書評とは?
|
お使いのブラウザはJavaScriptに対応していないか、または無効になっています。詳しくは サイトポリシーのページ をご覧ください。 「たった、これだけかあ」と心の中で問う声に、「いいじゃないか、これで」と応える詩人の姿から、この長編評伝小説は始まる。主人公は北村太郎。表題の「荒地(あれち)」は、彼が戦後間もな………[記事全文] 「我走る、ゆえに我あり」――百キロ走のウルトラマラソンではこんな没我の境地まで経験したランナー作家によるメモワールである。近年、ノーベル文学賞に最も近い日本人の一人と言われながら………[記事全文] 長い介護の末に母が逝ってしまい、この世に取り残されてベッドに横たわる父は九十路を越えた。その父の日々に寄り添いながら、私は私の老いに向かって、今、ゆっくりと歩いている。 江戸城のトイレはどこにあったか。登城した諸大名や日勤する役人たちはどこでどう用を足していたのか。ふだん気に留めない事柄は忘れ去られ………[記事全文] 外国客の日本観光に付き合った時、着物が買いたいといわれて困ったことは、ありませんか? 数百万円もする本格的な物が欲しいわけではないから、土産物屋でペラペラの派手な浴衣を紹介すると………[記事全文] アジアに若々しい成長社会のイメージを抱く一方、少子高齢化社会を日本や一部の成熟した先進国に固有の課題だとお考えの読者には、まず認識を改めていただかねばならない。05年のデータで、………[記事全文] サッカー・フランス代表、ジダン主将の頭突き事件で幕を閉じた感さえある06年ドイツ・ワールドカップ。イタリア代表DFマテラッティの挑発の言葉をめぐる大騒ぎが懐かしい。「髪形の乱れを………[記事全文] ムコ多糖症とは、新生児5万人に1人が発症する進行性の難病。テレビの報道カメラマンである著者は、医師から「取り上げてもらえないか」と相談された。しかし国内の患者がほんの300人ほど………[記事全文] 著者は、この評論の完成直前に亡くなった。残された論考などを友人が編集したが、素晴らしい評論となっている。 日本と朝鮮の知られざる歴史を踏まえた伝奇小説で人気を集める荒山徹。その最新作は、得意の日朝秘史に加え、清の台頭で混迷する17世紀の東アジア情勢や、元寇から徳川家光の時代まで約30………[記事全文] 1990年秋、41歳で自ら命を絶った作家の作品集が初めて編まれた。芥川賞候補にもなった、3人の男女の青春のきらめきと悲劇を描く「きみの鳥はうたえる」、同じく三島賞候補作の「そこの………[記事全文] 「寿限無(じゅげむ)寿限無五劫(ごこう)の擦り切れ……」はご存じ、基本中の基本の落語「寿限無」の子どもの名前。立川談志に入門し、立川流第一期真打ちになった著者が、落語界の仕組みや………[記事全文] 本作の著者ラジンスキーは、先にラスプーチンの評伝を書いて専門の歴史学者から批判を受けた時、「私は歴史家と名乗ったことは一度もありません。私は歴史について書く小説家なんです」と答え………[記事全文] レトロだとかなんとかって東京の下町は、雑誌なんかにも特集記事が載る、いまや憧(あこが)れの対象だ。だけど私たちはほんとの下町を知らない。下町と聞いて日本橋をイメージする人も多くは………[記事全文] 7月の参院選の結果、衆参両院で多数を占める政党が異なるために重要な政策決定ができず、政治空白が生じていると批判する者がいる。しかし、統一以降のドイツでは、政府を支える連立与党が連………[記事全文] 統治は権力行為である。民主主義国家においてもそのことにかわりはない。ただ権力の持続性は、権力を行使される側の同意に依存する。議会制民主主義はこの同意の調達を合理化する過程で生み出………[記事全文] 糞虫(ふんちゅう)、コオロギ、ケラ、セミ、イモムシ、タガメ、カメムシ、アリと聞いて、その共通点がおわかりだろうか。みんな昆虫という答えはあたりまえすぎる。 アメリカのイラク戦争の作戦名は、「イラクに自由を!」。自由の強制がいかに不自由をもたらしたかは、周知の通り。なぜそんなことが起きるのか。それは、「圧政からの自由」を目指したはずが………[記事全文] 茅野裕城子は、当代きってのユーモア作家だ。ふつう中高年女性の妊娠・閉経を含む微妙な恋愛心理と聞けば、はなはだ深刻な素材のように響くかもしれないが、いったん彼女の手にかかると、抱腹………[記事全文] 都会で激烈な地震被害にあうと、人はどんな行動に出るのか。