ディレクターとは?

今現在、ありとあらゆる種類と量の番組が放送されていますが、その基本と原点は「企画」にあります。要点は次のとおり。
「メディアミックスは可能か?」(国内・国外への番組の頒布、出版やインターネットなどでの利用可能性)
などなど・・・たくさんの要素を総合してできあがるのが「番組の企画」です。注:「企画書」のポイント
全文を読んでもらえるとは限らないので、最初の3行と最後の3行に最大限の配慮をすること。
企画は、一人または複数の関係者によって「たたき台」が作られます。それを企画書にまとめて会議に提出します。その後、班から部、部から局へと送られ、段階ごとに検討されて「決定」します。
「制作」は決定された企画を、実際の「番組」として作り上げるお仕事です。(ドラマは特殊ですが)制作の基本的な要素は、以下の6つ。
制作準備・・・・・・・・・・・・番組の構成、演出を想定して必要なスタッフ・機材などを準備し、スケジュールをたてる。
交渉・取材準備・・・・・・・番組の構成要素(人物や各種資料など)を探して、必要な「裏付け」を取って実際の収録の段取りをたてていく。
取材・素材収録(ロケ)・・アナウンサー、カメラマン、技術スタッフとともに、番組の素材となる映像・証言・インタビューなどを取材(撮影)する。
構成・編集・・・・・・・・・・・最終的な番組の構成・演出をかためて、取材(撮影)した素材を編集して「台本」を作る。
収録準備・・・・・・・・・・・・番組に必要なセットや図版、音楽、効果音などの準備をする。
完成収録・・・・・・・・・・・・準備した素材(VTR)、要素(出演者など)をひとつにまとめ、番組として成立させる。アナウンサー・美術スタッフ・効果スタッフ・技術スタッフなど、多数の人間が関わる総合的なお仕事。
できあがった番組がちゃんと放送されるまで(時には放送後も)ディレクターは安心できません。トラブルで「放送事故」を起こしたら大変なことになりますからね(下手すると首がとびます)。
別に「お蔵入り」になったわけじゃありません。研修で立てた企画のお話です。私が放送局に入ってすぐの「新採用者研修」のとき、ディレクター全員が番組の企画を求められました。「**市の時間」というような、架空の番組が設定されていて、実際に取材・撮影・編集・スタジオ収録を行います。あくまで「研修用」なので放送はされません。(VTRは残ります) 100近い企画書(提案とも言う)の中から、採用されるのは10個程度と、採用率は本放送より甘めでした。それでも、一つ一つ提案会議にかけられ、緊迫した空気がその場をつつみました。ここで採用されたネタが、研修用とはいえ「番組」になるのですから真剣です。 手順は「基本」どおり。ただ、ネタ集めにあてる時間が「36時間」。しかも「**市」限定なので、全員が苦戦。 私はというと、あるお寺を見つけ、そこに意外な碑文があることに幸運にも気づくことが出来ました。 「そば禁制の碑」
足で稼ぐネタは採用率が高く、会議をめでたく通り、初のディレクター(見習い)をつとめることになりました。 タイトルは 「禁じられた そば」
内容は、そば屋に「〜庵」が多いのは何故なのか?を「そば禁制の碑」からたどる、というものでした。(1990) 台本からロケ、収録まで、何にも分からないまま夢中で作りました。演出が下手だったせいもあって、出来には満足できませんでしたが、自信はほんのちょっと付きました。 この番組は作った自分でも、もう見ることが出来ません。
とはいきません。テレビカメラがとらえるものを、あらかじめ十分に調べなければなりません。「下調べ」です。取材対象になる人、物、土地、天候条件など、多岐にわたる事柄を撮影前に「確実なもの」にしていく作業です。 一般には「ロケハン」(ロケーション・ハンティング)が「下調べ」のように思われているようですが、「下調べ」があって、はじめて「ロケハン」ができるのです。具体的に「下調べ」の内容を述べます。 企画段階で、しっかりした情報が揃っていれば「下調べ」は楽なものです。が、不確定要素が多い場合の方が多く、プロデューサーやデスクに尻を叩かれながら、「情報の裏付け」をします。(企画のときに放送日も決まる。) まず必要なのは「電話」と「電話帳」。(私は「マスコミ電話帳」を手元に置いていました。)さらに「住宅地図」があれば完璧。少なくとも「東京道路地図」くらいの地図は必携アイテムです。さて、「電話」と「地図」で何を調べるのでしょう。答えは「取材先の情報を仕入れる」です。