気持ちとは?
|
初めまして、昨年12月から当事務所で弁護士として勤務しております、佐野就平と申します。以後よろしくお願い致します。 司法試験合格後、合格者は司法修習生として1年半を過ごします。司法研修所の入所年度ごとに「期」があるのですが、同期で仲間が大勢できます。私はどうも動くのが好きなのか、この仲間たちとともに、集会の企画に実行委員として参加したりしていました。もっとも、前面に出るのは苦手で、いつも裏方としてみんなを支える役割をしていました。大変でしたが、楽しかったですし、色んなことを教わりました。今では一生の仲間ができたと思っています。 このころ、こういった集会や学習会、講演を通じて、多種多様な社会問題に触れました。そこで、司法試験受験中に学んだ原理原則が守られていないこと、基本的人権が軽んじられていることを知りました。書き連ねると紙面が足りないのでここでは書けませんが、1つ1つが深刻で、放ってはおけない気持ちにさせられるものです。 こういったお話を聞かせてもらったのは、主に弁護士からです。弁護団の団長や、孤軍奮闘して取り組んでいる弁護士など、色んな方からお話を聞かせてもらいました。今から考えると、大先生ばかりのそうそうたる顔ぶれでした。こういった問題に取り組む弁護士は、個性豊かでパワフルで魅力的です(酒の席ではなおさらそうでした)。私はこのような弁護士に尊敬の眼差しを向けると同時に、「自分が弁護士になったとき、自分のような人間にいったい何ができるのだろう。そもそも何かできるのだろうか」と自問自答したものです(酔っぱらいながら)。それでも、自分も何かしなければいけないという思いだけは強く残ったのでした。 弁護士になって事務所で勤務してみると、とにかく分からないことだらけで右往左往していました。分からないことが多いと、気持ちに余裕がなくなります。余裕がなくなってくると、分からないから自信がない、自信がなくなると、聞かなければ動けないとなり、自分が自分でないような気持ちです。1ヶ月目は年末年始にかかっており、そんなに仕事はなかったのでまだ良かったのですが、事務所のルールを覚えたり(コピーを取るにもルールがある)、事務員さんの名前を覚えたり(私は人の顔と名前を覚えるのがとても苦手です)と、慣れるのがとても大変でした。どこの世界でも環境に慣れるのは大変ですね(当たり前ですね、すいません)。 仕事についても、これほど何も知らなかったのかと思い知らされることばかりで、とにもかくにも他の弁護士のいいところを学ぼうという思いと、あれもこれも勉強しなければという焦りとでいっぱいで、すぐに1ヶ月が過ぎてしまったような気がします。 バタバタと右往左往して自信を喪失しながらも、自分も何かしなければという思いは変わりません(とても消極的になってしまってはいましたが)。 この訴訟は、憲法22条の居住移転の自由、26条の教育を受ける権利といった個別の人権も問題となるのですが、13条の「個人の尊厳」が正面から問われる訴訟です。「日本人」とは何なのか、国が国民に対しすべきことは何なのか、「国民」とは何なのか。最初、私は恥ずかしながら、訴訟の意義も原告の方々のお気持ちもしっかりとは考えず、とにかく大変なんだろうといった程度の認識で参加しました。しかし、だんだんと私にも、原告の方々の悲惨な体験、帰国を待ち焦がれる切実な想い、帰国して祖国に裏切られた悔しい気持ち、それでもなお祖国を想う気持ちなどが伝わってきます。法廷で原告の方の尋問を担当したときは、涙が出そうになりました。国に棄てられた原告の方々のお気持ちを、おそらく私には本当には分からないでしょうが、それでも分かる努力をし続けなければならない、裁判所、ひいては国に分からせないといけないという気持ちでいます。 次に、「やめて!イラク派兵」京都訴訟に参加しました。2ヶ月目ではまだまだ自信喪失気味でしたが、声をかけてもらえたこともあり、自信喪失とやる気の狭間でとりあえず準備会議に出てみました。