タイムボカンとは?
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『タイムボカン』(英語表記:Time Bokan)は、『タイムボカンシリーズ』第1作目としてフジテレビ系で1975年10月4日から1976年12月25日まで毎週土曜夜6時30分〜7時00分に全61話が放映された、タツノコプロで制作されたテレビアニメ。 木江田博士はタイムマシン「タイムボカン」の試運転に出かけたが、行方不明となってしまう。帰ってきたのはオウムのペラ助と世界最高級の宝石「ダイナモンド」だった。丹平たちは様々な時代で博士を探していくが、ダイナモンドを狙う悪玉トリオがその道中で邪魔をするのだった。 その後、博士は27話(放映7ヶ月と1週目)で現代に帰還し、丹平たちと再会する。その後は悪玉トリオのダイナモンド入手阻止やペラ助の故郷探しなどがタイムトラベルの目的になる。この回より主人公のメカが3機となる。 記念すべきシリーズ1作目。もっとも当初からシリーズ化する構想があったわけではなく、放送を重ねるごとに人気が上昇し、その結果のシリーズ化であると見るのが無難であろう。 本作では後年シリーズの主要視聴層である子供達へ安心感を与え人気の原動力となった“お約束”などは当然存在せず、最初の1クール(10月〜12月)頃まではシリーズの方向性を模索している様な雰囲気が見て取れる。例えばストーリーについても、当初は魔女狩りやモナリザ[1]など、幼い子供には難しい題材が多かった[2]が、ある程度“ウケる”ポイントが掴めてくるに伴い、次第に童話や昔話などわかりやすい物語が増えてくる[3]。年が明け、1976年に入ってからはおおよその演出パターンが確立。放送後半年が経過した4月以降には、ほぼシリーズの基礎は完成したと言える。以降はゴールデンタイムの人気番組として、次作『ヤッターマン』へ無難にバトンを渡す形となった。 演出的な事とは別に、本作ではスキャニメイトと呼ばれる、当時の先端映像技術も使われ、メカのタイムトラベルシーンを印象的なものにしている。 本作はシリーズ初期という事もあり、まだ以後のシリーズにおける類型化した演出パターン(近年では“お約束”とか“ベタ”などと称することが多い)というものは少ないが、メカ関連では「善玉は”生物を模したメカ”を用い、悪玉はドクロ(及び悪役的なイメージのある生物)を模したメカを使うと」いう図式が既に確立されている。後半には放送延長の副産物として“複数メカの運用”というパターンも追加された[4]。ただ、今作におけるメカは純然たる戦闘用では無い事もあり、どちらかというと移動手段として描写される事が多い。 後年の人気を支えた戦闘シーン中のお遊びもまだまだ少なく、初期には特にギャグも無く、善玉が自力で悪玉トリオのメカを倒す事が普通だったが、物語中期以降には悪玉トリオの自滅によって主人公が窮地を脱するパターン[5]も増え、スタッフにギャグのノウハウが蓄積している様が見て取れるのが興味深い。 なお、「主人公のメカが悪玉の攻撃によってボロボロに壊れても翌週にはちゃんと直っている」という点はこの作品以前や以後にも多数の作品に認められるアニメーション全体の“お約束”と言えるため、本項では簡単に触れるに留める[6]。 本作の探査対象であるダイナモンド(Dynamond)は、「宇宙一高価で、ウラン以上の爆発力を秘める宝石」とされている。名前の由来はダイヤモンド+ダイナマイト(dyna-は「力」を意味する接頭語である)。第25話でダイナモンドはマージョ一味の兵器、ダイナモンド光線銃に使われ、シャーウッドの森を一瞬にして大爆発させている。最終回で探し当てたダイナモンドも、長年の空気との接触でただの石になってしまった。その実態は隕石だった。 また、最終回のサブタイトルは正しくは「ダイナモンドを発見だペッチャ」だが、本放送時の番組表では誤植のため「ダイヤモンドを発見だペッチャ」と書かれていた。 木江田博士の孫娘・淳子とその助手の丹平がコンビを組み、どこかの時代に消えてしまった博士を追ってトラベルを続ける。博士が帰還後はマージョ一味を牽制しながらダイナモンドを追った。10代前半の男女ペアと、意思と感情を持つマスコットロボットという構成は「タイムパトロール隊オタスケマン」まで踏襲される。丹平と淳子は2つの山形の隆起がついたヘルメットと制服(?)を常に着用している。この隆起のモチーフは、キャラクターデザインを担当した天野嘉孝によれば「ブラジャー」である。 木江田博士の助手として働く男の子。メカに強く運動神経も抜群であり博学多才で歴史にも強いが少しおっちょこちょい。熱血、純真、勇敢を兼ね備えている。淳子、チョロ坊、ペラ助からは「丹平ちゃん」と呼ばれている。破損したタイムボカンを修理することが出来るらしく、台詞の中にもそれを思わせるものがある。親兄弟などの背景は描かれておらず、学校に通っている様子も見受けられないため、人物像としてはシリーズ中で最も不明な主人公。13歳。 木江田博士の孫娘。博学多才な大和撫子。祖父思いの優しい娘である。面倒見が良くみんなから慕われている。泣き虫だが芯は強い。カワイコちゃんに弱い丹平を諌めることもしばしば。10歳。名前の由来は桜田淳子から。 丹平が作ったロボット。知能は幼稚園児並み。初めはペラ助を目のかたきにしていたが、次第に仲良くなった。動力源は背中のゼンマイ(但しゼンマイが切れても歩行出来なくなるだけで本体は動いている)。口部から火炎を吐く。第2話ではロボットでありながらシュークリームを食べている場面が見られる。 淳子の祖父。世界的な科学者でタイムボカンの試運転に出かけた時、ペラ助にタイムボカンを奪われ27話で生還するまで消息不明だった。帰還後は丹平たちと冒険に同行し、ダイナモンドを追う。時々ダイナモンド調査を丹平達に任せて留守番する事もある。60歳。 博士の消息を知る唯一のキャラだが、いい加減な証言が多い。唯一怖いのは妻のオタケさん。かなりの食いしん坊で、シュークリームが大好物。後半に入るとマージョ屋敷に潜入し、マージョ一味がダイナモンド探しに出ようとする一部始終を見聞きして丹平たちに知らせることがよくあった。語尾は「〜だペッチャ」。タイトルの読み上げ、次週予告のナレーションも担当。 ペラ助の奥さん。いつも旦那をこき使って楽をしていた。ペラ助がいなくなった後は博士とともに共同生活をしていた。内心はペラ助のことを愛している。なお、遠藤は第31話「夢見るシンデレラ姫だペッチャ」では継母役として出演している。 狡猾で妖艶な美女・マージョ、どんなメカでも製作する天才科学者・グロッキー、怪力自慢の大男・ワルサー。三人揃って「悪玉トリオ」[7]。木江田研究所での会話をあの手この手で盗聴し、丹平たちが出た後を追跡し、木江田博士からダイナモンドの場所を聞き出す事を狙う。 後半では木江田博士が帰還した事に伴い、善玉に先んじてダイナモンドのありそうな時代を見つけ出し、行動に出る事もあった。