ハーケンクロイツとは?

ハーケンクロイツ(Hakenkreuz)とは、国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス)の党章に採用されたシンボルである。昔から西洋でも使われていた卍(スヴァスティカ)がデザインの元となった。このように、ハーケンクロイツと卍は密接な関係がある。
ナチは1920年に右?を党章(いわゆる鉤十字、ハーケンクロイツ)に採用した。このため、欧米ではかつての幸運のシンボルの意味合いは無くなり、ナチのシンボルとしての意味しかない、ナチが作ったものと誤解されることが多く、ハーケンクロイツはナチとファシズムのシンボルとして認識されている。
しかし、元々はエアハルト旅団(コンスルの前身)などドイツの民族主義運動のシンボルとして、また詩的結社グループのゲオルゲ派においても使用されていた。アドルフ・ヒトラーは著書『我が闘争』の中で、支持者からの多くの提案で党旗の最終デザインを選ぶと述べた。ハーケンクロイツは歯科医フリードリヒ・クローンによって提案され、アーリア人優越論のシンボルとされた。一部オカルティストの間では、ルーン文字Sを重ねて作られたとする説が唱えられている。
ナチ党は赤地の上の白円の中に黒のハーケンクロイツが入ったデザインを使用した。黒、白、赤は帝政時代の国旗に使用されていた色である。ヒトラーは、赤は社会的理念、白は国家主義的理念、ハーケンクロイツはアーリア人種の勝利のために戦う使命を表しているとした。またナチ党は円や背景のないハーケンクロイツも使用した。ナチの鉤十字には二種類が生じた。右回りのものと、その鏡像である。ナチ党は二種類を象徴的に区別しなかったが、右回りのものが一般的に使用された。鉤十字は通常45°回転して描かれた。
ナチ党が党章にハーケンクロイツを採用したことで、卍は幸運のシンボルからナチ党の代名詞となった。第二次世界大戦が勃発すると、連合国側の国々は卍の使用を禁じるようになった(詳しくは後述)。
現在もハーケンクロイツは、ネオナチおよび多くの民族主義グループによって使用されている。このため、ハーケンクロイツの使用はドイツではタブーとなっている。現在もドイツの法律では学問的な理由を除き、ハーケンクロイツとそのほかのナチのシンボルの公での展示および使用を不法なものとし、処罰を行っている。これを受けて、少林寺拳法は1947年の創設以来、シンボルマークや胸章に卍を使用してきたが、ヨーロッパでの普及にあたってハーケンクロイツとの混同を避けるため、2005年度から新しいシンボルマークに変更している。ほかにも、ポケットモンスターカードゲームのカードに卍が印刷されていたため、欧米のユダヤ人団体の抗議によりデザインが変更されたことは、日本でもニュースとなった。また、ドイツ軍兵器のプラモデルでもハーケンクロイツのマーキングは禁止されており、海外向けと日本向けではデカールが異なることも多い。その他、ウォー・シミュレーションゲームなどではハーケンクロイツそのものを削除してしまう(「Silent Hunter」シリーズほか)他に「二つに分割」「十字に置き換え(「第三帝国興亡記」)「線を加えて「田」の字を斜めにしたような記号に置き換え」「鉄十字に置き換え」など規制をかわしている例も見られるが、日本で製作されたソフトの中にはハーケンクロイツがそのまま入っている(提督の決断シリーズほか)作品も存在する。
EU議長国のドイツが主導する、右?禁止をドイツからEU全体に拡大する動きに対し、ヒンドゥー教団体は「右?は伝統的に平和の象徴として使われてきた」としてこの拡大案を非難している[1]。
2007年3月、ドイツでは反ナチ意識高揚の為にのみ鉤十字の使用が容認される事になった(禁止マークを重ねる、ゴミ箱に突っ込まれているなどのイラストで)。
フィンランドでは1918年から1944年まで鈎十字に類似した「ハカリスティ」(fi:Hakaristi)が空軍および陸軍の国章として使用された。青いハカリスティはフィンランド内戦中、白軍に最初の航空機を寄贈したスウェーデンの伯爵エリック・フォン・ローゼンによって使用された幸運のシンボルだった。青いハカリスティはナチスのハーケンクロイツとは無関係であった。現在もフィンランドのメダルおよび装飾物に目立たない形で使用されている。
スウェーデンの会社ASEA(現在スイス企業アセア・ブラウン・ボベリの一部)は、1800年代から1933年までハカリスティをロゴに使用した。
スワスチカ (Swastika) は、カナダのオンタリオ州北部に存在する町の名である。トロントの北およそ580km、カークランド湖の5km西に位置し、1906年に成立した。近くで金鉱が発見され、スワスチカ・マイニング・カンパニーが1908年に設立された。オンタリオ州政府は第二次世界大戦中に町の名を変更しようとしたが町は抵抗した。
ノバスコシア州のウィンザーには、1905年から1916年まで「スワスチカズ」という名のアイスホッケー・チームが存在した。チームのユニフォームには卍がデザインされていた。さらに、アルバータ州のエドモントン(1916年)と、ブリティッシュコロンビア州のファーニー(1922年)にも「スワスチカズ」という名のホッケー・チームが存在した。
第二次大戦の直後、いくつかのアメリカインディアンの種族は、美術品に卍を使用しないとする法令に署名した。卍がナチをイメージすることによるものだった。
マイクロソフトは、「逆卍」「ハーケンクロイツ」を「ダビデの星」と共に不適切な記号と位置づけ、2004年2月11日にMicrosoft Office 2003に付属のフォントファイルBookshelf Symbol 7よりそれらの記号を削除するツールを公開した。

