が解とは?
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日立製作所と東北大学は,共同開発中のスピン注入方式MRAM「SPRAM(spin-transfer torque RAM)」の熱安定性を高めるための研究成果を,米国フロリダ州タンパで開催中の磁気記録に関する国際会議「52nd Annual Conference on Magnetism and Magnetic Materials(MMM)」で発表した。 TMR素子の寸法を縮小すると,低抵抗状態と高抵抗状態の間の熱安定性が低くなるという課題がある。熱安定性が低いと,周囲の熱などの影響で二つの状態間の遷移が生じる確率が高くなる。こうなると,読み出し電流を流していないときにはデータ保持特性の悪化につながり,読み出し電流を流すときには誤書き込みが起こりやすくなる。 TMR素子の熱安定性を示す指標であるΔ(Eu/kT)の値は60を超えることが望ましいとされる。ここで,Euは磁性体のエネルギー,kはボルツマン定数,Tは温度である。 日立製作所らが,熱安定性の高いTMR素子の候補として有力視するのが,積層フェリ と呼ばれる構造である(図)。従来のTMR素子は,フリー層としてCoFeBの単層を用いる。一方,積層フェリとは,フリー層として逆向きの磁化を持つ2層の磁性体膜(CoFeB)で薄い金属(Ru)を挟んだ構造である。この構造では,異方性磁界を等価的に大きく取ることができるため,熱安定性が高まる。 今回,日立製作所らは,積層フェリ構造を用いて,スイッチング時の電流密 度を低く抑えながら,同時に熱安定性を高めることを検討した。その結果,以下の知見を見出した。フリー層を構成する2層のCoFeBの厚みを同じにして,しかも2層の厚みの合計値を厚くするほど,Δ(Eu/kT)を大きくできるという。しかも,その際,2層のCoFeBの厚みの合計値を厚くしても,スイッチング時の電流密度はほぼ一定に保てるとする。例えば,2層のCoFeBの厚さがそれぞれ1.6nm,Ruの厚さが0.8nmの場合に比べて,2層のCoFeBの厚さをそれぞれ2.6nm,Ruの厚さを0.8nmにした方が,Δ(Eu/kT)を大きくできるとした。「スイッチング時の電流密度の低減と,Δ(Eu/kT)を大きくすることは,基本的にトレードオフの関係にある。このため,スイッチング電流密度を高めずに,Δ(Eu/kT)のみを大きくできることは大きな意味がある」(日立製作所)とする。 日立製作所によれば,積層フェリ構造を採用することで,垂直磁化技術を採用しなくても,Δ(Eu/kT)を80程度に高めることは可能としている。 2007/11/07【MMM】東芝がGビットMRAMに向けた新型TMR素子,スピン注入と垂直磁化を組み合わせ 垂直統合体制をあきらめて半導体の製造部門を切り離す企業が現れるなど構造変化の兆しが見られる。一方,パソコンや携帯電話機,デジタル家電に匹敵する,半導体の新たな用途の模索も始まっている。このような状況の下,業界を代表する識者と,目覚ましい成長を遂げる半導体企業のトップが一堂に会し,それぞれの近未来ビジョンと成長戦略を語る。11月19日開催。 Tech-On! 全体ニュースコラム用語辞典編集部ブログ雑誌記事紹介イベント書店特設サイト英語ニュース Annex会員の方はAnnexにログインしていただくと,クリッピングした記事をここに表示します。(ログイン/Annexへの新規登録 | Annexとは?)'; ソディック,電極の消耗を抑える電源を搭載した形彫り放電加工機を開発---価格据え置いてボリュームゾーンに投入(19:23) 直近に製造業で起きた事件・課題の解決を,BOMの世界から具体的にどのように解いていくのか?製造業で実際にものづくりに従事していた筆者の言葉で解説していく。 各種システムの障害は,ソフトウエアの不具合によるもののほか,システムを構成する電子機器,もっと言えば,電子機器に搭載されているさまざまなデバイスの故障・劣化によることが少なくない。 今回はイノベーションについて考えてみたいと思います。製造業はグローバルに競争が激化しています。そんな中で競争力を高めるためには,イノベーションが必要不可欠となってくるわけです。 日なたもあれば,日陰もある。多くの技術者は日陰者のようである。もっと日なたに出てもらいたい。私自身も技術者が表に出てくる活動に汗をかいている。今回は,その一端を紹介しよう。 東京大学ものづくり経営研究センターが主催している「ものづくり寄席」を覗いてきた。先生方が祭りのはっぴを着て,経営学を落語風に語る,という趣向である。… 比内地鶏とか名古屋コーチンとかコシヒカリとか、産地偽装に関する事件がやたらと目に付く。食品に限ったことではない。某百貨店がイタリア展で販売した家具は、実は中国製だったという。 BPnetTRENDYnetビジネスパソコンITテクノロジー医療建設・不動産安全・安心経営とIT動画転職 |
[ 130] 【MMM】垂直磁化だけが解じゃない,スピン注入MRAMで日立らは積層フェリ構造を改良 - PLM - Tech-On!
