実弟とは?
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自力で家を建てるのは、一般人にとって人生最大のイベントだ!一生かかって支払う借金を背負うことでもある。先日御紹介したばかりの登録会員は、仲間とよってかたかってログハウスを組み上げて住んでいる。ホビーと実益を兼ねたすばらしい建築のやり方である。だが、サラリーマンはそうもいかない。時間と体力それに趣味を同じくする仲間も集めなければならない。他人に手伝ってもらうことは、いずれ同じだけの労働力をお返ししなければならない事を意味する。それゆえに、一般人は泣きながら「住宅ローン」を組むのである。 私のように自宅を手に入れてもマンション暮しであると「上棟式」に出くわすことは無かった。出来上がった連絡を受け入居するだけである。建て売り住宅でもそうだろうな。通常、一戸建ての住宅でしか「上棟式」は行わないのだろうか?東京に来てから33年以上経つが「上棟式」は目にした記憶が無い。 子供の頃、近所で「上棟式」があると近所の子供も大人もこぞって出かけたものだ。私の出身地方面では「上棟式」を別名「せんぐまき」とも呼んでいた。子供達はもっぱら「せんぐまきに行こうや!」 と誘いあっていた。「せんぐまき」は「上棟式」の最後に行うイベントである。施主が組み上がったばかりの屋根の上から「餅」や「小銭」「お菓子」を集まった見物客に蒔く行事だ。けっして「万札」をまき散らすようなイベントでは無い。 私が最後に経験した「せんぐまき」は実家から少し離れたところに建築中の「スーパーマーケット」の「上棟式」だった。40年程前の出来事か?その時傘を広げ裏向きに頭の上に広げた大人が居たのを記憶している。合理的獲得方だが、子供心に「卑怯な大人!」と映ったことも確かである。 そして、平成不況がやや上向きになりかけてきたか?と思われる昨今、登録会員でもある私の実弟が家を建て始めた。昨年末から工事は始まり、この1月17日に「上棟式」を行ったと画像添付のメールで知らせてきた。そこには私が今まで知らなかった「上棟式」の蘊蓄が書かれていた。なるほどな・・・。それでは、施主である実弟のメール全文を掲載してみよう! その昔、富を貯えた者が貧しい下々の民衆に富の分配をした構図が見えるなあ。そもそもオリジナルはどんな儀式だったのだろうか?それにしても「刺身」の存在は気になる。屋根の上で飲酒し刺身を食うのは何故か?今でこそ流通が高速化したことで日本国中で刺身が食えるが、その昔「刺身」が簡単には手に入らなかった地方があるはずだ。推察するに家を建てられる程に富んだ者が「私は刺身が食える身分だぞ!」と誇らし気にふるまうための儀式だったのだろうか?それにしても屋根の上で飲酒は危険じゃねえのか? さらにこのメールでは「刺身」の素材については言及していない。どんな魚でも良いのだろうか?神事であるなら、その昔日本で捕られていた特定の魚でなくてはならないような気がする。この画像では「マグロ」に見えるが、間違っても「インドマグロ」であってはならないだろうな!しかし!その特定魚類が資源として枯渇した場合、どうするのだ?「上棟式」ができなくなるぞ!ということは、家を建てられなくなる!建築業界に被害が及ぶことになる! うおおお〜〜〜!!!魚類の資源枯渇は、いずれは建設業界の崩壊を招くってことか!(そんなこたあねえ!) 「せんぐまき」は施主にとって優越感に浸れる一瞬ではあるが、その裏で「住宅ローン」の重圧も抱えはじめる時なのである。皆様も「せんぐまき」に出くわしたら、是非とも暖かいまなざしを向けながら、大声で「何年ローンですか?」と声をかけてあげていただきたい!(それだけは言わんといて〜!)) 最後になったがここで質問である!青森県出身の部下に聞いてみたところ「『せんぐまき』なんてななもの見たこともありません!実家の方じゃやってなかったですね!」と答えてくれた。「せんぐまき」の風習は全国的な「上棟式」イベントではなかったのか?九州では全般的に行われているようである。だとすれば、「せんぐまき」の北限はどこだ?そもそも「せんぐまき」という言葉自体が宮崎方面の方言のようだが・・・。全国的には「餅まき」が優勢のようだな。 |
[ 37] 実弟的上棟式
[引用サイト] http://www.tanabe.tv/top/dokudan2004/0120.html