(この場合はペラ助やチョロ坊がトリオの会話を逆盗聴する) なお、後年のタイムボカンシリーズと異なり、メカの操作・設計等はグロッキー一人に委ねられておらず、マージョの助言やワルサーの操作で切り抜けることも多い。 旗印のドクロマークは白。まるで目玉が付いたマッシュルームのような形になっている。通常は頭蓋骨部分のみだが、「今週のハイライト」に使用する大型爆弾などでは海賊旗にみられるような「髑髏と骨」となっている。 悪玉トリオの女ボス。30歳。己の欲望のためなら手段を選ばず、とりわけ丹平たちに対しては殺意さえ持っているなど、後のシリーズにおける女ボスよりも若干過激な性格。しかし、根は意外と純真でお茶目。嫌いなものはヘビ、お化け、ジェットコースター、ネズミ[8]。初期には何のためらいもなく決め台詞の「丹平…死ねっ!」と同時に「今週のハイライト」のとどめボタンを押していた。何故か敵である丹平たちと同じく2つの大きな隆起のついたフードを着用している。名前の由来は「魔女」から。 第60話「シンドバットのロマンだペッチャ」ではシンドバットとの2役を演じた事により、数シーンのみではあるが少年声(シンドバット)・小原と大人の女性声(マージョ)・小原の“夢の競演”が見られる。あらゆるキャラクターを難なく演じる小原の本領が発揮された、隠れた名シーンであろう。 25歳。優秀な頭脳を持っており、木江田博士の所で筆頭の助手として働いていたが、実はマージョの命によりタイムマシンのノウハウを盗む為にスパイをしていたのであった。一味の元に戻った後はメカの開発を担当する。自分の腕には絶大な自信を持っている[9]が肝っ玉は極めて小さく、ここぞと言う時に限ってヘマをする。一人称は主に「私」だが稀に「俺」になる事がある。「今週のハイライトいくわよ〜!」などに代表されるオカマ口調は後年の歴代三悪の“細い男”キャラへと引き継がれていった。無類の女子高生好き(「全国の女子高生のみなさ〜ん」という有名なフレーズは実際にはこの第一作目が発端となっている)。逆三角形型の輪郭に足先の長い靴のような赤っ鼻と大きな出っ歯がトレードマークで(これは後のタイムボカンシリーズの三悪の頭脳系キャラ全般に同じことがいえる。ただし、「ヤットデタマン」のジュリー・コケマツは除く)ワルサーからは「ヒゲらっきょう」と呼ばれた事がある。なお、彼がボタンを押すときには「プチュッとな」(「ブチュッとな」の場合もある)と言う。名前の由来は「フラフラ」の意味のグロッキー(マージョにこき使われてフラフラ)からきている。 35歳。語尾に「〜まんねん」と付けるなど、関西弁風の台詞を使うが、関西出身かどうかは不明。一味では持ち前の馬鹿力を生かし、善玉との肉弾戦や力仕事を担当。外見とは裏腹にヘビやお化けを怖がったりする。後年の歴代三悪における“ゴツい男”キャラの礎はこの時点で既にほぼ完成されている。また、メカの操縦にも積極的に関わる(肥満体で力自慢のキャラがメカの操縦に関わることは「科学忍者隊ガッチャマン」の「みみずくの竜」に先例があり、これはその悪玉版?)。グロッキーとともに極端な猫背。名前の由来は「悪さばかりしているから」もしくは銃器メーカー「ワルサー」から。 本放送当時のスタンダードスタイルよりは若干くだけた、視聴者に語りかけるような優しいナレーション。また、劇中のゲストキャラの声も演じていた。 木江田博士が作り上げた、昆虫を模したデザインのタイムマシンメカ群。第1話で丹平が「タイムボカンはメカブトン、ヤゴマリン、テントウキの3機から成る」と説明していたとおり、メインとなる大型メカの中に2機の小型メカが搭載されたスタイルが基本である。 物語前半は最も有名なカブトムシ型のメカブトンが活躍した。木江田博士帰還後にはメカブトンに加えて未来人メカを流用したバッタ型のドタバッタンと帰還後に作り上げたクワガタムシ型のクワガッタン、以上三種の中から目的地により、コンピューターが最適と思われるメカを自動的に選択して出動するようになった。 いずれのメカも時間移動機能使用時に相当な爆発を引き起こすという特徴があり、これが「ボカン」の名前の由来となっていると思われる。(他にも全メカに小型メカを複数格納している事から”母艦”的意味合いも持たせている可能性もある) カブトムシ(雄)型メカ。ボディーは青色。ツノの先は回転させることが出来、ドリル状に使用して地中を掘り進む事が可能。他の二台とは異なり足の類は無く、通常は機体下部から展開する車輪によって地上を移動する。飛行時にはオープニングの1シーンにも見られる通り機内に収納後、本物のカブトムシの様に外羽を展開、羽の下の本体より翼を出して飛行する。背中にはテントウムシ型の小型飛行機・テントウキ、腹部にはヤゴ型の小型水中探索機・ヤゴマリンが搭載されている。 製造直後はコクピットを含めた機内全体が重力異常状態に陥ってしまい、乗員及び搭載物に強烈なGがかかる上機内を無軌道に移動させられることになった(オープニングで毎回の様に描かれたので非常に印象強い)が、木江田博士の帰還後に機体が整備されると共に重力異常状態が改善されたらしく、この様な描写は無くなっていった。ちなみに動力源は後部エンジンユニットに搭載される巨大乾電池状のエネルギーパック2本らしい。 搭載機であるテントウキは、機体の下から円筒形のパーツを展開、その基部に備え付けられた車輪によって陸上走行も出来るほか[10]、羽の星の部分からマニピュレーターをはじめとする様々な道具、或いは武装を展開する事が出来、タツノコの名作『ガッチャマン』におけるG-4号の様な“玉手箱メカ(ガッチャマンの企画書の記述より)”振りを発揮した。テントウキは同番組の前身企画における主役機「タンマータンク」のデザインを流用したもの。母艦であるメカブトンの登場回数が多い事もあり、各機に搭載されたメカの中でも活躍度および印象度は随一であると言えよう。OPにて単体でのタイムワープが可能な様な描写があったが、本編ではその様な機能はないとされた。 尚、メカブトンの名前は作品中で呼称された事は少なく、第1話で丹平に紹介的に名を呼ばれた以降は、複数機態勢となった後期に呼び分けの為に使われた程度。本編中は単に「タイムボカン」とか「タイムボカンI」と呼ばれることが多かった。 ショウリョウバッタ型のメカ。ボディーは緑色。27話で木江田博士をさらった昆虫人が現代に残したタイムマシンを博士自身の手で改良し、29話よりタイムボカンメカ2号として使用した。飛行時には足を後ろに伸ばす。シャクトリムシ型の小型偵察機・シャクトリン、ホタル型の小型作業用ヘリ・ヘリボタルが搭載されている。マージョには「タイムドッタリバッタリ」と呼ばれている。 バッタを模しているためか、出動時には本来とても自重を支えられるとは思えない虚弱な脚部が必ずと言っていいほど敵のターゲットにされ、破壊された[11]。 