[引用サイト] http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20071109/142085/?ST=plm
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日立製作所と東北大学は,共同開発中のスピン注入方式MRAM「SPRAM(spin-transfer torque RAM)」の熱安定性を高めるための研究成果を,米国フロリダ州タンパで開催中の磁気記録に関する国際会議「52nd Annual Conference on Magnetism and Magnetic Materials(MMM)」で発表した。 TMR素子の寸法を縮小すると,低抵抗状態と高抵抗状態の間の熱安定性が低くなるという課題がある。熱安定性が低いと,周囲の熱などの影響で二つの状態間の遷移が生じる確率が高くなる。こうなると,読み出し電流を流していないときにはデータ保持特性の悪化につながり,読み出し電流を流すときには誤書き込みが起こりやすくなる。 TMR素子の熱安定性を示す指標であるΔ(Eu/kT)の値は60を超えることが望ましいとされる。ここで,Euは磁性体のエネルギー,kはボルツマン定数,Tは温度である。 日立製作所らが,熱安定性の高いTMR素子の候補として有力視するのが,積層フェリ と呼ばれる構造である(図)。従来のTMR素子は,フリー層としてCoFeBの単層を用いる。一方,積層フェリとは,フリー層として逆向きの磁化を持つ2層の磁性体膜(CoFeB)で薄い金属(Ru)を挟んだ構造である。この構造では,異方性磁界を等価的に大きく取ることができるため,熱安定性が高まる。 今回,日立製作所らは,積層フェリ構造を用いて,スイッチング時の電流密 度を低く抑えながら,同時に熱安定性を高めることを検討した。その結果,以下の知見を見出した。フリー層を構成する2層のCoFeBの厚みを同じにして,しかも2層の厚みの合計値を厚くするほど,Δ(Eu/kT)を大きくできるという。しかも,その際,2層のCoFeBの厚みの合計値を厚くしても,スイッチング時の電流密度はほぼ一定に保てるとする。例えば,2層のCoFeBの厚さがそれぞれ1.6nm,Ruの厚さが0.8nmの場合に比べて,2層のCoFeBの厚さをそれぞれ2.6nm,Ruの厚さを0.8nmにした方が,Δ(Eu/kT)を大きくできるとした。「スイッチング時の電流密度の低減と,Δ(Eu/kT)を大きくすることは,基本的にトレードオフの関係にある。このため,スイッチング電流密度を高めずに,Δ(Eu/kT)のみを大きくできることは大きな意味がある」(日立製作所)とする。 日立製作所によれば,積層フェリ構造を採用することで,垂直磁化技術を採用しなくても,Δ(Eu/kT)を80程度に高めることは可能としている。 2007/11/07【MMM】東芝がGビットMRAMに向けた新型TMR素子,スピン注入と垂直磁化を組み合わせ 垂直統合体制をあきらめて半導体の製造部門を切り離す企業が現れるなど構造変化の兆しが見られる。一方,パソコンや携帯電話機,デジタル家電に匹敵する,半導体の新たな用途の模索も始まっている。このような状況の下,業界を代表する識者と,目覚ましい成長を遂げる半導体企業のトップが一堂に会し,それぞれの近未来ビジョンと成長戦略を語る。11月19日開催。 【IMAPS】「SiP内部で端子当たり40Gビット/秒の超高速伝送が可能」,NECエレが設計手法構築 【IMAPS】「8チップ積層でも放熱は問題ない」,NECエレらが貫通電極を用いた4GビットDRAMの放熱特性を初披露 Tech-On! 全体ニュースコラム用語辞典編集部ブログ雑誌記事紹介イベント書店特設サイト英語ニュース Annex会員の方はAnnexにログインしていただくと,クリッピングした記事をここに表示します。(ログイン/Annexへの新規登録 | Annexとは?)'; NANDフラッシュ・メモリとDRAM市況は供給過剰によりさらに悪化,米iSuppli社が予測(21:25) 各種システムの障害は,ソフトウエアの不具合によるもののほか,システムを構成する電子機器,もっと言えば,電子機器に搭載されているさまざまなデバイスの故障・劣化によることが少なくない。 