ヤッターとは?

『ヤッターマン』(英語表記:Yatterman)は、『タイムボカンシリーズ』第2作目としてフジテレビ系で1977年1月1日から1979年1月27日まで毎週土曜夜6時30分 - 7時00分に全108話が放映された、タツノコプロで制作されたテレビアニメ。タツノコプロの創業者である吉田竜夫の遺作である。
また、本作のリメイク版がytv・日本テレビ系ほかで2008年1月から放映されることになっている。この新作版については、こちらを参照されたい。
オモチャ屋の息子ガンちゃんは、ガールフレンドのアイちゃんと一緒に、父親が製造途中で放棄してしまった大きな犬型のロボットを密かに完成させる。父親がロボット犬を金儲けの道具にしか使わないことを危惧したガンちゃんは、このロボット犬を正義のために役立てることを考え、自らも正義を守るヒーロー『ヤッターマン』となることを決意した。
一方イカサマ商売で活動資金を荒稼ぎする悪党ドロンボー一味のもとに、泥棒の神様を自負するドクロベーと名乗る謎の人物から「大金塊のありかを記したドクロストーンが4つに割れて地球の方々に散らばっていて、1つは自分が持っている。もし残り3つのドクロストーンを見付けることが出来たら、金塊は折半しよう」という申し出を受け、ドクロベーに従う。ドロンボーの計画を知ったガンちゃんたちは、ロボット犬=ヤッターワンを駆って一味に立ち向かう。
地球上のどこかにある大金鉱脈のありかを示したドクロストーンを捜して、ヤッターマンとドロンジョ達ドロンボー一味との戦いを描いた作品。企画段階ではタイムボカンとは無関係の作品とされており、シリーズの多くの作品とは違い、タイムトラベルをしない。 ヒーローに変身する男女ペアの主人公、ゾロメカ、おだてブタ、三悪メカ爆発時のドクロ雲など、後にシリーズを象徴することになる要素のほとんどが本作で誕生した。
題材は、初期には世界七不思議(雪男・モアイ・ネッシーなど)や世界各地の風物(カーニバルなど)、世界的に有名な俳優・歌手などを扱っていた。野生パンダの誕生を題材にした回(第18話)があったが、これは上野動物園のパンダ繁殖試行で子供らにパンダの赤ちゃんの待望が強かった世情によるものである。
放映4か月目以降より、タイムボカンのように、名作児童文学や昔話、伝記などのパロディーが激増する。舞台も明らかに現代とは思えない話が多い。このため「ヤッターマンもタイムトラベルをする話」と思う子供が多かった。これらはまんが日本昔ばなしや世界名作劇場、まんが偉人物語などを意識したものと推測される。サブタイトルの大半や登場人物・舞台は、これらの物語の、元の話が分かるようなギャグパロディーとなっていた。
シリーズ中空前の大ヒットとなり、2年に渡る長期放映作品としてタイムボカンシリーズの人気を確固たるものにした。タカトクトイスが発売したヤッターワンの玩具は出荷数120万個を超えた。
なお、シリーズの多くに関わっている脚本家の小山高生は当時病気療養中だったため、本作には一切関わっていない。
インチキ商売の店舗にはシンボルのドクロマーク(前作は白だったが本作より赤に変更)が必ず付いている。この地下にメカ工場がある。
インチキ商売で物を売りつける時の額はおおむね10万円と決まっている。こうして荒稼ぎした額は(札束の数から見て)数千万円 - 数百億円にものぼる。ただし、ドクロベーがその大金の殆どを巻き上げてしまうこともある。
地下のメカ工場への入り口は外から見える場合とカモフラージュされている場合があるが、どんなにうまくカモフラージュしてもオモッチャマが見つけ出す。
多くの場合、メカが地上に出る際に店舗を破壊する。この際にメカがいつも1 - 2個のネジや部品を落とす。