余談ではあるがシリーズ第二作「ヤッターマン」第77話ではドタバッタンの破壊された脚がインチキ骨董品店に展示されるというエピソードがある。この際には偶然通りかかったマージョ的キャラ・ドロンジョが脚を見てやっぱり「タイムドッタリバッタリ」と言い間違えて、グロッキー的キャラ・ボヤッキーにツッコまれたりしている。 クワガタムシ型のメカ。ボディーは赤茶色。木江田博士が帰還後に製作し、29話で配備され、33話で初出動した。ドタバッタンの様な脚を持ち、脚先にはメカブトンの様に車輪も搭載。飛行時には外羽が展開し、竹とんぼ状のローターを持つ大型ヘリコプターとなる)。ハチ型の小型偵察メカ・ビーチクリン、ダンゴムシ型の小型地上進行用メカ・ダンゴロリンが搭載されている。 仕様からも判る通り、他のタイムボカンメカのノウハウが全て注ぎ込まれた高性能メカのはずなのだが、移動の要である四肢とプロペラが貧弱であり、必ずと言って良いほど破壊されて窮地に陥る。巨大な顎が主たる戦闘武器だが意外と簡単に折られてしまうことが多く、知名度も含めて今一つ他機に及ばない印象が強い。 グロッキーが木江田博士の所から盗んだタイムボカンのデータを基に作られた。このメカは毎回、巨大メカニマル[12]である悪玉メカの頭部になっていた。時間跳躍の際、なぜか部品が数点取り残されるのがお約束であった。 悪玉メカの胴体部分が破壊された後、この部分だけが残り、エゼクションポッドとしての役割を果たす。「タイムボカン王道復古」ドラマCDによると、後の「機動戦士ガンダム」の“コアファイター”のルーツとの事[13]。 59回もメカの爆発に耐えたが[14]、60回目(最終回)の爆発でマージョ屋敷に直撃してしまい、真っ二つに割れ破壊してしまうという末路となった。 グロッキーの「今週のハイライト!」という叫び声に反応して現れるメカで、後のシリーズにおいて、おだてブタやオロカブ、女子高生メカ等へと発展していく元祖コックピットメカ。三体一組で登場し、ファンファーレを鳴らして3人の気分を盛り上げる。初登場は18話。 フジテレビの土曜午後6時30分〜7時00分という時間帯は、この番組開始前はFNNニュース6:30枠であった(なお、「タイムボカン」開始後は午後5時45分〜6時00分をニュース枠として「FNNテレビ土曜夕刊」となる。) 他局は、1975年10月には、土曜午後7時00分〜7時30分はTBSは「仮面ライダーストロンガー」、NETは「はじめ人間ギャートルズ」を放送していた。フジテレビでも1972年〜1973年に「怪傑ライオン丸」と子供向けの番組を放送していた。 「タイムボカン」開始と同時に、1972年に一度終了した「ズバリ!当てましょう」をこの時間帯に復活させている。1982年3月まで続いた。 タイムボカンシリーズは、1976年1月にTBSで始まった「まんが日本昔ばなし」(前年に3ヶ月間NETで放送されていたが、制作元の関西地区の系列局のネットチェンジで中断していた)との住み分けに成功し、かつ同番組に先立つことでより強い印象を当時の子供たちに与えることになった。 本作の企画は、ミニカーを売るためのアニメという発想で、1966年のアメリカ映画『グレート・レース』の影響を受けたカーレースものが源流である。木江田博士を探すというストーリーは、当時テレビで放映されていた蒸発した家族を探す番組がヒントになっている。1972年頃には「時空を超えた善悪のタイムマシンによるコミカルな競争」という本作の企画が決定。『タイマー大混戦』とタイトルがつけられて、その時点でメカブトンのデザインは出来上がり、15分のパイロットフィルムを制作。このパイロットフィルムは第1話の数シーンやオープニングに一部流用された。パイロットフィルムでの淳子は金髪であったため、本編では青の髪だった淳子の髪はその流用されたカットで金髪になっている。 タツノコプロでは当時ハードなアクションものが続いたためギャグものをということだったが、しかし、ギャグにしてはタイムトラベルやメカの要素などが盛り込まれた本作は、監督の笹川ひろしによると中途半端な印象を与えたといい、スポンサーがつかずに放映決定まで3年を要することになった。主人公の名前は当時の人気アイドルから取られ、野口五郎と天地真理から五郎と真だったのが、3年の経過により、アイドルの人気の変遷から、真理が桜田淳子から取った淳子になっている。放送の決定後、タイトルが『タイムボカン』と改められた。 当初2クール26話を予定していたが、好評のため2クール、その後さらに1クール延長され、最終的に全61話となった。 エンディングのクレジットでは“スキ・アニメート”と表記される。東洋現像所(現・IMAGICA)に導入された画像を変形するアナログのエフェクト・システムの様なもの。NHKの番組で使用されたのが国内初のテレビ番組使用例とされている。(当時の)最先端技術ゆえに相当に高価なシステムであった様だが、過去の作品において密接な付き合いのあったタツノコプロは“実験”の名目でこのエフェクトを安価に使えたという。 タツノコプロ作品では本作のパイロット版が最初の使用例だが、実際のテレビ放映では、その後に製作された作品『宇宙の騎士テッカマン』オープニングが一般視聴者への最初のお目見えとなった。本作以後のタイムボカンシリーズでも時間移動シーンを中心に多用されている。 最終回のエンドクレジットは次作「ヤッターマン」の予告編になっていて、ヤッターマン第1話のハイライト映像が流れ、三悪が番組宣伝を担当した。この時マージョ一味は「次はドロンボーと改名してドクロストーンを探す」という旨の説明をしている。実際、ヤッターマンでは三悪がタイムボカン時代を懐かしむ描写が見られた[15]が、後に様々な事情からこのシーンは“無かった事”とされ、公式には両トリオは全くの別キャラとして扱われている。もっとも、この処置はあくまでも表向きのものであり、実際楽屋ネタ満載の本シリーズにおいて、三悪は表面を衣替えしただけの同一的存在として認識される事が通例の様だ タイムボカンのオープニングは2種類存在する。前期版と後期版の相違点は、前期にあったテントウキが単独で時間移動を行うスキャニメイト映像と、それに続いてガイコッツを操縦するワルサーを中心とした悪トリオの映像部分が、後期はドタバッタンとクワガッタンが時間移動を行うシーンに差し換えられた。2004年に発売されたDVDシリーズではOPの差し換えが行われた話数が不明であるとして、全編後期OPで統一収録されており、前期版は最終巻に映像特典として収録された。 各国への輸出例がある。アメリカ合衆国へも輸出されている。その際の英名タイトルは「テレビアニメ25年史(アニメージュ編集部・徳間書店)」によると「TIMEFIGHTERS」であった。その他欧州各国・韓国・香港などに輸出されたという。ただし、「日本の物語を扱った作品の扱い」「悪玉メカ攻撃による主人公のメカの破損」「爆発でマージョ一味の衣服が破れること」などについては、各国の放送コードで若干変更されたと考えられる。