びくり身体が戦慄いたその反動で離れた唇から吐息が漏れた。 翡翠は背凭れていた木から身体を離し、すぅっと目を細めて頼忠に唇を重ね合わせた。それに応えるように頼忠の舌が口中に滑り込むと次第に翡翠の呼吸が荒くなり、それに合わせて舌の動きも激しさを増してゆく。先程よりも激しく舌を絡ませ合い、互いの口元から透明な雫が流れ落ちていった。 喉を仰け反らせ、漏らした甘い声を最後に頼忠の愛撫の手がぴたりと止まった。 閉じられていた瞼を上げ訝しげに頼忠を見ると、とてもこれから情事を繰り広げようという顔はしていなかった。 「わざと声を上げ、私を早急に燃え上がらせて早く事を済ませようとしたのだろう」 突然胸の突起を摘まみねじ回されて下腹部にずんと疼きが走り、不意を突かれた形となって甘く掠れた小さな声が漏れた。 かぁっと頬が高潮する。以外にも場数を踏んでいるこの男にしてやられた瞬間だった。 溜息をつき、後ろの木に背を預けようと身体の重心を後ろへやると頼忠も一緒になって倒れて来た。 思わず二人で顔を見合わせた。縛られた両手首で出来た狭い腕の輪の中に大きな身体の頼忠が収まっていれば当然の事。頼忠が後ろへ動けば今度は自分が引っ張られる番だろう。翡翠はまた溜息をつき、頼忠から腕の輪をすっと外した。そして口元に笑みを浮かべ、彼の前にその手首を突き出す。 口元の笑みは変わらずだったが、翡翠の瞳は笑っていなかった。だが、そんな事などまるで気にする事無く頼忠の刀が鞘からすらりと抜かれる。 「…この腰紐は気に入っている。お前に切られるなど不愉快だ。今すぐ刀を仕舞え」 答えぬ頼忠に業を煮やし憎らしい男の名を紡ぎかけたその時、今正に下から刀が振り上げられようとしているのが視界に入った。翡翠はその弧を描く刃先をしっかりと視界に捕らえ素早くその身を引いた。 何か頭上で大きな音を耳にしたと同時にドサリと物が落ちて来た。涼しい顔で刀を戻す頼忠を横目に、翡翠は訝しげに落ちて来たそれを見る。 何が何だか声も出ない。この腰紐を解くのを面倒がり、切り落とそうとしていたのかと思えば切ったのは頭上の枝。いったい何を考えているんだと呆れているところに頼忠の両手が己の手首を掴み考える隙を与えずひょいと上に持ち上げる。そして突然頼忠の眉が顰めれられたかと思うと同時に己の身体がふわりと持ち上がった。 言い終わる頃には腕の輪は残されていた太い枝の根元をくぐり、まるで吊るし上げのような姿を取らされていた。 枝は反り返った形でしかも長めに残されており、ただ腕を前にずらしただけでは引っ掛かり簡単には外せなくなっていた。 悪びれもせず、表情一つ変えずにさらりと言ってのける頼忠に翡翠は目を細めた。 ――地に足は着いている。飛び上がれば反り返る枝から腕を外す事は可能だ…。 突然布越しに己自身を強く握られ、足から力が抜けて身体が崩れそうになった。 大きく開いた胸元に頼忠の手が滑り込み、両の突起を遠慮無しに摘まれ硬く起ち上がったところをころころと転がされた。翡翠の肌が明らかに感じているその様が面白いのか、頼忠の手は愛撫というよりはむしろ嬲る、そんな感じだった。 力の入らなくなった足に意識を集中させ、左足を軸に反動をつけて右足で蹴りを入れる。だが、それはいとも簡単に防がれ逆に蹴り上げた足を捕らえられてしまった。 突然ぐいっと頼忠の腰が押し付けられた。酷く熱い昂ぶりが布越しに伝わってくる。 背筋をぞくりとしたものが駆け抜けた。下腹部に一気に耐え難い疼きが沸き起こる。 耳元で囁かれる、まるで全身を舐め上げられるような頼忠の声に身体中が粟立つ。 捕らえていた足から、翡翠の身体全体が弛緩したのを感じた。こちらを油断させておいていきなり蹴り上げる事も無いだろう。瞳を見れば、分かる。 頼忠はそっと翡翠の足を離し、物欲しげに薄く開かれた唇に誘われるように口付けた。 |
[ 144] 朝霧2
[引用サイト] http://homepage2.nifty.com/GOOSEBERRY/ss.yxh2.htm
