及ぶとは?

腰痛および頸部痛の患者のうち、複雑で厳しい臨床経過をたどる可能'性の高い大きなサブグループが研究者らによって同定されている。しかし医療システムの中で、これらの患者をいかに対処するのが最善かという問題は未解決のままである。
Umesh T. Kadam博士らは、地域医療機関を受診した住民を対象にした3年間のプロスペクティブ研究において、べースライン時で広範囲に及ぶ慢性疼痛を訴えた一般集団の中の、個々
の患者の医療利用状況を追跡調査した。その結果、広範囲に及ぶ疼痛を有する患者は医療サービスを頻繁に利用しており、それは筋骨格系領域に限らないことが明らかになった。
Kadam博士らによると、“広範囲に及ぶ慢性疼痛を訴える人々は疼痛のない人々と比較して、その後、筋骨格系の問題だけでなく筋骨格系以外の問題のために受診する頻度も高く、それは年齢、性別、または失職には無関係であることが、我々の研究で明らかになった”(Kadam
研究者らによろと、“3年間の追跡調査期問中の筋骨格系以外のすべての疾患による受診の7.7%、およびすべての筋骨格系疾患による受診の12.6%は、べースライン時で報告された広範囲に及ぶ慢性疼痛と関連があったと推定された”という。
べースライン時で広範囲に及ぶ疼痛があった人々は、筋骨格系障害、事故、精神障害、皮膚疾患、および感染による受診率が高かった。
興味深いことに、医療サービスの利用増は、心理的苦痛だけが原因ではなかった。統計的解析において、心理的苦痛について調整した後でも、広範囲に及ぶ疼痛と医療サービス利用増の問には強い関連が認められた。
広範囲に及ぶ疫痛と腰痛には、はっきりと重なり合う部分がある。定義上、広範囲に及ぶ慢性疼痛には、脊椎またはその周囲における何らかの形での疼痛が含まれる。通常、広範囲に及ぶ慢性疼痛は、軸性疼痛に加えて身体の左右上下のいずれかの部分に疼痛があり、3ヵ月以上持続しているものと定義される。
Croft博士は、2004年に開催されたアルバータ国際フォーラムで、広範囲に及ぶ疼痛を有する患者の約90%にはその一部として腰痛がある、と指摘した。腰痛のために医師を受診する患者の3人に1人は、他の部位にも疼痛があると訴える。
腰痛患者に広範囲に及ぶ疼痛が存在することは、予後不良の強力な指標である。英国のマンチェスターで行われたプロスペクテイブ研究において、べースライン時で広範囲に及ぶ疼痛を訴えた患者は、翌年のうちに活動障害性の慢性腰痛を発現する危険性が6倍高かった(Thomas
広範囲に及ぶ疼痛は、線維筋痛症侯群と重なり合う部分がある。しかしそれらが同一の愁訴ではないことは確かである。広範囲に及ぶ疼痛を有する患者のうち、米国リウマチ学会の線維筋痛症の定義を満たす必須の圧痛点を有する者は半分以下である。
重要なのは、広範囲に及ぶ疼痛は1つに統合された別個の病態なのか、それとも単なる苦痛の連続体なのかという問題である(Hadler
and Greenhalgh,2004を参照)。Croft博士はアルバータ国際フォーラムにおいて、広範囲に及ぶ疼痛を有する患者は、共通する遺伝的、生物学的、心理社会的、および/または文化的な影響の点で、他の患者とは異なる可能性があると指摘した。“ことによると、これらの人々はいくつかの点で他の患者とは異なっているのかもしれない”と博士は推測した。しかしまた、そうではないかもしれない。
広範囲に及ぶ疼痛が、疼痛以外の医学的問題の原因および受診理由なのか、それとも、重なり合う部分のある多様な問題の集合体の中の“1つ”なのかは、明らかではない。
しかし、腰痛および他の多様な一般的臨床愁訴は、より大きな疾患形態の一部なのかもしれない。“我々の研究は、より大きな病理学的または身体上の症侯群の一部かもしれない病態間の重なり合いと関連を示す、それ以上のエビデンスを提供する”と、Kadam博士らは指摘した。
米国を含む多くの社会における医療システムは、広範囲に及ぶ疼痛症侯群に対処するのに極めて不向きである。Michael
Von Korff博士はエドモントンフォーラムで、医療システムは各愁訴を個別に治療するように設定されており、多くの場合、より大きな臨床像には全く対処していないと指摘した。腰痛を治療する医師は脊椎の問題しか見ていないことが多く、合併している病態には全く対処していない。
医療提供者は、広範囲に及ぶ疼痛を有する患者が比較的単純な腰痛の患者よりも幅広く厄介な健康問題を抱えていることを、よくわきまえておくべきである。しかし、これらの幅広い症状の重複にどのように対処すべきなのかは明らかになっていない。
これらの患者に専門医療機関、特に線維筋痛症のクリニックを紹介すると、実際には疾患による苦しみがさらに増す可能性がある。それらの患者が、多くの線維筋痛症患者と同じように、難治性およぴ不治の病態を有すると、認識してしまう可能性があるからである。
しかし広範囲に及ぶ疼痛の自然経過は、線維筋痛症患者のそれよりも良好である。多くの疾患と同様に広範囲に及ぶ疼痛は、通常、完全に消失することはなくても強くなったり弱くなった

