表記とは?
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一、「沖縄」ぬ表記なかいや、「うちなあ」ぬ他(ふか)なかい「うちなー」「うちなぁ」ぬあん。くぬうち「うちなー」ぬてえげえ、多(うふ)く使(ちか)あらっとおしが、うちなあぐちゆ一言語(独立言語)とぅすぬ立場(たちふぁ)からくぬ表記(書ちい様)やじゅんにやみ、あらにんでぃぬくとぅにちいてぃ考えてぃ見(にい)欲(ぶ)しゃん。 二、また、うちなあぐち表記(ひゅうち)え日本語表記んじ使(ちか)あらっとおるひらがなとぅか漢字(くぁんじ)、借とおるむんやくとぅ、うぬ表記例(りい)ん形(かた)とぅさんでえ成らんむんでぃち考えとおん。別(びち)ぬ仕様(しいよう)なかい表記するむんやれえ、くれえまた、今(なま)までぃとお違とおる理屈(でぃくち)なかいするむんやくとぅ、うぬくさてぃとぅ成いるむん語らんでえならん。あんそおるくとぅなかい別ぬ表記法ゆ新(しん)に、しこうゆる難儀(なんじ)考いねえ日本語表記法んかい倣ゆるくとお、いっぺえ分かい易っさんあい、またシンプルやる表記法やん。 三、また、カタカナ表記え、いいくる外来語とぅか発音(はちうん)表記んかい使あらっとおくとぅ、くまうとおてえ、語らん(カタカナぬ使え様ん、日本語んかい倣ゆん)。 「おかあさん」ぬ発音や「オカーサン」やん。やしが「おかーさん」でぃち書かんしえ、棒引ち表記が日本語んじえ臨時伸(ぬ)ばし音表すむんとぅし使ありいるむぬ成てぃ、単語(たんぐ)ぬ基本音表すむんとぅしえ使あららんくとぅどぅやる。例(たとぅ)れえ、「おかあさーん」ぬ「さーん」や、うふあびいそおる音〈臨時〉表わちょおるむん成てぃ、「おかあさーん」んでぃゆる単語ぬあるわけえあらん。くんぐとぅうし、日本語うとおてぃぬ棒引ち表記え、まあまでぃん臨時伸ばし音どぅやくとぅ、くり省(はん)ちぇえる「おかさん」や、なあ「おかあさん」んでぃ言る意味とぅしえ考えららん。まあまでぃん「おかあさん」がる固定音(基本音)とぅしちぬ単語やる。 なあふぃん、例出(ん)じゃしいねえ、日本語ぬ「おい」や辞典んかい載(ぬ)とおる単語お、やしが、「おーい」や「おい」とお別ぬ単語やあらな、棒引ち表記(臨時伸ばし音)ぬ無えらんてぃん「おい」でぃぬ意味ぬ変わゆるむぬおあらん。あんやくとぅ、棒引ち記号「ー」や正規音外(うゎあば音)表すしんかい使あらりいるむんどぅやる。 くんぐとぅうし棒引ち表記ゆ臨時音表記とぅさあい使ゆるばすお後(あとぅ)ぬ通いぬ決(ち)わみぐとぅぬあん。 三、国語語彙とぅしちぇえ考えらってえ無えらんあまくまぬ方言表記んかいや棒引ち記号が使あらっとおん(元々、標準語語彙とぅさあい考えらってえ無えらん方言ぬばあや、しいてぃまでぃん基本音とぅ臨時音、分きゆる必要や無えらんくとぅどぅやるんでぃち考えらりいん)。 * また、臨時音記号や慣例的に棒引ち記号ぬ他なかい、母音ぬ小文字とぅか、「〜」記号んでえぬ使あらっとおん。 二、単語(固定音)とぅさあい定まとおる単語ぬ長音や前ぬ音ぬ母音段音重(かさ)にゆん。やしが前ぬ音がオ段ぬばすお「う」また「お」ぬ二通(たとぅう)いあん(前ぬ例や「おとうさん」、後じいぬ例や「とおり〔通り〕」やん)。 あんしいねえ本題ぬ「うちなー」ぬ表記にちいてぃ、日本語表記法んかい、はみいがちい吟味(じんみ)しんだな。 二、「うちなー」から「ー」省んちぇえる「うちな」やれえ、意味え通じらん。発音上ぬ「ウチナー」や、うぬむるが固定音やくとぅ、後じいぬ棒引ち記号や、あてぃん無えんてぃん済むぬ臨時音ねえそおるむんやあらん。やくとぅ、ひらがな表記すぬばすお「うちなあ」とぅさんでえならん。「うちなー」んでぃちぬ書ちいや、「うちな」びけんが基本音成てぃ、くしぬ「な」びけえ伸ばちょおる風儀(ふうじ)とぅ成ゆん。今、「うちな」んでぃち発音すぬ人(ちゅ)やむさっとぅ居らん。(八重山語んかいや沖縄表する「うきな」んでぃ言る語ぬあしえあん)。 三、むし、うちなあぐちえ独立言語やあらな、日本語ぬ中ぬ一ちぬ方言でぃち考えゆるむんやれえ、「うちなー」んでぃ言る表記ん成い立ちゅん。あんやくとぅ、「うちなー」んでぃぬ表記え、まあまでぃん方言扱(あちけ)えどぅやる、じゅんに読だい書ちゃいすぬ一独立言語とぅしえ、考えらってえ無えらん表記法どぅやる。 