柳美里とは?

柳 美里(ゆう みり、???、1968年6月22日 - )は、神奈川県横浜市中区出身の在日韓国人の劇作家、小説家である。国籍は韓国。横浜共立学園高校中途退学。現在は神奈川県鎌倉市在住。
1997年 - 本人主演のドキュメンタリー『世界わが心の旅 祖父の幻のオリンピック〜韓国〜』(テレコムスタッフ)が第14回ATP賞を受賞。
1999年 - 『柳美里のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)が第36回ギャラクシー賞奨励賞を受賞。
2003年 - 福田和也、リリー・フランキー、坪内祐三の4人の共同編集で、文芸誌「en-taxi」を創刊。
2003年 - 奥田美和子の歌詞と監修を担当した。奥田が柳に手紙を出して、作詞を依頼したもの(-2005年)。
2007年 - 初の書下ろしとなる児童書『月へのぼったケンタロウくん』を出版し、東との約束を果たす。
在日韓国人による芥川賞受賞は、日本のみならず海外メディアをも賑わせた。特に韓国での盛り上がりは凄まじく、柳が渡韓した際、空港には数百人の韓国人が出迎えた。芥川賞受賞の余波か、1997年2月に著書「家族シネマ」と「水辺のゆりかご」の出版を記念してサイン会が行われる予定だったが、「独立義勇軍」「新右翼」を名乗る男性から「サイン会を中止しろ。もし中止しなければ客に危害を加える」との脅迫電話がかかり、二度目の電話で「爆弾を仕掛ける」とエスカレートしたため、記者会見を行いサイン会は急遽中止となった。
作品は私小説が多く、無頼派の系譜を継ぐ作家とも評される。実在の私人をモデルにすることも多いため、作品はプライバシーにふれるとしてしばしば問題になる。処女小説『石に泳ぐ魚』は、実在の韓国人女性をモデルにしたことにより、訴訟問題に発展し、最高裁で出版差し止め判決がでた。一部の図書館ではこの判決を受けて、同書及び同じ文章を掲載した文芸誌『新潮』の該当部分を閲覧禁止にしている。
東由多加と約8年間同棲し、別れたが最後まで友好があった。別の男性の子を妊娠したが破局し、その時も東はよき相談相手であった。その後、東の自宅で同棲を再開。柳の長男を一緒に育てた。東の臨終に立ち会うことは出来なかった。東は18才の柳に「あなたは演じるより書きなさい」とアドバイス。「私のたった1人の師で、柳美里という作家を生み出した人。最期をみとれず悔しい」と東の葬儀で語った。
『柳美里の「自殺」』 河出書房新社、1995年6月(文春文庫より、1999年12月に文庫化される際に、『自殺』に改題)
『Green Bench』 河出書房新社、1994年3月(角川文庫より、1998年12月に文庫化される際に、『グリーンベンチ』に改題)
『もの思う葦(平成10年度版)』(著・太宰治。巻末の解説を担当)角川文庫クラシックス 1999年6月
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(著・ラース・フォン・トリアー。帯のコメントを担当)角川書店 2000年
この「柳美里」は、文人(小説家・詩人・歌人・俳人・作家・エッセイストなど)に関連した書きかけ項目です。この項目を加筆、訂正などして下さる協力者を求めています(ウィキポータル 文学/ウィキプロジェクト 作家)。
カテゴリ: 在日韓国・朝鮮人の小説家 | 芥川賞受賞者 | 岸田國士戯曲賞 | 横浜市出身の人物 | 1968年生 | 文人関連のスタブ

[ 1] 柳美里 - Wikipedia
[引用サイト]  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%B3%E7%BE%8E%E9%87%8C

彼女の自伝的エッセイともよべるこの本、読み始めると引きこまれるように最後まで一気に読んでしまいました。
在日韓国人の長女として生まれ、仲の悪い両親、ひどいいじめに遭った学校生活…今まで体験してきた陰惨な自分の生い立ちのことが中心に書かれてあります。
なんて、そんなお涙頂戴ふうでもかわいそうな自分に酔っているふうでもなく、どこか醒めている目で自分にふりかかった出来事をまるで観察するかのようにながめている…そんな著者の視点が印象的。美里さんの深い洞察力が感じられます。
数々の不幸な体験や辛い思い出たちがいつのまにか心に沈殿してしまった時、演劇や小説を書くことでそれらが昇華していく様は、読んでいるこちらまでスカッとして気持ちがよかったのです。
描写のひとつひとつが頭に像となって浮かびやすい、そんな著者の筆力ももちろん魅力なのですが、文章全体にうっすらと漂っているエロスの匂いに時々ドキッとしてしまう、そんな本。
文庫本の解説を書いている林真理子の文章もとてもよくて、それは選ばれた人間が選ばれた人に贈ったエールのようでした。
先に自伝的エッセイ『水辺のゆりかご』を読んだ私は、この本に登場する主人公とその一家たちの様子が、柳 美里本人と家族のことのように思えてしまいました。あと、この本の舞台になっている横浜市都筑区には、この本が出された2年前に私も住み始めているので、文中に出てくる街の描写がとても興味深かったのです。
崩壊した家庭の父親が家を新築して二人の娘たちをこの家に住まわそうとするのですが、父親のことが嫌いなために、その家に住もうとしない姉妹。そのうちその家にはホームレス一家が住みついてしまい、その一家と主人公の素美とのちょっと奇妙なふれあい(?)が描かれています。
家族のことをあつかった物語なのに、”家庭回復”みたいな温かいメッセージがぜんぜん感じられないところが美里さんのお話の特徴かしら。
ホームレス一家の女の子かおるへの描写がどこかエロチックな人形的で、幼いころの柳 美里とどこか重ね合わせて読んでしまったのです。
この本に収められているもうひとつのお話『もやし』のほうですが、読んでいるうちにその絶望感と暗さ、文章全体から感じられる狂気に、とても嫌な気持ちになりました。このお話からは心休まるもの、温かいもの…それらがぜんぜん感じられなかったのです。柳
芥川賞を受賞したこの作品、最初に読んだ時はそんなにいいとは思えませんでしたが、彼女の自伝的エッセイ『水辺のゆりかご』を読んでからもう一度読み返してみると、この本が著者自身の家族のことを投影して書いてあることに気づきます。そして家族に対するストレートな嫌悪感、というより、どこか余裕をもった視点で書かれてあることに気づき、この本に一種のユーモアさえ感じてしまったのです。心の中ではどろどろしたものをいっぱい持ちながらも”家族”という形態だけを真似ようとする、そんな人々の姿がどこか滑稽に伝わってきます。
このお話に出てくる古いアパートに住む深見という名の老人の存在が、さっぱり分からなかった私です。柳 美里の書かれたものにかならずと言っていいほど登場する、エロティックなもの…そうだとしたらあまりにも彼の存在はひからびていて哀しい。
表題の『家族シネマ』以外にも『真夏』、『潮合い』という短いお話が収められているのですが、とくに女の子のいじめを題材にした『潮合い』がとても面白くておすすめ。だけど、人が持つイヤなぶぶんをどうしてここまで自分の書くものに反映していくのか…著者の今まで育ってきた生い立ちを思い、読み終えたあとで私の心にやるせないものを残しました。
柳 美里といえば、今まで家族をあつかった小説をおもに読んできましたが、文中にうっすらと漂うエロスの匂い・・とくに女の子にたいする描写がどこか人形的で、そのいけない描写に胸がドキドキした私。
著者はいろいろな恋、性を経験してきた人。自分の体験をとおして話されるお話たちが、私の胸にスーッとはいってきます。自虐的な行為だった性がほんとうの愛する人の出現で癒やしの性に変わる、その様子がよかった。
彼女の今までの小説は、著者の不幸な生い立ちが読み手の私の胸を苦しくさせましたが、この本ではひとりの”もの書き”としての哀しさが私の胸を痛くさせます。真剣に恋をした相手との別れの選択…自分の中で決定的に欠けているぶぶんがあるからこそ小説が書ける、そんな自分を自覚している著者は、欠けているぶぶんを埋めてくれる彼を遠ざけます。
今まで読んだ柳 美里の本の中で、もの書き、職業人としての柳 美里の存在をいちばん感じた本でした。
読みながら涙がとまらなかった本です。妻ある男性との恋、別れ、妊娠、出産、そして癌闘病…柳 美里が駆けぬけた一年間は壮絶でたいへん、でも愛おしい。
かけがえのない人の悲しい死はもちろん、著者のまわりの人々が温かいのでよけいに切なくなったみたいです。
「柳さんの闘いをすこしでも手伝いたい」と、真っ直ぐな視線でそう言いきった最相さん。
不安の中で子供を産もうとしている柳 美里に、赤ちゃんを守ってくれる人の名前を3人プレゼントしようとした東由多加。みんなとてもあたたかい。
闘病、育児、執筆、一度にたくさんのことをしなければならなかった著者のたいへんさが伝わってきますが、柳 美里の母が思ったように、母になることで彼女の心にいつも巣くっていた「死」の誘惑から彼女はやっと解き放たれる、そんな安堵感をもってしまったこともたしか。
柳 美里の描く出産の場面。とても正直で克明だったので、読みながらいつしか私自身の出産のもようと重ね合わせていました。隣りに眠る産まれたばかりのわが子…愛おしいのだけど見ていると涙がとまらなかったあの切ない感情がふたたび私の心をあふれさせます。
日常の一秒一秒がきらきら、きらきらと輝きはじめ、命の尊さを実感する・・文中のこの言葉を何度も読み返した私です。
同じ著者の書いた本、『命』の続編のような感じで読み始めた本でした。でもこちらのほうがいろんな意味で痛かった。この本を「癌闘病記」として読むこともできます。家族の濃いつながりを描いたノンフィクションとして読むことも。
柳美里さんとその息子の丈陽くん。いっしょに暮らしている(同居人)東由多加さんとは血はつながっていません。美里さんのあいだに婚姻関係があるわけでもないし…。でもどこから見てもこの三人はまぎれもない家族なのです。
東さんと美里さんはかつて同じ劇団の先輩と後輩という間柄。お互いに恋人ができたと知ると、競いあうように他の異性とつきあったほどのなまぐさい男女の関係もあったようです。
男女の関係がその始まりでは、あわくどこか夢見がちに時が経っていくのに対し、関係が深まるにつれてどんどんそこにお互いのもつ”現実”が加わっていくのは仕方がないのことなのでしょうか。
相手の痛みが自分の痛みとして感じた時、はじめて相手を深く愛してしまっていることに気がつくのかもしれない・・。そして、恋から深い愛に変わっていく人と人との関係が、ほんとうの意味での「家族」のつながりを作っていくのかも。
病による激しい痛みや幻覚に苦しみながら、それでも最期まで癌と闘おうとした東の姿は、柳美里とその息子丈陽を守ろうとした強い男の姿。慣れないはじめての育児と重病人の看病、締め切りのある仕事を抱え、何度もつまずきそうになりながらも、それでも自分を見失わなかった著者の姿…
つるんとしたすべすべの文体を書く作家がいる一方で、柳美里のように、心にできてしまった瘡蓋さえも描ききってしまう作家がいることを、どこか頼もしくさえ思えた私です。