人口比で見ると関東大震災による罹災(りさい)者の比率は、地震の揺れが大きかった横浜の方が東京よりひどかった。横浜では瞬時に………[記事全文] 親が突然、別人になってしまう。カフカの『変身』さながらの不条理な出来事が、身辺で日常茶飯のように起きている。虫に変身するわけでなく、外見はまったく変わらぬだけに、対処の仕方がむず………[記事全文] 日米関係史には良書が多い。しかし、対象の巨大さ故に、その多くは共著か日米関係の一側面に焦点を当てたものであり、メッセージ性を持つ単著の通史は、意外にも少ない。これに対して本書は、………[記事全文] 渥美清と深いつきあいのあった小林信彦、篠原靖治、井上ひさし、山田洋次、関敬六などの各氏が渥美の思い出を書いた本のエッセンスを紹介しながら、「話術の天才」と呼ばれた渥美の少年時代か………[記事全文] カウンターに7席、テーブルが五つの小さなフレンチレストラン「ビストロ・パ・マル」は、家庭料理ふうのメニューが人気の店。フランス旅行から機嫌よく帰ってきた妻が突然、実家に帰ってしま………[記事全文] マルクス=エンゲルス共著の『共産党宣言』(1848年)冒頭は、誰もが知っている――「亡霊がヨーロッパに取り憑(つ)いている――共産主義の亡霊が」。 桓武天皇の御代、万葉の地をあとにして入来たる人々の造りあげたのが京都である――と、これはあくまで人間の見た歴史だ。狸(たぬき)に言わせれば、平家物語に出てきた武士、貴族、僧侶のう………[記事全文] 近代日本の工芸史である本書のタイトルは、近代日本の美術の世界で曖昧(あいまい)な地位に置かれていた工芸の担い手たちが、自己の固有の美と存在理由を求めてさまよってきた歴史を、一言で………[記事全文] 貧困と無縁だったホワイトカラーの専門職や管理職が、アメリカでは生活不安に晒(さら)されている。より良い職を求めて自発的に失業することはあっても、会社から「捨てられる」ことはないと………[記事全文] 寡作で知られる松浦理英子の待望の新作である。『裏ヴァージョン』から7年、『親指Pの修業時代』から数えれば14年。もー長かったよ。だけど待っててよかったよ。 読んで驚く本というものがまま、あるものだが、この本もその類(たぐ)いの一冊であった。まず、内容が想像とはかなり違う。書名こそ売春史だが、読んでみると、『日本売春論史』とでも言った………[記事全文] ケータイコミックが牽引、電子書籍の市場規模は182億へ 『電子書籍ビジネス調査報告書2007』(11/20) asahi.comに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。 |
[ 75] asahi.com:書評 - BOOK
[引用サイト] http://book.asahi.com/review/
|
書評(しょひょう)とは、一般的に、刊行された書物を読者に紹介する目的で論評や感想などを記す文芸評論の一形式である。また上記のような古典的概念に加えて、現在では、正規の文字表現として定めないままに、書評としての内容を持って出される口頭のコメント(主としてテレビ、ラジオなどで行われる)なども、二次的概念としてこれに含む場合が多い。 通常は所謂新刊本について行われることが多く、読者の書籍選びにあたって参考に供する意味を持つ。英語book reviewの翻訳。 起源的には18世紀中葉から勃興してきた新聞という大衆向けメディアにおける新刊・新作紹介をその淵源とするが、現在では新聞のみに限らず、雑誌、テレビ、ラジオ、インターネットなどさまざまな媒体(メディア)を通してもまた書評が行われている。 内容的には、書物の紹介と内容に対する論評とが共存しているところに、特徴がある。したがって、一般の文芸評論のように後者にのみ偏っているものは、通常は書評とは呼ばれない。ただし所謂新刊紹介と書評が区別される境界線もまた、この内容に対する論評の部分に存しており、筆者の独自の見解を示しつつ読者を書物の世界に誘いこむ不思議な文学形式であるということができる。優れた書評文はそれ自身が独立して鑑賞するに足る作品であることが多い。 日本の場合、書評の中心的な舞台である新聞(多くは一般紙の日曜日付け本紙に掲載される)においては、原稿用紙1〜2枚が標準的な分量であるが、これは欧米の書評文に比べるとかなり短い。書き手のなかには、これでは委細を尽くしにくいという不満を持つ人も多い。