当たり前ですが、これをしっかりしないで大失敗することがあります。(取材したいお店が休みだった、などなど)。スケジュール調整はディレクターの基本の仕事。取材先の都合はもちろん、技術スタッフのスケジュールや移動手段、昼食の手配など、細かい目配り&気配りが求められます。 取材先が100キロメートル範囲にあったら、ここで「ロケハン」をします。電話や地図では分からない、その場の雰囲気を自分で体験します。人の取材なら「ご本人」に会うのが一番。撮影と放送予定日などを直接伝えて、相手のパーソナリティーをしっかりとらえます。できれば自宅の中や、ご近所、周辺の飲食店もチェックします。ここまで来ると、番組の骨格が見えてきます。 ここまでの情報収集をきちんと行えば、撮影のタイムスケジュールも立てやすくなって、いよいよロケへ。ここで「ロケ車(ロケ用のワンボックスカー)」の予約も入れておきます。(ハイエースが多い。地方ロケなら「ジャンボタクシー」を手配します。)ロケに行くスタッフは「ディレクター」「カメラマン」「音声」「照明」「ドライバー」。番組によっては「アナウンサー、リポーター、タレント」なども同行します。だいたい6〜7人での行動が基本です。当然、番組の内容が最も大事ですから、自分の頭の中を整理しなければなりません。 ここで作る文書、あるいはこの段階までに作っておく文書が 「構成表」です。 これが番組の命になります。よって次回以降に繰り越し。
「長野オリンピック」、テレビで見ましたか?ほとんどの人は「見た」でしょう。感動ドラマ(あんまり好きじゃない言葉)満載で飽きませんよね。日本でやっているから、「生中継」が多くて緊迫感があります。テレビは「生」が一番面白いです。 私は現役時代、バルセロナオリンピックの担当として「スポーツ報道」の応援をしました。スペインとは8時間以上の時差があるので、リアルタイムで放送できるのはごく一部の競技だけ。ということは、録画再生する競技が多いということ。深夜、0時をまわってからのお仕事になります。勤務は0時〜10時。10日間も昼夜逆転で過ごすことになりました。 (早朝のニュース番組担当者よりきつい勤務です) 映像は刻々と「生」で送られてきます。まずはこれを「録画」しながら、見所になりそうな場面をあらかじめチェックしておきます。 次に、競技が続行中でも「編集」を始めます。(翌朝の8:30からのダイジェストを作る仕事でした)ここでは「勘」が良くないとだめです。その競技の「華」を即座にかぎ分ける能力といってもいいでしょう。例えば、今回のオリンピックで「岡崎朋美」を編集段階で削ってしまったら・・・どんな悲劇が起こるか(なんとなく)分かりますよね。そう、一言で言えば「センス」の問題です。(こんなときはスポーツ好きなひとが有利) 編集を終えたら、次は「記事」を書かなければなりません。5W1Hの法則に乗っ取って書けば、おかしなことにはなりません。「ダイジェスト」は多くの種目のつなぎ合わせですから、直接送り出している「本部」に「何分何秒のところでこんなテロップを入れて下さい」 というような細かい指定をします。簡単だけど正確に書かないと「報道」から叱責されてしまいます。(幸い私は無事だった) この仕事をして思ったこと。「スポーツは家で見るのが一番」
追加: このオリンピックのとき、とんでもないことが起きました。 「水泳」を生中継でオンエアしている最中に、画面が巻戻ってしまったのです。(ビデオのように)これがディレクターの最も恐れる「放送事故」です。直接関係してはいなかったのですが頭の中が「真っ黒」になりました。 「生」なのにどうしてそんなことが起こったかというと、「スイッチャー」のミスであることが判明。生中継している放送は、同時に録画もしています。この「録画」ラインを、誤ってつないでしまったためにテープ切れで巻き戻している画面を全国中継する失態につながりました。ディレクターには責任は無くスイッチャーも「始末書」だけで済んだようです。