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頭の中が靄がかって真っ白になり、何かが押し寄せて来る感覚。そしてそれが一気に弾け飛ぶ。 気をやる時の、あの突き抜ける快感に呼応して、翡翠の身体がびくびくと痙攣した。 乱れた呼吸を整えようと、何度も息を吸っては吐いての繰り返し。少し朦朧としながら、あんなに激しく脈打った心の臓の鼓動が規則正しくなってゆくのを感じる。 やがて落ち着きを取り戻した己の視界に、未だ咥え込んだままの頼忠の顔が飛び込んで来た。そしてその喉が、動く。 もちろん聞こえる筈も無いのに、己の吐精を飲み込んだその音が、耳に響いた。 頬にかぁっと熱いものが走るのを感じ、翡翠は顔を背けた。頼忠は気にする事無く飲み干してゆき、扱いて中に残る全てを吐き出させていった。 頼忠の口中から開放されると同時に最奥を犯していた指がずるりと引き抜かれる。一気に身体が弛緩して、続けて気だるさが押し寄せて来た。 そう言い、翡翠の足をその腹につく程折り曲げ、己が暴いたそぼ濡れる最奥に怒張を突きつける。 じろりと睨み付けていた翡翠も、眼前に見せ付けられた頼忠の指に絡まる残滓にその口を噤むしかなかった。 解れ切っているとは言え己を貫くその質量の凄まじさに喉の奥から漏れる引き攣ったような声は抑えようがなかった。エラの張った先端が埋め込まれ、次いで膨らんだ中腹、そして根元までのその動きがやけにゆっくりとしたもので、翡翠は身体の力を抜く為小さく息を吐き続けた。 明らかに笑いを含んだ様子の頼忠に、感づかれた事を知る。片足だけを窮屈に折り曲げた結合で、こんなに深く抉られるとは思いも寄らなかった。 先端ぎりぎりまで引き抜かれ、一気に貫かれる。まるで内臓がせり上げられるような感覚と衝撃に翡翠の身体が戦慄く。頼忠は、その余韻で震える翡翠のもう片方の足にも手を掛け更に結合を深いものへとしていった。 眉間に深く皺を刻み喘ぐその喉が綺麗に反り返る。目に映る白さに誘われ頼忠が小さな朱印をそこに残すと、ひくり…と動くのと同時に微かな喘ぎ声が耳に届いた。薄く開いたその唇に己のそれを重ね合わせ、貪欲に貪る。歯列を割って舌を絡め取り、口中を余すところ無く犯してゆく。飲み下せなかった雫が喉を伝い、それは翡翠の胸元まで濡らしていった。 銀の糸引く唇を開放し、呼吸と共に乱れる己と翡翠の鼓動を感じながら頼忠は腰を激しく打ち付けてゆく。二人を支える大木が軋み、悲鳴を上げるその音が粘液質の音と混ざり合い、更に二人を駆り立てる。 一層激しさを増した動きに搾り出す声が切れ切れになる。額に玉のような汗を浮かべながら、翡翠は縛り上げられたままの腕を仰ぎ見て解くように促した。 頼忠は無言のままだったが、そのまま縛り上げられた己の腕へとその腕を伸ばした事に翡翠は安堵した。長時間の拘束を受けた腕は完全に痺れてしまい、指先まで冷たくなって感覚が失われつつあった。 結び目に手が掛けられ漸く開放されるかと思いきや、いきなり手首を鷲掴みにされ引き上げられる。そしていとも簡単に枝から外し、頼忠は腕の輪をすっぽりと頭から被ってしまった。 二の句が継げない事をいい事に、頼忠は何事も無かったかのように動きを再開する。自然と抱き寄せる形となり、嫌でも頼忠の熱を感じさせられる羽目になった。 着物の乱れを正す頼忠に、手の感覚を取り戻す為に指を動かしながら翡翠は不機嫌極まりないといった様子で吐き掛ける。 最後に忌々しく腰紐を締め、体内に残る頼忠の名残に顔を顰めながら翡翠は陽の高くなった糺の森を後にした。 |
[ 145] 朝霧3
[引用サイト] http://homepage2.nifty.com/GOOSEBERRY/ss.yxh4.htm
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サーバやルータなどの管理するマシン、アプリケーション……多数のパスワードを管理しなくてはならない管理者の律子さんは、パスワード記憶許容量をオーバーしそうです。 律子さんは管理者という仕事柄、サーバやルータなど管理するマシンの分だけ(実際にはアプリケーションのパスワードなどを考えるとそれ以上になるのですが)パスワードを管理しています。 いまのところ記憶に頼っているのですが、管理するパスワードが増えてきたり、まめに変更したりしていることもあって、最近どうにも覚えが悪くなっています。