ロイヤルテネンバウムズとは?

天才一家と言われた家族がバラバラになり、何十年後かにふとしたことをきっかけにひとつ屋根の下に暮らす物語だ。
皆、ぶっきらぼう。何を思って、何を考えているのかさっぱり見えないし、読めない。だから、皆の全ての行動が唐突過ぎてしまうのだ。テネンバウムズ家の一人一人の感情が見えてこないので、私の気持ちも動かされない。
良く言えば、淡々と一貫した雰囲気は悪くないのだけど、感動とは程遠い世界にある。何ともへんちくりんな世界だった。
マーゴという女の子の格好が60年代を思わせて、それはちょっとカッコよかった。タバコは嫌いなんだけど、マーゴにはたばこが良く似合っていた。
競馬好きの人しか楽しめないんじゃないかなとあまり期待しないで見たら、意外にも感動できた。
たぶん、実話なのがいいんだろう。てか、実話じゃないとこの話は感動できないと思う。トビーマグワイヤーも良かった。彼の足が動かなくなっても馬に乗りたいというひたむきさが心に伝わってきた。ひとつのことにあれだけの思いや情熱をかける力があれば、何事も変えられないことはないんだって思えた。
そして、ちょっと競馬の面白さが分かったかもしれない。それに携わる人、たとえば、騎手だったり調教師だったり馬主だったり、いろんな人の手をかけて、競馬ができているんだなぁって思った。そういうのっていいよね。今まで競馬って賭け事じゃんってちょっと偏見で見てたところがあったけれど、馬それぞれに人間ドラマ、もしくは馬ドラマ(?)が繰り広げられてるんだなぁってちょっと奥深く感じられるようになった。
たぶん、できない。彼女のように、誰にも死ぬことを言わずにいるなんてとてもできない。夫にさえ言わない。隠しておくことが唯一できるプレゼントだからだと言って。夫と一緒に病院に行ったら、夫までも苦しんでしまうのは見ていられないからと言って。真の強さだよね。
余命3ヶ月と医者に宣告されて10のリストに挙げた、死ぬまでにしておきたいことのひとつに、2人の子供のペニーとパッツィーの18歳の誕生日までメッセージを贈るってあって、テープにメッセージを録音する。自分が子供たちの成長を見られない辛さ。死ぬまで「愛している」と言いつづけるともリストのひとつにあった。子供たちが新しくできるであろう母を好きになってくれますようにとも。夫もその妻を好きになってくれますようにとも。
もう切な過ぎて、涙が止まらなかった。彼女の強さ。決して強くないけれど、いろんな人間への愛情が強くさせるんだろう。そして、刑務所にいる父。死ぬ前に一度会う。『愛しているけれど、家族が望むように愛せなかった』と父親は言う。人間、みんなそうなんだろうな。愛してるけれど、それが相手の望むような愛し方ではないから、すれ違ったり、ぶつかったり、誤解したりする。
自分が死んじゃえば、もう何も感じない。だけど、残る子供や夫がいつまでも幸せでありますように。
『12人の怒れる男』という昔の映画のパロディである。三谷幸喜と東京サンシャインボーイズ脚本の映画。元々舞台であった作品らしい。
日本の裁判が12人の陪審員制度だったらという設定で、無作為に選ばれた12人の日本人が1室で有罪か無罪か話し合うストーリー。この映画を見る前に『12人の怒れる男』を見た方が、数倍楽しめると思う。まさに『12人の怒れる男』が日本人だったらどうなるかというパロディだからだ。
有罪か無罪か話し合いが繰り広げる中で、本当に上手く日本人特有の性質が現れているのだ。それを皮肉っぽくおもしろおかしく描いている。
自分も同じ日本人なんだけど、腹が立つということは全くない。腹が立つどころか、笑えてしまう。
今日で見たのは何度目だろう?というくらいに何度も見ているんだけど、それでも楽しめる。先が読めても笑える。
今度は久々に本物の『12人の怒れる男』が見たくなった。ちなみに、『12人の怒れる男』はコメディではないので、勘違いしないでね(何)
ジョゼの不器用だけど彼を愛するひたむきさ、強がりだけど実は寂しがりやで、気性が激しいように見えて本当は寛大なところが率直に描かれていた。誰しもが抱く感情がジョゼと恒夫を通して率直に伝わってきて切なかった。だけど、普通のデートも身障者だからままならないし、そういう現実は避けられない。それをジョゼもちゃんと分かってて、恒夫の離れていく気持ちもちゃんと理解してて、恒夫のすべてを受け入れる。そこが切ない。
恒夫がいつかはいなくなって、わたしはひとりぼっちで泳ぐことになる。ま、それもまたよし・・・