今回はイノベーションについて考えてみたいと思います。製造業はグローバルに競争が激化しています。そんな中で競争力を高めるためには,イノベーションが必要不可欠となってくるわけです。 日なたもあれば,日陰もある。多くの技術者は日陰者のようである。もっと日なたに出てもらいたい。私自身も技術者が表に出てくる活動に汗をかいている。今回は,その一端を紹介しよう。 東京大学ものづくり経営研究センターが主催している「ものづくり寄席」を覗いてきた。先生方が祭りのはっぴを着て,経営学を落語風に語る,という趣向である。… 比内地鶏とか名古屋コーチンとかコシヒカリとか、産地偽装に関する事件がやたらと目に付く。食品に限ったことではない。某百貨店がイタリア展で販売した家具は、実は中国製だったという。 BPnetTRENDYnetビジネスパソコンITテクノロジー医療建設・不動産安全・安心経営とIT動画転職 |
[ 131] 【MMM】垂直磁化だけが解じゃない,スピン注入MRAMで日立らは積層フェリ構造を改良 - メモリ - Tech-On!
[引用サイト] http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20071109/142085/
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万人向けの道具にはなっていないものの、新機能の迅速な追加やソース・コードが公開されていることなど、オープンソースには商用ソフトにない独自の良さがある。この点に注目し、主体的に開発に取り組んで導入や運用にかかわる課題を乗り越え、オープンソースの良さを生かそうとする企業も増えている。 コミュニティが変質し、サポートの負担が重くなるオープンソースを、いかに使っていくのか。オープンソースの技術者が増えてきているなか、企業の取る道は二つに分かれる(図9)。 一つは、自社でソフトの開発にまで参加していくことだ。自らの開発力を高めて、オープンソースを使いこなそうという選択肢である。もう一つは、開発にあたってオープンソース・ソフトに精通したベンダーを活用することである。現実にさまざまな企業が、これらの方法のいずれかでオープンソースの導入に取り組んでいる(表1)。 自らオープンソースの開発・保守に乗り出した企業に、NTTグループがある。今年4月、NTTはグループ会社全体で、システムのオープンソース化とその運用・保守を支援する組織を作った。名称は「NTT オープンソースソフトウェア(OSS)センタ」。同社の研究所に加え、NTTコムウェア、NTTデータなどから、Linuxの研究に携わってきた技術者ら総勢約80人を集めた。 「当グループには、主要なものだけで数百を超すシステムがある。内部調査の結果、そのうちの8割程度にオープンソース・ソフトを使えることが分かった。運用・保守まで内部で手掛ければ、大幅なコスト削減が可能になる」。NTT第三部門 NTT OSSセンタの畠中優行センタ長は、自前で体制を築いた理由をこう述べる。 すでにNTTは、オープンソース・ソフトを組み合わせた社内標準プラットフォーム「OSSVERT(オズバート、OSs Suites VERified Technically)」の策定を開始した。動作検証などを実施し導入の手間を減らすことで、利用を促進する。 まずLinuxとApache、Tomcat、PostgreSQL、負荷分散ソフトのUltraMonkeyを組み合わせたものをOSSVERTとして認定した。さらに今後、これら以外のソフトを組み合わせたものについても、OSSVERTに取り込んでいく方針だ。 認定したソフトについては、必要な機能があれば、自ら開発する。「コミュニティに頼るだけで、自分たちの望む機能を実現させるのは難しい。自ら開発し、コミュニティに採用されるように活動する」(NTT OSSセンタの北井敦OSS推進担当部長)。 実際に同社は、OSSVERTを基幹系システムでの利用を前提に、ソフトの機能強化に取り組んでいる。例えば、PostgreSQLについては、管理するデータが100Gバイトを超えるシステムで、24時間連続稼働を可能にすることを目指す。すでに、自動的にデータ配置を最適化する機能の改良や、トランザクション処理の排他制御による待ち時間を少なくする改善を加えた。 