以来とは?

「当社グループにとって創業以来,類をみない大変厳しい経営環境——」。三洋電機は2004年度の連結決算を発表した(発表資料)。売上高は対前年度比1%減の2兆4846億円。営業利益は同56%減の423億円。営業利益率は同2.1ポイント減の1.7%である。
当期純損益は,新潟県中越地震に起因する半導体事業の不振(Tech-On!関連記事)に伴う関係会社株式評価額や繰り延べ税金資産の見直しによって大幅な赤字になった。具体的には,2003年度の134億円の黒字から今回は1371億円の赤字に転落した。
2004年度の業績が振るわなかった原因はほかにもある。例えば海外向け電話機事業やデジタル・カメラ事業で売上高が減った(下表参照)。電話機事業はそのほとんどを携帯電話機が占める。各事業の概況は以下の通りである。
三洋電機のコメント:平均単価は2004年度に上昇したが,需要は既に一巡した。2005年度は海外向けにローエンド機も出荷するので単価が下落する。米Sprint社と提携する米国以外の携帯電話事業者を中心に拡販することで2005年度は海外出荷台数を4割増やす。
三洋電機のコメント:2004年度に新たな海外OEM先が加わったが,各社の生産調整に直面してほぼ2003年度並みの出荷台数にとどまった。2005年度の需要に過大な期待はできない。新しいOEM先を開拓したい。
三洋電機は2005年度の連結業績見通しも示した。構造改革に900億円を投じることなどから同年度中に完全復活を遂げるのは難しそうだ。売上高は2004年度比0.2%増の2兆4900億円,営業利益は同54%増の650億円,当期純損益は920億円の赤字を見込む。構造改革費のうち660億円は資産や在庫,設備関係に向ける。残る240億円は人件費関連である。人件費関連の詳細は未定だが,「転籍一時金や転進支援金などに使う」(同社)という。
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[ 162] 【決算】「創業以来,類をみない厳しさ」に直面,三洋電機 - 産業動向オブザーバ - Tech-On!
[引用サイト]  http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20050427/104333/



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