ヌーブとは?
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早くも第3弾の登場ですね。田口先生と役人白鳥の爆笑コンビがまたまた帰ってきたあ、というか二人とも相変わらずのマイペースぶりを見せてくれてます。ストーリーは、2作目の裏で起こっていた話という設定になっていて、今回の話は緊急医療現場でのドタバタになっています。ユーモアと疾走感たっぷりのストーリー展開が好対照に際立っていて、最後まで楽しめますよ。ラストは、ほのぼのとしていて、これがまたいいんです。 シャトゥーンは、北海道の人里はなれた研究小屋に孤立した人々と、襲い来るヒグマとの攻防を描いた作品。追い詰められて冷静でいられなくなるドキドキ感がたっぷり。冒険小説としておもしろいし、ノンストップで楽しめるが、襲われたときの描写も生々しく迫力満点なので、万人向けというよりスプラッタ系を好む人におすすめ。ヒグマの生態と能力など普段知られている以上のリアルな姿を描いているところは、エンターテインメントとしてだけでなく、一読の価値あり。 スリルとサスペンスがあって、尚且つ人間味にあふれた作品というのが印象に残った。登場するキャラクターも今風で、こういう作品にありがちな主人公がスーパーヒーローでないところも共感できていい。ストーリーも、ハイテクで防御された研究所から、無事マーカーを持ち帰ったモノが1億円を手に入れるというイベントに参加するというのが痛快だ。 主人公だけじゃなくて登場するそれぞれのキャラクターの視点で展開するストーリーに最初はどんな話が展開するのやらまったく予想がつかなかったが、読み進めるうちにもう止まらない。おバカでタフでどこかリアルな闇金争奪戦のドタバタがおもしろい。超B級という感じで楽しめる作品で、結構おすすめ。 「日本人はこれからどうすればいいいのか」、こういうテーマを考えるだけで、頭が痛くなりそうだけど、このお二方の会話は砕けていて、ズバッと直球のキャッチボールで面白いですよ。今の日本のこと、昔のこと、政治経済のこと、事件のこと、男と女の性のこと、ボールがどこに飛んでいくのか分からないところもスリリングで、しかも最後には的を得た解答がでてきて納得させられる。先生のいうとおり、アメリカもヨーロッパも全然正しくない。これからは自信を持って日本が世界に正しいことを言っていく時代だあ。 最新作の「イノセンス」と「攻殻機動隊」が収録されて、ファンとしてはぜひとも揃えておきたい一冊だと思います。世界に多大な影響を与えた作品の全貌が一まとめにわかるので、イノセンスで押井作品に出会った人にもお薦めできます。ストーリー全貌やキャラクター、メカ紹介などもかなりのページを割いていますし、わかりやすい解説がいいです。それに監督のインタビューは必見。制作の裏側やイノセンスが目指した世界のすごさが伝わってきます。 「これを読まずに今年のミステリーは語れない」。まさしく一年でもっとも優れた作品が勢揃いして、ミステリーファンは必見の一冊ですね。ベストテン作品はさすがにすごい。全部読みたくなってしまいます。第2回『このミス』大賞も発表されていて、こちらも必見です。また今年は、インタビューには気に入りの石田衣良氏が出ているので、よけいに嬉しかったです。この人の視点ってホントに独特でいいんですよね。来年はどんな作品が出てくるのかを知りたいなら、人気作家49人による「私の隠し玉」を読まないといけません。2004年のミステリー界は、さらに熱くなりそうです。 |
[ 34] オンライン書店ビーケーワン
[引用サイト] http://www.bk1.jp/webap/user/SchReviewerReviewList.do?reviewerId=33485