自信喪失気味でも参加してしまうのは、やはり性(やりたがり?)なのでしょうか……うむむ。 この訴訟は、言うまでもなく平和主義・憲法9条を守る闘いです。イラクに自衛隊を派遣することが何を意味するのか、その結果がどう国民に跳ね返ってくるのか。そのあたりをあいまいにしたまま、自衛隊が派遣されました。否、自衛隊を派遣するためには、その意味をあいまいにせざるを得なっかたのです。訴訟のために勉強すればするほど、政府の理不尽さが見えてきます。平和主義がひび割れていく音、憲法9条が崩れていく音が聞こえてきそうです。今こそ、「平和のうちに生存する権利」を守らねばならない、憲法9条を守らねばならないと思います。 2ヶ月が経ち、ようやく色んなことに慣れてきました。分からないこともまだまだたくさんありますが、少々余裕が出てきた気もします(いいのだろうか?)。 さて、そんな中、声がかかって、生活保護制度の老齢加算削減取消を求める訴訟(正式名称はまだ未定です)に参加することになりました。 この訴訟は、憲法25条の生存権を守る訴訟です。本来生活保護制度には、高齢者の場合、生活扶助に加え、老齢加算といものがあります。しかし現実には、老齢加算があっても、高齢者の生活が「健康で文化的な最低限度の生活」を維持できているとは、必ずしも言えません。その老齢加算が、こともあろうに削減されつつあります。老齢加算だけではありません。母子加算も削減されつつあります。人の生活を守る最後の砦の生活保護制度が、実際には切りつめて生活するのがやっとの状態で運用されてきたのみならず、さらに2005年の削減により、「ただ生きているだけ、死んではいないだけ」といったレベルにまで下げられようとしています。ただ、みんな「健康」で「文化的」な「最低限度」のささやかな生活がしたいだけなのです。その、ささやかな生活すらできないという心の叫びを聞くと、何とかしなければという気持ちが湧いてきます。 私は、たまたま憲法に絡む訴訟3つに参加することになりました。でも、憲法訴訟だからやりたいと思ったわけではありません。私は、何かと自分から出向いたり声がかかったりして、人のやり場のない気持ちを聞いたり感じたりできそうな所にあちこち足を踏み入れてきました。そこには、やはり思ったとおり、ときに思った以上、想像以上に、色んな人のやり場のない気持ちがありました。そんな気持ちを聞いていると、何か心から湧いてきました。何かしなければならない、弁護士として何かできないだろうかという気になって、手を挙げてみました。それがたまたま上記のような事件であり、それがたまたま憲法に絡む問題だったというだけです。 もともと、私は人権問題に取り組みたいと思っていました。でも、正確には、人のやりきれない思い、やり場のない気持ちを何とかしてあげたいという漠然とした思いがあり、それが人権問題につながるのだと思います。憲法は、国が国民を縛るための法ではなく、国に国民1人1人を大事にさせるための法です。憲法は、国民にとって最も身近な法だと言えるでしょう。国が国民1人1人を大事にしないとき、国民にやり場のない気持ちを生じさせます。この気持ちに向き合おうとするなら、時に憲法を守る闘いに挑まねばなりません。私がこうして憲法を守る訴訟に取り組むことになったのは、ある意味必然かもしれません。 私も弁護士バッジを胸につける以上、4ヶ月目の新人弁護士とか5ヶ月目の新人弁護士とか言っていられません(もっと言い続けていたいのですが)。未熟きわまりないひよこ弁護士ではありますが、それでも1人の弁護士として、人の気持ちを敏感に感じて、その人の気持ちと向き合い、その人が本当に求めていることを理解し、その人に納得してもらえるよう、ひいては憲法を守るよう、何かと自戒しながら頑張っていきたいと思います。 |
[ 92] 「人の気持ちに敏感な弁護士を目指して」
[引用サイト] http://www.daiichi.gr.jp/syoukai/yanagi/2005spring/sano.html
|