そして、一度覚えたはずのパスワードを忘れていて、慌てて台帳を見に行くことも多くなっています(律子さんの会社ではパスワードは台帳に記入されて鍵の掛かるロッカーに保管されているのです)。もしかすると、パスワードが多過ぎて、頭のパスワード許容量をオーバーしてしまっているのではないかと思うと律子さんは心配でなりません。 できることならば忘れないようにパスワードの数を減らしたいものですが、さすがにセキュリティの問題もあってそういうわけにもいかない気がします。しかしながら毎回ロッカーからパスワード管理台帳を取り出して、頑張って覚えるのも時間の無駄なので何とかしたいなあと思い悩む律子さんです。 それほど外部から作業することのない律子さんですが、出先からの作業でパスワードを忘れてしまっていたら終わりだしなあ、と最近記憶以外の手段を探し始めました。 そんなことを思っていたある日のこと、青い顔をした博君が、いつになく、かしこまった顔をして律子さんに相談してきます。 博君:「律子さん、パスワード書いた紙をなくしちゃったんですけどどうしたらいいでしょうか」 慌てて探しましたが見つかりません。どうやら別の書類と一緒に捨ててしまったか、どこかに紛れてしまったようです。仕方ないので紙に書いていたパスワードを変更することにします。パスワードを使っているほかの人にも連絡して大変な1日になってしまいました。 さすがにパスワードの管理方法を真剣に考えないとまずいなあ、と始末書を書いた博君と一緒にパスワードの管理方法を考えることにしました。 律子:「さて、パスワードの管理方法を考えなければいけないわけですが、どうしましょう」 付せんに書いて張ってみたり、テキストファイルに書いて保存してみたりと方法を考えてみましたが、あまりしっくり来ていません。Excelに書いてみたり、パスワード付きのpdfファイルにしてみたものの、ちょっと心配です。 このままパスワードが管理できないとさすがに管理者失格です。ああ、パスワードを忘れた管理者は羽を奪われた鳥じゃないですか。 そんなことを思っていると、ああ、そういえば、パスワード管理ツールってあったなあ、といろいろなパスワード管理用のツールがあることを律子さんは思い出しました。それを知ったときはまだこんなにパスワードを持っていなくて、そんなツールを使って管理するなんて思いもしなかったのですっかり忘れていました。 ということで、博君に探してもらうと、いろいろなツールが見つかりました。その中から律子さんはフリーで日本語も使えるKeePass Password Safeを使うことにしてみました。 社内のPCが突然、メールを受信できなくなり、Webも見られない環境になってしまった。そんなとき、どのように対処するべきか 携帯メールポータビリティは開国を迫る黒船となるか (2007/10/31) 丹後から日本のケータイにもの申す。TANGOメールは携帯電話ネットワークのオープン化への第一歩となるか? 「はてな」を作り出す人的ネットワークの仕組みとは (2007/8/24) 次々とWeb2.0的サービスをリリースするはてな。拡大する組織の中で行われているコミュニケーションのかたちとは? @IT ネットワーク用語辞典 (2007/8/22)ネットワーク管理者のための用語集です。「LAN」や「IPアドレス」といった基本中の基本から、「HTTP」などのプロトコル、「ping」などのコマンドまで、幅広く解説します 正式サービス開始をにらみモバイルWiMAXに熱視線 (2007/8/2) 次世代モバイル通信を支える有力な技術がモバイルWiMAXだ。固定ブロードバンド通信並みのスピードを安価に提供できるとして注目を浴びている ホワイトペーパー利用者に「Amazonギフト券」を抽選で100名様にプレゼント!――TechTargetジャパン リニューアル・キャンペーン |
[ 146] パスワード、記憶に頼っていて大丈夫? − @IT
[引用サイト] http://www.atmarkit.co.jp/fnetwork/rensai/netool12/keypass01.html
