^とは?

土佐の鞘走り清涼院護剣寺は、いわずと知れた剣士の聖地である。そこにひとりの女が客分として、迎え入れられていた。否、迎えざるを得なかった。逆らったものは、みな惨殺されたのだから。悪刀・鐚を手に入れた女は、そこで最愛の弟を待ち続け、そして道場で向かい合った。始まったのは、壮絶な姉弟の争いで……
以前から予告されていた姉弟対決話ですが、まさかこんな展開になるとは思いませんでした。七花が落ち込むのも無理ないですよね。初っ端の戦いで、七花の半年の成果を、姉ちゃんがあっさりと覆すんですから。どれほどの天才ですか、あんたは!
殺し合いにすらならないほどの力の差に、いったいふたりはどうやって立ち向かうのかと思いましたが、ここで活躍したのがとがめだってことが、今回一番印象的でした。落ち込んだ七花に活を入れ、最強の天才相手との駆け引き、そして奇策。そう、これはまさに奇策でしょう。考えついたことよりも、実行したことがすごいと思いました。二人そろえば最強にすら勝てる。いいコンビです。
今回は刀についてのお話というよりも、七実と七花についての生き方というか、そういったものについてのお話だったこともあったせいか、シリアス一辺倒でしたね。鑢家の真実については、なんとまあと驚くものがありましたが、七実の天才故の悩みを知ると、父の行動はひょっとして……と思ったりして、切ない思いでいっぱい。
とがめと共に旅してきたことで、七花が刀としてではなく、人として成長してきたことで、心の弱さが見えてきてしまいましたが、同時に覚悟も見えてきましたね。ある部分ではとがめに頼り切っていたところがありましたが、こういう成長が見えたことは嬉しいです。最後のとがめの素敵な言葉は、ご褒美であり、本音でしょうね。真面目におのろけするこの二人の関係大好き。
さてさて、これで残る刀はあと五本。次はついに否定姫との対面ですか。戦いとかはないでしょうけれど、ここにきて更なる新事実が出てくるみたいですし、まにわにの動向も気になるし、どんな展開が待ち受けているのか楽しみですね。
『刀語 第七話 悪刀・鐚』西尾維新/講談社BOX/森博嗣曰く「孤独な数字」である「7」ですが、メインの七実姉さんの孤独っぷりは凄まじいものでした。 はまり...
悪刀は、あらゆる意味で「悪」でした。悲惨だし、非道だし、悪辣だし、悪逆だし、傲慢だし。なおかつ、悲嘆。これを「悪」と言わずして何と言う。「おれはとがめのた...
いえ、プラグインではなく、自作のスクリプトです。サイト自体、ちょっと変則的な作りをしているので、他のところで使うのはちょっと無理かも……
心揺らぐことがあっても決して負けず、目的に向かって真っ直ぐ進み続ける姿と仲間の存在の心強さに、感動しまくりでした。全四巻一気読み間違い無し! → 感想
清楚で誰からも好かれる美少女。そんな渚に、勝気でわがままな裏の顔があることを知ってしまった大地が、彼女に振り回されて……というラブコメもの。大地よりも渚の心情の変化が楽しい。

[ 10] booklines.net - [西尾維新] 刀語 第七話 悪刀・鐚(ビタ)
[引用サイト]  http://www.booklines.net/archives/4062836343.php



お気に入り



  • track feed
    • seo