恒夫が離れていくことを理解した上で、恒夫に求めるジョゼの心。それに答えられない恒夫の最後の涙。
切なさは伝わってきたんだけれど、いまいち私は感情移入ができなかった。池脇千鶴のヌードもあったけど、あのシーンは脱ぐ意味があったのかちょっと疑問(爆)でも、最後の旅行の海を初めて見たジョゼの顔の輝きは印象的だった。あと、台所で椅子からどすんと降りるジョゼの姿も。
『人生は何が起きるか分からない。起こったことは受け入れるしかない。運命だ。明日はいい事あるかも』
マイナス思考なようで、プラス思考な言葉だ。でも、結局そうなのだ。起きてしまったことをとやかく言ったって何も変わらない。受け入れるしかない。大事なのは明日だ。これからどうするかだ。明日いいこと起こるかもって思って生きた方が得だよね。人生、いいことばかりではないけれど、やなことばかりでもない。ミスチルの『終わりなき旅』みたいだ。
誰しもが孤独だと感じながら生きていて、平々凡々な生活に時に嫌気が差すこともあるだろう。でも、一番大切なのは、諦めることじゃなくて、ちゃんと向き合うこと。ちゃんと自分の思いを相手に言葉で伝え合い、相手の気持ちを分かろうとすること。すごく当たり前のことだけど、いつのまにか忘れてしまうことでもある。それがすれ違わせたり誤解を生んだり、いがみ合いたくないのにいがみ合ったりする。だから、時に本音をぶつけ合うことも大事。諦めないでぶつける。相手とちゃんと向き合う。そうすれば相手もきっと向き合ってくれるのだろう。自分が変われば相手も変わる。
そんなことを、この映画を見て思った。感じた。淡々と始まり、淡々と終わるストーリーだ。最終的に救われる話だったけど、最後まで重いストーリー展開。んー、気分が暗いときはあまりオススメできませんが、その分、感じることが多いかも。
この映画は映画館で見ることをオススメします!ミュージシャンのライブを生で見た方がいいように、これは”生”がいい!スクリーンを通してなので、決して生ではないんだけれど、大スクリーンで大音響で聞く高校生たちのジャズは凄かった!
それに、あの演奏は彼女たちが本当に演奏しているらしい。すごいよ!プロだとかアマだとか音楽性だとかそんなことは私には分からないけど、彼女たちの楽しそうにスウィングしている姿に圧倒された。そして、彼女たちは役柄でも初心者そのものだったけど、本当に楽器を触ったこともない人たちが練習を重ねて、あんな演奏ができるようになったらしい。役と一緒に演奏も上手になっていったと監督が何かの番宣で言っていた。
演奏だけじゃなく、ストーリー自体も笑いが交えてあって、それがまた良かった。何が一番良かったって、演奏自体もそうなんだけど、演奏している彼女たちの素朴さが何とも。山形弁のごくごく普通の現代らしい女子高校生なんだけど、その彼女たちが楽器に夢中になっていく様子は、親近感が湧いた。本当に、楽しそうだった。きっと役柄上だけじゃなくて、彼女たち本人も楽しんでたんだろうなぁ。
いやー素晴らしかった!また、見に行こうと思います。期待していたよりもずっとずっと面白かった。さすが、矢口監督!
素晴らしかった!昔からテーマソングだけは知っていたんだけれど、映画は見たことがなくて、友達が薦めてくれたおかげで、ようやく見ることができました。
テンポがすごく良くて、ストーリーにあっという間に引き込まれてしまう。近頃、これだけ引き込まれた映画があっただろうかってほどに面白かった!うまく出来てる。結末には、思わず、えっ!と言ってしまった。昔の映画ならではの良さがすごく出ていて、それが最近の映画に欠けている部分だなぁって思った。
スティングは何度も見てみたい映画のひとつになりそうです。街の風景とか景色がすごく映えていて、良かった。そして、スティングとは「本番」という意味だと初めて知った。
面白かった〜!完璧ですね。構成もストーリーも人物もすべてが。今でも十分、通用します。というより、逆に今の映画がすごく貧相に見えてしまいますな。今の映画もいいのはたくさんあるんですけどね。久々にヒッチコックの映画が見たくなってきました。

[ 5] It' my style
[引用サイト]  http://www5e.biglobe.ne.jp/~pen-guin/cinema/sacinemareport.html



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