異常とは?
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「平年」とは30年間の平均状態(現在は1971年から2000年までの平均値)。正式には、その30年間に1度起こるかどうかの異常な天候状態のことを言います。大抵はある月を平均した状態とその月の平年値との違いを問題にします。 ですから、ある地域で著しく異常な状態が2〜3日起きたというよりは、そうした状態が何日も持続した場合を指す訳で、当然社会への影響も大きなものとなります。 また、それほど極端ではないにしても、平年から相当かけ離れた夏の暑さ(猛暑)や涼しさ(冷夏・冷害)、冬の寒さ(寒冬・異常寒波)や暖かさ(暖冬)、雨の多さ(豪雨・長雨)や雪の多さ(豪雪)、それに旱魃<かんばつ>(異常少雨)などを含めることもあります。 特に、猛暑とかんばつ旱魃(渇水)や厳冬と豪雪などと、2つの要素が重なる場合には、農業や観光・レジャー産業、家電製品や衣料品の売上げなど我々の社会や暮しに深刻な影響をもたらします。 亜熱帯から中高緯度では、上空の西風中を大きな速度で伝わる大規模な波動(停滞性ロスビー波)が重要な役割を果たします。 例えば、エルニーニョが赤道太平洋で発生すると、その影響は熱帯各地から南北両半球の中高緯度の様々な地域に及び、各地に異常気象をもたらす傾向にあります。 あの年は梅雨が明けないままで、米は大凶作。政府は食糧政策の転換を強いられ、米の輸入が解禁されたのでした。 その夏は日本の北方に冷たいオホーツク海高気圧がしばしば発達し、それにともなう「ヤマセ」と呼ばれる冷たく湿った北東風は、北・東日本の太平洋側に著しい低温と日照不足をもたらしたのでした。中高緯度の異常気象の多くは、ブロッキング現象という上空の大気の流れの異常にともなわれています。 1993年の場合も、平年より南に偏った亜熱帯ジェット(これは地上の梅雨前線に対応)と北極海沿岸の亜寒帯ジェットの間、極東の60−N付近にブロッキング高気圧が形成される度に、地上にはオホーツク海高気圧が出現しました。 平年でも梅雨期にはオホーツク海高気圧が出現するのですが、1993年のような冷夏年には7月を過ぎても出現し、真夏になっても梅雨のような天候が続いたのでした。 亜熱帯の太平洋高気圧が7月上旬から日本付近へ強く張出し、東京でも連日最高気温が35℃を超える暑さが続き、最低気温も25℃を下回らない熱帯夜が続きました。 なぜ太平洋高気圧が異常に発達したかの正確な原因はまだ不明ですが、インド洋で起きたダイポール現象の遠隔影響ではないかとも考えられています。 実はこの年の冬は低温で始まりました(2001年12月)、大陸の寒冷なシベリア高気圧、東海上のアリューシャン低気圧ともに強く、北西季節風も平年より強い12月でした。 それが,2002年1月中旬に突然アリューシャン低気圧が弱まることで、季節風が弱まり暖冬傾向に転じました。 また、この年の我が国の大暖冬は、北アメリカ大陸での寒冬やヨーロッパの暖冬とも連動していました。 これは、1月中旬にアリューシャン低気圧が弱まった影響が、上空のロスビー波として北アメリカ大陸を横切って東へ伝わり、北大西洋上にあるアイスランド低気圧を強くしたためでした。 これはアリューシャン・アイスランド両低気圧間のシーソー現象と呼ばれていて、1950〜60年代を除いて、少なくとも1920年代から頻繁に起こってきた現象です。 1月中旬まで弱かったアイスランド低気圧が1月下旬には強まり、その東側に暖かい南風を吹かせたため、ヨーロッパも寒冬から暖冬に転じました。 一方、アイスランド低気圧西側にあって北風の強まった北米大陸北東部や、アリューシャン低気圧の東側に当って南風の弱まった北米大陸西部では寒冬に転じました。また、その前年 北極振動では、北極上空の成層圏をすっぽりと覆うような大規模な低気圧(極渦)の強弱の影響が対流圏に及んで、アイスランド低気圧やシベリアの寒気の強さを変化させる傾向が指摘されています。 |
[ 188] 地球惑星物理学科 [ 異常気象 ]
[引用サイト] http://www.eps.s.u-tokyo.ac.jp/jp/gakubu/geoph/aos/wether2.html
