もっととは?
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『アメリカ最先端のがんなどに関する補完代替医療と統合医療情報が入手できます』 取材協力:公立学校共済組合関東中央病院(東京・世田谷区)武知公博産婦人科部長 がん情報サイト「週刊がん もっといい日」は、がんの予防、治療、再発防止に役立つ情報を、毎週1回、次の四つのテーマでお届けしております。更新は、毎週金曜日です。 また、同時にがんにかかわるニュースをメールマガジンで提供しております。ただしメールマガジンのニュースをご覧いただくためには、次の手続きが必要になります。 *ニュースの購読は、メールマガジン「週刊もっといい日ニュース」(無料)への登録が必要です。 *登録方法は、本ページ上部のアイコン「もっといい日ニュース」をクリックして、必要事項を記入のうえご送信ください。毎週、ニュースを配信いたします。 企業が、がんをとりあげたテレビCMといえば、アフラックスの『がん保険』がありますが、近年、企業PRの一環として、国民に向けて、がん対策の必要性をアピールするメッセージがテレビを通じ流れるようになりました。 最近では、塩野義製薬が、がんの痛みについてテレビタレントを起用、家庭に流れていますが、少し前にはオリンパスが、がん検診の重要性を呼びかけていますし、アフラックスのCMも、前立腺がんにかかったジャーナリストの鳥越俊太郎が、医療現場で撮影した自身の様子が毎日、茶の間に飛び込んでいます。 製薬企業でも、このところ抗がん剤の開発が目白押し。厚生労働省から製造承認の許可を取り、健康保険に収載されれば、医療現場で使用することが可能になります。そして政治の世界でも、がん対策への取り組みが顕著になりました。昨年4月に施行されたがん対策基本法は、超党派によって国会を通過し、具体的な推進計画が各地で煮詰められスタートする手はずになっています。 さて政党の、これからのがん対策はいかに。そこで、『週刊がん もっといい日』編集部では、身内にがん専門医、そしてがんに罹患した身内をもつ自民党の後藤田正純衆院議員に、がん対策についてお聞きしました。詳細は次号で。 がんの治療法(手術療法、化学療法、放射線療法、免疫療法、補完・代替療法など),食事療法、闘病記等々、がんに関する推せん書籍を、ご紹介ください。 皆さまが、最近読まれた書籍で、患者さんや家族の方々に、ぜひ読んでいただきたい書籍を、「もっといい日」図書室まで、下記の要領でお知らせください。 (1) 書籍名(2)著者と筆者の所属先及び連絡先(住所、電話番号)(3)発行出版社(住所、電話番号、メールがあればアドレス)(4)価格(5)簡単な紹介文(400字以内)(6)あなたさまの氏名、住所、連絡先(仮名も可) がんに関する書籍が、相次いで出版社から刊行されていますが、「うっかりして買い忘れた」「知人から聞いた」「確か新聞や雑誌で紹介されていた」等々、入手できなかったというケースは少なくありません。 そこで『週刊がん もっといい日』編集部では、がん関連書籍の発行先、著者の連絡先がわかる、『もっといい日 図書室』を開設いたしました。 リストには、書籍名、発行元(出版社名・連絡先)、著者(著者の専門部位・所属先・連絡先)を掲載しておりますが、ただし著者の所属先及び連絡先が変更になる場合もありますので、ご了承ください。今後、がん関連の書籍リストは、随時、追加していきます。 『もっといい日 図書室』の閲覧は、トップページ上部の「もっといい日 図書室」をクリックしてください。 1957年岡山県生まれ。83年富山医科薬科大学を卒業後、東京大学医学部産婦人科入局。茨城県立中央病院・茨城県地域がんセンター、東京警察病院等を経て、2007年4月より現職。東大医学部講師を兼任。 早期で見つければ、極めて高い確率で完治が期待できる子宮頸がんと、「不正出血」という明らかな自覚症状を伴うことから発見しやすい子宮体がん。しかし、たとえ発見しやすくても、当人に早期発見の意識がなければがんは進行し、いずれは取り返しのつかない状況に行き着いてしまう。