しかし、他のタイムボカンシリーズ作品に比べると格段に広範に輸出されかつ受け入れられたようである。 脚本:鳥海尽三、滝三朗、吉田嘉昭、山本優、小山高男、掘田史門、桜井正明、伊東恒久、山崎晴哉、久保田圭司、山野博、柳川茂、金子裕、吉川惣司、平和元、佐藤和男、石井喜一 演出:笹川ひろし、布川ゆうじ、真下耕一、長谷川康雄、大貫信夫、奥田誠治、泰泉寺博、佐々木皓一、案納正美、岡本良雄、山田勝久、西牧秀雄、植田秀仁、西久保瑞穂 撮影:緒方プロダクション:アートスタジオ、珊瑚礁、平山昭夫、小西一広、結束義博、橋本和典、倉本和人、太田孝二、中野信也、横山幸太郎、伊井雅之 進行:中島忠二、嘉義良隆、小林正典、児玉八郎、石田昌久、小笠原誠紀、高野日出夫、細谷満、高野和男、徳永竜雄 エンディング。『ヤッターマン』、『逆転イッパツマン』の劇中でも挿入されたが、後者では歌詞が変えられていた。 ^ ボカンシリーズのタイムトラベルといえば過去へ行くのがお決まりの様になっているが、本作の初期の数エピソードにおいては未来へもトラベルしている。その未来では何故か人間以外のもの(ロボット・ヒヒなど)が知能を獲得し、人間を地上から追放する暗い世界になっている事が多かった。これはタツノコのもう一つの作風と言えるハードSFを手がけたスタッフが本作にも多かった事が影響しているのかもしれない。ただし、各話ラストでは彼らの支配は終わり、未来の人間に希望を持たせるストーリーともなっている。 ^ ボカンシリーズのタイムトラベルといえば過去へ行くのがお決まりの様になっているが、本作の初期の数エピソードにおいては未来へもトラベルしている。その未来では何故か人間以外のもの(ロボット・ヒヒなど)が知能を獲得し、人間を地上から追放する暗い世界になっている事が多かった。これはタツノコのもう一つの作風と言えるハードSFを手がけたスタッフが本作にも多かった事が影響しているのかもしれない。ただし、各話ラストでは彼らの支配は終わり、未来の人間に希望を持たせるストーリーともなっている。 ^ 二号機以降が登場した中期以降でも、主役メカ(一号機)・メカブトンは他のメカよりも明らかに優先的に登場しており、多少ピンチに陥る描写こそ増えたものの、主役的な地位は最後まで揺らぐ事は無かった。 ^ 典型的なパターンとしては、「悪玉メカによって主人公メカが倒されかかり、今週のハイライト(悪玉トリオのとどめ攻撃)を仕掛けようとするも、悪玉トリオが最終攻撃のボタンを誰が押すかでひと揉めし、揉みくちゃ状態の中で誰かが間違えて自爆ボタン(何故か操縦席の一番目立つところに大きく設置されている)を押し、自爆。善玉勝利」というもの。この他、善玉が悪玉混乱時の隙を狙い、とどめ攻撃の武器(大抵は大型爆弾)を使って反撃し、勝利するといったパターンも多い。具体的な負けぶりは外部リンクを参照のこと。なお、「悪玉メカによって主人公メカが倒されかかる」時の丹平の台詞として、しばしば「動力装置が動かない」が使用される。 ^ しかしながら本作ではメカが壊れた回でも、メカ戦の後、現代に帰還する前に破損箇所が直っていて空を飛ぶ回もあったりするので安易に見逃せない。 ^ 後年の三悪と違い、このトリオには決まった名称は無い。また、後年の出版物では便宜上「マージョ一味」と呼ばれている。 ^ しかし、ネズミメカ(第32話)やメカコブラ(第33話)にも平気で乗り込んでおり、また、「ハーメルンの笛吹き」を元にした物語の回(第39話)ではネズミの群れを見ても怖気づかなかった。 ^ 勝利を確信したときによく「『タイムボカン』は今週で終わり、来週からは新番組『タイムガイコッツ』が始まるよ」という旨の台詞を吐いている。 ^ 因みに本体腹部にはキャタピラが内蔵され、脚が折れても移動に支障は無いので、致命的な弱点ではない。 ^ 「アニマル」という名からシリーズ中今のところ唯一生物型のデザインが貫かれていたのだが一部鬼やオロチや河童等の架空の生物のものが出ていた。 ^ 次作「ヤッターマン」以降のメカニックデザイナーである大河原邦男が後に「ガンダム」をデザインしている。 ^ 一番濃厚に出ていたのが第93話「あっぱれトマトコケルだコロン」のメカ披露シーンで、この回のメカ「ギンギラーギン」を目にしたドロンジョが「ダイナモンドみたい」と言ったり、時を同じくしてバックに流れた「それゆけガイコッツ」をボヤッキーが「ぼくちゃんたちのテーマ」と言ったりしている。また、ドクロストーンが過去の世界にあるとした回(第38話)もあり、その司令を下したドクロベエにドロンジョが「タイムボカンは終わりましたよ」と具申する場面も。第11話でもタイムトンネルのシーンがあり、そこでもボヤッキーが「タイムボカンの頃を思い出すわねぇ」と言っている。 笹川ひろし『ぶたもおだてりゃ木にのぼる 私のマンガ道とアニメ道』 ワニブックス、2000年、ISBN 4847013581 原口正宏、赤星政尚、長尾けんじ 『タツノコプロ・インサイダーズ』 講談社、2002年、ISBN 4063301796 タイムボカン - ヤッターマン(第1作) - ゼンダマン- オタスケマン - ヤットデタマン - イッパツマン - イタダキマン - タイムボカン2000 怪盗きらめきマン - ヤッターマン(第2作) ボカンと一発!ドロンボー - ボカンと一発!ドロンボー 完璧版 - ボカンですよ - ボカン伝説 - ボカンGo Go Go - ドロンジョにおまかせ(PS2版) 吉田竜夫 - 吉田健二 - 九里一平 - 鳥海尽三 - 小山高生 - 笹川ひろし - 天野喜孝 - 大河原邦男 - 山本正之 カテゴリ: アニメ作品 た | タイムボカンシリーズ | 1975年のテレビアニメ | タイムトラベルを題材とした作品 |
[ 83] タイムボカン - Wikipedia
[引用サイト] http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%83%9C%E3%82%AB%E3%83%B3