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色覚異常(しきかくいじょう)は、目の特性の一つ。色を認識する錐体細胞の変異により、色の認識・識別が多数派と異なっていることである。 「色盲」「色弱」と呼ばれる事もあったが、誤解を与えるとして現在は「色覚異常」「色覚障害」等と呼ばれる事が多い。一方、以下の理由から「色盲」こそが相応しい用語だとする意見もある。 [1] 男性20人に1人、女性500人に1人という頻度は「異常」「障害」と呼ぶには高すぎる。血液型がRh-(RHマイナス)の人間を異常と呼ぶようなものである。 「異常」も「盲」も字に否定的な印象があるとして「少数派色覚」と呼ばれることもある。この場合正常色覚は「多数派色覚」ということになる。 さらに、これまで「正常色覚」と一括りにされていた人にも、実際は錐体細胞の波長認識には個人差があることなどを考慮した上で、色覚異常を遺伝子の多形のひとつとしてとらえた「色覚特性」という呼び方も、色覚異常による差別や偏見をなくす目的で使われはじめている。 また、正常色覚か色覚異常かは便宜的な区別にすぎず、「正常色覚」の根拠もそのような見え方をする人間が多数派だからという程度のものである。詳細は後述。 多くは先天的に発生するが、加齢・病気などで後天的に発生することもある。先天性の原因は伴性遺伝によるが、これは遺伝の形質が現れただけのもので、誰が悪いというわけではない。 赤・緑・青のいずれかひとつしか錐体細胞を持たない場合、およびまったく錐体細胞を持たない場合に発生する。発症は10万人-20万人に1人と少ない。 まったく錐体細胞を持たない場合は、本来暗い光を感知する桿体細胞のみに視覚を頼る形になる。暗いところでは正常色覚者でも色が分からなくなる他、細かい形状が分からなくなる(視力が低下する)が、錐体細胞がまったく無い場合は、明るい環境でもこの状態になる。つまり、色がまったく識別できないほか、弱視などの症状がある。視力は0.1程度。近視などと違って網膜の問題なので眼鏡では色覚も視力も改善しない。また、明るすぎる環境では桿体細胞が正常に働かず、さらに視力が低下する。これに対してはサングラスや遮光眼鏡で対処する。 青錐体のみを持つ場合も、青錐体は正常色覚者でも数が少ないため、まったく錐体を持たない場合とあまり変わらない症状になる。視力は0.3程度。 ミクロネシア連邦のピンゲラップ島は、12人に1人を全色盲が占める島として知られる。これは、約200年前に島を襲った台風によって人口が20数人にまで減ってしまい、その生き残りに全色盲者がいたため、孤立した環境で近親交配を繰り返した結果、全色盲者の割合が高くなったものである。色盲者は暗い場所で微妙な明かりを見分ける特殊な視力を持っている。このため、ピンゲラップ島では、色盲の人々は月明かりの下でトビウオを捕まえる極めて優れた漁師として知られている。 色覚異常の中で一番多く、赤と緑の区別が付きにくい。日本人では男性の20人に1人、女性の500人に1人が赤緑色覚異常で、日本全体では300万人近く存在する。白人男性では、日本人男性よりもやや多く、約8%が赤緑色盲といわれており、米国では血液型AB型の人間(約3%)を大幅に上回る。 錐体神経のうち、赤錐体系か緑錐体系の異常により発生する。赤の場合は第1色覚異常、緑の場合は第2色覚異常と呼ばれる。赤錐体は緑錐体との対比で「赤」錐体と呼ばれるが、実際には黄緑錐体とでも呼ぶべき特性であり緑錐体との特性の違いは少ない。そのため、どちらに異常が出ても色の見え方に大きな差はなく、この二つは色覚としてはひとくくりに扱われる。ただし「赤」錐体が欠損している場合、赤に見える波長700nm前後の光を吸収できなくなるため、赤い絵の具はほぼ黒に見える。このため、「赤」錐体欠損と「緑」錐体欠損での知覚は実用上大きく異なり、区別されている。 なお、イヌ・ネコ・ウシ・ウマなどの動物は時に全色盲と言われることがあるが、これは誤り。ただし、青錐体(青に該当する波長に対応した網膜錐体細胞)と、赤から緑の波長に対応した網膜錐体細胞の2種類しか持っていないため、ヒトでいう赤緑色盲と類似した色世界に生きていると考えられている。 X染色体上で赤錐体を決定する部位と緑錐体を決定する部位は隣接している。赤錐体と緑錐体の遺伝子はやや複雑なかたちになっており、単純に「正常な」赤オプシン遺伝子1種類と「異常な」赤オプシン遺伝子1種類、「正常な」緑オプシン遺伝子1種類と「異常な」緑オプシン遺伝子1種類が存在するわけではない。「正常な」赤オプシン遺伝子は2種類ありいくらか特性に差異がある赤錐体を作る。また、「正常な」緑オプシン遺伝子についても同様である。この4種類のほかにも多数のオプシン遺伝子が存在する。このため、赤オプシン遺伝子・緑オプシン遺伝子の組み合わせにより様々な度合いの色覚異常(及び正常色覚)を生じることになる。