方言扱えやれえ普及活動ん、うぬあたいぬレベル小ぬ取い組みどぅ成いる、創作活動んでえや、じょうい、ふるうわあするくとぅぬ成ゆみ。 歴史的表記からん吟味しんちんだ。おもろさうしうとおてえ、沖縄や「おきなわ」「ゆきなわ」「よきなわ」んでぃち書かっとおん。くぬゆうな書ちい様が、じゅんねえ、ちゃぬ風儀(ふうじ)し、発音さってぃが居(う)たらあ分からんしが、何(ぬう)やらわん、「うちなあ」や昔(んかし)え四音節やたしが、「わ」ぬとぅくるびけんが長音化し来ゃるむんやるくとぅぬ分かゆん。「うちな」ぬ、一番くしぬ語ぬ「な」が引(ふぃ)ち伸(ぬ)ばさっとおる音あらんくとお明(あち)らかやん。同ぬぐとぅ「かあ(川)」「なあ(庭)」「なあしる(苗代)」や「かわ」「みや」「なわしろ」(じるん、おもろさうし表記)から変わてぃ来ょおるむんどぅやる、棒引ち表記「かー」「なー」「なーしる」ねえし「か」とぅか「な」ぬとぅくるが伸ばさっとおる音やれえ、元ぬ語とぅ、けえ違ゆん。 右や、ちょうどぅ、ある語音(ぐうん)が長音成とおる風儀ぬ例(りい)出(ん)じゃちょおるむんやしが、うぬ他(ふか)ぬ長音にちいてぃん固定音(基本音)やるむぬお、母音使(ちけ)えびちいやるくとお「うちなあぐち表記論」んじ、うんぬきとおる通(とぅう)いやん。 棒引ち表記主義者あ、まるけえてぃえ、「長音や日本語とぅ同ぬぐとぅ母音使えや、さんてぃんしむい、独(どぅう)なあくるぬ書ちい様ぬあてぃん済みるする」んでぃち言ぬ人(ちゅ)ん居しが、うんなばあやアイデンティティー? ゆ強々(ちゅうぢゅう)とぅ言(ゆ)ん。やしが、棒引ち表記えうちなあぐち特有ぬむぬやあらな、日本語ぬ方言表記んじん良う使あらっとおるむんどぅやる。独立言語とぅしちぬ風儀、考えらんてぃん済むぬ方言や発音表記びけんし、肝(ちむ)ふぃぞおくとぅるやる。 *また、うぬゆうな「うちなあ」表記主義者や、我一人(わんちゅい)やあらな、他なかい古波蔵保好氏(『沖縄物語』著者)、野原三義氏(『うちなあぐち考』著者)たあがめんせえん。 一、「沖縄」の表記には「うちなあ」の他に「うちなー」「うちなぁ」がある。このうち「うちなー」が比較的多く使われているが、うちなあぐちを一言語(独立言語)として位置付けた場合の観点からこの表記の妥当性についてみてみたい。 二、また、うちなあぐち表記は日本語表記で使用されるひらがなや漢字を借用している以上、その表記例をも基準としていることを前提としている。別の前提に立つのであれば、それは従来にない新しい表記論に基づくことになるので、その根拠を示さなければならない。そういう意味において別の表記法を新たに設ける困難を考えれば、日本語表記法に準じたものが、最も分かり易くシンプルな表記法といえる。 三、また、カタカナ表記は主に外来語や発音表記に使われているので、ここでは論外とする(カタカナ使いも日本語に準じる)。 「おかあさん」の発音は「オカーサン」である。「おかーさん」と表記しないのは、棒引き表記が日本語では臨時伸ばし音を表すのに用いられ、単語の基本音を表すものとしては用いられないからである。例えば「おかあさーん」における「さーん」は叫んでいる状況を〈臨時〉音で表しているのであって、「おかあさーん」という単語として存在するわけではない。このように、日本語における棒引き表記はあくまで臨時伸ばし音であるから、これを省いた「おかさん」は、もはや「おかあさん」という意味としては認識されない。あくまで「おかあさん」が固定音(基本音)としての単語である。 さらに例を挙げると、「おい」は辞典に載っている単語であるが、「おーい」は「おい」とは別の単語ではなく、棒引き表記(臨時伸ばし音)が入っても「おい」の意味が変わるわけではない。つまり棒引き記号「ー」は正規音外(余分な音)を表すのに用いられるものなのである。 三、国語語彙として認識されていない各地の方言表記には臨時音以外での棒引き記号使用が認められる。(元々、標準語語彙として認識されてない、方言の場合は取り立てて基本音と臨時音を区別する必要性がないからだと考えられる。) 二、単語(固定音)として確定した単語の長音は前の音の母音段音を連ねる。