来るとは?
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ある晴れた週末、沖縄本島の北部に向かって車を走らせていると、なんだかとてもシンプルなバス停を見つけた。バス停ってこんなにつるんとしたものだったっけ。最近あまりバスを利用していなかったので注意して見たこともなかったのだが、それにしてもなにか足りなくないか。あ、そうだ、時刻表がないのだ。(安藤 昌教) シンプルなバス停の裏側へまわってみた。本来なら時刻表なりせめてバスの到着頻度なりが明記されているべき場所なのだがそこはシンプルバス停、裏側に貼られていたのはすでに終わったイベントの告知広告のみだった。バス停が位置するのは普通の県道で人通りも車通りもちゃんとあるし、路線からしてシャトルバスとかではなく普通の交通機関のバスだ。 しかし人間とは不思議なもので、来る時間がわからないとなると逆に待ってみたくなるものだ(筆者だけかもしれないが)。この日筆者は車に乗っていたのだが、あえて近くの駐車場に車をとめて実際にこのバス停でバスを待ってみることにした。 いつ来るのかわからないバスを待つという行為はなぜかすごくどきどきした。なんだろうこの胸のときめきは。偶然を装って校門の前で意中の男子を待つ女子みたいだ。はたして筆者の前に意中のバスは現れるのだろうか。 バス停には筆者の他にもちゃんとバスを待っているらしきカップルがいた。見たところ二人は普通の観光客らしく、バスの路線図を片手にシンプルバス停の前できょろきょろとあたりを見回していた。きっと二人は地元に帰ってから友達に話すに違いない、沖縄ってねバス停に時刻表がないの、信じられる、って。そんな話沖縄に住んでいる筆者ですら信じられない。 その間にバス待ちと思われる客が一人二人と近寄ってきた。しかしほとんどの客はちらっとシンプルバス停をのぞきこみ、そしてバスを待たずに去っていってしまった。うん、まあそれが賢明な選択だろうと思う。 そんな中、ひたすら信じてバスを待ち続ける者が筆者以外に2名。筆者より前からいたカップルだ。彼女のほうはもうほとんど諦め気味の表情をうかべているのだが、何しろ彼がぞっこんやる気なのだ。大きく道に歩み出て遠くのほうに見えないバスの影を探したりしていた。彼女は早く彼が諦めてタクシーを拾ってくれないだろうか、と待っているような感じ。ここで彼女の気持ちを察することができるかどうかで彼の裁量が試されることだろう。 ちょうど近くに交通整理をしているおじさんがいたので、バスについてなにか知らないかと思い話しかけてみた。 あんまり来ないのだ。まあ予想はしていたが実際に聞くとショックはでかい。校門を通りかかった意中の男子の友達に、あいつもう帰ったよ、と聞かされたような感じだ。 おじさんによると少し先の国道沿いにバス停があり、そこではだいたい時刻表どおりにバスが来るらしい。どうにかしてそこまで行きたいのですが、と訪ねてみると 車があれば初めからバスなんて待たない。ここではすでにバスを交通手段として捉えられなくなってきているのか。 おじさんの説得により筆者はバスを諦めておとなしく自分の車で帰ることにした。帰り際にもう一度あのバス停の近くを通ると、なんとあのカップルがまだバスを待っているではないか。すさまじい根性だ。もしかしたら来ないバスを待ち続けて息絶えた人の霊だったのかもしれない。 時刻表のないシンプルなバス停には、やっぱりいつバスが来るのかわかりませんでした。だけど確かに来ることは来るらしいです。 しかしものは考えようです。仮に時刻表があったのなら、人は時間通りに来ないバスに対して苛立つことでしょう。それが最初から時刻表がなかったとしたら一体何に向けて苛立てばいいのか。シンプルなバス停はせわしない現代人に、おおらかに生きろよ、と教訓を与えてくれているのかもしれません。 |
[ 78] @nifty:デイリーポータルZ:いつバスが来るのかわからないバス停
[引用サイト] http://portal.nifty.com/koneta04/10/13/01/