はディレクターが、ロケに行く前に立てるものです。各局で呼び方が違うので(ロケ用台本など)全部「構成」でまとめます。「構成」を文書にしたものが「構成表」です。初歩的なことですが、頭の中で考えているだけでは撮影などできません。カメラマンや他のスタッフに、言葉だけで説明できるほど頭のいい人は存在しません。また、文書にすることで自分の中にある番組の流れを整理する効果もあります。(文章で伝えられないと悲惨です。) スタッフ、取材先などのスケジュールと、「構成表」をつきあわせることで、ほぼ完璧な準備が出来ます。 (スケジューリングは一般の会社でもやっていること。ディレクターが特別なわけではありません。) では、「構成表」はどう書けばいいか・・・(これが分かっていたら辞めずに済んだのになあ)出来る範囲で述べます。 まず、番組の「サブタイトル」を決めてしまいます。後で変更できるような「甘い」ものではなく、「決定稿」として考えます。次に、B4サイズの用紙を手元に置きます。番組の「尺」(番組のトータルタイム)が30分だとしたら、およそ4枚必要です。 そしていよいよ「番組の流れ」を決めます。どんな場面からはじめるか(オープニング)、どんな映像が必要なのか、「番組」の各要素をきちんと決めて、「ラップタイム」(各場面の時間)をしっかり計算して書きます。 これらを、とりあえず書きます。何故「とりあえず」なのかというと、一発でOKしてくれるデスクorプロデューサーなどいないから・・・というより自分で納得できないからなのです。第一稿で完璧な「構成表」が作れるなら苦労はしません。その第一稿をたたき台にしてどんどん追加、削除、変更して「第二稿」を書きます。この段階ではじめて先輩ディレクターやデスクに「構成表」を見てもらいます。ここで「これでいこう」と言われることは、ごく稀にですがあり得ます。(確率は5%くらい) さて、「天才」ならともかく、普通のディレクターが作った第二稿は「出直してこい」と言われるのが関の山。ここからは同じ部署、同じ番組の担当者が「赤ペン先生」のように添削してくれたりします。(主にデスクですが) さらなるブラッシュアップをして、プロデューサーに見せます。(第三稿or第四稿)ここで「ダメ出し」されるとつらいです。が、プロデューサーもここからはいっしょに作業したりして、完成間近に・・・ 自分、同僚、先輩、デスク、プロデューサーが必死に考えて、やっと完成です。 さ、ここまできたらロケは目の前。各要素の再確認をして、技術スタッフとの打ち合わせに向かいます。「戦闘」開始です。ここでふんばれば一流ディレクターとよばれることでしょう。他の何より「リーダーシップ」が求めらる場面がやってくるのです。 次回、「対カメラマン」、お楽しみに。 追記:構成表は手書きでもワープロでもオーケーでした。(企画提案書は最終的にワープロ文書になる)ちなみに私は「手書き」派です。えんぴつ片手にうんうんうなるのが好き(?)でした。思考の整理がしやすいんです、「手書き」って。じゃ、今はどうなの?と聞かれたら「今でも」と答えます。会社で使えるワープロがオアシスだけだったので、PANASONICユーザーだった自分は、つらかったですよ。今なら状況が違うでしょうけど・・・ ディレクターのデスクトップの必携アイテムは次のおまけで詳報します。 なお、構成表は「台本」ではありませんのでご注意を。
これまでほとんど登場しなかった「技術スタッフ」との(簡単な)打ち合わせです。基本的にはロケ前日に行うのですが、私に限ると当日ロケ車の中で・・・ということが多かった気がします。 前日までに打ち合わせをするのは、番組の内容と伝えたい情報をしっかりと理解してもらうためなのです。さらに、スケジュールや宿泊先などの連絡先も細かく伝えます。(朝何時にどこから出発か、など) 技術スタッフにとって一番知りたいことは「内容」なのですが、その前にもっと大事なことがあります。 「機材調達」(リソースの確保)
です。テレビ局にはロケ用の機材が沢山おいてありますが、番組の数には遠く及ばないのが実状です。つまり、ロケ当日に「カメラ」が無い!なんてこともあるということです。(当然、マイクや照明機材、ロケバスも含まれます。)実際にはほとんどあり得ませんが、緊急の事態や事件が発生すると、リソースが極端に減ってしまうので、全ての機材をレンタルすることになったりします。 また、ロケの性質によっては特殊な機材(広角レンズやピンマイクなど)が必要なので、技術打ち合わせのときにはその旨をしっかり伝えなければなりません。 さて、何故「対カメラマン」なのかというと、技術スタッフの「ボス」がカメラマンだからなのです。
カメラマンの要求に応えられないスタッフは容赦なく切られます。(カメラマン以外は外注のスタッフを使うことが多い) そして制作スタッフであるディレクターにもカメラマンは容赦しません。「意味のないカットを撮るのはごめんだぞ!」という無言のプレッシャーがかかりますから、打ち合わせに向かうときはとっても緊張します。 表からは「ディレクター」や「プロデューサー」が全てを仕切っているように見えますが、現場では「カメラマン」が全てを決める存在になります。(カメラを回してもらえなければ番組は成立しません。)