こうした現状は、多くの場合、新聞社側が書評を単なる新刊紹介、場合によっては販売促進の一手段という程度としか考えていないのに対し、書評家には書評そのものをひとつの芸の見せ場として考えている人が少なくないところからきている(『日本の書評』参照)。 書評の筆者は通常、批評家や作家、あるいは新聞社の編集委員などが担当するが、専門の書評家と呼ばれる人々も最近では多くなった(例えば故・向井敏)。またテレビ、ラジオをはじめ、大衆的効果をねらって、文芸や書評とはあまり関係のない有名人や、芸能人のうちで本好きな人を起用し、「何某がおすすめの本」という観点から販売促進をねらうこともある。このように、現代の書評には、純粋に芸術批評の一形式として行われるものと、商業的な販売促進、新刊紹介の趣旨で行われるものと、両極端の潮流があり、そのことがにぎやかさを増している面がある。 特に新聞書評の影響力はきわめて大きいと言われ、書物の売行きを大きく左右することがある。しかし、そのためにさまざまな問題点が生まれてくることもまた事実である。 丸谷才一編・著 幾野宏・他・訳『ロンドンで本を読む』マガジンハウス 2001年 ISBN 4-8387-1241-3 日本の書評は欧米のそれを移入したものであるが、以下のような点で、特に新聞書評の場合問題点が指摘されることがある。「読者におもしろい本をおもしろく紹介する」という書評の根本的な目的から考えた場合、弊害となっている部分は多い。 書評文の分量が少ない。それゆえに単純にほめるか、問題点を指摘するだけの書評になりがちで、評者の意を尽くした内容になりにくい。 多くの場合、書評委員の複数の推薦がなければその本を取り上げることができない。慎重に選べるという利点もあるが、書評者の独自の観点が生かされない結果に終わることも多い。 発表媒体の干渉が強い。特に対象となる書籍の選択の時点で、自社の刊行物を暗に押すことが多い。また媒体の論調から大きく外れた本が好意的に紹介されることはあまりない。 書評文そのものの芸を尊重しない。「おもしろい本」を推薦するのには熱心であるが、それを「おもしろく紹介すること」には情熱がうすい。ただしこれには分量の問題も大きく影響している。 全体的に紹介のタイミングが遅い。各メディアの書評委員会のもとには発売に先立って献本があるにもかかわらず、発売と同時に書評が掲載されることは決して多くない。 所謂文芸時評の伝統のせいか、特に小説家・文芸評論家が書評者となった場合、推薦する本が文芸書に傾きがちな傾向がある。また一般的風潮として、文芸書以外の書物が軽く扱われる傾向がいまだに強い。 新聞掲載書評(紀伊國屋書店)朝日・毎日・読売・日経・産経・東京新聞の日曜版・その他以外にも「週刊読書人」の書評も掲載 誰もが情報発信できるインターネットにおいては、これまでにない書評の書き手が大量に生まれることになった。「本を読んでその感想を書く」という行為自体は、学校教育で必ず課される読書感想文と同じであり、個人サイトの主要コンテンツとして多くの人々が取り入れやすいものであった。日本では、身辺のよしなごとを書くウェブ日記とほとんど重なるものとなったブログの多くも、「読んだ本について書いたもの」が少なくない。 またインターネット書店も、販売している書籍それぞれに、読者が感想を書ける機能を盛り込んだことから、素人によるネット書評は、量的に爆発的に拡大したのみならず、書籍の売れ行きを左右する力をも少なからず持つようになった。 既存の文芸家からは、ネット書評を蔑む発言が少なからずなされたが、上記に述べられた従来の日本の書評の弊害のいくつか(対象となる書籍の選択の制約,文芸書中心である、漫画がとりあげられないなど)をネット書評は回避しており、今後の展開が注視される。 shohyo homepage 書評ホームページひつじ書房の書評サイト。書評の閲覧と参加、特集記事など。 書評WikiWeb上で公開されている書評・感想への直リンク集。作家ごとに分類。自他のサイトを問わず、自由に登録できる。 オンライン書店ビーケーワン:書評ポータルオンライン書店BK1の上で書かれた書評を紹介。検索もできる。 たなぞうWEB本の雑誌の読者参加コーナー。新刊書等の書誌データ及び表紙写真をデータベースからひろってきて感想をかくことができる。 |
[ 76] 書評 - Wikipedia
[引用サイト] http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9B%B8%E8%A9%95
