是非とは?

1月29・30の両日、赤坂プリンスホテルにおいて「JANOG13 Meeting」が開催された。JANOG(JApan Network Operators' Group)といえば、米国のNANOG(North American Network Operators' Group)に範を取った、日本国内のネットワーク管理者による主に技術やオペレーションに関する情報交換を行うための組織だが、今回の会合では特に、日頃ISPなどのネットワーク運用を行っている立場からさまざまな問題点の指摘や、それをどのようにして解決するかなどといった点について多くの議論が交わされた。
まず最初にご紹介するのは、30日に行われた「To filter or not to filter」と題されたパネルディスカッション。最近はいわゆるワーム(ネットワークウィルス)による異常なトラフィックや、ルータなどに存在する脆弱性を防御することなどを目的として、ISPが自らトラフィックに対して何らかのパケットフィルタをかけるケースが増えているが、同セッションではそれらのフィルタリングの運用はどうあるべきかといった点について議論が交わされた。
まずこれまでのISPにおけるフィルタリング実績だが、NTTコミュニケーションズ(OCN)の水越一郎氏がOCNのネットワークにおいて「Sobigワームの時に実際にフィルタリングを一時的に行ったことがあるほか、Ciscoルータの脆弱性を回避するためのフィルタは昨年7月に実施して以降、現在も継続している」と述べたほか、ソフトバンクBBの北谷忠士氏も「Slammer、Blasterワームや、やはりCiscoルータの脆弱性などの問題を回避するために、一時的にフィルタを行ったことがある」と述べるなど、ISPにおいてワームなどの活動が活発化した際に、その回避手段としてパケットフィルタをかけることが運用として定着していることがうかがえた。
これに対しTelecom-ISAC Japanの小山覚氏は「フィルタが有効な攻撃は限定されるし、常に一定の効果を期待できるわけではない」「Slammerの時は気づいたときには攻撃のピークが過ぎた後であり、フィルタがそもそも間に合うのかといった問題もある」と、セキュリティをパケットフィルタにのみ頼ることの限界を指摘した。
また萩野純一郎氏(IIJ技術研究所)は、IAB(Internet Architecture Board)メンバーの立場から「パケットフィルタは多くの場合内部からの攻撃には無力である」「一時的な問題回避策としてのパケットフィルタは否定しないものの、そのフィルタが恒久化してしまうとInternetプロトコルの拡張性が失われてしまうし、実際フィルタリングによってPIMやMobile IPv4などといった重要プロトコルが使えなくなっている」と述べ、暗にCiscoルータ関連のパケットフィルタを続けるOCNの姿勢を批判した。
水越氏は「ソースルートオプション付きのパケットが通るISPが少ないように、そもそも全てのパケットがネットワーク上で通るという幻想は昔から崩れている」と萩野氏の意見に反論したほか、現実の運用問題として「ルータのバージョンアップのためにはルータを停めなければならないが、特に顧客を直接収容するルータの場合、その作業に必要な回線借用が取れないことが多い」「そもそもルータの台数が非常に多く、バージョンアップのためのコストが莫大になる」などの問題を挙げ、OCNとしてフィルタリングの継続はやむを得ない選択であることを強調した。
このように一時的なフィルタリングについてはともかく、恒久的なフィルタリングについてはパネリストからも賛否両論分かれる結果となったが、ユーザの立場からすると「何がどうフィルタリングされているのか、あるいはフィルタリングされていないのかがそもそもよくわからない」というのが本音。会場からも「オンラインゲームのサポートをしていて、ユーザから"ゲームがうまく動かない"と問い合わせを受けても、ISPにおけるフィルタリングの状況がわからないためそもそも質問に答えられないことが多い」との意見が出るなど、ネットワーク管理の立場でもフィルタリング情報が不足していることにより問題が起きている様子が浮き彫りになった。
これに対しては萩野氏が「今後フィルタリングルールの情報を交換できるようにするための共通フォーマットを定める必要があるかもしれない」と述べたほか、水越氏も「ICMPパケットを利用して、相手に自分のフィルタリングの状況をその都度伝えるような方法も考えられるのではないか」との意見を披露するなど、いろいろと個人レベルでの検討はされている様子がうかがえたが、一方で「フィルタルールのフォーマットが決まったとして、その情報をどこで集約するのか」「ICMPを使って情報をやり取りするというが、ゲーム専用機やPDAなどではその処理すら重い」などといった問題もあり、問題解決は一筋縄ではいかないようだ。
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[ 137] 【レポート】ISPによるフィルタリングの是非 | ネット | マイコミジャーナル
[引用サイト]  http://journal.mycom.co.jp/articles/2004/02/10/janog1/