[ 155] 広範囲に及ぶ腰痛
[引用サイト]  http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/new_page_561.htm

ここ数年、利用した覚えがない有料コンテンツの利用料を請求するメールが届くという事例が増加しています。URLをクリックしただけで「会員登録が完了しました」といって会費の振り込みを促すワンクリック詐欺も増えています。その実態を知り、身を守りましょう。
まったく利用したことがなければ、まさに架空の請求であり、不当な請求なのですが、中には言われるままに支払ってしまい被害にあっている人も少なくありません。
というのも、送られてくるメールやハガキには、「入金がなければ、自宅や勤務先に回収に行く」「弁護士と協議の上訴訟手続きに入る」「回収時に調査料や交通費を別途請求する」といった威圧的、脅迫的な内容が書かれている上、請求元として「××債権管理センター」など、いかにも正規の業者として存在しそうな内容となっています。これに驚いてしまい、面倒に巻き込まれたくないといった気持ちから支払いに応じてしまっていることが多いようです。さらに、請求額が数万円という場合が多く、ちょっと無理をすれば支払える額という点も、被害者を増やしている理由と思われます。いずれにしても、こういった「架空請求」は詐欺であり犯罪です。絶対に支払いに応じてはいけません。
ただし、裁判所の手続きを悪用したケースも報告されていますので、裁判所から届いた書面については放置せずに、必ず確認をしてください。
予備知識のない人がいきなり高飛車な内容の請求メールを突きつけられれば、不安になりパニックになってしまうのも無理からぬことかもしれません。しかし、送られてくる架空請求メールには次のような4大特徴があります。この特徴を冷静にチェックすれば、これらのメールがまったくのでたらめであることが理解できるでしょう。
宛名は個人名ではなく、メールアドレスになっていることが多い(abc@xxxx.net.jp様など)。
債権回収を頼まれたのに個人名を特定できていないわけで、たいへん怪しいですね。実際、相手はメールアドレスぐらいしかあなたの情報を知らないのです。これは、(4)の「自宅や勤務先に回収に行く」と大いに矛盾してもいます。
債権回収の代行は法務大臣の許可した会社しかできません。これらの会社は法務省のサイトで確認できるので、メールにある送信元の業者名と比べてみてください。
「あなたが利用した有料コンテンツの利用料が支払われていないため、運営会社から債権の回収代行を依頼された」といったような趣旨を述べるが、肝心の利用したコンテンツのアドレスや利用日時などは書かれていないか、書いてあっても記憶があやふやな数ヶ月前の日付。
記載されている支払期日には、ほとんど余裕が与えられていない。加えて、メール冒頭には、「大至急」「最終通告」といった言葉があることも多い。
入金がなければ、「自宅や勤務先」「家族・親戚」の家に訪問・回収に行くとし、こちらの個人情報を知っているといったことを匂わせる。また、法外な「調査費用や交通費」を別途請求してくる。
実際には、(1)でも明らかなようにメールアドレスしか知らないのです。中には、メールアドレスや利用時のIPアドレスから、個人情報を特定できるといった類のことを書いてくる場合もあるようですが、これも嘘です。犯罪捜査や裁判所からの命令以外にプロバイダがメールアドレスの持ち主の氏名や住所などを特定業者や個人に教えることは絶対にありません。また、IPアドレスから具体的な位置情報を知ることもできません。
届いたメールのURLをなにげなくクリックしたら知らないサイトに接続され、なにもしていないのに「会員登録が完了しました」などと表示される、ワンクリック詐欺が横行しています。この手の詐欺の巧妙なところは、あなたが使っているパソコンのIPアドレスやOSを表示させることなのです。
IPアドレスが表示されるだけでも驚いてしまう方がいるでしょう。ましてやOSやブラウザのバージョンなどが言い当てられると「なんでわかったんだ?」と恐れを抱いてしまうかもしれません。
しかし、全く心配いりません。IPアドレスやOSの情報など非常に漠然としたもので、掲示板のようなプログラムでも当たり前のように取得できるのです。先にも述べたように、IPアドレスから住所を調べることは、警察や裁判所でもない限り不可能です。「会員登録が完了」したからといって、身に覚えがなければ絶対に支払ってはいけません。
とにかく「無視」すること。そして、絶対にお金を支払ってはいけません。「自宅にまで来ると言っているが大丈夫?」と思われるかもしれませんが、すでに上で説明したように、相手はあなたを特定できないのです。実際に家にまで現れたという例は、現在に至るまで聞いたことがありません。
請求先に連絡を取ってしまうと、あなたの個人情報をより詳細に与えてしまうことになります。たとえば「折り返し電話をしますので」という口実で、あなたの電話番号を知ろうとすることもあるでしょう。あなたの個人情報を不用意に相手に教えないためにも、「無視」を徹底してください。
検索サイトで、請求ハガキやメールに書かれた業者名などを検索すれば、同じような請求を受けた人の報告があるかもしれません。そういった報告は大いに参考にしましょう。インターネットには、架空請求を送る悪徳業者をリストアップし公開しているサイトもあります。普段から、そういったサイトで情報を集めておくのもいいでしょう。
何度もメールが来るようならば、メールアドレスを変えてしまいましょう。また、下に上げた参考サイトも参照してみてください。このようなことに一人で悩んでいる必要はありません。まずは冷静になること。そして、払う必要のない請求には絶対に応じないという強い気持ちで、徹底的に無視することが最善の策なのです。

[ 156] セキュリティ通信|生活に及ぶ危険:架空請求
[引用サイト]  http://www.so-net.ne.jp/security/human/f-invoice.html

最近,政治の世界,特に地方政治で長期政権の弊害が取り沙汰されている。しかし,それらを目にするにつけ,経営の世界でも他人事ではないとつくづく思う。
政治の世界で永く権力の座にいると,害毒を流す結果を招きやすい。中でも業者との癒着で私服を肥やすなど,刑事事件になる問題は何をか言わんやだ。日常業務での権力の乱用,微妙な親族の身びいき,不明瞭な公費の私的流用などはうやむやになりがちだ。しかし,それらはやがて国や地方自治体を衰退させる蟻の一穴になりかねない。
全く同じことが,経営の世界でも言える。経営の実権を長期に握った者の言動はともすれば,従業員にとっても迷惑千万であるし,企業にとっては企業崩壊の第1歩になり得る。ITに重大な影響を及ぼすことも,稀ではない。それは一企業のトップに限らず,部・課,あるいはグループの長についても長期政権となれば,権限や弊害は小なりと言えども,同じことが言える。
経営の世界の「長期政権」の実態・弊害,そしてその対応の仕方についてITに対する影響を考慮しながら,筆者の知る現場の生々しい事例から考えていこう。
中堅企業A社では,社長を10年勤めたB氏が退任後,慣例で取締役会長に就任した。B会長は,一回り若いC氏を代表取締役社長に抜擢し,院政を敷いた。例えば,人事も設備投資もB会長の反対があると実現しない。その一方で業績不振の中,大金を投じて厚生施設をB氏の好みに改造したり,B会長名義で超一流ゴルフ場の法人会員権を購入した。B会長はその法人会員権を使って,意中の部下を連れて接待費でプレーした。すべての物事が,B会長の顔色をうかがいながら進められることとなった。
社内に大きな変革が訪れたきっかけは,ITに対する取り組みだった。ERP(統合業務パッケージ)ソフト導入を検討する話が持ち上がり,CIO(最高情報責任者)が常務会に導入提案書を提出した。提案書では,導入を前提にBPR(業務改革)の必要性が強調されていた。そこでB会長は,BRPについて社外へコンサルティングを依頼することを命じた。コンサルティング先はB会長の指定で,D広告会社となった。
ところが後日,D社はB会長の息子が勤める会社で,しかも「事業戦略」のコンサルティングはするが,IT導入についての実績はなかったことが判明した。しかし,CIOもシステム部門も疑問をはさむことはなく,B会長の指示に従った。迷惑を受けたのは,ユーザー部門である。業務知識もなければ,ITにも疎いD社の連中のお相手をしなければならなかった。
大企業E社では,社長は10年勤める慣わしだ。F社長は,就任5年目頃からワンマンになった。1万人以上の従業員を抱える大企業でありながら,時には係長人事にも口を出した。F社長が昔世話になった上長の親族や,F社長宅の庭の手入れをする部下を力もないのに役員に登用したという話が,真偽はともかく,噂として流れるようになった。社長に異議を唱える者は,皆無になった。
