大統領とは?
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ラシュモア山に彫られた4人の歴代大統領。左からジョージ・ワシントン、トーマス・ジェファーソン、セオドア・ルーズベルト、エイブラハム・リンカーン アメリカ合衆国大統領(アメリカがっしゅうこくだいとうりょう、英:President of the United States, POTUS)は、アメリカ合衆国の国家元首であり行政府の長である。 5人の歴代大統領。左からジェラルド・フォード、リチャード・ニクソン、ジョージ・ブッシュ、ロナルド・レーガン、ジミー・カーター アメリカ合衆国憲法第2条第1節の規定により、4年に1度、国民の投票によって選出される。修正第22条の規定により、2度を超えて選出されることは認められていない(三選禁止)。大統領選挙は形式的には間接選挙であり、選挙人団によって大統領および副大統領はペアで選出される選挙制度となっている。ただし、一般有権者は正副大統領候補者に投票するため、事実上直接選挙の性格も併せ持つ。 大統領選挙の被選挙権は35歳以上でかつ合衆国内への在留期間が14年以上で、出生によるアメリカ合衆国市民権保持者(合衆国市民の両親が海外で出産した子は対象となる)、または「制憲当時に合衆国市民であった者」。伝統的に白人でプロテスタントの男性が大統領に選出されてきたが、1960年にはカトリックであるケネディが当選した。過去において有色人種や女性は二大政党の大統領候補予備選挙に出馬することはあっても候補者指名を得るには到らなかったが、現在のところ2008年民主党大統領予備選挙の最有力候補の二人は白人女性と黒人男性である。 ジョージ・ワシントンはアメリカ合衆国の初代大統領。アメリカ合衆国憲法下での最初の大統領であり、死後に崇敬され州名などに名前が用いられている。 独立命令である、大統領令(Executive order)の発令。大統領令は議会の立法権に干渉してはならないとされるが、行政権の下にある連邦政府や軍に対する直接命令の他、奴隷解放宣言や日系人強制収容命令のような、自国民の重大な人権に直接関わるものも存在する。 判事、大使、各省長官をはじめとする全ての連邦公務員(ただし合衆国憲法または連邦法が特に定めたものを除く)の指名権。ただし上院の承認が必要 連邦議会への勧告権(「教書」message と言う。最も知られているのが年頭の一般教書演説 (State of the Union Address)。他に予算教書、特別教書(戦争教書)など。近年、一般教書は両院合同会議で演説されるようになった。大統領には法案提出の権限がなく、代わりに教書によって議会に法律の制定を要請することになる。また大統領には議会への出席権が無いので、本来は教書は文書として送達される。教書演説の際には、そのつど議会によって特に招待されなければならない。 連邦議会両院を通過した法案への拒否権。議会に差し戻された法案を大統領の署名なしで法律とするためには両院ともに3分の2以上の多数で再可決しなければならない。 立法がすべて議員発議という制度が厳格に守られていることもあり、かつては非常時でもない限り大統領が政策の主導権を握るようなことはないのが通常だった。しかし第二次世界大戦後の大統領は積極的に政策、特に内政に関与し、所属する政党の議員を動かしてまで自らが望む法律を制定しようとすることも見られる。また論争となりそうな法案については、国民に対して自らの考えを明らかにし、世論を動かすかたちで議会をリードしようとする動きも見られる。 大統領は軍隊の最高司令官 (Commander-in-Chief) としての指揮権をもつ。宣戦布告は議会の権限であり、軍隊を募集し編制することも議会の権限である。しかし今日では、議会による宣戦布告を悠長に待っていては先制攻撃が不可能になってしまったり、逆に敵対国から先制攻撃を受けてしまったりする可能性があるため、大統領はこの指揮権を根拠に宣戦布告なしで戦争を開始できることが慣例的に定着している。これに対して議会は、ベトナム戦争におけるなし崩し的な拡大に対する反省から、戦争権限法を定めて大統領の指揮権に一定の制約を設けている。 オーバルオフィス (1970年) 左からハルデマン首席補佐官、ショーピン補佐官補、アーリックマン内政問題担当補佐官、ニクソン大統領 大統領の朝最初の仕事は「日例報告」を聞くことから始まる。この報告では首席補佐官、国務長官、国家情報長官らによって、世界中から収集した情報の報告が行われる。 日常的な執務は「オーバルオフィス」と呼ばれる大統領執務室で行われる。この部屋はホワイトハウスのウエストウイングにある。 1947年大統領継承法は、第(a)条(1)項で「もし死亡、辞任、解任、執務不能などの理由により、大統領と副大統領の双方が大統領の責務を果たし権限を執行できない場合には、下院議長が、下院議長と下院議員を辞職したのちに、大統領としてこれを行う」としたうえで、その次を上院仮議長、その次からは内閣の閣僚を所轄省庁の設立年の古い順に並べ、継承順位を第18位まで定めている。 