NTTのように、オープンソースに詳しい技術者が内部にいる企業は少ない。ブログなどのサービスを提供するGMOメディアは、技術者の育成に力を注いでいる。オープンソースの情報が増え、動作検証のツールも充実してきた今、人材を育成しやすくなった。 GMOメディアでは、元々ベンダーにシステムの開発を任せていたが、「インターネットから直接情報を収集して対処すれば、商用ソフトを使ってベンダー頼みで解決するよりも早い。トラブル対応の迅速化にはオープンソースが一番」(同社のシステム本部 堀内敏明 取締役・システム本部長)との理由から、02年を境に自社開発に変更した。同社では、OSにはコミュニティが作成するCentOS、データベース・ソフトにはオープンソースとして公開されているMySQLを使う。 GMOメディアには開発担当者が30人弱、10人弱のシステム管理担当者が在籍する。現在では、システム部のほぼ全員が、オープンソース・ソフトを使ったシステムでトラブルが生じた際に、原因を分析し、これを解決できるようになった。 だが社員数が100人ほどで、それほど企業規模の大きくないGMOメディアが、オープンソースを熟知した技術者を集めるのは簡単ではない。 同社では、「スキルがあるにこしたことはないが、新しい技術を調べたり自分で作ったりするのが好きな人材を採用して育成することにした」(堀内氏)という。「ソフト検証用のハードやツールを、GMOグループで整備していたことも、技術者の育成に踏み切れた要因」(同氏)と続ける。 7年前からLinuxを積極的に導入してきた住友電気工業は今年、PostgreSQLを全社的な標準に採用。ほぼオープンソースで社内標準を固めた。同社は、できるだけ品質に不安のない状態のオープンソースを利用する方針を採る。 「オープンソースを利用して、サポートの負担が増すのは、パッチ・ファイルを適用しなくてはならないからだ。事前にソフトの品質を精査して、できるだけパッチを適用せずにすむようにしている」(情報システム部システム技術グループの中村伸裕グループ長)。 住友電工の場合、自らソースを書き換えることはほとんどない。代わりに、内部での導入時点の検証に力を入れている。バグが多いオープンソースをすべてのシステムに使うとなると、情報システム部門の一部だけがノウハウを持つだけでは間に合わないからだ。 そのため、「テスト方法や報告書の書き方などの検証プロセスをマニュアル化している」(中村グループ長)という。同社の情報システム部門は50人ほど。新入社員にもオープンソースの品質チェックを手掛けさせている。 図10●欧米のユーザー企業では、オープンソース・ソフトを利用するかと、コスト意識が高いかどうかは無関係 社内に技術者を抱え、オープンソースを自ら使ってシステムを構築するのは、一つの理想ではある。実際に日本よりも早くオープンソースが広まった欧米では、「コストよりも、道具として自由に扱えることを重視している」と、ガートナー ジャパンの亦賀忠明バイスプレジデントは言う。米フォレスターリサーチの調査結果でも、欧米企業がコストに関係なくオープンソースを採用していることが分かる(図10)。 これに対し、「日本企業はどちらかというと保守的。開発をベンダーに頼ってきた企業も多く、いきなりすべてを社内でこなすのは難しい」(亦賀バイスプレジデント)。サポートについて、ユーザーが主導権を握りながら、力のあるベンダーを見つけて、管理していくのが現実的だろう。 三菱東京UFJ銀行は、07年春の稼働をメドに再構築を進めている「リスク管理システム」にオープンソースの開発フレームワーク「Seasar2」を使う。リスク管理システムは、資金運用におけるリスク指標や損益を管理するもの。 開発生産性の高いツールを探した結果、Seasar2やSpringといったオープンソースの開発フレームワークにたどり着いた。ただSpringのコミュニティの中心は英語圏になる。国内ではサポートも心許ない。 そこで三菱東京UFJは、Seasar2の採用を決めた。Seasar2は元々、国内の技術者が作り出したもの。コミュニティのメンバーがいることなどから、システム・インテグレータの電通国際情報サービスを選び、有償でSeasar2のサポートを担当させることにした。 