IT導入に対するF社長の方針は,E社のグループ会社であるSIベンダーを育てることを第一義とした。そのためベンダーに丸投げ発注し,システム部門は窓口に徹して,不必要に力を持つべきでないとした。CIOはF社長に絶対服従で,当然システム部門では配属人材が軽視され,人材も育たず,諦めと卑屈の精神が充満した。導入されたシステムのほとんどは現場で敬遠されたが,F社長によれば,それはベンダーを育てようとする姿勢がないからだ,あるいはユーザーのシステムの使い方が悪いからだということになった。本末転倒も甚だしい。
ここに挙げた例は,決して特殊な例ではない。経営の長期政権の弊害はケースバイケースで形を変えて現れるが,本質的にはこれらの例に通ずる。この結果,企業内ではトップの顔色をうかがう風土が定着し,指示待ち族を産み,創意工夫の気概を喪失し,覇気がなくなる。ITもビジョンに欠け,偏見で運用されるから,効果は期待できない。当然,企業は疲弊する。
これらは最近マスコミに取り上げられる長期政権の問題と大差はないが,私企業だからマスコミによって社会的に暴露もされず,社会的制裁も受けないで済んでいるに過ぎない。
では,どうすべきか。基本的には,就任期間の適正化を内規で取り決めるべきである。最近,会長・相談役・顧問を始め退任役員の退任後の就任期間を短縮する動きがある。これは非常に良いことである。ただ現役の任期を5,6年に制限することも考えて欲しいものだ。しかしそれを決めるのは当事者だから,なかなか簡単にはいかない。
前出の中堅企業A社では,勇気ある取締役が立ち上がった。コンサルタントの縁故採用で最も被害を蒙ったユーザー部門の担当取締役が,取締役会議の席上でD広告会社のIT分野についての未熟さを指摘し,D社を切るべきこと,数社から提案書を取り寄せて比較検討し出直すことを提案した。
B会長はその提案を聞いて「D社の使い方が悪い」と激怒した。B会長との激しいやり取りの中で,ユーザー部門担当取締役はB会長の日頃の横暴さを指摘し,C社長に権限を委譲すべきことを主張した。他の役員も同調の雰囲気となった。飼い犬に手を噛まれたと思ったB会長は,ショックが余程大きかったらしく翌日から出社せず,後日退任を申し出てきた。これは簡単に他へ応用できる例ではないが,勇気ある取締役が立ち上がっただけに痛快であり,示唆に富む。
しかし大企業E社のF社長の場合は,組織が大きすぎ,取り巻きによって城壁が強固に築かれていたので,現場の声がトップに届かなかった。結局,F社長の退任を待つしかなかった。
ある企業では,長期政権の後に院政を敷こうとして毎週の経営報告会を要求した会長に対し,社長と結託した庶務部門が意識的にのらりくらりして,結局報告会を持たなかった。
あるいは,某事業部長が縁故で指定したSCM(サプライチェーン・マネジメント)の発注先ベンダーに対し,情報システム部門は対象業務の熟知度を試したり,ことさら厳しい予算を提示したりして,ベンダー側から引き受けを断らせることに成功した例もある。
正当性を主張するために反旗を翻しても,命を奪われるわけではない。味方は必ず出る。勇気を持って,そして工夫をして行動に出よう。
『日立製作所・八木アンテナなどで,経営から事業企画・製造・営業・情報システムなど幅広く経験。現在は,naoIT研究所代表として経営指導・執筆・大学非常勤講師・講演などで活躍中。主な著書「IT導入は企業を危うくする」「迫りくる受難時代を勝ち抜くSEの条件」(いずれも洋泉社)』。ITproでの過去の掲載記事は増岡直二郎バックナンバー一覧へ。