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タイムボカンシリーズは、1970年代中盤以降からタツノコプロが制作する、後述するキャラクターなどの各種作風を共有する、一連のSFギャグアクションアニメシリーズの総称である。 1975年10月よりフジテレビ系ネット各局にて本放送された『タイムボカン』の好評を受け、以後より同作品の作風を継承した作品群が制作されシリーズ化。1980年代初頭にかけては特に高い人気[1]を誇り、現在でもこの頃に視聴していた子供で同シリーズを知らないものはいないほどの高い知名度を保っている。1990年代からはCS放送やケーブルテレビ、インターネットテレビで繰り返し放送されている。 根本的設定としては、“不思議な力を持つお宝(的存在)を求め、正義の味方である主人公たち[2]と、実質的には本シリーズの主役と言ってもいい悪役3人組(三悪)が、タイムマシンなどのスーパーテクノロジーを有するメカで古今東西に(タイム)トラベルし、その時代・地域の歴史的偉人・時には、お伽噺の登場人物を巻き込んでお宝の争奪戦を繰り広げる”というもの。詳細はシリーズ特色の項目を参照されたい。 フジテレビ時代の本放送時間は基本的に毎週土曜夕方18:30〜19:00の30分間。この時間帯で6作品が放送されたが、1983年4月より放送されたシリーズ第7作『イタダキマン』は放映枠が土曜夜19:30〜20:00(いわゆるゴールデンタイム)に移動。タイムボカンシリーズの視聴習慣がないうえ、当時のフジテレビの鬼門枠である時間帯だったことから、人気の高い裏番組[3]に勝つことができず、低視聴率という結果になり、最終的に本シリーズはひとまず終了[4]。しかし、その後もシリーズの復活を望む熱心なファンによって署名が行われるなど、草の根レベルでの人気は持続し続けた。 1990年代には同シリーズを題材としたオリジナルビデオアニメ(OVA)や各種テレビゲームが制作、他にも本シリーズの影響を強く受けたアニメクリエイター達が作った派生作品も放送されるなど、復活の機運は徐々に高まっていった。 2000年(平成12年)、放送局をテレビ東京に移し『イタダキマン』終了から17年ぶりにシリーズ最新作『怪盗きらめきマン』放送された。 しかし、往年のファンの間で話題を呼んだものの放送は半年で終了(当初から半年契約であった)、往時の人気を復活するまでには至らなかった。 2005年に誕生30周年を迎えた事を受け、記念作品の制作が計画されていたが、同年6月、タツノコプロがタカラ(現・タカラトミー)の子会社になった際の社内的混乱もあり、企画は凍結された。その後もシリーズ新作を望む声が多かったが、そのような中、2007年10月に、『ヤッターマン』がリメイクされ、2008年1月からytv・日テレ系で放映されることが突如発表された。 2009年春にはインデックス・ホールディングス子会社の日活による『YATTER MAN 〜ヤッターマン〜[1]』の実写映画が公開予定。監督は三池崇史、ガンちゃん役には櫻井翔が決定した。 『イタダキマン』までのシリーズメインスポンサーはタカトクトイス。各種メカのおもちゃをはじめとした関連商品も多く発売されていた。なおタカトクトイスは『イタダキマン』終了後1年もしない1984年5月に倒産、本シリーズとは文字通り命運を共にする形となった。リメイク版ヤッターマンではもちろんタカラトミーがメインスポンサーとなる。なお『きらめきマン』放映の際はおもちゃ等の関連商品を発売するスポンサーが確保できなかった。 雑誌掲載は小学館の学習雑誌や『てれびくん』がメイン。その後は掲載誌をこまごまと変更、『イタダキマン』の頃は秋田書店発行『TVアニメマガジン』、『きらめきマン』の頃は講談社発行『テレビマガジン』がメイン掲載誌となった。 「三悪(さんあく)」(または「悪玉トリオ」など)は「タイムボカンシリーズ」全作に登場する、主人公たちと敵対するトリオの総称。本シリーズの人気の根源を支える名キャラクターたちである。 小原乃梨子が演じるお色気たっぷりの小悪魔的な性格の女性キャラクターをリーダーとし、彼女に忠誠を誓う、八奈見乗児が演じる小ずるい知能に長けたわりには意外と肝っ玉が小さい頭脳派タイプの男性キャラ、たてかべ和也が演じる頭よりも手が先に出る怪力タイプの男性キャラ、以上の3名で構成される。 ナンセンスなギャグと同じストーリー展開を飽きるほど繰り返し継続しているため、ともすればワンパターン(マンネリ)と言われかねないが、これがいわゆる"お約束"と化し、時代劇などでしばしば見られる安心感を醸し出して大人から子供までの人気を博した。また下記に記すような、当時のアニメーション作品としては常識外れの型破りな演出も多く、それがさらなる人気を呼び込んだ。 ※一例としては視聴者に挿入歌を唄ってもらう・視聴者から寄せられた応援のハガキを本編内で読み上げる・視聴者の顔写真を挿入したりする(再放送やビデオ化においても目線などの修正は一切施されない)など 監督を務めた笹川ひろしによると、スタート当初は「シリアス作なのかギャグ作なのか、どう捉えればいいか理解不能」という反応が多かったという。今でこそナンセンスなマンネリな面白さという印象だが、登場した頃は常識人の理解を超えた革命的な作風だったことを忘れてはいけない。お父さん層には(色気づいた少年達にも?)女性キャラクターの衣装が弾け飛ぶお色気シーンが密かな楽しみの一つであった。(『きらめきマン』では時代の変遷による規制の強化もあり、この要素はかなりトーンダウンしている) 『逆転イッパツマン』ではシリーズのテコ入れの一環としてサラリーマンの悲哀を描くペーソス感と、タツノコプロ作品のもう一つの芸風でもあるシリアスで渋いハードタッチのストーリーが渾然一体となって展開、異色のシリーズ作となっている。 例としては多くの作品でナレーターとして出演した故・富山敬[5]、敵のボスや味方のトップ役など、印象的なキャラクターを多く演じた滝口順平など。これら個性的な声優陣によって作品の雰囲気に統一感が与えられた。その他、物語の鍵を握るゲストキャラクターにも数々の大物声優を惜しみなく起用している。 一部作品を除き、シリーズを通して主題歌、挿入歌の作詞・作曲・歌を山本正之が担当、山本の作による主題歌はファンの間で「山本節」と呼ばれて親しまれ、このシリーズの人気を支えた要素のひとつとなった。 「ヤッターマン」以降、「きらめきマン」まで、オープニングが山本自身とそれ以外の歌手が交互に務めている形になっている。 山本はアニメ制作スタッフとも親密な関係を築き、シリーズ3作目『ゼンダマン』以降『イッパツマン』までの作品中、何かしらの役を演じるに至ったことでも知られている。今では考えにくいことではあるが、これも大らかな制作体制が許された時代ゆえのエピソードであろう。 本シリーズでは『機動戦士ガンダム』で知られる大河原邦男が基本的にメインメカデザインを担当した[6]。大河原がデザインしたメカたちは、シリーズ初期から中期においてはコミカルなメインメカとマスコット的なサブメカが中心で、キャラクターの延長上に位置するものであった。しかし、『ヤットデタマン』では巨大ロボの導入を望んだおもちゃスポンサーの意向や、『機動戦士ガンダム』に代表される当時のロボットアニメの興隆の影響もあり、精密にデザインした巨大ロボット“大巨神”が登場。続く『逆転イッパツマン』では1作に2機の巨大ロボット[7]が登場。シリアス気味なストーリー展開とも相まって、本格ロボット作品を彷彿とさせる活躍を見せた。 