サポートについては、通常の問い合わせへの対応だけでなく、Seasar2の開発者と電話で直接話せるようにしている。三菱東京のシステム子会社で、開発を担当したUFJISの市場業務システム部 割田昭一プロジェクトリーダーは「とにかく素早く対応してもらえる体制が重要だった」と話す。 今までのところ、この方法は吉と出ている。「問題解決までの時間が短くなった。現在は、システム・テストに差し掛かったところだが、3割程度前倒しでプロジェクトが進行中」(割田プロジェクトリーダー)という。 ひまわり証券も、市場情報提供システムに国産オープンソースの開発フレームワークMayaaとSeasar2を採用した。同社にとって初めてのオープンソースの取り組みである。 「ゆくゆくは自分たちで保守していけるようにしたい」(同社の中野和彦 システム部開発部長)という狙いもあり、開発者がベンダーに勤務する国産のオープンソースを選んだ。 「知識を身に付けるには、コミュニティのメンバーと一緒に開発するのが近道。単にコミュニティに質問しても、自社に特化した内容だと回答が得にくい」(中野開発部長)という考えだ。市場情報提供システムの開発では、ひまわり証券の技術者をグルージェントのメンバーと組んで作業させている。 今年11月にはSeasar2を使った開発の第二弾となる、オンライン・トレード取引システムが稼働した。現時点では、Seasar2を利用するアプリケーションの開発作業ができるようになっただけだが、「自社開発の体制に一歩近づいた」(中野氏)。 社内にオープンソースを知る技術者を抱えたうえで、外部に開発を委託する方法もある。ブログやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を提供するドリコムは、今年6月にSugarCRMを導入した。 「業務の拡大に伴って営業支援システムを導入することにしたが、なかなか当社の業務に合うようなパッケージ・ソフトがなかった。ある程度、ソフトをカスタマイズしなければならないことを考慮して、SugarCRMを選んだ」(吉田浩一郎執行役員・戦略営業部長)。 導入に当たっては、「餅は餅屋。自社の技術者は本業のサービス強化を優先させたい」(吉田執行役員)と判断して、販売実績のあるシーイーシーに開発を任せたという。SugarCRMは有償版かどうかにかかわらず、スクリプト言語であるPHPのソース・コードで提供する。吉田執行役員は、「幸いなことに、当社はPHPでシステムを開発できる技術者がいる。いざとなれば完全に自由に利用できる無償版をダウンロードしてきて、自分たちで開発すればよいと考えている」と語る。 現在、企業競争はグローバル化がさらに進んでいる。自らの商品やサービスを国際展開するだけでなく、世界中から自らのビジネスに最も役立つモノやサービスを調達しなければ、国際競争力を維持するのは難しい。 これはシステム開発やソフトの世界でもいえることである。世界中の開発者が機能を追加していくオープンソースは、グローバル化の流れを反映したものだ。これからは、オープンソースをうまくシステム開発に取り込むことができるかどうかが、企業のIT活用を左右する可能性もある。 実際に米国では、こういった面を理解したうえで、自社のシステム開発の道具として、オープンソースを利用している。単に安価に使えそうだからという理由で、オープンソースを採用する企業は減ってきた。 これに対し日本では、商用パッケージ・ソフトの廉価版だとオープンソースをとらえる企業が、依然として多いようだ。オープンソースがどういったものなのかをきちんと理解していないで、使いこなせるはずがない。 日本企業の多くは、開発を外部のベンダーに依存してきた。そのため、自社のシステム開発にどのようなソフトをどう使うべきなのかを自分で判断できなくなっているのだろうか。 ベンダーにシステムの開発を任せることが必ずしも間違っているとはいえないが、現在のように技術の変化が激しい時代には、自らに適した技術を見抜く力が必要になる。グローバル化が進むなかで、オープンソースをいかに有効に使っていくかが日本企業に問われている。 