走れとは?

走れメロス(はしれめろす)は小説家・太宰治による短編小説である。なお、小説の最後に伝説(ギリシア神話のエピソード)とドイツの古典主義作家「シルレル」、すなわちフリードリヒ・フォン・シラーのバラード形式の詩『Die Burgschaft 人質』をもとに創作したと明記されている。
素朴な牧人の青年メロスは、人間不信のために多くの人を処刑している暴君のはなしを聞き、激怒する。そして王の暗殺を決意する。しかし、あえなく衛兵に捕らえられ、即刻処刑されることになる。メロスは親友のセリヌンティウスを人質として王のもとにとどめおく事を条件に、妹の結婚式に出るため三日間の猶予を得る。王はメロスを信じておらず、死ぬために再び戻ってくる事などはないと言いのけた。
妹の結婚式からの帰途で、川の氾濫による橋の決壊や山賊の襲来など度重なる不運に出遭う。メロスはそのために心身ともに困憊し、一度は王のもとに戻ることをあきらめかけた。しかしその時、メロスは自分自身が、かの人間不信の王がいう”醜い人間”そのものである事に気づき、再び走り出す。人間不信の王を見返すために、自分を信じて疑わない友人の命を救うために、そして自分の命を捧げるために。
ちなみにちゃんとした終わり方は、メロスが真っ裸ということを人質にされていた友から指摘され、メロスがひどく赤面するというオチである。
懇意にしていた熱海の村上旅館に太宰が入り浸って、いつまでも戻らないので、奥さんが「きっと良くない生活をしているのでは...」と心配し、太宰の友人である檀一雄に「様子を見て来て欲しい」とお願いする。 往復の交通費と宿代等を持たされ熱海に向かった壇を、太宰は大歓迎。壇を引き止めて連日飲み歩き、とうとう預かってきたお金を全て使いきってしまう。 呑み代や宿代も溜まってきたところで、壇を人質にと説得し、太宰は東京にいる井伏鱒二のところに借金をしに行ってしまう。 数日待ってもいっこうに音沙汰もない太宰にしびれを切らした壇は、宿屋と飲み屋に支払いを待ってもらい、井伏のもとに駆けつけると、二人はのん気に将棋を指していた。 激怒しかけた壇に、今まで散々面倒をかけてきた井伏に、借金の申し出のタイミングがつかめずにいた太宰は「待つ身が辛いかね。待たせる身が辛いかね。」 と言ったという。
後日、発表された『走れメロス』を読んだ壇は「おそらく私達の熱海行が少なくもその重要な心情の発端になっていはしないかと考えた。」と書き残している。
『走れメロス』(1981年、フジテレビ、アニメ) - 声の出演:あおい輝彦、マキノ佐代子、檀ふみ、古川登志夫
この作品は、メッセージ性の高さや尺加減のよさなどから義務教育の国語教科書などで扱われ、知名度が高いため、一話完結系の連載物などでパロディのネタにされる事も多い。
『ヤッターマン』第74話「ハシレメドスの友情だコロン」(1978年5月27日放送、フジテレビ) - ハシレメドス(←メロス)を塩沢兼人が演じている。
太宰の出身地(旧青森県北津軽郡金木町、現五所川原市)を沿線に持つローカル私鉄、津軽鉄道の津軽21形気動車の車両の愛称に「走れメロス」と付けられている。
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[ 50] 走れメロス - Wikipedia
[引用サイト]  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%B0%E3%82%8C%E3%83%A1%E3%83%AD%E3%82%B9



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