各ストーリーの題材として、「想像上の動物・モンスター」「歴史上の人物」「その他の歴史上の逸話や世界・日本各地の珍しい習慣」「昔話・伝説」「童話・児童文学」など、児童でも周知のものが多く扱われる。 本シリーズはギャグアニメというジャンルを考慮し、「想像上の動物・モンスター」については、恐ろしいものとはされず、むしろ愛らしい姿で善良な性格とされることが多い。また、「昔話・伝説」「童話・児童文学」についても、元の話と違い、死を迎えるはずの(題材作における)主人公にも悲しい結末ではなく、ハッピーエンドが与えられる傾向が多かった(フランダースの犬・マッチ売りの少女など)。この点はファミリー向けアニメを熟知していたタツノコプロゆえの配慮であろう。 なお、その中でも特に印象が残るとされることが多い題材が「昔話・伝説」である。初回は「タイムボカン」の第14話だが、同13話より本作の近放送時間帯に別の放送局系列で放送の始まった「まんが日本昔ばなし」の影響・対抗とも考えられる(以後「イタダキマン」最終回まで、毎週土曜日にこの2作品は放送された)。しかし、同じ日に当シリーズと「まんが日本昔ばなし」で取り上げられる物語が重複したことは、サブタイトルを見る限りでは見られない。また、全国のさまざまな昔話・伝説を取り上げた「まんが日本昔ばなし」とは異なり、当シリーズでは誰もが知る物語のみが扱われた。また、本来の登場人物に代わって主人公が悪人退治をするなどのストーリーの改変もあった。 「世界名作劇場」枠や、その他の欧米の名作児童文学を基にしたテレビアニメ枠で扱われた作品も数件ある。しかし、「世界名作劇場」各作品の本放送と当シリーズの本放送が同じ時期だったものは、「逆転イッパツマン」 で「南の虹のルーシー」を元にした物語が取り上げられた程度である。また、これ以外は「世界名作劇場」等の放送以前に児童文学として広く知られていた作品ばかりである。したがって、例えばそれ以前に知名度が低かった「あらいぐまラスカル」や「アルプス物語 わたしのアンネット」は、タイムボカンシリーズでは扱われていない。 これ以外の文学・文芸作品・演劇など、子供らにとってはやや難しい話も多く扱った。例えば、近代日本文学では「坊ちゃん」や「走れメロス」などである。シェークスピア作品でも「リア王」や「夏の夜の夢」などが扱われた。その他、メカ戦などで「忠臣蔵」や歌舞伎ネタが扱われた例がある。聖書も「エデンの園」「ノアの箱舟」など、布教にはならないエピソードは扱われた例がある。 未来を取り上げた作品も数話ある。「タイムボカン」では人類の文明崩壊後の暗い未来が取り上げられたが、「ゼンダマン」と「タイムパトロール隊オタスケマン」では人類が宇宙を自由に航行する、比較的明るい未来が設定されている。 なお、「イタダキマン」とではそれまでの作品と異なり原話から大きくアレンジされた物語になっている。また、「タイムボカン2000 怪盗きらめきマン」では物語を基にしていないものが多い。 各話ではメカ戦は通常市街地・集落・農地などでは行われず、岩山などの多い場所で行われることが多い。メカ戦の舞台は実際の物語の舞台には存在しない地形も多い。例えばアンデルセンの童話を基にした作品(デンマークとされる)でも岩山が出てくるが、実際の同国は平坦な地形で、岩山などない。 基本的にファミリーアニメとしての評価の高い本シリーズではあるが、先に挙げた女性キャラのお色気シーンや過激なギャグ、爆発時のドクロ型キノコ雲が出る(核問題や被爆者への感情の問題?)ゆえか、PTAから“子供の視聴に適さない番組”として、いわゆるワーストランキングにノミネートされたこともあった(「ヤッターマン」がPTAからワースト番組に指定されたほどの熱気を集めたことが「テレビアニメ25年史」(徳間書店・1988年)および「タイムボカンシリーズ」の1980年代末のビデオソフトに記載。ただし当時のテレビの低俗番組に関する書籍やメディア上の情報ではこのような情報はあまり見当たらない)。しかし、大半の家庭では本シリーズの本質と言える“勧善懲悪性”や“善人は基本的に死なない”(明確に倒されたのは『逆転イッパツマン』の真の敵のみ。また、直接ヒーロー側が倒したわけではないが、「ゼンダマン」の悪の黒幕も命を落としている)こと、各種の教訓的エピソード、“必ずハッピーエンドで終わる”といった点が評価され、子供が見るのを邪魔しない親のほうが多かったようである(「タイムボカンシリーズ」愛好者のネット上の情報では「タイムボカンシリーズを見ていて注意されることはなかった」というものが多い)。[要出典] 本作品を独立UHF局を除いて唯一系列外で放送した山形テレビ(現在はテレビ朝日系列)は、かつてフジテレビ系列(一時期フジ・テレ朝系クロスネットの時期あり)だった時代にも「タイムボカン」〜「イタダキマン」を放送しているので、結果的に唯一シリーズ全作品を放送した局となった。 シリーズ第2作「ヤッターマン」のリメイク版で、ストーリーなどは全て新たに作られ、一部、現代的な内容にアレンジされる予定。2007年10月8日に放映開始が発表された。ただし、タイムボカンシリーズの名称は使用していない。 「ヤッターマン」:ヤッターワン、ヤッターキング、ヤッターゾウ、ヤッターペリカン、ヤッターアンコウ、ヤッターブル、ヤッターパンダ&コパンダ、ヤッタードジラ、ヤッターヨコヅナ 「ゼンダマン」:ゼンダライオン←(格納or連結)ゼンダシロクマ、ゼンダビーバー、ゼンダモグラ、ゼンダワン、ゼンダコトラ、ゼンダゴリラ 「オタスケマン」:オタスケサンデー号←(格納)オタスケサイ、オタスケガエル、オタスケウータン、オタスケアシカ、オタスケキンタ、オタスケタヌキ 「ヤットデタマン」:巨神号→(変形)大巨神、大天馬or大天馬戦車(変形、合体)→大馬神→(変形)大馬神戦車 「逆転イッパツマン」:<前期>トッキュウザウルス、弾丸ヘッド号→(変形、合体)逆転王、<後期>トッキュウマンモス、弾丸ブースター号→(変形、合体)三冠王 「怪盗きらめきマン」:おでかけキャット→(変形)トッタルニャン、おでかけフクブクロ→(変形)トッタルふぐろーorトッタルぶくろう ※この作品のみ、毎回登場する敵役メカに搭載するコアメカが登場しなかった。しいて挙げるならば、三悪・ドロンボーが毎回負けた後に乗る自転車(正式名称:お仕置き三輪車)がある。 後年の派生作品では特定メカがないことを逆手に取り、ドロンボー(及びそれに相当するキャラ)はさまざまなメカに乗ることが多い。 ラジオドラマ版 前半・スーパーマシン4704(通称:世直し号)、後半・超タイムガイコッツ2に搭乗。 TVゲーム版「ボカンと一発ドロンボー」「ボカンですよ」 ドロンボー3人の顔を模した3機のオリジナルバギーメカ(ボカンですよ、ではドクロベエ型のメカを含め4機)、「ボカン伝説〜豚もおだてりゃドロンボー〜」「ボカンGOGOGO」ではドロンボータンクと呼ばれるメカに搭乗。 