ジェフのオフィシャルで告知されたように、もうほぼ決定のようですね。オシムの代表監督就任は。 いろいろといいたいことはたくさんある。自分の中で早く気持ちを整理させて、切り替えて行かなければならないこともたくさんある。 ただ、どうしてもいまだもって解決できないのはオシムに対する気持ちだ。 プロフィールにもあるように、俺はオシムを神とまで崇めた人だ。本当に尊敬しているし、本当に惚れているし、上司にしたい有名人4年連続1位だし、感謝もしている。 そんな人が俺の愛するチームから去ってしまう。これは「裏切り」であるのは事実としてあると思う。たとえ行き先が代表であってもだ。 ただ、ベルデニックのように他のJチームに移籍したわけではない。ジェフの敵になったわけではない。なので、ここで問題になるのが「裏切り」に該当するのかどうかがわからなくなる。 ここで様々な気持ちがあり、悩んでしまっている。どう処理していいのかわからないので、箇条書き。日記なのだから、いま思っていることを勝手に書けばいいんだ。後日、ゆっくり解決していこうと思う。 【自問自答】 ・チームを去るんだから、神といえども裏切りだ・けど、行き先は代表だぜ・去ることに変わりはねーよ。これ許してしまったら、村井に対してちょっと悪くねーか?去った人間というカテゴライズをするとさ。・けど、悪いのはオシムじゃなくて協会なんじゃねーの?・協会がなにを言おうが、マスコミがどう報道しようが、本人が残る気があれば残ったんじゃねーの?星野監督も阪神に残ったろ?あれだけ巨人、巨人と報道されても。結局、本人がやりたかったわけだ。・けど、じーさんの一人が去ったところで、うちらのジェフがなくなるわけではないし、アマルも期待できそうだしさ。選手が頑張るって言ってるんだから、その選手が一番大変なんだから、じーさんのことなんか放っておいて、早く気持ちを切り替えて応援してやろうぜ。・けど、そんなじーさんが大好きだったんだろ?・大好きだ!俺はオシムが大好きだ!けど、代表よりジェフが好きなんだ!そんな大好きなジェフに残っていてほしかったんだ。もう試合後のコメントを毎週のように聞くことができなくなるなんて…・結局、寂しいんだよな…。俺たちのオシムが去ってしまうことが…。・オシムを憎むことができれば、それが一番簡単なのに。「裏切りもの!金の亡者!」と罵ることができれば楽なのに…。そんな人じゃないこと知っているからな。だから辛いんだよな。・勝手に神格化しすぎじゃねーの?オシムだって所詮は人間だぜ。案外そうかもよ? ・いやきっと、俺なんかじゃ想像できないようなことをあの人は考えて、これから行おうとしているんだよ。けど、あれほど楽しみだった「次期日本代表」が急に楽しくなくなってきたのはなんだろうな?オシムが居て阿部ちゃんが居て。本当は最高なはずなのにな。 と、まぁこんないろいろな意見が俺の頭の中を錯綜している。ゆっくり、ゆっくり時間をかけて…いまは代表を素直に応援する気になれないけど、いつかきっと向き合える日がくるでしょう。 それよりもまずは、ジェフが心配だ。7月19日はフクアリに有休とって乗り込もうかと思う。いまはとにかく、ジェフの選手やサポに会いたいよ。 オシムさん以上にサッカーの監督として優秀な人はいるかもしれませんが、やっぱり人間としても尊敬できて、なによりあの言葉がもう聞けなくなってしまうのがとても悲しいです。 ジェフを去ってしまうのは心の底から悲しいけど、日本が成長できるなら嬉しいことです。今まで、代表とその監督には腹立ってたばかりだったもん↓↓ 代表戦がぁれば、数週間前から普通にテンションあがってたけど…これからはメチャクチャ楽しみになるんだろうな♪ Jリーグ | サッカー日本代表 | 高校サッカー | セリエA | サッカー ユニフォーム | サッカー スパイク | |
[ 93] オシムに対する気持ちが整理つかない LaBOLA
[引用サイト] http://soccersns.jp/member/191/diary/4657