ディレクターは、カメラマンをはじめとする技術スタッフを相手にしたときも「リーダーシップ」をとっていなければなりません。そのために必要なことは
ディレクターはカメラマンに「モチベーション」(動機付け)を与えることで、仕事をスムーズに進めていかなければなりません。技術打ち合わせ以降、ディレクターは「コーディネーター」に近い存在になります。 さあ、いよいよ「ロケ」です。
ディレクターは自分のデスクに張り付いていては勤まらない、と言われがちですがそんなことはありません。文書の作成や経費処理、ギャラの計算など、デスクで作業することも結構多いのです。番組に関わる書籍を読んだり、データベースで調べ物をするのも立派なお仕事です。(でも、マンガを読んで「これもネタ探しだ!」と言い切る先輩がいたのも事実。「ギャラリーフェイク」とかね。)さて、ディレクターのデスクトップの必需品を紹介します。 「電話」・・・・・・・・・・・・・・・これが無くては商売になりません。最も優れたコミュニケート手段。取材の電話をかけるのには少し「慣れ」が必要です。(いきなりテレビ局から電話があったら、一般人は引いてしまう) 「計算機」・・・・・・・・・・・・・さすがに算盤を使うヒトはいなかった。予算管理は重要なお仕事です。 「カレンダー」・・・・・・・・・・スケジュールを書き込めるスペースがあれば完璧。手帳と併用することで仕事の効率が上がります 「内線電話帳」・・・・・・・・・大きな局だと社内の連絡先番号(4桁)をホワイトボードに記入しないと居場所が分からなくなってしまいます。意図的に行き先を書かないヒトは、ほとんどがネタ詰まりに苦しんでいます。 「マスコミ電話帳」・・・・・・「宣伝会議」が発行しているマスコミ関係者専門の電話帳。意外なヒトが自宅の住所や?番号を公開していたりして、見ているだけで楽しい一冊です。見ていて企画が浮かんだこともあります。 (この電話帳は個人で購入したのですが、無断で持っていく人がいて困りました) 「えんぴつ・消しゴム」・・台本用紙に書き込むため大量に消費されるアイテム。ワープロは清書のときしか使いませんでした 「道路地図」・・・・・・・・・・取材やロケに備えて地図を確認。基本です。東京では「新・東京道路地図」が詳しくて良かった。 (ホントは住宅地図も欲しいところ) 「ビジネスホテルガイド」・・安くて快適な宿泊先をゲットできる。特に地方ロケでは重宝する。 「POST IT」・・・・・・・・・・・・付箋としてだけでなく「構成要素」の順序や並び替えを検討するとき、大活躍します。 現在なら「携帯電話」や「ノートパソコン」も必須でしょう。 番外:文章を書くのに言葉につまったらこれ!「角川類語新辞典」。「紋切り型」が嫌いなら使える辞典です。CD-ROM版があったら即買います。 *現在、「角川類語新辞典」(CD-ROM版)は「富士通PCワークショップ通販」で購入できるそうです。
社会人として当然のことですが、指定した時間の5分前には準備万端でスタッフ&ロケバスを待ちましょう。 ここでディレクターが絶対に忘れてはいけないモノがあります。それは、、「ビデオテープ」です。これを忘れたらすべてがおじゃん。ディレクター失格の烙印が押されます。(想像するだけで寒い) 現在、各テレビ局が使っているロケ用のカメラ(VTR一体型)ではβカムという、プロ向けのテープを使っています。(基本的に20分テープ。SONYが開発、販売している)
都市部でも手に入れることが困難な代物ですから、忘れた瞬間にロケは暗礁に乗り上げます。(私は幸いにも大丈夫でした) 先輩に「テープ忘れた!!なんとかして○○ちゃん!」と泣きつかれ、ロケ先まで電車で持っていったことがあります。当然、デスクやプロデューサーからは大目玉をくらい、カメラマンは激怒。大事になりかけました。 (気の利いたカメラマンは、「テープ持ってきた?」と出発前に確認してくれます。) もう一つ忘れてはならないアイテムがあります。 「お金」です。ロケ用の諸経費はディレクターが管理します。食事や宿泊にあてられるものですから「忘れた」ではすみません。(ここがディレクターのうま味でもありますが・・・詳細は別項で) 「忘れ物」が無いことを確認したら、出発です。最初のチェックポイントは・・・・・・ 「天気、天候」
