見えるとは?

プロジェクトの進捗を「見える化」すると、無駄な会議が減らせる!? ホワイトボードや専用ソフト、Webサービスなどを活用した「見える化」の方法をご紹介します。
GTDの考え方を参考に、プロジェクト管理ツールの導入を考える際にはメンバー視点が重要だという話を前回ご紹介しました(4月4日の記事参照)。もう1つプロジェクト管理ツールの導入をする際に効果的なのが、プロジェクト管理ツールで実施している進捗管理状況自体を「見える化」することです。
「見える化」というのは、「現場における企業活動の様子を目に見える形にする取り組みを象徴する言葉」で、トヨタに代表される製造業を中心に活用されている概念です。言葉の印象もあり、プロジェクトマネジメントにはあまり関係ない言葉として認識している人が多いようですが、「目に見える形にする」というコンセプトはそのままプロジェクトマネジメントでも活用できるのです。
定例の進捗会議でお互いの進捗状況を報告しあうのは、プロジェクトの進捗管理においてよくあるパターンです。ただ、このやり方は実は大きなギャップを生みます。
例えば、定例の進捗会議が1週間に1回だった場合、誰かの作業の遅れを進捗会議が認識するのに1週間かかるということになります。プロジェクトリーダーは「作業が遅れているなら早めに教えて欲しい」と思うでしょうが、作業が遅れているメンバーは遅れを取り戻すことに精一杯で、報告が遅れることが多々あります。
では、定例の進捗会議を頻繁に持てばいいのかというと、今度は会議が多くなりすぎて、実際の作業時間が短くなり、非効率になるリスクもあります。結局、「ここまではやってくれているはず」とメンバーを信じるか、プロジェクトマネージャーが頻繁にメンバーに進捗を確認するという手間が必要になるのです
そこで取り組んで欲しいのが、進捗状況自体を「見える化」してしまう考え方。もともと、プロジェクトメンバーは、自分の進捗管理を何らかの形で実施しているはず。人によっては、紙のメモかもしれませんし、テキストファイルに書き込んでいるだけかもしれません。この情報を、プロジェクトメンバー全員で共有できるように、公開できる形にしてしまいましょう。
例えば、プロジェクトメンバーが全員同じフロアにいるのであれば、ホワイトボードに全員の作業リストを一覧表として書き連ねるという方法があります。メンバーには自分の作業が終わったら、そこの作業をチェックしてもらうのです。
重要なのは、手元のメモではなく、ホワイトボードの作業リストをベースに作業を進めてもらう点。そうすることでメンバー各自の進捗状況がリアルタイムに分かります。プロジェクトリーダーは、ホワイトボードを見ればメンバーの作業の進捗状況が逐一確認できる――というわけです。
もちろん、この方法は作業の項目が多かったり、メンバーが異なる拠点に分かれている場合には利用できません。そこで有効なのがプロジェクト管理ツールです。
気を付けて欲しいのは、進捗状況の見える化に有効なプロジェクト管理ツールというのは、1人で使うプロジェクト管理ツールではなく、進捗情報を共有できるプロジェクト管理システムを使うこと。一般的にプロジェクト管理ツールというと、マイクロソフトの「Project」や「Excel」で、プロジェクトマネージャーが全体のスケジュール表を作成し、その進捗管理をプロジェクトマネージャー自身が管理するというのをイメージする人が多いかもしれません。
こうしたやり方は、今まで紙に書いて行っていた進捗管理を、ソフトウェアに置き換えただけ。本当の意味でプロジェクト管理ツールのメリットを有効活用していません。
マネージャーが進捗状況のメンテナンスをやっているのでは、結局マネージャーが各メンバーの進捗状況を把握しなければいけないという状況は変わらず、定期的な進捗会議やマネージャーがメンバーに進捗を確認する行為が発生してしまいます。
どうすればいいのか――というと答えはそれほど難しくありません。メンバー自身の作業管理が、そのまま他のメンバーに分かるプロジェクト管理ツールを使えばいいのです。
マイクロソフトのProjectもサーバを立てれば進捗状況を共有できますし、サイボウズのようなグループウェアでもプロジェクト管理機能を持っているものが複数あります。サーバ不要で情報共有できる「アリエル・プロジェクトA」でも、PC同士で進捗情報を共有できます(2月16日の記事参照)。
こういった専用ソフトを利用するのが敷居が高いと言う場合は「Google Docs & Spreadsheet」のような複数メンバーで共有可能なWebサービスを利用する手もあります(3月20日の記事参照)。
とにかく重要なのは、メンバー自身の作業の進捗状況をリアルタイムに共有してしまうこと。進捗情報は、定期的に会議で共有するのが当たり前と思っている人は、ぜひ一度「進捗状況の見える化」にチャレンジしてみてください。
NTT、ITコンサルを経て、現在はアリエル・ネットワーク株式会社プロダクト・マネジメント室マネージャ。ビジネスパーソンの生産性向上のためのソフトウェアの企画・開発やコンサルティング業務に従事するほか、グループウェアやブログ、仕事術などに関する執筆・講演活動を行っている。ブログは「ワークスタイル・メモ」と「tokuriki.com」
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jobtxt2 += '匿名|最高25社から査定結果が届く。査定|プロが鑑定するあなたの市場価値';

[ 8] ITmedia Biz.ID:プロジェクトの進捗を「見える化」しよう
[引用サイト]  http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0704/11/news045.html

SFAでは,「プロセスの見える化」が大ブームになったが,2007年は見える化ブームが徐々に終焉の兆しを見せていくだろう。
政治と違って,経済は緩やかなカーブを示すから一気に終焉することはない。しかし見える化を先駆けて実施した企業群から,見える化導入の反省が起きている。彼等は異口同音に「営業プロセスが見えて喜んだのは口うるさい管理型上司だけであった。入力を強要するほどに営業マンの士気は下がりやる気が失せていく。見える化は営業マンを幸せにしない」という。この小さな声はやがて合唱になっていくことは明らかである。
見える化は重要なことだ。プロセスが可視化できたことは功績である。しかし見えた後の使い方が問題なのである。見えたことで納品完結しようとするIT企業。使い方を研究しない導入企業。マーケティング不在のSFA。このことがSFAをダメにしているのだ。
2007年は下降を始めている「見える化カーブ」の後ろ側に,新たなトレンドカーブが立ち上がる。顧客を公平差別してターゲティングした顧客との関係深化を軸にしたLTM(Life Time Management)が求められるようになる。その動きが顕在化する。
マネージメントを管理とは訳さない。マネージメントはマーケティングと訳すべきであり経営と訳すべきである。また,SFAはプロセスの可視化ではなく,契約に導いてくれるような機能を持つものが出てくる。マーケティング理論があれば可能である。
また,これまでのデータベースマーケティングは終焉を遂げる。店舗,通販,WEBビジネスではRFM分析やABC分析などで優良顧客を識別しようとする手法が一般的であったが,これら一定期間を区切りその間にたくさん購入した顧客を優良顧客とする過去のタイムスライス分析では,真の優良顧客を特定できないことが企業担当者にわかっている。
年間40%近い顧客が入れ替わるこれらの優良顧客特定方法では大切にするための伸の顧客を発見することができないのだ。この分野もLTMが注目されていくだろう。
BI(Business Intelligence)は,見える化をマーケティングに役立つように変化をしていく。真の優良顧客を特定し,抽出するために役割を果たすようになるだろうし,タイムスライス分析で過去に売上げの高い顧客を抽出するのではなく,未来にたくさん購入してくれる,ポテンシャル度の高い顧客を抽出するようになる。
2007年は,古いものが壊れて新しいものに変わっていく年になる。顧客が一歩先に進み,ニーズが顕在化することで新しいものが台頭する年になる。
服部隆幸氏はOnetoOneマーケティングの第一人者。服部氏が考案した顧客創造・契約率向上・顧客育成のためのの方法論「BREALOGIC」は幅広い業種の企業に導入されている。株式会社ブレアコンサルティング代表取締役。主な著書に「売れる仕組み」(ダイヤモンド社),「2倍売れる営業プロセス」(PHP研究所),「脱片想いマーケティング」(日経BP社),製造業CRM革命(日刊工業新聞社 共著など。日経情報ストラテジー(本誌およびメールマガジン),販促会議,戦略会議など多数の専門誌に執筆。

[ 9] 【Watcherが展望する2007年】見える化からLTMへ:服部隆幸 顧客創造・育成の仕組みを作る:ITpro
[引用サイト]  http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20061228/257999/



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