そんな子宮がん治療に、高い専門性を持って取り組んでいるのが武知公博医師(公立学校共済組合関東中央病院人科部長)だ。患者の年齢や生活設計に応じて、可能な場合は子宮温存を視野に入れ、それでも安全性に不安があるようであれば摘出手術の妥当性を説き、確実性の高い手術を行う子宮がん治療のスペシャリストだ。そんな武知医師に、子宮頸がんと子宮体がんのそれぞれの治療法の現状を解説してもらった。 まずは、性交渉によるHPVウイルスへの感染拡大から、若年層で患者の増加が著しい子宮頸がんは、診断法の簡素化と精度の向上から、早期での発見、それに伴う治療成績の上昇は周知の通りだが、スクリーニングを受けないことには早期発見も望めない。 「スクリーニングでは、専用の器具で子宮頸部の粘膜を摂取し、がんの疑いがある場合は組織検査を経て診断に至ります。最近では、細胞診を自分で行う“自己採取キット”を使うケースもありますが、精度の面で不安は残る」と武知医師。 同様に視診においても、経験が少ないと病変を見落とす危険性もあるので、産科がメーンの医師よりは、婦人科を得意とする医師に診てもらうことが大切だ。治療法は、進行の度合いによって異なる。 0期であれば、子宮の単純全摘手術か、場合によっては円錐切除術も選択肢に入る。円錐切除術とは、子宮の入り口のみを円錐状に切除するもので、基本的に子宮は温存される。患者の年齢や将来、妊娠、出産の予定や希望がある場合は、これが選ばれることになる。 I期は、状態によって「aI」「aII」「aIII」「b」の4段階に分けられるが、aIは、どうしても子どもが欲しい人で円錐切除術、aIIの場合は、準広範囲子宮切除術、aIIIやbになると、広範囲子宮切除術を基本線として術式が選ばれることになる。 ちなみにII期の場合は、広範囲子宮切除術、III期以降の場合は、手術の適応から外れることになるが、武知医師を含む一部のこの手術を得意とする婦人科医は、III期の一部までを手術対象に据えている。 手術時間は、子宮単純全摘術で1〜1時間半、準広範囲子宮切除術で2〜3時間、広範囲子宮切除術で4〜5時間といったところ。準広範囲切除術までは、手術による後遺症はほとんどないが、広範囲切除術になると排尿障害やリンパ浮腫などの後遺症が残ることもある。 「できれば子宮を残したいと考えるのは、女性であれば当然のことですが、残す部分が大きければ大きいほど、リスクも大きくなる。将来の妊娠、出産の可能性と、自身の病気の状態や安全性を十分に考えて、医師と相談すべき。闇雲に温存を目指すのは危険」と武知医師は警鐘を鳴らす。 通常、II〜III期の子宮頸がんの場合、術後の再発、転移を防ぐ目的から、放射線治療を行うのが一般的だ。しかし武知医師は、「子宮がんのなかには放射線が効果を示さないタイプのものもあるので過信は禁物」と呼びかける。 逆に最近では、放射線治療に『シスプラチン』などの抗がん剤を併用する「同時化学放射線療法」を導入する医療機関も増えている。しかし、どの選択が最適かを判断するのは、現状では難しい。 「放射線のみ、あるいは抗がん剤のみの有用性を唱える医師もいるが、現状では、それぞれの結果の有意差が出るほどの症例数にはなっていない。今後の研究を待つしかない」と武知医師は語るが、それでも「一歩先」をめざす治療法が日々検証されているのは確かであり、それぞれの利点と欠点を、十分に吟味した上で治療法を選ぶことが大切だ。 子宮がん治療は医師の治療に対する姿勢と知識によって内容は大きく異なる 一方の子宮体がんについては、子宮頸がんほどしっかりとした治療法が確立されているわけではなく、「コンセンサスが得られているのは手術のみ」と武知医師。I期(がんが子宮体部に限局)は、単純子宮全摘術か準広範囲切除術、II期(がんが子宮頸部まで浸潤)は準広範囲切除術か広範囲切除術、 そしてIII期(がんが子宮外まで浸潤)とIV期(遠隔転移)は、単純子宮全摘術が選ばれる。ただしI期のなかでも、内膜に限局する高分化型類内膜腺がんについては、手術ではなくホルモン剤を大量に使う「妊孕性温存的治療」の適応となるケースもある。 「大量のプロジェストロンを投与するもので、子宮を温存できることから若年患者がこれを希望するケースは多い。