[ 157] 長期政権の弊害はITにも及ぶ:増岡直二郎の「企業とシステムを救う ユーザーからの提言」:ITpro
[引用サイト]  http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20070411/267999/

愛情がわいてくるとその相手に関係のあるものすべてに愛情が移ってしまう。烏は普通は嫌われる鳥ですが、自分の建てた家屋の屋根にとまっていると可愛くみえてくる位ですから・・・・・・・・。
出典は「尚書大伝」で原文は「周公日く、その人を愛する者は、その屋上の烏を愛す」となっています。
中国ではこの類似のものとしていろいろな格言があり、たとえば、「怒りは水中の蟹にも移り、愛は屋上の烏に及ぶ」というように自分の感情を他のものに転化するということに使っているのです。
いずれにしても、愛が「神の業」として高い評価を受けていると同時に、「愛」の感情に溺れてしまうと、正しい判断ができなくなり、「愛は盲目」といわれるようになる危険があるといえましょう。
烏は不吉を呼ぶ島とも考えられており、色が黒く、しかも悪知恵が発達していますし、毎日のように何処でも見かける烏ですから、いくら止まっている家が自分の愛情をこめて建てたものといっても、その上にいる烏を愛するというのは、よほど、目が眩んでしまったといわれても仕方がないでしょう。
愛に心が獲われて、判断を狂わせてしまうケースとしては、とくに母親と子供の関係、恋人、愛人との絆などがあります。
また、企業内の愛憎事件‥…・つまり、上司のえこひいきによって、好みの人物ばかりを自分の周囲にあつめ、その閥をつくりあげ、一定の人のみを重用するという話も聞きます。
ときには、男女関係よりもっと激しい嫉妬や痴情沙汰がおき、身内での血で血を争うような抗争事件が起こったりするのです。もちろん、利権が絡んでのこともあるのですが、第三者から見ても、不公平でアンフェアなことが衆人の目の前で権力者によって実行されることが少なくないのです。
上に立つ者にとって部下管理、なかでも人事考課の査定は、たいへん大切なアイテムです。部下の能力や業績が正しくできないようでは、組織をうまく運営していくことは無理でしょう。
ハローは太陽や月のまわり生ずる光芒のことです。つまり、本人の良い特徴や周囲の影響力で、実際以上に目が眩んで、なんでも良く見えてしまう現象のことです。
「贔屓(ひいき)の引き倒し」はひいきをするあまりにやったことが、逆に本人の迷惑につながる反対効果のことをいいます。自分の感情におぼれて一時的な衝動にかられて行動することなく、公平な人事評定をしたいものです。