また、「異常な」赤オプシン遺伝子と「異常な」緑オプシン遺伝子の組み合わせであっても石原式検査では「正常」と判定される場合もある。[2] 錐体神経のうち、青錐体系の異常(第3色覚異常)により発生する。先天的な青黄色覚異常は非常に稀。正常色覚者でも青錐体の数は少なくそこからの情報は補助的にしか利用していない[3]ので、生活上の不便は全くといっていいほど無い。検査[4]で発見されないかぎり本人も周囲の者も気づかないことが殆どである。 強度の青黄色覚異常の場合、かすかに緑がかった黄色と青紫色が中性点(無彩色に見える点)となる。だが、赤緑色覚異常での中性点(大雑把に赤と緑だが、厳密には第1色覚と第2色覚で微妙に異なる)が、日常的に同明度で区別を要する状況が頻出するのに対し、黄色と青紫が同明度で使われることはまずあり得ない(同明度の黄色と青紫は、一般的にいう藤色と黄土色の関係であり、普通の黄色と青紫では白と黒ほど明度が違って見えるので区別できないことは事実上ない)。また、緑と青の区別も難しいが、正常者でも青と緑は区別しない傾向にあるので、周囲の者も気づかないというだけである。逆に赤緑色覚異常の者にとっては、青と緑はまったく違う色に見え、正常者が区別しない傾向にあることを不思議に感じることが多い。逆に言えば、「正常色覚」は青と緑の判別力が相対的に弱いといえる。 一方、後天的な色覚異常としては青黄色覚異常が多い。青錐体は元々数が少ないため障害を受けると能力の低下に直結するためである。この場合は先天性の場合と違って以前の色覚の記憶があるため本人に自覚がある。 ^ そのため画像圧縮でも青色情報には少ない情報量しか割り当てられない。赤や緑に比べていい加減な再現でも人間の眼には違いが分かりにくいからである。 ^ 学校でかつて全員に行われていた色覚検査は赤緑色覚異常の検出のためのものであり、青黄色覚異常は検出できない。そのため検査で発見される機会も少ない。 色覚異常があると数字などが読めない指標や、異常がある場合と無い場合で違うものが見える指標、色覚異常者のみが読める指標を読ませることで色覚異常を検出する。感度が高くほとんど正常に近い色覚異常でも検出できる。石原表が有名で世界的に用いられているほか、標準色覚検査表、東京医大表などがある。 以前は小学校で全員にこれを用いた色覚検査が行われていたが、差別の対象となる恐れがある割に検出することの有用性が少ないとされ現在は廃止されている。反面、本人が色覚異常の自覚を持てなくなる、社会から色覚異常の存在が忘れ去られ必要な配慮が行われなくなる恐れがある、として色覚検査の廃止に反対する意見もある。2004年の全国学校保健・学校医大会では、今もこの検査が行われている学校があることが報告されている。 赤緑異常の評価に頻用される。緑の光と赤の光を混合すると黄色く見えるが、これを黄色の波長の光を見ながら同じく見えるように混合比を調節させるものである。赤緑異常を持っている場合、正常人に比べて混合比がどちらかに大きく偏る傾向が見られる。 連続した色相の15個のチップを、色が連続的に変化するように並べるものである。ある2色の区別が付きにくい場合、それ以外の色の変化のみに着目した配列にしてしまうため、色覚異常の種類・程度を判別することができる。 かつて色盲と呼ばれたことから、「白黒に見える」ような誤解があるが、それは稀な全色盲の場合である。色覚異常の大多数を占める赤緑色覚異常ではその人にとっての自然な色彩を見ている。 色弁別能力(2つの色が同じか違うかを判別する能力)は、平均的には、正常者に劣る。しかし、このことが色覚異常の直接の原因ではない。軽い色覚異常者の色弁別能力はじゅうぶん正常範囲だし、逆に、色弁別能力が色覚異常者に劣る正常者もいるが、彼らは日常生活で不便も感じず、通常の色覚検査でも検出できない。 色覚異常が起こるのは、「特定の色ベクトル方向の」色弁別能が健常者に劣るためである。色覚異常の大多数を占める第1・第2異常では、青〜黄方向の弁別能力は正常色覚と変わらないいっぽう、赤〜緑方向の弁別能力だけが劣る(この方向は第1異常と第2異常では少し異なり、第3異常では大きく異なる)。このため、3つ以上の色のうちどれとどれが近いかという感覚が正常と異なり、ある種の色関係では、正常者にできる区別ができなくなる。ただしこれは、能力が劣っているというわけではなく、逆に、正常者にできない区別ができることもある。たとえば、仮性同色表の1種である石原表には、色覚異常者だけに読める文字がある。 