オカンとは?

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200万部を達成した、リリー・フランキー氏の大ベストセラー『東京タワー――オカンとボクと、時々、オトン』。
「ボクが一番恐れている事は親が死ぬこと」というリリー氏が、母親(オカン)と自分が過ごした日々を描き、多くの「親好き」が泣いた私小説です。
ドラマ化(主人公は母親好きを公言する大泉洋)や、映画化(こちらはオダギリジョー)も決まっており、まだまだブームも続きそうです。
実際にはマザコンであっても「それだけは思われたくない」と思いながら、それを隠している人が多かったのです。
リリー氏も「マザコン」だと思われることに抵抗を感じて、本書を書くまでに少し時間がかかったといいます。
彼が本書を書けたのは、「マザコンじゃなくて、母親を好きなだけなんだ! どこが悪いんだ!」という時代の空気を感じたからなのかもしれません。
そして、「日本のイタリア」であり、もともと母親の存在が強かった関西や九州(リリー氏は九州出身)で使われてきた、母親の呼び名「オカン」が全国に広がってきました。
「マザコン」というネガティブイメージではなく、母親を大好きな「オカン男子」は今や、日本中に生息しています。
豊かな時代になり、親からあまり厳しいことも言われず、親に抵抗したり、親を否定するような時期もほとんどなく過ごした男の子たちが「オカン男子」です。
「ニューファミリー」や「友達親子」という言葉がありましたが、これはまさに「オカン男子」の生まれた背景と言えるでしょう。
そして何よりも「絶対に自分を好きでいてくれる」「何があっても守ってくれる」「絶対に裏切らない究極の味方」という存在です。
オカンも恋愛相談をされれば、「AちゃんよりもBちゃんの方がアンタに合ってると思う」などとアドバイスをして、息子は「そうだな」と素直に従ったりします。
男子の自宅に彼女が自然に居ついて、オカンにご飯を作ってもらい、掃除洗濯もしてもらいながら、一緒に暮らすのです。
昔は、男子が彼女を自宅に連れ込むというのは、親が留守の時こっそりするものでしたが、今は「彼女がオカンと合うかどうか」が大切なので、つき合う前から女友達を家に連れてきて、品定めしてもらったりします。
双方の親も、「隠れてラブホテルに泊まったり、プチ家出されるよりは、家にいてくれた方が、ちゃんとしたごはんも食べさせられるし、いいんじゃない?」くらいの感覚です。
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「最近の若い男は本当にダメだな」「最近いい男がいないよね、使えないし」「最近の若いやつらにはなにが受けるか分からない」。よく聞く話ですが、本当に最近の若い男性は、そんな存在なのでしょうか?もしかしたら、彼らと付き合う側が、彼らの行動原則をきちんと見ていないことにも、原因があるのかもしれません。この連載では、団塊ジュニアをはじめとした1970年以降に生まれたUNDER35世代を、「U35男子」と名付け、その生態や行動原則、活用法などを考えていきます。
編集者、コラムニスト。企画会社タクト・プランニング代表取締役社長。1967年東京生まれ、早稲田大学第二文学部社会専修卒業。学生時代に「私たちの就職手帖」副編集長を務める。90年学陽書房に入社、その後太田出版、ジャストシステム出版部を経て、98年にタクト・プランニングを設立。書籍、雑誌、サイトのプロデュース、作家のマネジメント、また若者、女性、食、旅などに関する執筆や講演活動を行う。主な著書に、NBonlineの連載記事「U35男子マーケティング図鑑」をまとめた『平成男子図鑑』(日経BP)、『思わず使ってしまう おバカな日本語』(祥伝
社新書)、『女子学生が読むビタミン』(共著、三修社)、『女のオカズ』(共著、河出書房新社)、『女のハマり道』(共著、七つ森書館)など。

[ 11] 第6回 オカン男子 (U35男子マーケティング図鑑):NBonline(日経ビジネス オンライン)
[引用サイト]  http://business.nikkeibp.co.jp/article/skillup/20061018/111919/



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