[ 158] 故事百選
[引用サイト]  http://www.iec.co.jp/kojijyukugo/vo11.htm

Internet ExplorerやNetscapeなど、ホームページを見るためのソフトを「ブラウザ」といいます。「ブラクラ」は「ブラウザクラッシャー」(ブラウザを壊すもの)の略で、そのページを開いたときにさまざまな悪さをさせるようなタグやスクリプトをHTMLに埋め込んだものをいいます。
ブラウザの新規ウインドウを画面いっぱいに開きます。しかも、メニューバーやツールバー、タスクバーなどを表示しないので、メニューやボタンでウインドウを閉じることができません。
ブラウザの新しいウインドウが次々に開いていくパターンと、ウインドウを閉じると新しいウインドウが開くパターンがあります。次々に開いていくとメモリやリソースを消費し、最終的にはパソコンがフリーズすることがあります。
メールソフトを起動し、新規メールを次々に作成します。ブラウザのウインドウを次々に開くよりもパソコンへの負担が大きく、フリーズしやすいブラクラです。
ブラウザが表示するページに、大量のフレームを作成します。フレームのほかにTABLEタグによって大量の表組みを作成するものもあります。処理がとても重くなるので、読み込みが終わるまでパソコンを操作できないことがあります。
FDD(フロッピーディスクドライブ)を何度も読み込もうとするブラクラです。FDDにアクセスする間はパソコンを操作できず、何度もFDDを動作させるのでFDDにも負担がかかります。
システムが使用する「conファイル」を2回以上指定することで、システム異常を引き起こすブラクラです。パソコンを再起動する以外に復帰方法がなく、システムに悪影響を及ぼすこともあります。
ブラクラは、いわばインターネット上に仕掛けられたワナといえます。一般的なネットサーフィンでブラクラに出会う可能性は少ないですが、迷惑メールや掲示板に掲載されているアドレスにアクセスしたらブラクラだったというケースは多いようです。ワームやスパイウェアが埋め込まれたページやフィッシング詐欺に比べれば直接的な被害は少ないですが、ブラクラによってブラウザが強制終了されると、キャッシュファイルなどが消えてしまうことがあります。
古いバージョンのWindowsやInternet Explorerではブラクラ対策が十分に行われておらず、しかもブラウザとOSが密接に関係しているので、注意が必要です。また、ウイルスなどと違って、次々にウインドウを開くようなブラクラはInternet Explorer以外のブラウザや、Windows以外のOSでも影響を受けることがあります。
ブラクラを開いてしまったときには、次のようなキーボードショートカット(キーの組み合わせ)を使いましょう。
ウインドウを閉じるキーボードショートカットです。次々に開くウインドウも、このキーの組み合わせで閉じていくことができます。Ctrlキー+Wキーで閉じられるブラウザもあります。
動作を中断させるキーです。FDDに何度もアクセスするタイプや、大量のフレームを作成するタイプに対応できます。
タスクマネージャを起動するキーボードショートカットです。タスクマネージャが起動したら、表示されているプログラムの中から直接、動作中のプログラムを停止できます。2回操作するとパソコン自体を再起動しますので気をつけましょう。
ブラクラは、本来は便利な用途に使われるはずのタグやスクリプトを悪用しています。そのため、これらの悪用されやすいタグやスクリプトを動作させないようにするという対策方法があります。
Internet Explorerでは、スクリプトを実行しないように設定を変更できます。「ツール」メニューから「インターネットオプション」をクリックし、「セキュリティ」タブの画面から「レベルのカスタマイズ」をクリックします。「セキュリティの設定」画面が表示されるので、画面をスクロールして「スクリプト」の項目をすべて「無効にする」に設定します。すべてのブラクラを回避することはできませんが、危険性を下げるためには有効な手段です。
また、常に最新のバージョンのブラウザやOSを使用することも大事です。最新のバージョンというのは、WindowsであればXPを使うというだけでなく、Windows
Updateを定期的に行い、常に最新の状態を維持するということです。現在、最新バージョンのWindowsとInternet Explorerを使用すれば、スクリプトの実行や新たなウインドウを開こうとするときに警告を表示するので、ほとんどのブラクラを回避することができます。
しかし、ソフトのバージョンが上がるように、ブラクラのような悪意あるサイトも手口が巧妙になっていきます。常に最新の状態を維持するだけでなく、基本的には知らない人間が誘導するURLは決してクリックしないといった利用者の心がけが非常に大事です。

[ 159] セキュリティ通信|パソコンに及ぶ危険 Web閲覧編:ブラクラ
[引用サイト]  http://www.so-net.ne.jp/security/pc/web/b_crash.html



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