楽しめるとは?

たちどころに音を聞き分けることができるという「絶対音感」があると、ピアノの上達が早いと言われます。演奏家や指揮者には絶対音感の持ち主が多いのです。その絶対音感をつけるレッスンをすることで知られるのが「一音会」です。
取材の日も、土曜日の午前中から大勢の子どもたちが詰めかけていました。付き添いはお母さんがほとんどですが、お父さんもチラホラ。熱心な家庭が多そうです。一音会は指導者のレベルを保つために教室は豊島区長崎に6つしかありません。遠路はるばるやってきている人も多いそうです。
見せていただいたのはリトミック(*)。数人の子に先生がひとり。先生のピアノと歌に合わせて楽しくリズムや和音をからだで感じて表現して覚えていきます。紙芝居もあります。表現方法を学んでいるのです。深い意図のもとに組み立てられたレッスンですが、子どもは飛んだりはねたり楽しそう。
もちろんリトミックだけでなく、ピアノや絶対音感の1対1の時間も別に受けるようになっています。ひとりの子が1日4つの授業を受けるのがスタンダード。
「でもわたしたちは絶対音感をつけるのが目的ではありません。絶対音感があれば音楽を楽しむのに便利なのです」。一音会の創始者江口寿子さんの言葉に興味がわきました。
「でも耳がよくて音を聞き分けられ、楽譜を読めて、自分なりにアレンジしたり作曲できたりしたら、ピアノのレッスンをやめても音楽を一生楽しむことができるのです。そういう子をここでは育てているのです」。
すばらしい目的です。絶対音感がつくのは3歳まで。遅くとも6歳半までにレッスンを開始することが望ましいそうですが、ここで誤解がないように言えば、絶対音感がなくても音楽的自立をして音楽を楽しめる子に育てることはできます。あると便利なので、江口さんは絶対音感の指導をしているのです。音楽を一生の友として楽しめる子にするのがピアノレッスンの目的なのです。
音楽大学で教鞭をとっていた江口さんは不治の病を宣告され、ピアニストとして致命的なことに、手が動かなくなりました。
音楽を一生楽しめる子どもを育てたいというのがそのときから悲願になりました。強い使命感に支えられた江口さんは奇跡的に回復し、今も車椅子の人ですが、一音会を主宰して7万人のピアノ好きな子を育ててきました。
和音を重視した独特のレッスンは『新・絶対音感プログラム』にまとめられています。この本は音楽心理学を専攻したお嬢さんの彩子さんとの共著です。一音会に通えない人のために通信講座もあります。
そう聞くと「うちの子にもぜひ絶対音感を」と焦るかたもいるでしょう。でもその前に、一生音楽を楽しめる子に育てるにはどうしたらいいか、ぜひ考えていただきたいなと思いました。
子育て、教育、ワーキングウーマンなどをテーマにした取材に定評があるフリーランスライター。著書に『間違いだらけの塾選び』『偏差値だけに頼らない私立中学選び』(WAVE出版)、『ひとりっ子時代の子育て』(日本放送出版協会)他がある。
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私自身小学校4年生までしかピアノは続けませんでしたが、弾くことが大好きで、下手ながらもショパンのワルツくらいなら今でも弾きます。高校まで続けていたのにもう全然弾けないという声を聞くにつけ不思議です。娘(小3)も、最近では、私の映画音楽の本を勝手に開いて楽しみだしました。絶対音感はないようですが、ピアノを弾く楽しさは育ったのかと喜んでいます。
「レッスンをやめても音楽を楽しめる子にしたい」まさにこの言葉に同感です!4歳のうちの子は2歳半から音楽教室に入りました。教室に入れた理由の一つにこの言葉とまったく同じ思いで入れました。教室に入って2年半とっても楽しくレッスンを受けています。このままずっと音楽の好きな子に育っていってくれることを願っています。
私は6年間エレクトーンとピアノを習いました。でも楽譜は読めませんしクラシックの曲も弾けてたものさえ弾けません。嫌々通ってました。なので音楽は奏でるから聞くの片方しか楽しめません。娘には楽しんで弾けるようになってもらいたい。娘は一音会っ子です。毎日楽しく課題をこなし、毎週のレッスンを楽しみにしてます。楽しいっていいですよね。
娘が年中の時に グループレッスンの河合の音楽教室に入れました。本人はとっても楽しそうですが お月謝のわりに 飛んだり跳ねたり お絵かきしたり・・ちょっとと思ってましたが 音楽が楽しくって仕方が無い子になりました。今は 個人レッスンを受けてますが 小学6年になり CDかと思うぐらい上手に引くようになりました。楽しいと好きだとレッスンも楽しいのでしょうね、学校の音楽の先生になりたいって夢に向かって練習しています。
私は3才からピアノを始め(させられ)絶対音感も持っています。でもつらいことのが多かった。踏み切りの音を聞くと気が狂いそうになるし(今でも)。どうしてかわかりますか?響きが半音(専門的に言うと不響和音といいます。)だからです。日本は街中に無駄な音(喫茶店のBGMしかり)にあふれています。本当に音で疲れる毎日です。声楽家か調弦しなければいけない楽器を演奏したいお子さん以外は絶対音感などいりません。才能があり訓練しなくても身に付いてしまう(ままある)場合はまあしょうがないとして。絶対音感を持つことで、子供が将来苦しむこともあるということを、親御さんたちに知っていていただきたいと思います。静けさを愛するピアノ教師より。
うちの娘は5歳からピアノを習っていました。個人の先生でしたが、とても良く教えていただいて楽しく通っていました。でも小学校6年生のときに先生が引越しされて、家から近い某音楽教室へ。そこはマニュアルどおりの指導で、娘は1年でピアノをやめてしまいました。でもピアノを弾くことが好きで、毎日朝晩の練習はかかさず、学校の合唱コンクールでも伴奏をしたりしていて、今年から別の先生の教室へ通いたいと言っています。親としても応援したいです。本当に音楽がすきなんだなぁと感心しています。
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[ 27] [習い事入門]ピアノ:一生、音楽を楽しめる子に育てるために【後編】【Benesse(ベネッセ)教育情報サイト】
[引用サイト]  http://benesse.jp/blog/20070322/p1.html



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