但し前音がオ段の場合は「う」または「お」の二通りある(前者の例は「おとうさん」、後者の例は「とおり〔通り〕」である)。 二、「うちなー」から「ー」を省いた「うちな」では意味が通じない。発音上の「ウチナー」はその全体が固定音であり、後部分の棒引記号はあってもなくても良い臨時音の類ではない。したがって、ひらがな表記をする場合は「うちなあ」でなければならない。「うちなー」と表記すれば、あたかも「うちな」を基本音として、「な」の部分を伸ばし音にしている風体となる。今日、「うちな」と発音する者は皆無に近い。(八重山語には沖縄を表す「うきな」という語がある)。 三、もし、うちなあぐちを独立言語ではなく、日本語の一方言として位置付けるなら、「うちなー」という表記は成立する。つまり「うちなー」の表記はあくまで方言感覚の域を出ず、うちなあぐちを読み書きすることを前提とした一独立言語としては考えない表記法なのだといえる。 歴史的表記からも検証してみよう。おもろさうしでは、沖縄は「おきなわ」「ゆきなわ」「よきなわ」と表記される。上の表記が実際にはどのような発音だったかは定かではないが、いずれにしても「うちなあ」はかつては四音節だったのが、「わ」の部分が長音化したのだと分かる。「うちな」の後語の「な」が引き伸ばされた音ではないことは明らかなのである。同様に「かあ(川)」「なあ(庭)」「なあしる(苗代)」は「かわ」「みや」「なわしろ」(いずれもおもろさうし表記)が変化したものであって、「かー」「なー」「なーしる」のように伸ばし音では元の語と異なってしまう。 右はたまたまある語音があたかも長音化した例を挙げたのであるが、その他の長音についても固定音(基本音)である以上は母音を用いるべきであることは「うちなあぐち表記論」で述べている通りである。 棒引き表記主義者は時として、「長音を日本語と同じように母音使いする必要はなく、独自表記があってもよい」などと、この場合はアイデンティティー? を強調する。だが、棒引き表記はうちなあぐち独自のものではなく、日本語の方言表記にはよく用いられている。独立言語としての体裁に配慮する必要のない方言は発音表記だけで事足りるからである。 *ちなみに、この「うちなあ」表記主義者は私一人ではなく、他に古波蔵保好氏(『沖縄物語』著者)、野原三義氏(『うちなあぐち考』著者)らがいる。 |
[ 57] 沖縄語表記論検証
[引用サイト] http://www.haisai.co.jp/hyoukironkenshou.html
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中国語における外国固有名詞の表記(ちゅうごくごにおけるがいこくこゆうめいしのひょうき)では中国語で外国の地名、人名、企業名などの固有名詞を表記する方法について述べる。またこれと関連して漢字文化圏の言語間での固有名詞表記にも言及する。なおここでは表示の技術的な理由から簡体字は用いず、日本語の漢字を優先して用いて説明する。 日本語の場合は外国固有名詞の表記は原則としてカタカナによる音訳であるが、中国語では漢字による音訳つまり表音表記が原則である。「?威」(ノルウェー)、「蘇格蘭」(スコットランド)、「斯大林」、「史達林」(スターリン)など。これらの文字はその場その場で適当に表記するのではなく、用いる漢字がほぼ決まっている。中華人民共和国の大陸地域においては、人名など、新語の場合、新華社通信の表記に従う例が多い。「可口可樂」(コカコーラ)などの商標は、各企業が字義の好ましいものや商品イメージに近い漢字を定めて使用することが多い。 「美国」、「法国」、「徳国」のように音訳の短縮形を用いることがある。「美国」は「美利堅」、「法国」は「法蘭西」、「徳国」は「徳意志」の最初の字を取ったものである。同じことは日本語でも行われるが、表記文字が異なるので注意が必要である。日本ではそれぞれ米国、仏国、独国となり、中国語と異なるものが多いが、これらは、かつて中国で使用されていた形が現在の中国語での形に変えられて使用されなくなり、日本語に残存したものが多い。 