ローマとは?

この項目ではイタリア共和国の首都であるローマ市について記述しています。その他の用例についてはローマ (曖昧さ回避)をご覧ください。
アルバーノ・ラツィアーレ、 アングイッラーラ・サバーツィア、 アルデーア、 カンパニャーノ・ディ・ローマ、 カステル・ガンドルフォ、 カステル・サン・ピエトロ・ロマーノ、 チャンピーノ、 コロンナ、 フィウミチーノ、 フォンテ・ヌオーヴァ、 フォルメッロ、 フラスカーティ、 ガッリカーノ・ネル・ラーツィオ、 グロッタフェッラータ、 グイドーニア・モンテチェーリオ、 マリーノ、 メンターナ、 モンテ・ポルツィオ・カトーネ、 モンテ・コンパトリ、 モンテロトンド、 パレストリーナ、 ポーリ、 ポメーツィア、 リアーノ、 サクロファーノ、 サン・グレゴーリオ・ダ・サッソラ、 ティーヴォリ、 トレヴィニャーノ・ロマーノ、 ザガローロ
ローマ市(Comune di Roma、羅馬市)は、イタリアの首都。ラツィオ州の州都、ローマ県の県庁所在地でもある。
イタリア半島中部、テヴェレ川の河畔、海岸よりは10kmほど内陸に位置し、歴史的中心にはパラティーノ、アヴェンティーノ、カピトリーノ、クイリナーレ、ヴィミナーレ、エスクイリーノ、チェリオという7つの丘を中心に開けた。
当市に囲まれるようにローマ教皇の居住するバチカン市国があり当市の内側で国境に接しており、そこは全世界のカトリック教徒にとっての中心地で、現在は外国であるが歴史・宗教・文化的にはローマ市地域と密接な関わりがある。そして昔のローマの大国さを用いた「ローマは一日にして成らず」という諺もある
2005年現在の人口は約282万人で、イタリアで最も人口が多い都市である。その歴史の深さと美しさから『永遠の都』と称される。
ローマ市の盾形の紋章に書かれている「SPQR」の文字は、ラテン語で "Senatus Populusque Romanus" (「元老院とローマの市民」)の略称で、ローマ帝国時代には、領域内のあらゆる地域で公共物に刻まれた。
今日でも、ローマ市内に残るローマ帝国時代の遺跡や当時の建造物の他、現在のローマ市の盾形の紋章に使用されていることから、ローマ市内を走るバスやタクシー、マンホールの蓋にも紋章が入れられている。
伝説によれば、ローマは紀元前753年4月21日にギリシャ神話の英雄アイネイアスの子孫である、双子のロムルスとレムスにより建てられた。ロムルスはレムスとローマを築く場所について争い、レムスを殺した。その後、ロムルスは7代続く王政ローマの初代の王となり、またローマの市名の元となったとされる。 史実としては、ローマの起源は、紀元前8世紀もしくは9世紀ごろに北方からイタリア半島に移動してきた民族が、テヴェレ川河畔に定住したことにさかのぼると考えられている。
都市国家ローマから王政ローマを経て、共和政ローマ・ローマ帝国の首都となり、100万人が居住する当時としては世界最大の都市となった。コンスタンティヌス1世が第2のローマと呼ばれたコンスタンティノポリスに遷都するまで、世界帝国の中心として君臨し続けた。
395年にローマ帝国が東西に分かれた後は、西ローマ帝国に属したが、西ローマ帝国は首都をラヴェンナに置いためその政治的重要性は大きく低下した。5世紀には西ゴート人やヴァンダル人の掠奪を受けて衰微し、西ローマ帝国も476年に滅亡した。その後は西ローマを滅ぼしたオドアケル、次いで東ゴート王国の支配下に入った。
6世紀以降は東ゴートを滅ぼした東ローマ帝国やランゴバルド王国などのいくつかのゲルマン人の王国の支配を経てフランク王国のカール1世が征服。『シャルルマーニュの寄進状』によれば800年にカールによりローマ教皇に寄進されたとされるが、この文書は今日では偽書とする見解が優勢である。中世初期から近世までローマ教皇領の首都として栄え、ルネサンス時代後期には文化の中心となった。
1871年に、イタリア王国にローマ教皇領が併合されイタリアが統一されると、ローマはフィレンツェに代わって統一イタリアの首都となった。その後1930年代にはファシスト党の独裁者、ベニート・ムッソリーニがローマ郊外にローマ万国博覧会(Esposizione Universale di Roma)のための新都市、EUR(エウル)を建設したが、第二次世界大戦へのイタリアの参戦によりEURの拡大は一時的に中止となった。
第二次世界大戦後には、航空機の発達により、日本をはじめとするアジアやアメリカなどのヨーロッパ圏外からも多数の観光客が訪れるようになった。現在はパリやマドリードなどと並び、ヨーロッパを代表する観光都市として親しまれている。また、イタリアの政治や経済、文化の中心地的存在であり、市内にはイタリアを代表する大企業の本社や官公庁、外国企業の支店が立ち並んでいる。
イタリアの首都であることから、政治・経済の中心地であるが、ローマの経済は基本的に行政と観光によっており、労働者の大半はこの分野と卸売、小売業などのサービス業に従事している。ローマには、イタリアの大企業の本社や多国籍企業の本拠地、国営放送局(RAI)、大手新聞社などのマスコミの本社、在外公館が集中し、また国連食糧農業機関(FAO)、国際農業開発基金(IFAD)、世界食糧計画(WFP)の本部がおかれている。
市内には古代遺跡や美術館などが多く残り、世界各国から観光客が集まることから観光業界が重要な産業となっており、特にヴェネト通りやスペイン広場周辺には高級ホテルやレストラン、ブティックが立ち並び一年中賑わいを見せている。
郊外には独裁者ベニート・ムッソリーニが作った世界的に著名な映画撮影所「チネチッタ」があり、フェデリコ・フェリーニ監督の「甘い生活」や「インテルビスタ」など多数の名作が撮影された。イタリアの映画産業のみならずイタリアの近代文化にとっても重要な場所である。
イタリア国鉄(トレニタリア Trenitalia)のローマ駅(ローマ・テルミニ駅)が市の中心駅である。市内の交通はローマ市の運営するバス網が中心である。イタリアの他都市同様、バスの乗車券は乗車前にキオスクなどで購入する。また、ローマ地下鉄が2路線(A、B)あり、ローマ・テルミニ駅や、チネチッタなど郊外を結んでいる。他にもタクシーが安価な交通手段として多用されている。
長距離交通は、テルミニ駅を発着する長距離列車のほか、時速300キロで運行されているユーロスター・イタリア(ES*)などの高速鉄道、航空便や高速道路を使用する長距離バスなどで結ばれている。
なお、日本を含む長距離国際線とEU内国際線、国内線はフィウミチーノ空港(レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港)を使用し、EU内国際線と国内線は主にチャンピーノ空港(ジョヴァン・バッティスタ・パスティーネ空港)が使われる。フィウミチーノまではテルミニ駅から直通列車「Leonardo Express」が運行され、所要時間は30分ほどである。
日本からはアリタリア航空と日本航空が成田国際空港からフィウミチーノ空港へ直行便を飛ばしている他、ミラノをはじめ欧州主要都市経由で行くことができる。
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[ 119] ローマ - Wikipedia
[引用サイト]  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E



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