確かにホルモン投与をすると、一時的にがんが消えることが多いのだが、長期的に見ると再発の可能性は否定できず、手術を選んだ場合との安全性、確実性における優位性は見解が分かれるところ」(武知医師)。 いずれにしても、この治療法を選ぶ場合は、長期的なフォローアップが不可欠で、一時的な効果で安心して治療をやめてしまうと、不幸な結果を招く危険性があるのは事実であり、そうした点をきちんと説明する医師のもとで治療を受けたい。 以上のことからもわかる通り、子宮がん治療は医師の治療に対する姿勢と知識によって、その内容は大きく異なることになる。できる限り武知医師のように、専門性の高い医師を選んで受診したいところだが、今年から日本婦人科腫瘍学会が認定する婦人科腫瘍専門医制度がスタートしており、この資格を一つの目安に医師探しをすることで、効果的な医療につながる確率は高まる。専門医は同学会のHPで確認できるので、武知医師も「受診前に確認しておくべき」と推奨する。 その日の午後、ユースホステルの常連のお客さんの転倒虫(ニックネーム)さんが、大阪から新幹線に乗って、わざわざお見舞いに来てくれました。 Drから喉頭切除の可能性の説明を聴いて、沈みそうな気持ちのときに、本当にタイミング良く来てくれたので助かりました。 彼は、四万十川ユースホステル開所の年末年始以来、ずっと、この15年間欠かさず四万十川YHで年越ししてくださっているのですが、それこそ、出稼ぎでお正月に年1回帰ってくる家族のような存在です。 ほかにも、東京、千葉、神奈川、埼玉、大阪、兵庫と、とくに関西関東に出稼ぎに出ている家族がたくさんいらっしゃいます。 妹の旦那さんが手術当日、術前術後の様子をビデオに撮ってくれた、その貴重なシーンの静止画像です 午後4時になると、母も帰って時間が空いたし、ちょうど水曜日は、9Fの展望大浴場の入浴日だったので、看護師さんに頼んで、点滴の中断の処置をしていただき、入浴しました。 入浴のときは、唯一点滴スタンドから解放されます。見晴らしの良い展望大浴場は、この時間帯、けっこう空いていて、ゆったりと気持ち良く湯に浸かることができました。入院まだ2日目なのに、もう随分長くここにいるような不思議な感覚でした。 入院3日目から点滴が高カロリー輸液となり、貧血に対する輸血が始まりました。お蔭で点滴スタンドは、2倍の重さになりました。 夜、麻酔科の青景Drからの説明がありました。 手術前、全身麻酔をかけるまでの過程、術後、目が覚めてICUで、どんな状態になっているか、痛みの援和について、麻酔の際起こりうる合併症等々、一連の流れの詳細を説明してくださいました。 入院4日目、隣のベッドの昌子さんが退院しました。昌子さんは、私と同じ食道がんで、私が入院した日はちょうど術後2週間目のときでした。術後まだ2週間だというのに、信じられないくらい、元気で歩きまわっていました。 しかも60代です。手術の前後のようすや痛みについて、またどうしたら良いかなど、細々と教えてくれたり、励まし、なぐさめてくれました。一緒に居られたのは、ほんの3日間、短い期間でしたが、私にとってまさに“救世主”のような存在でした。 この日、夫が四国から上京してくれて、私の両親も面会に来てくれました。私の好きなカボチャの煮付や納豆、雑穀玄米のおにぎりなどを差し入れてくれて、この日の夕食が、“最後の晩さん”。 手術の2日前は、食事が低残渣食となり、前日は飲物だけとなります。そして前日の21時以降は、水も飲めなくなります。 手術後、食事を摂れるようになっても、多分、今のように美味しく食べられようになるには、ずっと先になるでしょう。 さて2006年3月11日(土)。手術2日前の午後は、夫が13時すぎに来てから続々と四万十川YHの仲間たちが、お見舞いに来てくれました。遠い所は、仙台や大阪から新幹線で来てくれた“ワダ沈”、“くぼちゃん”、埼玉の“さやかちゃん”、“みのっち”、“あさちゃん”、“アキラ”、“ヒロちゃん”、神奈川の“ザッキー”、そして都内、千葉の“ナオちゃん”、“みい”、“あやさん”・・・。なんと12名も来てくれて、四万十川YHが、そっくりがんセンターに移ってしまったようでした。