淑女とは?
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人生にやっと余裕ができた今、ふたりが大好きだったこの街に、デジタル一眼レフを持って訪ねてみよう。 世をこぞってのスイーツブーム。しかし、おとなが愛する究極のスイーツは、ごく身近なところにあった。日本が世界に誇る「和菓子」だ。四季折々の花や風景・趣を、繊細に織り込んだ、食べる芸術。フランスではムッシューとマダムが連れ立って和菓子を楽しむ姿も珍しくない。バレンタインチョコのお返しに、あるいはちょっとしたプレゼント、手土産に、和菓子を粋に極めてみてはいかがだろう。 「和菓子は五感の総合芸術である」との名言を生んだのは、虎屋16代の故・黒川光朝氏。古典芸能や写真にも造詣が深く、芸術家としても名を馳せた氏は、和菓子に宿る五感を明確に紹介した。「視覚」まず目に映る和菓子の美しさ「味覚」次に口に含んだ時のおいしさ「嗅覚」ほのかな香り「触覚」手で触れ、楊枝で切るときの感じ「聴覚」和菓子の名前を耳で聞いて楽しむ17代黒川光博氏の著書『虎屋 和菓子と歩んだ五百年』によると、「和菓子には、『古今和歌集』や『源氏物語』などの古典文学からとったり、日本の風土、四季などを巧みに織り込んださまざまな雅な名前(菓銘)が付けられている」のだそうだ。なんとも風情あるおとなの遊び心があふれている。 元禄文化を背景に大成した和菓子を現代に伝える「菓子見本帳」。歴史的価値も高い(虎屋文庫蔵) 確かに、器の上の小さな和菓子は、それだけで圧倒的な存在感がある。が、少しも堅苦しくはない。抹茶や緑茶でも、コーヒーでもOK。好きな飲み物とともに、そこに織り込まれた季節と風景を愛で、味わい、いつのまにか心がなごんでくる。夫婦で会話を楽しむひとときを、最高の舞台へと演出してくれるのだ。 季節と和菓子には、密接な関わりがあり、四季折々の行事にも欠かせない。その代表格となるのが、生菓子だ。「外良製」「求肥製」「きんとん製」「葛製」「薯蕷製」「煉切製」など生菓子にも種類があり、老舗では、それぞれの店の顔ともいうべき生菓子を季節ごとに並べる。淡い桃色と黄色が春の訪れを告げるのが、『とらや』のきんとん製小倉餡入りの「下田の春」。伊豆半島南端に位置する下田は、温暖な気候に恵まれた地。ひと足早く春が訪れるその風情を、「うららかな春の日に、下田の野山に咲き乱れる菜の花を黄色のそぼろで表わし、春をイメージさせる紅色のそぼろの上に置いた」のだそうだ。2月16日〜3月3日までしか食せない美味、春色のスカーフを贈るよりもずっと、女性のハートをくすぐることだろう。 春を謳歌するとらやの「下田の春」は季節限定販売。1個420円(税込) 撮影: 安室 久光 文久3年創業の『鶴屋八幡』は、創業者の自宅の庭に鶴が巣を作ったことと、開業時に原材料の支援をしてくれた八幡屋への恩を忘れないようにとこの屋号がつけられた。創業者が目標とした「精妙な意匠と風格のある味」を大切に、伝統を守りながらも新たなる意匠を凝らしている。2月下旬には、春を彩った「いただき」「うぐいす餅」「今日の雛」がいっせいに店頭を飾る。 特製きなこが芳しい「うぐいす餅」。♪ホーホケッキョと聞こえてきそう。1個294円(税込) 寛永11年(1634年)、当時は「那古野本町」と呼ばれた現在の名古屋で創業し、第2代藩主・主光友公の御意を得て「御菓子所両口屋是清」の表看板を賜ってから370年。伝統の中に新時代的なモダンが光る「椿もち」は、唐菓子が次々と輸入された奈良時代の「椿餅」(ツバイモチ)を模して現代風に仕上げたオリジナル。「光の春」と共にこの季節限定の貴重な生菓子だ。 つぶ餡をピンクと青のういろうで包んだ「光の春」(左)1個284円(税込)と、こし餡の羽二重餅を椿の葉ではさんだ「椿もち」(右)1個294円(税込) HTMLメールを受け取りたくない方は、上のチェックを外してください。テキスト版メールマガジンをお送りします。 今後、より良いDORONを作っていくためにモニター調査を実施する予定です。ご協力いただける方は下のボタンをクリックして応募フォームよりご自身についてご登録下さい。 会社概要| 投資家情報| 広告掲載| ガイド募集| プライバシーポリシー| 著作権/商標/免責事項| ISIZE| |
[ 157] 和菓子、春 … [淑女に贈るは“花より和菓子”]
[引用サイト] http://doron.allabout.co.jp/s/060215/index.htm