[ 70] ハーケンクロイツ - Wikipedia
[引用サイト]  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%84

卍(まんじ)または?とは、サンスクリット語で????????(スヴァスティカ)または?r?vatsa(シュリーヴァトゥサ)と呼ばれヒンドゥー教や仏教で用いられる、吉祥の印である。 また、日本においては〆(しめ)などと共に、特殊字体に属する。
左卍と右?があり日本では左卍が多く用いられている。英語のSwastikaや仏語のSvastikaもこのサンスクリット語から来たものであり、かつては洋の東西を問わず幸運のシンボルとして用いられていた。日本では、寺院の象徴として地図記号にも使用されている。まれに忍者を表す場合にも使われる(手裏剣という忍者が使用した武器の中に、卍型のものがある為か)。
東洋の卍は、宗教との結びつきが深い。卍の由来は諸説ありヒンドゥー教ではヴィシュヌ神の胸の旋毛(つむじ)、仏教では釈迦の胸の瑞相が由来で、左旋回の卍は「和」の元といわれ、右旋回の?は、「力」の元といわれる。名前の「まんじ」が暗示するように、「万の元ともいわれる。
中国には仏典を通して伝わったが、音訳で「室利靺蹉」、意訳で「吉祥喜旋」「吉祥海雲」などと漢訳された。鳩摩羅什や玄奘はこれを「徳」で訳したが、北魏の菩提流支は『十地経論』のなかで「万(萬)」で訳している。武則天の長寿2年(693年)、「卍」字を「万(呉音:マン;漢音:バン;ピンイン:wan)」と読むことが定められた。意味は「吉祥万徳の集まる所」である。これにより「卍」が漢字として使われることにもなったが、熟語(卍巴・卍果など)は少ない。日本語でいう「まんじ」とは正確には「卍字」なのである。
日本、中国、朝鮮において卍はしばしば繰り返すパターンの一部として見られる。紗綾形(さやがた) [1] は安土桃山時代に明から輸入された織物に見られた文様で、染め物や陶磁器などに使用される。英語で紗綾形は "key fret" と呼ばれる。 また、飛鳥時代から奈良時代などの建築に見られる「卍崩し」[2]は逆卍を崩したものである。日本では、卍紋は仏教の吉祥を表わす紋として家紋としても用いられる。卍紋を家紋として用いた氏族としては、戦国時代の津軽氏が著名である。
グジャラート州の結婚式では、米でまんじの形を描き、その上に椅子を置いて花婿が座る、という儀式が行われるが、仏教と関係はないことから、卍は仏教成立以前から用いられていたと思われる。
国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス)が党章に採用したハーケンクロイツは、昔から西洋でも使われていた卍(スヴァスティカ)がデザインの元となった。このように、ハーケンクロイツと卍は密接な関係がある。
卍(まんじ) - 谷崎潤一郎の小説。昭和39年(1964年)大映、昭和58(1983年)年東映、平成17年(2005年)にアートポートにて映画化された。平成10年(1998年)にギャガ・コミュニケーションよりビデオ化された。
<大映版映画> 監督:増村保造 脚本:新藤兼人 出演:若尾文子、岸田今日子、川津祐介、船越英二、山茶花究
<東映版映画> 監督:横山博人 出演:樋口可南子、高瀬春奈、原田芳雄、中島ゆたか、小山明子、梅宮辰夫
卍 - 青森県弘前市(旧市:2006年2月まで)の市章として採用されている。青森県西部を領地としていた津軽氏の旗印として採用されていたため、それを採用したようである。マンホールの蓋を誤って逆に取り付けたまま放置されていたのを、市内在住のドイツ人講師が発見して物議を醸したことがある。合併後の弘前市(新市:2006年2月〜)においても、今までどおり卍が使われる。

[ 71] 卍 - Wikipedia
[引用サイト]  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%8D



お気に入り



  • track feed
    • seo