病室やロビーではおさまりきれず、看護師さんが会議室を用意してくれました。 私は、すっかり自分が病気だというのも忘れて、みんなとの再会に有頂天になってしまいました。たくさんの元気とエネルギーをもらって、本当に楽しい1日でした。みんなに感謝!! 手術の日は六星占術で、私は「達成」の日に当たります。手術前日の夜、最後に見舞いに来てくれた友人の奥さんお奨めの『keith.Jarrett』のCD(静かなピアノの曲)を聴き、四万十の仲間たち、たくさんの友人たちの応援の声を思い出しながら、病院から出された睡眠薬は飲まずに、ぐっすり眠れました。 手術のために、これまで玄米菜食をしっかり食べて、体重も増やしました。歩行運動も毎日やって体力維持もしたし、丹田呼吸、肺活量を上げる訓練もしっかりしてきました。 酵素、天仙液、ビワの葉療法、入浴温熱法など、自分が信じる健康法もやってきました。病院から指示されたネブライザー、痰の出し方の訓練、深呼吸の訓練、インスピレック 美味しいご馳走を、いくら食べてもお腹が空いて仕方がない!という夢から目が覚めて、時計を見ると朝4時でした。(後で考えると、私はこの夢を最後に「空腹感」という感覚を失ったことになるのですが・・・) 朝日が見たくて、エレベーターのロビーに出ると、富士山がくっきり見えて清々しい朝でした。手術の当日は、とても寒くて風も強く、朝、粉雪が舞っているなか、家族(父、母、妹、義弟、甥っ子)は5時半から車で出発して病院に向かってくれたそうです。8時前には、夫も家族も病室に来てくれて、「出てくるときは、雪が降っていたのに病院に着いたら晴れちゃった!」と口を揃えて言いました。すべて良い前兆でした。 家族のなかに、小学校4年生の甥っ子、俊輝(としき)の姿がありました。この日は月曜日だったのに、トッ君がわざわざ学校を休んで手術に立ち会ってくれるというのです。 「トッ君、さっちゃんは、手術は恐くないけれど、もしかしたら喉に穴が空いて、声が出せなくなるかも知れないんだ。それだけは、嫌なんだ。大幸先生に、さっちゃんの喉に穴を空けないように頼んでくれないかなぁ?」 8時半、処置室に呼ばれて身体測定後、静脈麻酔を打たれました。ストレッチャーに横たわると、いよいよ手術室へ出陣。 私が処置室へ行っている間に、トッ君が側を通りかかった執刀医の大幸Drを呼び止めて、私のことをしっかりとお願いしてくれたそうです。いつも真顔で凛とした大幸Drが、優しい笑顔で「はい、わかりました」と答えてくれたそうです。そのときの大幸Drは、いつもよりも増して、すごく頼もしく感じ・・・。 「この先生ならきっと大丈夫だ!」と家族も確信できたと言います。家族全員で深々と頭を下げ、お願いをしてくれました。 ストレッチャーで移動中、半分麻酔が効いて頭がボーッとしていると、家族が全員で「頑張れ!」「絶対 大丈夫!」と声をかけてくれているのが聴こえました。私は思いっきり元気に笑いながら、みんなに向かってピースサインを送りました。 手術室に入って、さらに頭がもうろうとして、半分夢のなかにいるような感覚のなか、大幸先生の声だけが耳に入ってきました。 (よかった!トッ君は、しっかりと言えたのだ。これでトッ君は「人のために勇気を出す」ということを体験できたのだ) 次に大幸先生に言おうとしていた言葉が、ちゃんと声になっていたかどうかが自分でも判りませんでした。遠のいてゆく意識のなかで、「大幸先生、ありがとうございます。これで 甥っ子に“勇気”を伝えることができました。 まだ伝えたいことは、たくさんあるけれど、たとえ もし、この手術で声を失ったとしても、私 はこの先、これで良かったんだという生き方を、必ずしますから大丈夫です!よろしくお願いします」 ・・・次の瞬間に、「佐藤さん、手術が終わりました。喉は大丈夫ですよ」と告げられました。 「高知県野菜健康プロジェクト」に便乗して四万十川ユースホステルでは、高知の野菜 今、注目されているのが「メタボリックシンドローム」。健康のために、野菜を1日に350g以上食べることに国を挙げて取り組んでいます。 