日本語には表音文字の仮名があるため、外国固有名詞を意訳することはあまり多くないが(後述の「真珠湾」のほか、「金門橋」など少数例のみ)、表音表記が面倒な中国語では、意訳をする例が意外と多い。たとえばドイツのフォルクスワーゲン社は「大衆汽車公司」、米国のジェネラルモーターズ社は「通用汽車公司」と訳される。日本語ではなじみの薄い方法なので、漢字を見た日本人は戸惑いやすい。なお、日本語ではパールハーバーを「真珠湾」と意訳するが、中国語では「珍珠港」と意訳する。ただし真珠については日中間での用字の違いにすぎない。 また音訳と意訳の併用もある。「新西蘭」(ニュージーランド)の「新」は意訳、「西蘭」は音訳である。パール・バックは中国では「賽珍珠」として知られる。これは本人が中国ではそう名乗ったもので、「珍珠」はパールの意訳であるが、「賽」はパールバックの旧姓サイデンステッカーを略した名である。 さらに歴史的事情で外国固有名詞の音訳でもなく、意訳でもなく全く中国語独自の表記がなされることも多い。サンフランシスコは「旧金山」であるし、インドネシアのスラバヤは「泗水」、パレンバンは「巨港」となる。これらはいずれも現地華僑の命名が中国本土でも通用するようになったものである。ウラジオストックが「海参?」と表記されることもあるが、これはウラジオストックがかつて中国領だった頃にそう呼ばれていた名残りである。 外国企業名が中国で意訳される例は上に示したが、意訳ではなく全く別の中国語が用いられることもある。シティバンクは「花旗銀行」、香港上海銀行は「匯豊銀行」である。これはこれらの銀行が中国で営業する際に、中国人に親しみやすい名称にしたものである。 学術用語や漢字の定まっていない人名など、漢字で表記しづらい場合、ローマ字やキリル文字など、原語のまま、またはローマ字に転写した表記で、中国語の文章に取り入れる場合もある。 また、台湾ではひらがなの氏名など、漢字表記の難しい日本語の固有名詞では、日本語のかなが用いられる場合がある。多くの場合漢字やローマ字で発音の補足が付くが、アニメ・漫画などから日本文化に触れた若い世代、もしくは日本植民地統治時代に教育を受けた世代をターゲットにした文章の場合、それらによる補足がないこともある。 中国本土と台湾では、表記にそれぞれ簡体字と繁体字を使うという字体上の違いだけでなく、使用する漢字の違いも見られる。例えば、国名のイタリアは、本土では「意大利」、台湾では「義大利」が正式な表記である。香港、マカオ、シンガポールでは、本土と台湾の両方の影響を受けて、両方が使われている。 漢字文化圏内の固有名詞(地名、人名)に関して漢字で表記された場合は、読む側の国・地域の読み方に沿って呼称されるのが原則である。しかし近代以降では朝鮮半島、ベトナムにおける漢字の頽廃が進行してしまったため、この原則は大きく崩れている。 日本と大韓民国の間ではそれぞれの固有名詞を漢字表記するか、表音表記するかがしばしば問題となるが、中国語の場合は漢字以外の文字がないため、漢字文化圏(日本、韓国、北朝鮮、ベトナム)の固有名詞は漢字が判明する限り、漢字でそのまま表記される。東京は「東京」と表記し、中国音でトンチン(D?ngj?ng)と発音する。「名古屋」はミングーウー(Mingg?w?)、「金大中」はジンダーチョン(J?n Dazh?ng)と読む。このため、中国人に原音を用いてTokyo, Kim Daejungなどといっても理解できないことがある。(同様の事が、日本人に原音でフー・ジンタオ、チョンチンと言っても、勉強した者でないとそれぞれ胡錦濤、重慶だと理解できない例にも言える) 現代の人名など固有名詞が漢字で表記されなかったり、どの漢字を用いるかが判明しないものに関しては当て字が用いられる(これは仮名が用いられる日本人名でも同様である)。 トヨタは表音表記されず「豊田」(F?ngtian: フォンティエン)となるが、「マツダ」は「馬自達」(M?zida)と表音表記される。日産自動車はもともと漢字表記であるが、日産(Rich?n: ジーチャン)という正規の表記の他に、ローマ字のロゴを見て表音表記したと思われる「尼桑」(Nis?ng: ニーサン)という俗表記もある。また、ロッテが「楽天」(Leti?n)、ロッテリアは「楽天利」(Leti?nli)だが、楽天市場の楽天(らくてん)株式会社といずれも関係はない。