「オタスケマン」:アンドロメダマ号(「ボカンGOGOGO」では脚部に車輪がついたアンドロメダマ号αを使用)、名称不明の現地移動用コアメカ(一見するとシャレコウベメカの色違いで、これにさまざまな装備をつけたのが顔メカなどである。「ドクロメカ」「ドクロン号」と表記している文献がある) 「悪玉トリオ」役の声優3人、小原乃梨子・山本正之がパーソナリティーを務める。八奈見乗児・たてかべ和也がイレギュラーゲストで登場した。番組内では同名のラジオドラマが放送され、三悪がなぜか世直しに奔走する「世直しドロンボー」、元の路線に戻った「カエッテキタマン」が放送された。ナレーターは堀内賢雄が担当、テーマソング、番組エンディングテーマはテレビシリーズ同様山本正之が手がけている。カエッテキタマン自体は1号が女の子の「カム」、2号が男の子「バック」となり、シリーズの男女の立場逆転させた。1号は1990年代声優ブームの中心にいた折笠愛、林原めぐみ、桜井智、宮村優子がボリューム毎に出演、2号は後にきらめきマンのレギュラーも担当する岡野浩介が一貫して担当した。 シリーズの主題歌、挿入歌の全集(CD2枚組)。小原、八奈見、たてかべ、富山が出演するミニドラマつき。都会の雑踏で3人が再会するという内容。解説書にはアニメ監督・庵野秀明も寄稿している(庵野は本シリーズを初めとしたタツノコアニメファンとして知られる)。 『タイムボカン MEGA-MIX』 - シリーズ中に登場する楽曲(主に主題歌)をメドレーにしたシングルCD。 吉田竜夫(「タイムボカン」「ヤッターマン」)、吉田健二(「ゼンダマン」以降)、九里一平(「きらめきマン」) 岡正、宮田知行、鳥海尽三、柳川茂、酒井あきよし、大野実、井上明、九里一平、加藤長輝、柴田勝、吉田健二 小山高生、鳥海尽三、酒井あきよし、柳川茂、山本優、佐藤和男、海老沼三郎、高山鬼一、三宅直子、久保田圭司、筒井ともみ、山崎晴哉、桜井正明 笹川ひろし、うえだひでひと、大貫信夫、鴫野彰、小島正幸、押井守、小島多美子、布川ゆうじ、案納正美、湯山邦彦、奥田誠治 『ドカチン』(1968〜1969) - ある博士が発明した時間再現装置「タイムゾーンマシーン」の作動で原始時代からタイムスリップした原始人を扱った作品。SF性・時間移動・ギャグを兼ねそろえていたことで、本シリーズと共通している。 『ファイトだ!!ピュー太』(1968年) - 30分1話完結型式のギャグアニメ。コミカルな発明品対決や悪役のワルサー7世とブレーキのコンビがお仕置きを受けるシーンもある。なお、ブレーキは「グロッキー」と誤記されることが多かった。 当シリーズは、「アニメでのタイムトラベル」というテーマを一般化させただけでなく、ギャグに満ちたメカものや憎めない敵役、敵役の死(爆死など)のシーンのない作品などの一般化にも貢献した。それらを挙げるとより広範になるが、ここでは直接的な影響を見られる作品を挙げる。 『とびだせ!マシーン飛竜』(1977年) - 製作は東映本社で、タツノコプロが下請けで制作。スーパーカーブームを背景に作られ、東京12チャンネルで放映。主人公のライバルのゼニゼニチームは3悪を思わせるコミカルなキャラである。 『とんでも戦士ムテキング』(1980年) - 敵の宇宙からの侵略者「クロダコブラザーズ」(タコ型の宇宙人)が3悪を思わせるだけでなく、主人公も言葉をしゃべるメカを出撃基地とし、動物型や昆虫型のメカで戦う。フジテレビの日曜日夜6時の放映。つまりこの時期週末2作コミカルなタツノコプロのメカアクションものが放送されていたことになる。 『アニメ親子劇場』(1981年) - テレビ東京放映の聖書アニメ。主人公の子供たちには言葉をしゃべる等身大のロボットを相棒とすることや、何よりタイムトラベルがタイムボカンシリーズの影響といえる。ただし聖書を扱う性格上、3悪的な敵キャラはいない。お色気や過激なギャグもなし。 『キャッ党忍伝てやんでえ』(1990年) - 堀内賢雄演じるナレーションに富山敬の影響・類似が見られる。またあるキャラクターの帽子にはヤッターマンのマークが描かれていた。脚本は小山高生の弟子だったあかほりさとる。 『ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて』(2002年) - 敵のメカが爆発したときにドクロ雲が出てくる演出、主人公のライバルがおしおき三輪車で逃走するシーン、歴代タイムボカンシリーズのメカが魔法で合体するパロディ演出がある。 『戦国武将列伝 爆風童子ヒッサツマン』(1990年) - アートミック制作の全3話のOVA。スタッフには、監督に笹川ひろし、キャラクターデザインが天野喜孝、音楽が山本正之、声優には、小原乃梨子、富山敬を起用。宣伝でもタイムボカンシリーズの布陣であることが強調された。 『ふしぎの海のナディア』(1990年) - 独身の美人女ボス、凸凹コンビの男性からなるトリオが自作の万能メカで活躍する。2006年5月2日放送の『BSアニメ夜話』の「ヤッターマン」の回で『ふしぎの海のナディア』を制作したガイナックス社長だった岡田斗司夫が、悪玉トリオの影響を認めている。 『NG騎士ラムネ&40』(1990年) - 「90年版の『タイムボカン』」をコンセプトに企画されたアニメ。シリーズ構成は小山高生(ぶらざあのっぽ)。脚本に柳川茂も参加。キャラクターの配置は主人公三人組VS悪役ペアとタイムボカンの正反対であったが、悪役コンビは後にマスコット的なロボットを仲間に加え三悪として落ち着く。ボスからのお仕置きも健在。 『サラダ十勇士トマトマン』(1992年) - 同じく悪玉トリオを思わせる憎めない悪役が活躍する。美人女ボスの母親は小原乃梨子が演じた。タツノコプロ出身者により結成されたアニメーション21制作のテレビシリーズ。監督はタイムボカンシリーズの笹川ひろし。 『万能文化猫娘』(1990年) - 1992年に製作された旧OVA版に登場する「晶子」「ありさ」「今日子」は、悪玉トリオをモデルに、全員女性にした配置。 『ポケットモンスター (アニメ)』(1997年-) - 悪玉トリオをアレンジした2人+1匹組が登場する(ただし、劇場版では主人公の味方をすることも。また、むしろ善玉側の男女ペア+マスコットをベースにしているという意見もある)。 『時空探偵ゲンシクン』(1998年) - 悪玉トリオをモデルにした3人組が登場し、「時空モンスター」など『ポケットモンスター』の影響が強いものもある。 『飛べ!イサミ』(1995年) - 黒天狗党の戦闘員であるカラス天狗の7号(のちに77号に降格)、59号、63号の3人は悪役トリオをモチーフにされていると思われ、さらに7号を演じた渡辺久美子はあるインタビューで「ドロンジョ様みたいだった」と公言している。 『六門天外モンコレナイト』(2000年) - うえだゆうじ演じるナレーションの他、男女一組の主人公、オカマ1人+美少女2人の悪玉トリオとタイムボカンシリーズのオマージュが大部分を占めていた。