先にご当地に着く三悪、地元のトラブルに乗じて言葉巧みにヤッターマンを陥れ、ドクロストーンと思しきものを詐取。
誠意もしくは実力で危機を脱したヤッターマンと馬脚を現した三悪の戦闘、白兵戦はヤッターマンが圧倒、メカ戦に移行し序盤は三悪が優勢だが、ヤッターマンの「メカのもと」で「今週のビックリドッキリメカ、発進」、三悪メカはゾロメカに解体され爆発、ドクロ雲を残す。ヤッターマンは勝利のポーズ。
多くは誤解に基づくご当地トラブルは、三悪の成敗と共に無事解決し、奪還されたターゲットがドクロストーンでないことも判明する。
三悪、3人乗り自転車(通称「おしおき三輪車」)で敗走する途中、ドクロベーのおしおきを喰らう。おしおきポーズは「ドクポンタン」。お仕置きになる時はベートーヴェンの「運命」がファンファーレでよく流れる(流れないこともある)。
これを2年と1か月、108回にわたって延々と続けた。制作者側もマンネリを開き直っている様子が後期エンディングテーマ「ドロンボーのシラーケッ」の歌詞から窺える。一方、前作のパターンだった「とどめの手段を巡っての(責任の)なすりあい」は一切使われなかった。ただし、時々脱出する際にさっさと逃げようとするドロンジョにボヤッキーが怒るという描写はあった。
2人揃って「ヤッターマン」。ヤッターワンを完成させた2人はドロンボー一味の悪巧みを知り、ヤッターマンとなって戦う。
本名は高田ガン(たかだ-)。父の高田徳兵衛(名前の由来はメインスポンサーのタカトクトイスから)が経営する高田玩具店の一人息子。武器はケンダマジック。前作の丹平同様13歳だが、体格は20歳前後の青年のものであり、逞しい。平時は常に青色のツナギを着ており、変身時は空に投げたツナギを裏返しに着装してヤッターマン1号となる。決めゼリフの後に歯をキラリとするが、第62話に限り股間を光らせ、三悪をズッコケさせた。第37・38話ではタイアップで、タカトクが当時実際に発売していた玩具、シュルシュルカッターを武器として使用した。
本名は上成愛(かみなり あい)。ガンちゃんのガールフレンド。父の上成吾呂三が経営する電気屋の一人娘。武器はシビレステッキ。12歳だが、ガンちゃんに合わせて20歳弱程度の女性の体格で描かれている。ガンちゃんと同じように平時は黄色のツナギを着ている。変身時は空に投げたツナギを裏返しに着装。決めゼリフの後に目をキラリ。
2人の決めゼリフの後にドロンジョが、目医者と歯医者のコマーシャルやるなと指摘するなどとしばしば反発する。
サイコロ型ロボットで、ガンちゃんの父親が経営する高田玩具店のマスコット。前作のチョロ坊同様、ロボットでありながら喜怒哀楽の感情を持つが、ガンちゃんには感情を否定されている。頭からプロペラを出して飛行することができる。ドロンボーのインチキ商売を自ら手を下して暴いたこともある。ヤッターアンコウ登場 - ヤッターワン大破の間はサイコロに変形して転がり、乗り込むメカを出た数字によって決めていた。成人男性を吊り上げることもできる(第81話で判明)。ヤッターキング用のメカの素を内部に格納していたこともあるが、1度取り出すと重すぎてなぜか自力では持てなくなる描写がある。キングの内部仕様変更後は取り出す直接的な描写は見れない。
一人称は「ボッチ」で、語尾は「○○だ(で)コロン」。タイトルの読み上げ、次回予告のナレーションも担当。後期の次回予告では作品中で初めて「三悪」という言葉が使われている。動力源は乾電池。
以上の声の3名は前作のタイムボカンから引き継いでいる。善玉の声優が前作から引き継がれたのはシリーズ史上本作のみである。