高知県でも、高知県の野菜や食文化について学んだ「高知の野菜ソムリエ」が、2007年1月に誕生し、県民1人当たりの野菜摂取量増加に向けた取り組みを行い、「高知県の野菜の消費拡大」及び「県民の健康増進」を推進しています。 「ベジフル薬膳」は、高知産の旬の野菜を中心に、1日350g以上野菜を摂れるように作った野菜中心の健康的なメニューです。 この1食で、緑黄色野菜が、なんと約381g摂れます。「玄米菜食薬膳」(要予約)もできます。ぜひお試しください!詳細は以下のURLで。 ●静岡がんセンターが抗がん剤・放射線治療を受けている 患者さんにレシピブック発行、 本ページ上部のアイコン「もっといい日ニュース」をクリックして、必要事項を記入のうえ、ご送信ください。毎週1回、最新情報をメールで配信いたします。 「私は、姉の生涯と闘病生活を振り返り、当時の出来事を綴りました」−32歳で永眠した著者の姉のがんとの闘いの日々を克明に記した書『あなたの笑顔を忘れない』は、繊維形成性小細胞性腫瘍に侵された女性と家族との触れ合いが綴られています。 太陽のように輝いて周りを照らし、春の陽射しのように、周りを暖かく包み込むような元気な子どもに育って欲しいとの願いから、両親が名づけた名前が「陽子」(筆者の)。姉の誕生からの軌跡をたどりながら、楽しかった姉との思い出をふりかえる妹。 突然、「がんの可能性がある」と医師から告げられた姉からの連絡。そして宣告、手術、がんとの闘い・・・。やがて死。姉との別れ。娘に先立たれた母親の辛い心の胸の内。筆者は、克明につづります。 「来世も、お姉ちゃんと姉妹になりたい」-かけがいのない姉を失った妹。そんな日々の思い出を一冊の本に記した本書。ぜひ手にとって、お読みください。 どんぐりの会がん闘病者モンブラン登山20周年記念合同シンポジウム 『生き甲斐をもって生き抜くために〜患者と医療機関の連帯でがん難民をなくそう』 <講演>伊丹仁朗(すばるクリニック院長・生きがい療法実践会主宰)竜崇正(千葉県がんセンター長) ◇パネリスト:がん闘病モンブラン登山体験者/どんぐりの会会員(がん闘病体験者2名) がん患者自立支援ネットワークの特定非営利活動法人とまり木の第3回『もの創り&体験会』 ◇<もの創りコーナー>裂き織り:ふるい布を裂きコースターを作る/紙バンド手芸:紙バンドによる簡単てまり/ガラス工芸サンドプラスト:ガラスのアクセサリーとインテリアミラー/素焼きの風鈴:いやしの風鈴/スズの鋳物:かわいいアスセラリー作り/フラワーデザイン:つるし方花瓶/手創りのクリスマスツリー/リボンのストラップ:リボンでかわいいストラップを作り/トールペイント:クリスマスデザインのキーホルダー作り ◇<体験コーナー>若がえりメイク体験/書で和のインテレイア:クリスマスの飾り物・お正月の飾り物/自彊術の内療法体験/茶道 ◇<遊びコーナー>マジック&大道芸:人生を豊かに人生を楽しく/指人形:みんなで遊ぼう/昔遊び:ベーゴマ、けん玉、竹とんぼ遊び/ジャパングラスター:あなたは3分間で何段つめますか? 『最善のリンパ浮腫治療地域で受けるために〜医療者・患者によるシンポジウム』 ■テーマ:『最善のリンパ浮腫治療地域で受けるために〜医療者・患者によるシンポジウム』 ◇ハンス・ハルトック(VPTアカデミーディレクター)◇藤野敬史(手稲渓仁会病院産婦人科部長)佐藤佳代子(後藤学園附属医療施設リンパ浮腫治療室室長)◇永田陽子(アスパラの会)今川妙子(アスパラの会)島田月美(アスパラの会)◇司会:大島寿美子(北星学園大学文学部准教授) ☆当日、リンパ浮腫用治療装具(ストッキング、スリーブ、包帯など)展示があります。 ◇13時30分〜14時15分:『心身医学領域における食物にまつわることわざの医学的証明』久保千春(九州大学大学院医学研究院心身医学教授) ◇ 14時15分〜15時『多糖類の腸管免疫と評価方法』北村進一(大阪府立大学大学院生命環境科学研究科教授) ◇15時20分〜15時50分:『婦人科領域における機能性食品を含めた統合医療』丹羽邦明(藤田保健衛生大学医学部坂文種報徳会病院産婦人科准教授 ◇15時50分〜16時20分『高齢者医療における発酵古代米のQOL、免疫機能改善作用』広瀬滋之(広瀬クリニック院長) ◇16時20分〜16時50分:『ホルモン非依存型前立腺がん(低分化型腺がん)の化学療法における機能性食品の適用』岡部 勉(おかべ泌尿器科・皮膚科クリニック院長) ◇16時50分〜17時20分:『実験動物のモノローグ(動物実験現場から提言する医療の意味)』林 薫 (株式会社天然素材探索研究所社長) ■問い合わせ:日本臨床食物機能研究会(JAFCAR)事務局(オリジン生化学研究所内) ◇記念講演:『笑いと臨床――「生きていく力」がめざめるとき』柏木哲夫(淀川キリスト教病院名誉ホスピス長、金城学院大学学長) 発言者/柏木哲夫(淀川キリスト教病院名誉ホスピス長、金城学院大学学長)中島英雄(笑い療法士認定評価委員長、中央群馬脳神経外科病院理事長) 高柳和江(癒しの環境研究会代表世話人、日本医科大学医療管理学教室准教授)笑い療法士1期・2期・3期・4期生ほか ◇13時〜14時20分:特別講演『がんの自己療法YES&NO―できる、できない、良い、悪い』酒向 猛(中津川市民病院外科部長・医学博士) <パネリスト>酒向 猛(中津川市民病院外科部長・医学博士)/長谷川信博 (日本ホリスティック医学協会顧問、医学博士)/渡 仲三(日本ホリスティック医学協会顧問、名古屋市立大学名誉教授、IMUNET代表、医学博士)/堀田由浩(YHSクリニック院長、堀田予防・統合医療研究所代表)/ 五十嵐桂葉(東海ホリスティック医学振興会理事、日本栄養士会連盟理事、保健学博士)/吉澤加奈子(医師・NPO法人ウーマンリビングサポート理事長)/中山 武(がん患者支援NPO法人いずみの会会長)/長谷部茂人(日本ホリスティック医学協会常任理事、長谷部式健康会会長) ■後 援:愛知県/名古屋市/愛知県教育委員会/名古屋市教育委員会/名古屋市 「21世紀の医療と医療システムを求めて」テーマに第2回学術集会&国際シンポジウム ●<第1部>開会式:尾身茂(世界保健機関西太平洋地域事務局長)ジョー・ハクネス(国際患者団体連合理事長)ほか 『みんなで創ろう、私たちの医療 ― 患者・医療者・地域社会の取組み』(患者本位の医療と患者・市民の医療参加を支えるさまざまな取組みの紹介とパネル討議) ■テーマ:『家に帰りたい! 家で死にたい! いつまでも家にいたい!〜これってわがままですか?』 ◇基調講演『いのちによりそうケアから学んだこと〜ありがとうとさよならがひとつになるとき』内藤いづみ(NPO日本ホスピス・在宅ケア研究会理事・ふじ内科クリニック院長) <パネリスト>『訪問看護師の立場から』平野美穂(訪問看護師・北里大学大学院看護学研究室院生)/『体験家族の立場から』萩生田千津子(車椅子女優)/『双方の立場の体験』 初診患者には1時間〜1時間半かけて治療法について説明する真柄院長 1939年、新潟県生まれ。64年、新潟大学医学部卒業。産婦人科医、第一生命医事研究室勤務を経て、2003年に自律神経免疫療法によるがん専門の医院、素問八王子クリニックを開業し、現在に至る。日本自律神経免疫治療研究会、日本免疫治療学会、全日本鍼灸学会各会員。 ベストセラーになった『免疫革命』の著者、新潟大学の安保徹教授が提唱する免疫学理論に基づき、自律神経のバランスを整えながら免疫力向上を図り病気の克服をめざす「自律神経免疫療法」が注目されています。アトピーやがん、糖尿病、パーキンソン病などに効果が高いとされ、現在は多くのクリニックで実践されていますが、なかでも東京都八王子市にある素問八王子クリニックは、がん治療を専門とするクリニックとして、全国各地から多くの患者さんが訪れています。 まず、安保教授の唱える免疫理論について紹介します。人間の体は、60兆個もの細胞からなっており、それらの細胞の働きは、すべて自律神経によって支配されています。自律神経は、人間の意思とは関係なく、内臓や血管などの働きをコントロールする神経のこと。この自律神経には、緊張したときに優位に働く交感神経と、体を休めたときに優位に働く副交感神経とがあり、それらがシーソーのように、互いに主導権を握り合いながら私たちの体の働きを整えているのです。 