[ 2] 柳 美里
[引用サイト]  http://www.yumegarden.com/book/yuumiri.html

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芥川賞作家・柳美里氏が作家として、また一人の女性として直面した苛烈な真実を正面から見つめ、血のにじむような筆致ですべてをさらけ出した、前代未聞の問題作。 妻ある男性との恋愛、妊娠、そして男の変心。さらには、かつての師であり、10年間共に暮らした恋人でもある東由多加氏との再会と、東氏の癌闘病、そして出産を迎えるまでを描いた本作は、柳氏の人生のなかでも最大のスキャンダルかもしれない。しかし同時に、「崩壊した家族」のなかで作家的感性を養ってきた柳氏の、命をかけた「家族再生」の試みでもあった。『週刊ポスト』連載中から大反響を呼んだ「同時進行私記」いよいよ刊行。
妻ある男性との恋愛、妊娠、未婚出産、そして癌闘病。十年分を一気に生きた一年間の哀しく、壮絶な私記。芥川賞作家がすべてを綴った衝撃の出産・闘病「私記」。
生まれてくる命と、死んでいく命の2つの視点で、
生きることを描いた実話。

正直、いまでも柳美里さんは好きな作家ではないが、
この本だけは正直に良いと思った。

私記のわりにストーリーの展開が激しすぎる感があるが、
それだけ作者の感情の揺れ幅が感じられた。

生き方や死に方。
この本で書かれていることが全てではないが、
これから生きていくための参考書として、
1人の生涯を受け入れてみる良い機会になった。
以前のエッセーでは「子供を産まないことが母への復讐」という文章を書かれていたのですが、そんな彼女が産むことを望むようになる軌跡には深く感じるものがありました。正直すぎることは人を傷つけるだけではなく自分をも生きにくくしてしまうものだけれど、それでも正直にしか生きられない美里さんのひたむきさを賞賛したいと思います。文章もデビュー時に比べて、円熟味が出たような。ずっとテーマにしている「家族」についての考え方も変わっていくのでしょうね。これからの美里さんが書いていくものも楽しみです。
レヴューにわざわざこんな事を書くものでは無いかも知れないが、この作品を読むまで柳美里という作家はどちらかというと好きではなかった。重苦しい内容が淡々と語られる感じが、ごく平均的な環境で育ってきたまだまだ人間としてケツの青い私が読むには矢張り重過ぎる。しかし何かとメディアで取り上げられる機会の多かったこの作品を何故か最近になってやっと読んでみる気になった。読み終わってびっくりする程感動している自分に気が付いた。私自身は無宗教であるし、輪廻やら転生といったことを考える機会というのは全く無かったが、新しい命の誕生と死にゆくものの魂は矢張り繋がっていると思う。繋がっていて欲しいと願った。また東さんという男性に強く心を打たれた。素敵なんて言葉では表現できない程素敵なひとだ。この作品の中で彼の存在が無ければ感動は1割程度になってしまうと言っても過言では無いはずである。彼の生き様は多くの読者が衝撃(感動なんて表現じゃぬるい!)を与えたに違いない。柳美里という作家の好き嫌いに関わらず読んでみて損はしないと確信できる作品です。
柳氏は文章は確かに上手いと思うが、在日朝鮮人であること女であることを武器に小説を書いている気がして厭な感じだ。問題になったデビュー作は仲間を、このシリー...
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[ 3] Amazon.co.jp: 命: 本: 柳 美里
[引用サイト]  http://www.amazon.co.jp/%E5%91%BD-%E6%9F%B3-%E7%BE%8E%E9%87%8C/dp/4093792046



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