第106話でドロンジョがボヤッキーの年齢を40代と暴露するシーンがあり、3名ともサバを読んでいるらしき描写がある。本放送の放映中は、前作の『タイムボカン』のマージョ一味が改名したという設定だった。
ドロンボーのお色気担当。「ドロンジョ様」「ドロンコ」などの呼称を持ち、金銀宝石を愛するドロンボーの女ボス。本名はササッガワ・ヒロッコ(元ネタは、勿論笹川ひろし)スタイル抜群で頭脳明晰(?)な美女であるが、本シリーズ歴代女ボスの中でも最も特徴ある大きなフード型の仮面を被っており、素顔は平時の悪徳商売中くらいしか(ただし、ストーリー初期。中期からはペルソナを着用)見られない。フライドポテトが大好き。ドロンボーが解散するということになった際、ボヤッキーとトンズラーに、「いい女は振り返らないもの」と涙ながらに語っていた。ある大会社の令嬢らしい。ネーミングモデルは、フランスの女優で小原の持ち役でもあるミレーヌ・ドモンジョから由来している。24歳。
フルネームはブツクサ・ボヤッキー。ドロンボーのメカ・作戦担当。女子高生好きで知られる。かなり有名なフレーズを数々残す。一人称は「アタシ」または「ボクちゃん」(ごくまれに「俺」の場合も)でかなりのオカマ口調。会津若松出身。後半に入ってからは、ナレーターの伝説のフレーズ「説明しよう」を多用するようになった。その多用ぶりに69話においてドロンジョから「説明は富山敬に任せておけばいい」といった趣旨の突っ込みをうけていた(他話でも同様なセリフあり)。中期 - 後期にかけては完成したメカを披露する際に「全国○○協会推薦です」の一言が入ることがある。名前の由来は「ぼやき」から。25歳。
ドロンボーの怪力担当。本名はスタコラ・トンズラー。元プロレスラーで岩手県出身だが、なぜか関西弁を多用している。18歳になる娘がいる(?)
影が薄くなりがちな歴代たてかべキャラだが、本作ではインチキ商売において暴力(?)で存在感を出している。30話の冒頭でドクロベーが現れた時にたまたまいなくなったのが原因でドクロベー説が流れ、ドロンジョとボヤッキーはこの回ではトンズラーを大事に扱うが、結局ドクロベーではなかった上に、ドクロベーから個別におしおきをされてしまう。名前の由来は逃げるという意味の「とんずら」から。30歳。
「泥棒の神様」を自称する謎の男。三悪をそそのかしドクロストーンを探させるが、その真の目的は……。毎回やられてぼろぼろのドロンボー一味に趣向を凝らしたお仕置きをおこなう。これがシリーズを通して人気を博した。
ドクロストーンの情報をドロンボーに与えて捜索させるが、不正確な情報が多く、ドロンボーに無駄足を踏ませることが大部分。しかし、負けて敗走中のドロンボーへのおしおきに関しては割り切って必ず行う。ドロンボーがガセ情報について抗弁しても無駄であり、おしおきは100%執行される。インチキ商売の売れ残りなどに似せたメカか、映写機の映像で現れることが多い。指令が終わると『スパイ大作戦』のパロディで自爆することが多い。実はドロンジョのファンである。
歌で指令を伝えることもあった。その度に三悪は不快感を示し、それに気づいたドクロベーは当然ながら怒っていた。なお、オタスケマンでも滝口がテーマ曲「オタスケマンの歌」を歌う場面があったが、このときも三悪に酷評されている。
悪事に対して拘りがある様子で、三悪が金持ちの婦人達の競争心を煽ったり、銀行強盗をして稼いだ大金をほとんど没収している。
要所要所で「説明しよう」などのフレーズで、様々な解説を行う(ただし、回が進むと「メカの素」などについてははぐらかすこともしばしばあった)。担当の富山敬は、これ以外にも下記のおだてブタ・おほめブタ・なげきブタも演じていた。また、劇中の青年キャラも演じることもあった。
本作がシリーズ初登場となる声優を列記する(初登場順)。太字は後に本シリーズのレギュラーを務めた声優。
本作のキャラは、後にリバイバル企画「タイムボカン王道復古」のOVAにおいてその後が描かれた。三悪についてはCDタイムボカン名曲大全で、タイムボカン王道復古迄の解散後のエピソードを聞くことができる。
ガンちゃんとアイちゃんは結婚し、見ている方が恥ずかしくなるほどのアツアツ新婚生活を送っていた。オモッチャマがドロンボー復活を知らせに駆け込んできても、相手にしてもらえなかった。
ヤッターキングは再度改修され、ヤッターワンFZ(ファイナルゼット)へとパワーアップ。全身に強力な武器を装備している。
ボヤッキーはドロンボー解散後、一時期六本木のホストクラブでヘルニアのボヤと言う有名売れっ子ホストになるが、その後は故郷・会津若松市に住む恋人、おハナちゃんと結婚し喜多方蕎麦屋を国分寺市で経営する。この蕎麦屋ではガッチャマンのメンバーに食い逃げされたことがある。ハッピーという名前の娘がいる。
ドロンジョも西麻布のスナックのママを経た後、ドロンボーメンバー外の男性と結婚、既に子持ちとなっていた。7歳を筆頭に5人の子供がいるという。
トンズラーはウサギ売りのテキ屋をやっていたが、その後芸能プロダクションのマネージャーに転職し辣腕を振るっている。この設定については演ずるたてかべが、当時はタイムボカンシリーズやドラえもんなど旧来からの役を除いて既に声優業から殆ど引退し、声優プロダクションのマネージャーをしていたことが元ネタではないかとの指摘もある。
ガンちゃんたちが作り上げた犬型ロボ。ホネ型のメカの素を食べてパワーアップ、様々なゾロメカを出動させる。しかも自我を持っており、意外と女好きで、ガンちゃんやオモッチャマの命令は聞かないが、アイちゃんの言うことだけは聞く。エンジンの起動は手動のクランクハンドル式であり、初期オープニングはガンちゃんがこれを回し起動させるシーンから始まる。これは、乗員が機外に掴まって移動することとあわせて、元イメージが消防車であるためとの指摘がBSアニメ夜話においてなされている。
第45話でドロンボーメカ「バスガマシーン」の「ガリガリミサイル」によって大破。切り離し装置が故障していたためにメカ本体も引きずられ、ヤッターワンともども爆発している。なお、この時、ヤッターマンはファンファーレ担当の犬型メカたちに引かせたそりに乗って帰っている。
その後大幅な改造を施され第46話からヤッターキングとして復活。遙かに大型化し、後方に大幅に長くなった胴体部を持つ。更に途中からこの胴体部に3体のヤッターメカを格納できるようになり母艦役としても働くようになった。毎回、ルーレット(グー子、チョキ子、パー子:滝沢久美子が担当)でブル・ドジラ・パンダ&コパンダのいずれか一体を選択し発進させる。ヤッターワン(ブルも)はドラムロールの合図と共にゾロメカを発進させたが、キング(ドジラ・パンダも。ただし、パンダのファンファーレ役はコパンダ一人で初登場の時は笹笛による別の曲)はロッシーニ作曲『ウィリアム・テル序曲』のワンフレーズ(「スイス独立軍の行進」と呼ばれる部分の導入部)を合図に発進させる。ヤッターキングはドロンジョにしばしば「ヤッターギャング」と呼ばれていた。第64話と第76話では宇宙船に改造されている。
ヤッターキング完成後、ヤッターワンの英霊(とはいっても、ヤッターキングの自我はヤッターワンと同一である)はヤッターマン基地に祀られ、ヤッターマンは「ヤッターワンの神」に戦勝祈願をしてから出動する。そこに34話で手に入れたドクロストーンを隠していたが、84話で奪われる。
ペリカン型ロボ。初登場は第14話。トリだけに空中戦が得意。甲高い声が特徴。ドジョウ型のメカの素で、鳥形のゾロメカを作る。ドロンジョには「ヤッターアヒル」と呼ばれていた。なお、本機はキングに搭載されず、単機で移動した。ヤッターワンと違い「ビッグショックメカ」と言ってゾロメカを出す時もある。
アンコウ型メカ。初登場は第27話。サカナだけに水中戦が得意だが、陸上移動ばかりか飛行まで可能。アンパン型のメカのもとで魚類などのゾロメカを作る。ヤッターマンが内部に乗り込むことができる潜水艦メカで、メカの素を食べさせる口もコクピット内にある。ドロンジョには「ヤッターナマズ」と呼ばれていた。第32話ではあっかんべーをするだけのためにある舌も備えていることが判明している。なお、ヤッターアンコウがゾロメカを出すときのファンファーレは前作の「タイムボカン」で「今週のハイライト」(マージョ一味が丹平たちを爆殺しようとする)の場面に使われていたものである。第28話では宇宙船に改造されて月へ飛行している。第38話では本作で唯一時間移動をし、ナレーションで「タイムボカンIV号」と呼ばれたことがある(ただし、このエピソード自体ボヤッキーの夢の中の話だったが)。基本的に単機で使用されたが、第54話でヤッターキングに搭載されて移動している。
第91話より登場した、ヤッターキングの後継機となる大型のゾウ型母船メカ。ヤッターキング同様巨体で、これまでのメカと同様外部側面に捕まって移動するが、内部に乗り込むことも出来る。ダンボの様に耳を駆使して飛行が可能。ブル、ドジラ、パンダ&コパンダ、ヨコヅナを搭載している。勝利のポーズの後起こす地響きはキングをも上回る衝撃で、最終回はキングと並んで勝利の四股を踏んだ。こちらも第93話で宇宙船になっている。
親子パンダメカ。コパンダは名の通り子供で、普段はパンダの頭上に乗り、サイレンを手動で回す。グー子が勝つと出動する。初出動は初登場した第58話。サトウキビ型のメカの素で野菜と果物をモチーフにした小型メカを作る。肩からフットボールタイヤが飛び出して攻撃する。ファンファーレはコパンダの咥える笹笛。
恐竜型の小型潜水艇メカ。第58話でその姿が披露され、初出動は第59話。チョキ子が勝つと出動する。脚部の足部分はスキー板状になっており、水上や雪山の滑走などもこなす。ひょうきんな印象を与える表情の顔ととぼけたしゃべり方が特徴。ドラ焼き型のメカの素で日用品をモチーフにした小型メカを作る。尻からファンファーレメカの卵を産む。
ブルドッグ型メカ。第58話でその姿が披露され、初出動は第63話。パー子が勝つと出動する。逆立ちをした変わった姿で行動。少し恥かしがりやな性格だが、タフで一度噛み付いたら絶対に離さない。ホットドッグ型のメカの素でゾロメカ(ボヤッキー曰く「犬が拾ってくる物」(靴など))を作る。ドロンジョにはさまざまな名前(ヤッタースピッツ、ヤッタードーベルマンなど)で呼ばれる。
横綱(土佐犬)型メカ。初登場はヤッターゾウと同時。白い球形(番組内では白星型と説明していた)のメカの素でお菓子やパンなどをモチーフにしたゾロメカを作る。土佐犬をモチーフした割には体格が異常に華奢であり、毎回悪玉メカと相撲をとるも負けてばかりいた。ドロンジョが「ヤッター前頭三枚目」とおちょくる。ゾロメカを出すときは、化粧廻しをブラウン管に見立ててそこに呼び出しが登場し、ゾロメカの名前を読み上げるという趣向になっていた。
今週の「ビックリドッキリメカ」「ビッグショックメカ」など、各ヤッターメカにより「正式名称」は若干異なる。各ヤッターメカのピンチに際しヤッターマン1号の与える「メカの素」により、ヤッターメカの内部で大量生産される、毎度姿の異なる小型メカ。ドラムロールあるいはファンファーレの後に登場、例えば「鍋!鍋!鍋!……」「ひつじ!ひつじ!ひつじ!……」など、自分の姿その物の名前を延々と連呼しながら出てくる。ほとんどの場合ヤッターマンのエンブレムを身に着けている。よってたかってドロンボーのメカに取り付き、切り刻み、喰い荒らし、解体し、最後は爆発させる。
中期からはヤッターマンに対抗してドロンボーもゾロメカを出すことが多くなる(内容はまるで事前に打ち合わせでもしたかの様に、その回のヤッターマン側に対抗したもの(例(カッコ内はその回でのヤッターマンゾロメカ)バリカン:(羊メカ)、中学生用の鞄(ランドセル)など))。もちろん身に着けているのはドクロマーク。ヤッターマンの裏をかいたつもりだが…。
終盤は双方のゾロメカが合戦や歌合戦、クイズ合戦などで対戦し、負けた方の本体が自爆するというパターンに落ち着く。
第一話でのレストランなど、その話のインチキ商売に起因するデザインのものや前後作でもあるような行き先を意識したかのようなデザインのメカが多い。 シリーズ中ヤットデタマンと同じくコアとなるメカがないのも特徴。 ちなみにヤッターヨコヅナの登場前のある話で関取方のメカも出ていた。
ドロンボーが敗北しメカが爆発した後、帰還するために使用する自転車。3人で「エイホ」と声を掛け合いながらペダルを漕ぐ。特に固有の名称はないが、先頭部分にドクロベーからの受信機が付いており、大体これを漕いでいるときにドクロベーのお仕置きを受けるため「お仕置き三輪車」と通称されている。
構造は縦列3輪で一輪車を3両繋いだ構造をしている。補助動力なのか、何らかの噴射機構のような物を三基備えているように見えるが、詳細は不明。また、ステアリング機構がない。従って方向転換は荷重移動でバンクさせて行うしかなく、3人の息がぴったり合っていないと乗りこなせない代物のはずである。その点、三悪の乗り物にふさわしいかも知れない。しかし、一度だけオタスケマンの作中に登場したときは、三悪は2人のみで(クビの危機にあったドワルスキーの名誉回復作戦のため)、作中に後から加わったメンバー(ゲキガスキー。ちなみに「わーい、一度これに乗ってみたかったんだ」と言っている)の3人で漕いでいる。
第41話では冒頭のインチキ商売でも登場している。この回のインチキ商売は大工で、ドロンボーが現場からアジトに戻るときに使用しているが、その姿はアイちゃんに目撃されている。
後の企画シリーズ「タイムボカン 王道復古」のOVA1巻における悪玉メカ・レースでは、最終的にこれで完走し勝利した。
プレイステーションで発売されたシューティングゲーム「ボカンと一発ドロンボー」では、ドロンボーだけが他の三悪トリオのような専用マシンが無いことを嘆くシーンがあるが、これにトンズラーが「わいらにはチャリンコがある」と突っ込んで怒られる場面がある。
また、同作とその続編に当たる「ボカンですよ」では搭乗しているマシンが爆弾を出している際にダメージを受けると爆弾が暴発しこの形態になる。この状態では威力の低い攻撃しかできず一発当たればその時点でゲームオーバーになってしまう。ただし、一定時間すると出てくるアイテム「ゲキガスキー」を取ることで再度マシンに乗り直すことも可能。
99話で巨大な剣がドロンボーのメカに突き刺さった時に出てきた三人組のメカで「ビックリー」「トックリー」「シャックリー」と歌う。
38話でヤッターアンコウのトビウオメカに対抗するため鵜メカを発進させようとしたとき、架裟を着たドクロメカが登場し「なーんまーんだぶなーんまーんたぶ…」と連呼していた。45話ではガリガリミサイルを出そうとした瞬間にドッチラケメカが出てきた後に架裟を着たドクロメカが木魚を5回叩いたあと、「ご愁傷様」といった引っ込んでいった。
メカ戦においてドロンボー優勢時もしくはしらけたとき、メカ爆発時に「ちんちろりんのドッチラケ」と登場する骸骨型のコックピットメカ。後半はおだてブタにお株を奪われるが、冷やかし系コックピットメカの草分け的存在。由来はフジテレビで本作の1時間後に放送されていた「欽ちゃんのドンとやってみよう!」から。後期OPやEDにも登場している。
ゲタの形をしたメカで天気予報風に戦いの結果を予言する。後のタイムパトロール隊オタスケマンに登場する占いママさんの原型に当たり、48話- 50話に登場した。
その名の通りブタ型のコクピットメカで、やしの木を登りながら定番となっている「ブタもおだてりゃ木に上る」ということわざを言う。このような伝説のフレーズを持つメカだが、初登場は60話と意外に遅い。おだてやお世辞を見分けるコクピットメカ、後に「おだてブタ」という挿入歌まで出来、本作品を盛り上げる。「ブタもおだてりゃ - 」は笹川ひろしの故郷、福島県会津地方では普通に使われていた「豚の木登り」ということわざ(意味は『不可能な(出来ない)こと』『ありえない』)のもじり。次回作のゼンダマンにも登場している。
なお、一度だけコクピットから出ようとした際、ドロンジョに足でふたを踏みつけられて出られなくなってしまったが、その時もコクピットの中で折れ曲がったやしの木にしがみついてきっちりアピールしていた。
67話にて登場。負けそうになったり、負けが確定すると現れるおばさんブタ型コクピットメカ。泣き声で喚くフレーズと共に、台詞を聞く度に聴く者を不幸のどん底に突き落とす。時折台詞が変わることがある。
脚本:鳥海尽三、鈴木良武、山本優、石井喜一、陶山智、堀田史門、佐藤和男、毛利元、平和元、山田ひろし、原田益次、小出良一、吉田嘉昭、桜井正明、竹内進、是恒雄太、鈴木悠紀、海老沼三郎、酒井あきよし、西島大、筒井ともみ、日高武治、高木良子
演出:笹川ひろし、奥田誠治、後藤雷太、長谷川康雄、石黒昇、布川ゆうじ、大貫信夫、小林三男、原征太郎、真下耕一、芦田豊雄、野村和史、富野喜幸、安濃高志、押井守、環忍、福村典義、八尋旭、植田秀仁、山田朝吉、山谷光和、矢沢規夫、岩田弘、高井戸仁
作画監督:宇田川一彦、芦田豊雄、海老沢幸男、酒井あきお、林政行、中村たかし、みぶおさむ、田中英二、アベ正己、入間市、大貫信夫、落合正宗、楠田悟、佐久間信、長谷川憲生、前田康成、木下ゆうき、平山則雄、鈴木英二
吉田竜夫は放映中の1977年9月5日に他界。その後は竜夫の後を継いだ弟の吉田健二が製作の指揮を執った。しかし、本作では健二の名はクレジットせず、最終回まで竜夫を製作者とした。
初代エンディング。シリーズであることを強調するため、前奏・間奏を「タイムボカン」ED・「それゆけガイコッツ」と同じとした。同じ理由で劇伴も一部は「タイムボカン」のものを流用している。本作があまりに有名であることからこのベースの旋律が三悪の象徴として扱われる。しかし、実際にはテレビシリーズのEDとして使用されたのは「それゆけガイコッツ」と「天才ドロンボー」のみで(ほかにはOVA・EDの「さんあく18年?君を離さない」、「怪盗きらめきマン」挿入歌の「壊盗ドロンボー」がある)、さらに三悪の担当声優が歌った物は後者のみである。
2代目エンディング。YAHOO動画やカートゥーンネットワークの再放送で、エンディングは初回から「ドロンボーのシラーケッ」を流している(途中で背景のアニメが変わる)。また『タイムパトロール隊オタスケマン』の第6話にて、何らかの手違いがあったのかEDとして使用されたこともある。
作詞:松山貫之 作曲:山本正之 編曲:神保正明 歌小原乃梨子、八奈見乗児、たてかべ和也 セリフ:富山敬、滝口順平
挿入歌として使用された。アナログ17cmシングル盤「おだてブタ」のB面だったが、本篇では使用されなかった。
タイムボカンシリーズの中では1番の人気作もあってか、再放送の回数は多い。しかし、全108話というシリーズ中最長の作品なのが災いになり、地上波では最終回まで放送されることが滅多に無い。関東地方ではフジテレビがタイムボカンシリーズの放映権を失った80年代半ばからこの傾向が顕著になった。ヤッターヨコヅナはまず登場する前に打ち切られてしまうので、ヤッターブル以降のメカに関しては圧倒的に知名度が低い。90年代になって日本テレビとテレビ東京でも再放送されているが、いずれもヤッターブルが登場しないまま打ち切られている。 地方局での再放送のほか、最近ではインターネットの動画配信で無料配信されたり、CS放送などでも再放送されている。
この節に発売・提供・放送・公開前の新製品・サービス・番組・映像作品等に関する記述がある為、性急な編集をしないでください。
1977年の放送は第1話が1月1日、年内の最終回となった第53話が12月31日だった。キー局において元日と大晦日に通常番組を放送することは現在では考えられないが、特別編成の中でも本作は通常通りの放送が行われた。[2]
実写版「YATTER MAN ?ヤッターマン?」(実写版の公式HP)が2009年春の公開を目指し、製作が進行している。主人公のガンちゃん(高田ガン)役を嵐の櫻井翔が演じることが明らかになっている(サンケイスポーツ公式HP2007年11月26日付から)。
2008年1月14日から、日テレ系列局(ytv製作で)月曜夜7時からリメイク版が放送されることになった(読売テレビ内HP)。声優については悪玉サイドは(ドロンジョ、ボヤッキー、トンズラー、ドクロベェ)がオリジナルの声優をそのまま、善玉サイドは声優が交代している。ただしタイムボカンシリーズの名称は使用していない。現在『名探偵コナン』アニメ版放送枠内で番宣スポットが放送されている。
タイムボカン - ヤッターマン(第1作) - ゼンダマン- オタスケマン - ヤットデタマン - イッパツマン - イタダキマン - タイムボカン2000 怪盗きらめきマン - ヤッターマン(第2作)
ボカンと一発!ドロンボー - ボカンと一発!ドロンボー 完璧版 - ボカンですよ - ボカン伝説 - ボカンGo Go Go - ドロンジョにおまかせ(PS2版)
吉田竜夫 - 吉田健二 - 九里一平 - 鳥海尽三 - 小山高生 - 笹川ひろし - 天野喜孝 - 大河原邦男 - 山本正之
^ 2名居る場合は、前者が絵コンテ担当。1名の場合は演出・絵コンテを兼任。ただし、エンディングテロップでは「演出」と連名表記。
^ それ以外に、『鉄腕アトム』が「元日スタート・大晦日終了」だったり、『世界名作劇場』でも年末年始に放映を行ったケースがある(『ペリーヌ物語』など)。
カテゴリ: 新製品 | アニメ作品 や | タイムボカンシリーズ | 読売テレビのアニメ | 1977年のテレビアニメ | 2008年のテレビアニメ

[ 60] ヤッターマン - Wikipedia
[引用サイト]  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3



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