さいたま市は合併を機にひらがな表記に改まったが、中国語では依然として「埼玉市」である。日本の女優である宮沢りえは、中国語圏では「宮沢理恵」と表記される。しかし本名は「宮沢梨絵」である。[要出典]この場合、本名では表記せず「りえ」という音が日本語では「理恵」と表記されることが多いという判断から、中国語圏でも用いられるようになったものだと考えられる。 韓国語・朝鮮語の固有名詞も本来の漢字を中国語読みするのが基本であり、対応する漢字がない場合は当て字による表音表記が行われる。歌手のBoA(ボア)は「宝雅」(B?oy?. 「宝兒」(B?o'er)とされることもある)、チャン・ナラは張那拉(Zh?ng Nal?)などとされる。 本来の漢字がある場合、それを使うのは当然かもしれないが、韓国人にとって自国の首都ソウルが中国語で李氏朝鮮時代のままの漢城と表記されるのは納得のできないことであった。このため、韓国ではソウルの漢字表記を一般公募し、表音表記の「首爾(首?)」(Sh?u'?r)と定め、中国も受け入れはじめ、台湾、香港でも表記が改められつつある。 ベトナムは漢字を全廃してしまった国だが、歴史的には漢字文化圏である。中国はベトナムの固有名詞についても漢字が判明する限り、現地の発音と無関係にその通りの漢字表記をする。ハノイは「河内」、トンキン湾は「東京湾」、ヴォー・グエン・ザップは「武元甲」となり、発音はベトナム語の音とは異なるものである。フエは「順化」(中 Shunhua / 越 Thu?n hoa)の「化」が変化しフエとなったもので、中国語では「順化」のままである。 特に朝鮮半島に関するものでは、例外的ともいえるケースが既に定着している。例えば人名に関して、現韓国大統領を「盧武鉉」と表記した時、日本国内のマスメディア等では「盧武鉉」と表記されたまま「ノ・ムヒョン」と呼称されることが多い。日本語読みに従えば「ろ・ぶげん」としか読みようがないのだが、韓国では既に漢字があまり利用されない影響もあり、韓国語読みが定着しているケースが多い。これは全斗煥韓国大統領の時代から広まったとされる。地名に関する扱いもほぼ同様である。 なお、NHKに関しては他のマスメディアとは異なり、漢字表記を韓国語読みで行うことはしていない。現在は韓国の固有名詞に関しては片仮名表記でほぼ統一されている。括弧して漢字が表記されることもある。しかし歴史的な事件・事柄に関しては漢字表記を使用し、日本語読みで統一している。このため「金大中事件で拉致されたキム・デジュン氏」といった使用例が散見される。 ベトナムに関しては1919年の科挙廃止以降、現代ではベトナム語の語彙には漢字の影響を大きく受けているものの、表記する文字としての漢字は全廃しているため、日本語ではベトナムの固有名詞に漢字を用いることはほとんどない。 朝鮮半島とベトナムは漢字文化圏の中で文字としての漢字を廃した(韓国は完全に廃してはいない)側である。これらの地域では、例えば日本の固有名詞であれば、その日本語読みをそのまま現地語で表記している。 現在のベトナム語においては、中国語の人名・地名を呼称する際には、北京語表記を転写するのではなく漢字のベトナム語読みを使用する。日本語の人名・地名を呼称する際には、例えば、日本の前内閣総理大臣である安倍晋三は、ベトナム語では「Abe Shinz?」と日本語読みを転写したまま表記される。漢字のベトナム語読みに従えば「An B?i T?n Tam」となるが、このように表記されることはほとんどない。現在の朝鮮語における扱いもほぼ同様である。 |
[ 58] 中国語における外国固有名詞の表記 - Wikipedia
[引用サイト] http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E8%AA%9E%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E5%A4%96%E5%9B%BD%E5%9B%BA%E6%9C%89%E5%90%8D%E8%A9%9E%E3%81%AE%E8%A1%A8%E8%A8%98
