ブームとは?
|
語源はハチが巣に群がり、派生する音を擬声語化し、その様子から転じて一過性とゆう意味になった。言葉自体は1980年代のバブル期にマスコミに広く使用されるようになった。本来は例えばベビーブームのような一大社会現象を指す言葉だが、日本マスコミはブームどころか流行にすらなっていないもの、個人グループでの小規模な流行に対してもブームの語を用いる。 多くは、まず少数グループの中で評価され、次第にその周囲に広まってゆくというパターンである。マスコミで取り上げられるようになった頃には当初のグループでは飽きられている事もあり、やがて誰でも知っている状態になると、ブームのピークは過ぎている。ピークを過ぎた後は、一般的なものとして世間に定着するか下火になって沈静化するかの過程を辿る。忘れ去られた頃にブームが再燃する場合もある。 ブームの流れに乗って急速に広まっていったものは、ある程度経つとそのブームの衰退と共にその利用者や社会的関心も減っていく事が多い。これは、携帯電話のように「一般の生活に溶け込んだため、広まり方が穏やかになった」というケースもあるものの、大部分は世間から飽きられたり、話題性が無くなった為にマスコミが報道しなくなったためである。特に、日本の場合は国民の飽きが早く、ブームが過ぎた後は、どんないい物であっても見向きもされなくなる場合も多い。そのため、前のブームに何らかの影響を受けた販売者や生産者がメディアを通じて大規模な宣伝を行い、自らブームを作り出そうとすることもある。このようなメディア主導型のブームでは、逆に一部の少数グループの反発と離反を招き、終焉と共にブーム前より使用者や利用者が減少することもある。 ファッションのブームの場合、利用者の「流行を過ぎた物を身に付けるのが恥ずかしい」という意識もあるため、一度ブームが薄れてくると、他のもの以上に急速に消え去る傾向にある。また、言葉や便利グッズ等のブームも同様で、広まっているうちは誰もが当たり前のように使うが、ブームが過ぎた後は、他人から「ダサい」「時代遅れ」等の批判を受けるために、使いたくても使えなくなるような状況が発生する。これは若い世代に多く見られ、特に子供の間では、これが元でいじめや仲間外れが起こる事もあるために、「ブームに合わせて持ち物を決めなければならない」という本来とは逆の事態も起こっている。 ある種のブームが終わると、次のブームはそれと正反対の物である事が多い。例えばガングロブームの後の美白ブームやファーストフードブームの後のスローフードブームなどで、この様な事態が起こるのは、前のブームに対する反発心や前のブームの欠点を直そうとする動きがあるのではないかと思われる。 みうらじゅんは個人的に熱中・流行している事を、マイブームという造語で提唱した。これは、今でも、一般に広まっていないブームに使われる他、一般では認められない趣味を持つ人が言い訳のように使う事もある。 Uターン・Iターン - ある場所を中心に考えた人の行動をアルファベットの形に例えた。帰省ラッシュに使われる場合と過疎地と過密地の人口問題に使われる場合がある。時代と共にJターンというのも現れている。 |
[ 155] ブーム - Wikipedia
[引用サイト] http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%BC%E3%83%A0
|
にわかに「塗り絵」の本が売れている。子供向けのキャラクターものではない。大人を対象に、名画などを線画にした塗り絵を、見本のカラー図版とセットにした出版が昨年来、活況を呈している。背景を探った。(前田恭二) 部数、出版点数ともうなぎ登りと言ってよい。『大人の塗り絵』シリーズ(河出書房新社)は、昨年4月、フランスで活躍した植物画家ルドゥーテの絵を原画に使った第1弾「美しい花編」が22万5000部。「花鳥風月編」「フランスの風景編」などシリーズ5冊を合計すると、48万部を超える。このほか夏以降、10社以上が参入している。 売れ筋は花の塗り絵。特にルドゥーテは人気で、幾つも出ている。浮世絵やアール・ヌーボーものも『大人のための美しいぬり絵 浮世絵編』(学習研究社)、『名画の塗絵 アルフォンス・ミュシャ編』(二見書房)など複数見かける。同じ花でも『ぬり絵花美術館 中島千波』(実業之日本社)や『熊田千佳慕(ちかぼ)のぬり絵』(英知出版)と多様化してきた。原画を線画でなく、淡いモノクロにした『夢二のヌリエ』(小学館)といった新趣向も出始めた。 興味深いのは、『脳いきいき 大人のぬり絵』シリーズ(竹書房)をはじめ、脳の活性化に効果的とうたった本が多いこと。近年の“脳を鍛える”ドリル本の人気とどこかでつながっていそうだ。『絵手紙ぬりえ帖1』(風塵社)は塗って郵送できる体裁。愛好者は絵手紙を楽しむ層とも重なっているのだろう。 冒頭に掲げたシリーズの購買層について、河出書房新社の竹下純子さんは「圧倒的に40〜70代の女性が多い」と話す。もともと老人介護施設に勤める友人から「レクリエーションとして塗り絵を使っているのだけれど、大人用があれば」と聞かされ、2003年、当時在籍していたマール社で『そのまま塗れるスケッチブック なないろ帖』2巻を手がけた。潜在的な需要は以前からあったのだろう。 04年5月には、インターネット上のショップ「塗絵倶楽部」が塗り絵の頒布を始め、秋ごろから人気に。紙質は異なるが、昨年、それをもとに書籍化した『大人がたのしむ塗り絵帖』シリーズ(技術評論社)もお目見えした。 もう一つ、見逃せないのは戦後の少女を魅了した蔦谷(つたや)喜一さんのリバイバル。1997年の蔦谷喜一・上村久留美著『わたしのきいち』以来、『THEきいちのぬりえBOOK』などを出版してきた小学館の榎木融理子さんは「子供のころに楽しんだ、という人たちから大きな反響があった」と振り返る。昨年はより塗りやすく、高齢者にも向く大判のシリーズを出した。 こうした流れが一気に出版ブームを作り出した、ということらしい。金子マサ、山本紀久雄著『ぬりえ文化』(小学館スクウェア)によると、かつての美術教育では児童の創造性を損なうとして、塗り絵が批判されたことがあるという。裏を返せば広く親しまれていたわけで、そうした世代が中高年となったいま、塗り絵の楽しさを再発見しているのかもしれない。実のところ、大半の出版にはノスタルジーの感覚が漂っている。 ものは試しと、記者も自分で塗ってみた。やはり色鉛筆だと色に限りもあるし、原画の雰囲気を再現するのは正直難しい。とはいえ原画に肉薄する気でなければ、白い紙に色を塗ること自体はけっこう楽しい。ふと無心になって塗り続けていたりする――。大人の塗り絵は、どうやら新たな趣味の一ジャンルとして、定着しそうな気がする。 ※「本やタウン」は、サーバーメンテナンスのため、2008年1月1日(火)0:00から24:00頃までサービスを一時停止します。ご了承ください。 |
[ 156] 大ブーム「大人の塗り絵」本 : 出版トピック : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
[引用サイト] http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20060201bk06.htm?from=os1