ただし外国で生まれて合衆国に帰化した者など、憲法で定める大統領の資格を満たさない者がこの順位内にいる場合は、その者をとばして下位の者の順位が繰り上がる(現内閣ではカルロス・グティエレス商務長官がキューバ生まれ、イレーン・チャオ労働長官が台湾生まれのため、厚生長官が第10位となって以下2位ずつ繰り上がっている)。 毎年1月下旬に議会で行われる大統領の一般教書演説は、アメリカの三権を構成する者のほぼすべてが下院本会議場に集う一大イベントである。しかし冷戦たけなわの1970年代末、大統領府はこの一般教書演説時を狙った東側による首都核攻撃を想定、大統領権限継承者全員と上下両院の議員全員が一堂に会することの危険性を憂慮した。ここをたたかれると、憲法が定める法的な大統領権限の継承者が皆無となるばかりか、そうした憲法的危機を乗り越えるために必要な立法措置をとる議会や、対策手段を公的に承認する最高裁までが、一瞬にして消滅してしまう可能性があるからである。 その結果1981年の一般教書演説からは、閣僚の大統領権限継承者の1人を内密に「指定生存者」に指名し、その者を首都ワシントンから相当の距離をおいた非公開の場所に当日は待機させる(つまり隠す)ことにした(2007年はアルベルト・ゴンザレス司法長官)。 さらに、あくまでも想定の範疇だった首都攻撃が 9/11テロで現実のものになると、2005年の一般教書演説からは議会も各院で民主党と共和党からそれぞれ1人ずつ、計4人の議員を「指定生存者」として一般教書演説の日は首都を離れさせ、最悪の事態が起きた場合でも両院で議長と議員がいる連邦議会が生き残れるようにした。ただし過去3年において、上院では大統領権限継承順位が3位の上院仮議長が上院の指定生存者の1人となっており、これがこのまま慣例として定着すると、あえて閣僚の指定生存者を指名する必要性が失われてしまう点が指摘されている。 カテゴリ: アメリカ合衆国 | アメリカ合衆国の大統領 | アメリカ合衆国の歴史 | 元首の一覧 |
[ 111] アメリカ合衆国大統領 - Wikipedia
[引用サイト] http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98
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英語 president は、ラテン語の動詞で支配、統括することを意味する praesidere に由来している。様々な団体の長を指す一般的な言葉(例えば、会社の社長も president と表記。)である。アメリカ合衆国では、国家元首の呼称として建国時に権威的な響きのない語を求めてこの語を採用した。後に生まれた欧州系の諸共和国においても、アメリカ合衆国の例に習ってこれと同系統の自国語を国家元首の呼称に採用する。また、非欧州文化圏の国家において共和制を採用したときには president の自国語訳を、国家元首の呼称とした。日本語訳である大統領は、国家元首についてのみ用いる。 なお、president の訳語の「大統領」は、幕末に黒船が来航したときに日本語の「棟梁」から由来したアメリカ合衆国元首に対する造語であるという説がある。[要出典] 首長が議会に対して依存せずに、行政の任を負う体制を大統領制という。アメリカ合衆国がその代表例である。 大統領がいても国家元首として儀礼的な役目を果たすのみで、実際の行政は議会が選出した首相が行っている場合は議院内閣制に分類され、ドイツやイタリアがその代表例である。 また、儀礼的な役目だけではなく行政権を持った大統領と、立法府に責任を有する実効性のある首相が存在して大統領と首相が共に行政府としての機能を有する体制を半大統領制と呼ぶ。フランスや大韓民国がその代表例である。 中国語では、president を「総統」と翻訳表記し、中華民国(台湾)の大統領は、「総統」と表記される。日本においても、中華民国総統に関しては「大統領」ではなく、慣例的に中国語表記の「総統」を用いている。ただし、日本が中華民国を承認していた1975年以前の外交文書では、大統領と表記していた事例もある(詳しくは、中華民国総統を参照)。また、中華人民共和国や朝鮮民主主義人民共和国、ベトナム社会主義共和国は「主席」と呼んでいる。しかし、北朝鮮は金日成死去後に空席となっている(憲法上は、金日成が依然として主席である)。ベトナムは、漢字を使用していた名残で相当する漢字を充てると「主席」となるだけで、意訳で「大統領」と呼ぶこともある(日本の外務省は「国家主席」と訳している。)。 イラン・イスラム共和国の大統領は、国家元首としての権能は持たず、単に行政府の長としての役割のみであり、アメリカ合衆国のように軍隊の指揮権は無い。元首、三権の長、軍隊の最高指揮権は宗教上のトップである最高指導者が持つため、事実上、超然内閣制の首相のような役割である。ただ、最高指導者は宗教上の地位であるために国家の代表としては大統領がその機能を果たしている。 大統領とは、国家元首のことを一般的には指す。しかし、会話において相手を持ち上げる目的で用いる場合もある。 ウィキソースに締盟国君主称号和公文ニハ総テ皇帝ト称シ共和政治ノ国ハ大統領ト称セシムの原文があります。 |
[ 112] 大統領 - Wikipedia
[引用サイト] http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98