富士ゼロックス DocuWorks導入事例シリーズ 〜ドキュメントにまつわる経営課題を解決〜 日経BPセミナー事業センター ビジネスとソフトウエアに新しい“開発力”を ― XDev 2007 Review ITpro協力誌 日経コンピュータ 日経コミュニケーション 日経SYSTEMS 日経情報ストラテジー 日経NETWORK 日経ソリューションビジネス 日経ソフトウエア 日経Linux 日経ニューメディア 日経BPガバメントテクノロジー 日経パソコン 日経BPソフトプレス IT経営 システム開発 プロマネ&アーキテクト ネットワーク最新テクノロジー 業績&業界動向 セキュリティ Windows オープンソース 製品&サービス・ディレクトリ 業務アプリケーション 設計開発 OS/DB/ミドルウエア サーバー/ストレージ 運用管理 ネットワーク セキュリティ SIサービス 通信サービス クライアント/OA機器 |
[ 132] Part4 主体的に使いこなすことが解:ITpro
[引用サイト] http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070822/280101/
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川の水質検査をする子供たち。こうして自然を体感し、表す言葉を覚えてゆく(写真は高橋篤哉さん提供) 私は塾の非常勤講師の傍ら、近所の中高生相手に家庭教師をしているが、最近の中高生の学力低下は目を覆いたくなるようなひどさである。 評論文だけでなく、物語文も読むことができない。詩や俳句になるとお手上げ状態、という子が少なくない。文法にいたってはなおさらである。 例えば、中学2年生で三角定規の3つの角度が言えず、カタカナが読めない子がいる。高校3年生で、慣用語であるはずの「オウム返し」という意味が解からない子がいる。学力が低下しているなどと言う以前の問題であり、識字率が心配になるほどである。 「川の水がごうごうと流れているのを見つめていると、自分の体が上流に引っ張られていくような気がした」という文章を読ませたときの反応は、ひどいものだった。クラス全員がぽかんと口をあけている。いくら説明しても誰も納得のいく顔を見せない。なかば焦って、「川の水が流れているところをじっと見たことがありますか」とたずねたら、全員が「ない」と言う。 これは学力の低下などではない。オウムを飼う家が身近にあればこそ生まれた「オウム返し」という言葉。近所に流れる川があってこそ理解できる自然の力のすさまじさ。これらの体験の欠如こそが、国語力不足を招いていると私は感じた。このような日本語の意味が理解できない子どもたちに、一体どうやって国語教育をすればいいというのだろうか。 この学力低下の根底にあるものは、ゆとり教育などをうんぬんする以前に、遊びそのものの中で身につくべき体験の欠損ではないかと思う。本来、言葉の楽しさというのは遊びの中で体験されるものだ。川で遊び、生き物を飼い、花の香りを吸い込み、カエルの卵をつかむ……そういった「幼稚教育」を私は提唱したい。 私は、基礎学力に関しては社会の基盤を作るものだと考えている。だから、国語や算数に限っては、身近な子どもたちに無料で教えている。大学受験生でも月謝はわずかしか頂かない。 幼稚教育無料ということを根元に置かないと、低収入の家庭では学校で落ちこぼれても塾にいけず、上のランクの学校を目指せない。結果として満足な職業に就けず、賃金が低く抑えられる。そしてまたその子どもたちが質のよい教育が受けられないという、社会的悪循環を生み出してしまう危険性があると私は考える。 体験する自然が子どもたちのまわりに存在するということは、言葉が体をなしてそこに存在していると言うことである。 そういった現実があって初めて、子どもは未来を夢想することができる。体験なしには、子どもたちは意味のある言葉(母語)を獲得しない。現在の学力低下を克服するには、地域ぐるみ、学校ぐるみで「幼稚教育」に取り組み、子どもたちが無料で遊び歩ける、自然あふれる秘密基地のようなものを回復すべきときに来ているのではないだろうか。 |
[ 133] 「オウム返し」が解からない高校生 - OhmyNews:オーマイニュース
[引用サイト] http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000005837