原作・シリーズ統括は『キャッ党忍伝てやんでえ』と同じあかほりさとる。 『古代王者恐竜キング Dキッズ・アドベンチャー』(2007年-) - 劇中に登場するアクト団は黒幕+3悪と言う組み合わせになっている。 『ファイナルファンタジーX-2』(2003年) - 悪玉トリオを思わせる3人組が登場する(ただし、物語の後半で主人公達の味方になる)。 『フロントミッション オルタナティヴ』(1997年) - 悪玉トリオを思わせる3人組が登場するが、より攻撃的な性格になっている。 『究極戦隊ダダンダーン』(1993年) - 悪玉トリオを思わせる3人組(ハッピードロッパーズ)が登場、ドラマCD化された際にはボヤッキー等に相当するミスター珍役を八奈見乗児が担当し、ゲーム本編未登場の影の黒幕には滝口順平が担当している。 『サイバーボッツ』(1995年) - 悪玉トリオを思わせる3人組が登場する。家庭用ではボヤッキーに相当する地獄大師役を八奈見乗児が担当。 『ガンスターヒーローズ』(1993年) - 悪玉トリオを思わせる3人組が登場し、開発者も同人誌等で影響を認めている。続編の『ガンスタースーパーヒーローズ』(2005年)でも再登場。 『ガンバード』(1994年) - 悪玉トリオを思わせる3人組が登場し、家庭用への移植の際にはタイムボカンシリーズの三悪そのままのキャスティングで声を追加している。続編の『ガンバード2』(1998年)でも同じモチーフで一新した3人組が登場。 『鋼の錬金術師3〜神を継ぐ少女〜』 - 劇中に登場するヴィーナス隊は女ボス、痩せ気味の技術者、大男の3人組で技術者は女ボスにほれている。 『ロックマンDASHシリーズ』(1997年〜2000年) - 悪玉トリオを思わせる3人組「ボーン三兄弟」が登場、様々な巨大メカで主人公と対決する。また彼らが主役の外伝作品に滝口順平がゲスト出演。 『恋姫†無双 〜ドキッ☆乙女だらけの三国志演義〜』(2007年) - 袁紹軍が三悪をすべて女性にした構成。 『円盤皇女ワるきゅーレ 星の卵大争奪戦!!』 - 本編中に出てくる宇宙海賊がまんま3悪のパロディ(名前も『ボロンボ一味』)。また、乗っている宇宙船はゾロメカを出してきたり、ヤットデタマンの大巨神のような形態に変形する。 『SDガンダム時空伝ガンボイジャー』(1992年) - SDのガンダムキャラがパロディを行っている。 『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』(1989年) - 番組内のコント『タイムパトロール牛若丸子』で、悪玉トリオを思わせる3人組が登場する。 『ぐるぐるナインティナイン』(1997年-) - 番組内でパロディコント『秘密結社ドロンボー団』が放映。ドクロベエとドロンジョはそのままのネーミングになっている。 『テツワン探偵ロボタック』(1998年) - 悪玉トリオをモデルにした女性1人とロボット2体(のちにボス格のロボットが登場)による3人組が登場する。シュビドゥバッジ探しやマスターランキングのバッジ争奪レース、罰ゲームなどタイムボカンシリーズを思わせる要素が多い。 『天才てれびくんMAX』(2003年度) - コメディドラマ『こちらHK学園笑芸部!』に登場する生徒会メンバーは女生徒会長に側近の男2人という構成。また劇中でドロンボーの掛け声を男性2人が真似たりシリーズのOPがBGMに流れる。 『究極癒し戦隊ヴィーナスエンジェル』(2004年) - 番組前期のパロディものドラマで、悪玉トリオを思わせる3人組が登場する。 『アイドル道』(2004年) - 番組内のコント『胸キュン戦隊アイドレンジャー』で、悪玉トリオを思わせる3人組が登場する。 『撮りッたがり決死隊 トッターマンDS』(2006年-) - タイムボカンシリーズの影響をかなり受けているバラエティ番組。ドクロベエをモデルにした「トッターベェ」が登場する。 『さんま・福澤のホンマでっか!?ニュース』(2005年-) - 番組のイメージキャラクターにオダテブタが使われている。 ^ シリーズ作品では『タイムボカン』が最高26.3%、『ヤッターマン』が最高26.5%という高視聴率を記録している(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。 ^ 『タイムパトロール隊オタスケマン』までは10代前半の男女ペアとマスコットロボットで1組だった。『ヤットデタマン』から『イタダキマン』までは男性キャラ1人のみが戦うこととなった。 ^ 当時の裏番組は、高視聴率の巨人戦のプロ野球中継の他、「裏が巨人戦でも潰れない」とまで言われたTBS系の『クイズダービー』、テレビ朝日系列の『あばれはっちゃく』シリーズ(関西圏では「部長刑事」)、NHK総合の『海外ウィークリー』。いずれも後世に名を残す人気番組ばかりである。この両番組にはさまれた当時のフジテレビ土曜夜7時半はどの番組も視聴率が取れずに半年以内で打ち切られる暗黒時代であった。また土曜夜6時半台ではほとんど考えられなかったが、この時間帯はプロ野球中継で番組が返上されることが多かった。 ^ 続編として「タイムボカンエクスプレス」「タイムボカンウォーズ サッパリマン」が計画されていたが、陽の目を見ることなく終わった。 ^ 『逆転イッパツマン』では富山が主役を演じるため、当時まだ若手だった故・鈴置洋孝がナレーター役に抜擢(若手といってもダイターン3での主演(破嵐万丈役)や、ガンダムのブライト・ノア役などを経た後の話)。また、ラジオドラマ(CDドラマ)版と『怪盗きらめきマン』はすでに富山が他界しているのでラジオドラマ(CDドラマ)版は堀内賢雄、きらめきマンでは滝口順平がそれぞれ担当。 ^ 大河原は元々タツノコプロの社員でもあった。なお、『タイムボカン』のメインメカのみ、当時大河原の上司でもあった中村光毅が担当している。 タイムボカン - ヤッターマン(第1作) - ゼンダマン- オタスケマン - ヤットデタマン - イッパツマン - イタダキマン - タイムボカン2000 怪盗きらめきマン - ヤッターマン(第2作) ボカンと一発!ドロンボー - ボカンと一発!ドロンボー 完璧版 - ボカンですよ - ボカン伝説 - ボカンGo Go Go - ドロンジョにおまかせ(PS2版) 吉田竜夫 - 吉田健二 - 九里一平 - 鳥海尽三 - 小山高生 - 笹川ひろし - 天野喜孝 - 大河原邦男 - 山本正之 |
[ 84] タイムボカンシリーズ - Wikipedia
[引用サイト] http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%83%9C%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA
