上るとは?
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「地元市民がおすすめする札幌散策コース」から、今回は「サケが上る豊平川コース」に行ってみた。豊平川は札幌市の中心を流れる一級河川で、秋にはサケが上り、街中で産卵もする。水質悪化が激しかった川を、1978年に始まったカムバックサーモン運動で稚魚の放流を始め、サケを呼び戻した歴史がある。 コース周辺には、サケの稚魚放流の拠点となっている「豊平川さけ科学館」や、北海道酪農の発祥の地を記念する「エドウィン・ダン記念館」、72年の冬季オリンピックの舞台となった真駒内セキスイハイムアイスアリーナやオープンスタジアムがある。 このコース、地下鉄で南北線真駒内駅まで行くことになっているのだが、コース解説の中に、「真駒内公園へは、豊平川沿いのサイクリングロードを通って行くこともできます」とある。今回は、外の空気を楽しみながら、自転車で出かけてみることにした。 友人たちと「サケが上る豊平川コース」を基に真駒内を散策することになった。「豊平川をサイクリングして、子どもとサケ科学館を見てきて楽しかった」と上司が話していたことを思い出し、コースのリーフレットの裏に書かれている豊平川自転車貸出所でレンタサイクルを借りて行くことにした。 昼すぎに地下鉄南北線「中島公園」駅で待ち合わせ。駅から豊平川方面に5分ほど歩いたところにある豊平川自転車貸出所で自転車を借りて出発だ。こんな場所に自転車の貸出所があるとは思わなかったな。 豊平川に沿ったサイクリングロードを南へ。私たちはのんびり景色を眺めながら中島公園より上流にある真駒内へと向かった。いつもは川沿いを車で走るだけだったから気づかなかったのだろうか、草木のにおいがする。川が流れる音や、虫の鳴き声が聞こえる。街の中なのに自然があふれている。車道から20メートルほどしか離れていないのに空気がこうまで変わるのか。 40分ほどかけて約6kmの道のりを進み、「藻岩上の橋」を越えて、次の名もない橋を過ぎ、二またに分かれた道を上るとすぐ、「豊平川さけ科学館」がある。サケを豊平川に呼び戻したカムバックサーモン運動の歴史や、札幌に帰ってくるサケの生態や水槽展示、日本最大の淡水魚であるイトウの迫力に驚く。 その隣には、札幌冬季オリンピックのメイン会場にもなった真駒内公園がある。真駒内セキスイハイムアイスアリーナはアイスホッケーやフィギュアスケートの会場となった。ジャネット・リンが滑ったリンク、というと懐かしく思う人もいるだろう。近くのオープンスタジアムには聖火台が残る。スピードスケートの会場だったところだ。記念の彫刻なども点在する。 その後、さらに北に少し走り、豊平川の支流、真駒内川の近くにある「エドウィン・ダン記念館」に足をのばす。ダンは開拓使時代の「お雇い外国人」としてこの地で酪農を始め、真駒内は北海道酪農発祥の地となった。明治時代の建築である記念館は、隣接するエドウィン・ダン記念公園の一角にあり、落ち着ける場所だ。 解説員のていねいな説明に感心しながら展示を見た。ここで売られている「まちむら農場のアイスクリーム」はあっさりしていてくどくない。庭のテラスで食べるとなお気分がいい。 傾きかけた日を横から浴び、行きとはまた違った豊平川の景色を楽しみながら帰路についた。 「豊平川さけ科学館」にいるサケの稚魚。時期によって稚魚放流や採卵実習などが体験できるそうだ。詳しくは公式サイトの情報か問い合わせ(電話 |
[ 66] 「サケが上る豊平川コース」を基にサイクリングしてみた
[引用サイト] http://www.welcome.city.sapporo.jp/feature/sansaku/toyohiragawa.html