「歯並びが悪くなるからやめたほうがいい」「くせになる」と、日本では特に年配の方に評判の良くない、赤ちゃんのおしゃぶり。しかし最近ではむしろ使用したほうが歯並びが良くなるという研究や、公共の場で泣かせるよりはいいなどの考えから、おしゃぶりを赤ちゃんに使わせることに抵抗が少なくなってきた風潮も。こんなおしゃぶりをめぐって、つい最近日本と米国で発表された小児医療団体の方針は、全く逆の内容に!この「おしゃぶり」、現代日本の若いママ達はどちらの考えを支持する?日本:おしゃぶりはなるべくやめよう日本では、昔からおしゃぶりは歯並びを悪くする、欲求不満の現われ、くせになるなどと言われ、赤ちゃんがおしゃぶりをくわえていると年配の親戚に引っこ抜かれるような「悪いイメージ」があった。育児用品メーカーの努力もあり、一時はおしゃぶりも「決しては並びを悪くするわけではない、むしろ歯並びを整える」と、おしゃぶり肯定の風潮が出、街行くベビーが洒落たデザインのおしゃぶりをくわえている姿も多く見られてきたが、その潮流は逆行することになるかもしれない。おしゃぶりの使用を控えようと言う日本と、むしろ積極的に推奨する米国日本小児科学会や日本小児歯科学会などの会員でつくる検討委員会が昨年1月に発表した内容によれば、「おしゃぶりは出来るだけ使用しない方がよい」との意見だという。就寝時に使うなど、長期間の使用で歯のかみ合わせが悪くなるなどの悪影響が重視された。どうしても使用するなら1歳までに常用をやめ、2歳半までには「卒業」するべきだという。歯が揃い始める時期である、この年齢の設定にも、「歯並び」に対する注意の高さがうかがえる。日本の赤ちゃん(24ヶ月未満)のうち、おしゃぶりを使っているのは約28%。その用途はぐずりを落ち着かせる、鼻呼吸の練習、寝かしつけなど。寝かしつけに使っている場合は、必然的に使用は長時間で、頻度も高い。寝ぐずりがピークになる1歳までに常用をやめるというのは、なかなか難しい?米国:就寝時のおしゃぶり使用で突然死予防!一方で米国のごく最近の調査では、特に眠っているときのおしゃぶりの使用で乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクが減らせると発表され、話題を呼んでいる。米国の非営利民間団体と米国立小児保健発育研究所(NICHD)のチームが発表した論文によれば、最近4年間にカリフォルニア州で突然死した乳児185人と、そうでない312人のデータを比較。SIDSを引き起こしやすいリスクとしては、窒息の可能性のあるうつぶせ寝や、母親の喫煙などが知られているが、同じようなリスク環境でも赤ちゃんが就寝時におしゃぶりを使っていることで突然死を防げていることが明らかになった。その理由としては、主に寝具や柔らかなぬいぐるみなど赤ちゃんの窒息を引き起こしやすいものが顔にかかっても、おしゃぶりの付属パーツが顔への密着を防いでいることなどが挙げられている。これを受けて米国小児科学会は、SIDS予防におしゃぶりを推奨すると発表した。米国はもともとおしゃぶりに寛容な文化で、自分で立ってしゃべっているような3歳児や4歳児までもがおしゃぶりをくわえて街中を歩いているほど。育児文化の違いとはいえ、それぞれに権威ある小児医療団体が、まったく異なる見解を示すおしゃぶり。さて、現代の子育てママは、おしゃぶりをどう使う?●乳幼児突然死、おしゃぶり使えば大幅減 米グループ発表2006年01月02日(朝日新聞)■関連コンテンツ■All About[子供の健康]現場で子供を診療し続ける医師でもあるガイドが、本当に役立つ情報に絞り込み発信。
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[ 138] 日米で衝突?「おしゃぶり」の是非 - [子育て事情]All About
[引用サイト]  http://allabout.co.jp/children/ikujinow/closeup/CU20060126B/



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