「安保理論が画期的なところは、免疫を担う白血球もまた、自律神経の支配を受けるという発見でした」と、素問八王子クリニックの真柄院長は説明します。 「白血球は顆粒球、リンパ球、マクロファージからなっており、正常なときのそれらの比率はおよそ60%、35%、5%であり、その数と働きが自律神経によって調整されています。副交感神経が優位に働くと白血球のなかのリンパ球が増え、逆にストレスがかかると交感神経が優位に働いて白血球のなかの顆粒球が増えます。こうしてバランスが崩れると免疫力が低下し、病気に罹りやすく、がん細胞もできやすくなります。免疫力が低いままだと病気も治りにくい。これが安保理論の骨子です」 この理論に基づき、副交感神経を優位にしてリンパ球を増やし、免疫力を高めることで治療しようというのが、「自律神経免疫療法」です。 「中心になっているのが、鍼灸でいうツボを針で刺激し、わずかに出血させる“刺絡治療”です。これによって副交感神経を刺激し、リンパ球を増やし、さらに活性化させます」(真柄院長) 同院で使用する針は、注射針のなかでも最も細い針を使用します。太い針だと、患者さんが痛みを感じてしまい、痛みは交感神経を刺激し、ストレスを与えて逆効果になりかねないからです。細い針でも傷みを感じる方には、レーザーを使用し、頭のてっぺんから足の先まで、ほぼ60か所を刺激していきます。 ここで真柄院長は、筑波技術短期大学前学長で、鍼灸の第一人者である西条一止名誉教授の「座位、呼気、浅刺の3つの条件が揃ったときに副交感神経が優位に働き、しかもその効果が持続しやすい――」という研究成果を取り入れ、治療に活かしています。 「つまり、患者さんを椅子に座らせる座位の姿勢で、患者さんが息を吐く呼気のとき、皮膚から4ミリ以内に浅く刺す。これがもっとも効率よく副交感神経を優位にする刺激のやり方なのです」 こうした「刺絡治療」によって、リンパ球を活性化させる手法をメインに、さらに「食事療法」と、治療に対し前向きな心持ちでのぞむことで、より回復力を高める「心理療法」を加え、これらを三本柱に真柄院長は、独自のがん治療を行っています。 2003年に開業して以来、同院で治療を受けた患者さんは1600名以上にのぼりますが、これまでの経験を通し、末期がんが自然退縮を認めた患者は少なくありません。 「特徴的な症例を一つ挙げると、肺の線がんのステージ4と診断され、他の病院で、もはや手術不可能とされた56歳の女性が、今年6月に当院に来られました。当院で行っている、がん関連の免疫検査と腫瘍マーカー検査がセットになった『イムノドック』を受けてもらったところ、13項目もレッドゾーンがありました。通常、10項目以上のレッドゾーンがあると大変厳しいと判断されるのですが、当院で3か月間、6回の刺絡治療をした結果、腫瘍マーカー(CA19-9)の値が6月で25900だったのが、121まで低下しました」 また、『イムノドック』を用いることで、がん専門病院での検査では発見できなかった異常が発見されるケースも多く、さらに自律神経免疫治療を組み合わせることで、これまで難しいとされてきた、がんの再発予防にも高い効果を発揮していると、真柄院長は言います。 真柄院長は、手術以外の標準治療(抗がん剤、放射線治療)との併用は、免疫力低下をもたらすだけという考えから、推奨していません。あくまでも自己の自然治癒力を引き出し、免疫力を上げることで、病気を克復していく――。従来の常識を覆す自律神経免疫療法は、常識とされてきたこれまでのがん医療に一石を投じようとしています。 「治療効果を持続させるには、当院に通っていただくことが大事です。ただ、当院では初診の方には刺絡治療はもちろん、食事面での留意点や精神面のもって行き方など、長い時間をかけて徹底的にお話させていただきます。そのため、帰られるころには、どの患者さんも表情が晴れやかになっているんですよ。たった1回の治療であっても、こうした精神面での変化が必ず治療にも好影響をもたらすものと信じています」(真柄院長) |
[ 23] 週刊がん もっといい日
[引用サイト] http://www.gekkan-gan.co.jp/