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時には、扇子や手拭いといった小道具を巧みに使い、観る者の想像力をかき立ててくれる、非常に奥の深い芸能です。 おかげ横丁の「来る福招き猫まつり」で、抱えきれないほどの福(幸せ)をお持ち帰りいただければ幸いです。 9月29日は、「来る福(くるふく)」と、縁起良く読めることから、招き猫の愛好家団体「日本招猫倶楽部」が1995年に制定した招き猫の記念日で、日本記念日協会に正式認定されています。 我々人間のために日々、福を招き続けてくれている招き猫たちに感謝すると共に、招き猫の日を記念して、年に一度この日を中心にして全国的に開催される記念行事が「来る福招き猫まつり」です。 今から2000年の昔、伊勢は「理想郷から絶えず幸せの波が押し寄せるところ」として、太陽神「天照大御神」がお住まいを構えた古くからの縁起処。 この地を訪れた日本招き猫倶楽部メンバーは「この地こそ招き猫感謝祭を開催するにふさわしい」と感じ、平成7年、おかげ横丁とともに「第1回 来る福招き猫まつり」を開催し、現在に至ります。 様々なジャンルで創作活動をしているアーティスト達による、個性的な作品が勢揃いします。 北は青森から南は鹿児島まで、全国各地の伝統的な郷土玩具招き猫がずらりと並びます。 日本各地に古くから伝わる招き猫の、素朴な表情とお国柄を楽しんでいただけます。 招き猫が描かれている貴重な浮世絵から、噺家さん直筆の猫の絵まで、猫・猫・猫の猫尽くし。 招き猫産地の窯元さんが倉庫に眠らせていた招き猫を蔵出し価格で販売いたします。 「お願い短冊」に願い事を書いて「お願い招き猫様」の箱へ投函すると、日本最古の招き猫伝説を持つ京都の「壇王法林寺」で心願成就のご祈祷をしていただきます。 役目を終えた招き猫達を、ご持参いただければ、後日『招き猫供養祭』にてお祓いいたします。 招き猫作家 もりわじん氏作のおみくじを引いて、自身の守り神を探し、今日の運勢と人生の助言を授けていただきます。 目・口・ひげ・鈴など、7つのスタンプを集めて、かわいい招き猫を完成させよう。 ◆みんな集まれ!!さなぼの器展◆(おはらい町通り「他抜き だんらん亭」にて) ◆招き猫!招く手!大野隆司木版画展◆(山口誓子俳句館・徳力富吉郎版画館にて) 事前公募した「招き猫」の絵手紙を展示し、お気に入りの絵手紙に投票していただきます。 埼玉県「春日部張り子人形」の五十嵐健二氏・俊介氏・祐輔氏指導の下、真っ白な張り子招き猫へ思い思いの絵付けをしていただけます。(有料) 猫の大好物を仕留める射的や輪投げなど、大人も子供も楽しめます。もちろん商品も招き猫です。 大切な人に「ありがとう」のメッセージを書いた手紙を書いていただきます。期間中、招き猫ポストがお預かりして、9月29日の招き猫の日に特別な記念印を押して発送いたします。 おかげ横丁各店自慢の手作り招き猫を展示し、お客様に投票していただきます。 百匹の招き猫の中に紛れ込んだ、化け狐を探し出していただきます。成功すると、猫奉行所からご褒美をお渡しいたします。 ※店舗:海老丸、すし久、とうふや、団五郎茶屋、はいからさん、ふくすけ、ケーキラボ ほかにて 子供でも分かりやすく工夫された落語会。お囃子いっぱいで、親子で楽しめます。お子様には福(招き猫)のおすそ分けもございます。 ※小学生未満のお子様は入場できません 江戸・天保年間に建てられた老舗を舞台に、ロウソクの灯りで行われる特別公演。猫に因んだネタが掛けられます。福(招き猫)が当たる富くじも付いた、猫三昧の落語会に、どうぞお運びください。 日頃、休まず手を挙げて福を招き続けてくれている招き猫達に感謝するとともに、役目を終えた招き猫達を供養する神事を、地元の氏神様にて執り行います。来る福招き猫まつりの最も大切な行事です。 地元の氏神様でお祓いを受けたありがたい福鈴を、毎年絵柄の変わるポチ袋に入れて、929個限定で進呈いたします。 めでたい小判を形どり、招き猫の焼印を押した大福餅。100個のみ限定販売。 おかげ横丁の太鼓チーム「神恩太鼓」と一緒に、輪になって招き猫音頭「にゃんちろりん♪」を踊っていただけます。踊りに参加した方には「福のおすそ分け」があります。 巨大招き猫を乗せた山車が、おはらい町通りを巡行いたします。「にゃんちろりん♪」のお囃子に合わせて、地元の子供たちも招き猫みこしを担ぎます。飛び入り参加も大歓迎です。 おかげ横丁オリジナル招き猫をはじめ、常滑や瀬戸といった全国の産地から招き猫を取り揃えた、招き猫初心者向けの入門市です。 常滑焼の窯元「冨本人形園」の職人さんが、招き猫にお好みの言葉を書いてくれます。 素朴な音色の土鈴に絵付けを施し、世界にひとつだけの招き猫土鈴を作っていただきます。 粘土をこねて、招き猫を作っていただきます。出来上がった作品は、焼成後お手元にお届け致します。 ◆招き猫楽市◆招き猫好きが集まって、自主制作した招き猫を自分の屋台で売る市です。 残り物には福がある?!まつり最終日には、小さな福をおすそ分け。天から福が舞い降ります。 |
[ 79] 平成18年 おかげ横丁 第12回来る福招き猫まつり
[引用サイト] http://www.okageyokocho.co.jp/html/event22.html