自分ではどうしようもないことですが、とっても重要です。雨や雪はつらいのですがどぴーかん(快晴)でも困ることがあります。カメラの露出がうまくいかなかったり影ののびかたで「時間経過がばれてしまう」(編集の都合で・・・)のもつらい。 最も良い条件は「薄曇り」だったりします。 ちなみに私は「雨男」で、3週連続で台風にあったり(町田方面)、日の出を撮りたいのに4日連続雨で何も撮れずに帰ったり(熱海)と散々でした。(オーストラリアロケではハリケーンに見舞われ、3日間熱帯雨林の中に閉じこめられた) つづきは「パート2」で

[ 245] 詳解!ディレクターのお仕事 パート1
[引用サイト]  http://www3.sppd.ne.jp/tokusyu/director01.html

プロデューサーが予算、人員を含めたプロジェクト全体の管理責任者とすれば、ディレクターは制作現場における進行管理責任者といえるでしょう。制作進行において発生する各種成果物の細かな監修や、スタッフへの制作および修正指示を行い、要件を正確に満たしつつ、スケジュールどおり制作工程を
進行させることが仕事となります。実際の現場では、プロデューサー、ディレクターそれぞれが役割分担して存在するプロジェクトはほとんどなく、ディレクターが兼務する形が多いようです。
しかしながら多くの制作現場では、多かれ少なかれスケジュールがうまくいっているという話をディレクターの方からはあまり聞きません。あるディレクターは、クライアントとの問題を挙げ、またあるディレクターは制作スタッフとの問題を挙げます。なぜでしょうか?
多くのプロジェクトにおいて制作工程が滞るのは、ほとんどの場合、ディレクターのスキルのせいではありません。
(実際には、Webサイトにかかわらずモノをつくるうえで、ワークフローは存在していますが、ここでいう「確立」とは「誰にでも分かる」「目に見える状態」で存在することを指します。)
制作現場においてディレクターがもっとも頭を悩ませる問題は、「手戻り」でしょう。クライアントからのデザイン変更、システムエンジニアからの要件変更、時には制作スタッフの勘違いによる修正など
「手戻り」によるスケジュールロスはクライアントはもちろん、ディレクターをはじめ制作者にとっても大きな負担となります。またそれがスタッフの作業効率、成果物の品質の低下につながり、さらに修正対応と、悪循環を生む原因となっています。
その根本的な原因として、プロジェクトの流れ(ワークフロー)が確立されていない、もしくはディレクターなど一部の人間しか理解していないことが挙げられます。
すなわち、どのタイミングで誰が何をどういう風に行うのか、どういうアウトプットが出されるのか、といった流れが、クライアントも含めプロジェクトスタッフ全員で共有されていないことです。
特に、そのプロジェクトにおける戦略策定、戦術策定の段階で、どこまで詳細にクライアントとの共通認識をもてるか、具体的なアウトプットイメージを共有できるかによって、実制作以降
また、これはディレクターも含め畑の違うスタッフとのコンセンサスをとるのにも非常に有効です。システムエンジニア、デザイナー、HTMLコーダー、営業マン、ディレクターなど各専門家のスケジュール感、表現方法(言葉)、目的意識、モチベーションなど多くの場合ばらばらです。
制作現場においてディレクターは、常にこのワークフローを提示しながら制作スタッフの舵取りを行い、「次に何をやらなくてはならないか」が分からないという状況をつくらないようにしなければなりません。
プロジェクト全体のワークフローを確立していることで、多くの「手戻り」は解消されます。以下のようにフェイズを区切り、各フェイズを確実に
各フェイズを確定、共有していくことで、「手戻り」をなくし、仮に発生したとしても、ディレクターは立ち返る場所を明確にできます。
プロデューサー、ディレクターの区別が曖昧な現場が多い中、特にディレクターに課せられる業務内容は広範囲、複雑化しています。
だからこそ、プロジェクトを円滑に進めるために、きちんとしたディレクターワークフローの確立が必要となるのです。

[ 246] Webディレクター
[引用サイト]  http://www.inno-lab.jp/x_director.html

マクロメディア(現アドビシステムズ)が開発したマルチメディアの編集ソフトの名称 → Macromedia Director(ディレクター)
制作物の作品としての質に責任を持つ者のこと。その責務を全うするために、企画・立案・制作に関与して業務全般をつかさどる場合もある(この場合は「ディレクター職の者がプランナー職・プロデューサー職も兼任することが多い」言うこともできる。ディレクター本来の担当範囲は企画・制作に及ぶものではない)。制作物の経済性責任を持つプロデューサーと対をなすポジション。
日本では主にテレビ関係の放送番組やビデオ制作において、放送局や制作プロダクションに所属している場合が多く、放送作家やプロデューサーらと打ち合わせの会議を行った後、スタジオや副調整室・ロケーション先で、出演者やカメラマン、音声などの技術スタッフを指揮しながら、作品の構成を直接行う演出責任者の職種をいう。映画の場合は伝統的に「監督」と呼ぶが、職務内容は重なっている。
また、演劇関係の演出家、 コンピュータグラフィックスやコンピュータゲームの制作担当者を指すこともある。
放送業界ではディレクターのことを呼ぶ場合に様々な呼称を用いるが、多くはいわゆる業界用語として発祥して来たものでありテレビ局やメディアによって呼称が変わる傾向が強く、呼称について厳密かつ共通した定義は存在しない。一般的には、番組全体を指揮するチーフディレクター(チーフD、スタッフロールでは「演出」と書かれている場合もある)、取材のみを担当する取材ディレクター、スタジオ(フロア)において、副調整室にいるディレクターからの指示をインカムやカンペ(主にスケッチブック)を用いて出演者やスタッフに伝達するフロアーディレクター(FD)などに分類される。NHKではPD(program directorの略)と呼ぶ。また、フジテレビではPDをチーフディレクターという意味で使う場合もある。また、現場レベルでは単にD(ディー)と呼ぶことが多い。 近年のバラエティ番組ではプロデューサーがチーフD(演出)を兼ねているケースも多く見られる。また、プロデューサー級のスタッフがディレクターの上から演出面のみを指揮管理する場合に「総合演出」(ゼネラルディレクター、プロデュースと呼ばれることもある)、プロデューサーのさらに上に立って番組の演出・制作を全面的に指揮監督する場合に「総監督」という呼称が使われることもある。テレビ業界では、一般的にディレクターはプロデューサーよりも下位の役職であり、プロデューサーがディレクターを指揮する体制が定着しているため、このような現象が起きていると考えられる。 テレビドラマのディレクターは映画監督に倣って「監督」(演出)と呼ばれる事が多い。また、ディレクターが海外で使う英語の名刺には、一般にprogram director(プログラム・ディレクター)と書かれる。これはテレビ会社の取締役(director)と間違われるのを防ぐため。
音楽商品を制作する場合の「総監督者」を、通常「ディレクター」と呼ぶ。ディレクターは、CD等の音楽的な面ではなく(音楽的な面は、通常、音楽プロデューサーとアレンジャーが担当する)、もっぱら、より事務的(または技術的)な面を監督することになる。従って、ディレクターはミュージシャンである必要はなく、通常は、レコード会社(CD会社)もしくは原盤管理会社やその下部に属するCD制作オフィスの制作担当社員が担う。
他の場面で「ディレクター」と呼ばれる者の役割から推測すると、CD等の制作ではディレクターが中心的な立場になるようにも思えるが、実際の場面では、音楽プロデューサーやA&Rの方がむしろ主導権を握っていることが多いのが実情ともいえる。
この項目「ディレクター」は、調べものの参考にはなる可能性がありますが、まだ書きかけの項目です。加筆、訂正などをして下さる協力者を求めています。
このテンプレートは分野別のスタブテンプレート(Wikipedia:スタブカテゴリ参照)に変更することが望まれています。ただし、サーバー負荷軽減のため、スタブテンプレートの変更は加筆とともに行ってください。
この「ディレクター」はコンピュータに関連した書きかけ項目です。この記事を加筆して下さる人を求めています(Portal:コンピュータ)。
カテゴリ: 放送番組 | 音楽 | 演出家 | 情報技術者 | 職業 | スタブ | コンピュータ関連のスタブ項目

[ 247] ディレクター - Wikipedia
[引用サイト]  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC



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