しょうとは?
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英語でジンジャーといいます。語源は「角の形をしたもの」という意味のサンスクリット語からきており、食用にする根茎が鹿の枝角に似ていることに由来しています。漢名は百邪を強力に防ぐ意の「薑(きょう)」。中国ではしょうが特有の香りが邪気を払うまじないに使われたのでしょうか。日本でも、しょうが節句を設け、各地の神社でしょうが市が立ちました。その成分には、食欲増進と殺菌作用などがあるとされています。 秋に収穫してすぐに出荷される新しょうがは、すじが少なくて柔らかい。これの親戚がひねしょうが。 熱帯アジア原産で、根茎を食用に。栽培・収穫方法により、根しょうが、葉しょうが(谷中しょうがなど)、軟化しょうが(矢しょうが)に分けられます。また品種を大きさにより、大しょうが、中しょうが、小しょうがに分けます。現在のような大しょうがを栽培しはじめたのは明治以降。中・小しょうがに比べて、辛みが少なく柔らかです。 根しょうがの収穫期は10〜11月。地上部が枯れはじめてきたころに根茎を掘りだし、茎を切り取って出荷します。この時期に店先に並ぶものを新しょうがといいます。しょうがは熱帯性作物で、温度が高いと芽が出ますし、低いと腐敗するなどやっかいなものです。農家は周年出荷するため、昔から14℃前後の適温に保つよう土の中に埋め、わらでおおうなど工夫して貯蔵しています。最近では、常時適温に保つ貯蔵庫も建設されています。 葉しょうが。生育しはじめて小指大ほどになったとき、葉をつけたまま出荷。茎元が鮮紅色になる品種で、夏だけ出回る。 しょうがのことをはじかみといいますが、根の端が赤いので”端赤み(はしあか)”が転じたとも。谷中しょうがや矢しょうがは小サイズですが、水分が多いので辛みはおだやか。茎元の鮮紅色の色あいが好まれています。 生薬にも使われるしょうがには、汗を出して体をあたためる作用が。毎日の料理に生かせば、体質改善の助っ人になるはず。ねぎのみじん切りに、すりおりした根しょうが、梅干しを入れて熱湯を注いで飲むとかぜにも効きます。 遮光して栽培し、葉茎が15センチほど伸びたころわずかに太陽に当てて茎元を鮮紅色にする。その形から筆しょうがともよばれる。 すしにつきものの「がり」は魚の臭みをとり、口なおしの役割をはたしています。焼き魚に添えられる「はじかみ」も同じ効果が。みそ漬けにしたり、砂糖漬けにする味わい方も。根しょうがの粗びきが入ったお菓子にはしょうがせんべい、飲みものにはしょうが湯、ジンジャー・エールなど、いろいろ親しまれています。 根しょうがは高知、熊本などの国産のものがほとんどでした。貯蔵性があり、輸送に耐える根しょうがは、円高と相まって、平成2年以降、急激に輸入量が増加しています。最近では輸入品の8割強が中国産です。インドネシア、台湾、タイからも輸入されています。根しょうがに加えて、塩蔵品、酢漬けなどの加工品も輸入されています。 |
[ 60] 野菜図鑑「しょうが」
[引用サイト] http://alic.vegenet.jp/panfu/ginjer/ginjer.htm