きわめて単純化した例で言うと、ある色の背景の上に、わずかに青みがかった色と、わずかに赤みがかった色とで、2つの文字を重ねて書いたとする。青みと赤みの強さをうまく調整すれば、正常色覚者には赤みがかった文字が目立って見えるが、第1・第2色覚異常者には青みがかった文字が目立って見える(仮性同色表もこの原理を利用している)。しかし、どちらかの色覚が優れているということではない。 以下のような色の組み合わせは正常色覚者と色覚異常者で見分けやすさが異なり、同系色と誤認識するなど問題が生じることがある。 一部の色が区別しづらいだけで日常生活にはほとんど影響ないが、「色盲」「異常」などの言葉の語感ゆえ誤解・理解不足による偏見を招き、かつては社会生活に多くの面で不当な差別の対象となった。 上述のとおり従来は小学校で毎年全児童を対象に色覚検査が行われていたが、1994年以降は4年次における1回だけになり、2003年からはその検査もなくなった。しかし、強制ではなく希望者に対して行う形の検査は、行われているところもある。また、従来は労働安全衛生法で雇用者に義務づけられた雇い入れ時健康診断の必須項目の中に色覚検査が加えられており、実際に行なわれることは少なかったものの、法的には新規採用社員は色覚検査を受ける必要があった。2001年からこの規定は廃止された。 以前は多くの大学が入学制限を課しており、中には、医師免許の取得には昔から色覚による制限がなかったにもかかわらず、入学者選考時に色覚制限を課す大学が多かったなどの矛盾が見られた。1993年以降すべての国立大学で色覚による制限はなくなり、私立大学もそれに準じている。 上述のとおり雇い入れ時健康診断における色覚検査は廃止されたが、これは雇用者が任意に検査を実施することを禁ずるものではなく、企業によっては制限を課しているところもある。 採用選考時の色覚検査を含む健康診断については、職務内容との関連でその必要性を慎重に検討し、就職差別につながらないよう注意すること。 各事業場内において「色」の表示のみにより安全確保等を図っているものについては、文字との併用などにより、誰もが識別しやすい表示方法に配慮すること。 という指導を行っている。しかし実情としては、同じ業種であっても色覚制限の有無は企業によってまちまちである。 日本では現在は偏見が薄れ、少しずつ改善傾向にある。運転免許については信号機の色が弁別しづらいために取得できないという誤解があるが、実際には運転免許試験場で石原表でなく、赤、黄、緑の3枚のプラスチック板の色を弁別できれば、運転免許を取得できる。これは強度の色覚異常であっても問題なく答えられる試験であり、色覚異常によって免許を取得できないケースは実際上存在しない。全色盲では取得できないことが多いが、これは色覚よりもむしろ視力の問題である。 運転免許が取得できるにもかかわらず、市バスなどの運転手では採用をしないケースが以前は多かったが、最近は色覚異常を条件としない自治体が徐々に増えている。 船舶免許も、パネルD15テストの結果が正常な程度の弱度の異常であれば、免許を取得できるようになっている。2004年からは、小型船舶に関しては強度異常であっても夜間の船舶の舷側灯の色が識別できれば免許を取得できるようになった。 動力車操縦者(電車の運転士)免許試験では色覚に異常のある者の受験を認めていない。根拠法は、国土交通省が定める、『動力車操縦者運転免許に関する省令』による。尚、鉄道会社では採用時に色覚検査を行っており色覚に異常のある者は鉄道会社への就職はできない。ただし、運転業務に就く可能性がない非常勤採用などの場合は検査を行わない場合もある。 興味深いのは、自衛隊では戦闘機パイロットと一部の整備士、潜水艦乗組員を除いて、色覚制限が一切無いことである(ただし、自衛隊への入隊にはパネルD15テストの結果が正常である必要がある)。これは、防衛医科大学校の医官が実際に自衛官の各業務の内容を実地に精査し、色覚異常の隊員等の勤務成績も勘案した結果出された判断であって、その後10年間の追跡調査でも、色覚異常の有無による勤務成績の差は見られていない。他の職種において未だ数多く存在する差別においては、医師がその業務の実態を実地に確認したうえで制限を定めているケースは少なく、自衛隊の判断基準は一定の参考になるといえる。 デザインの分野では、色覚異常者に重要な表示が読みづらくなる可能性を考慮して、特定の色遣いを避けることが推奨されている。ウェブサイト設計においては、前景色と背景色の色差、明度差を一定以上にするようW3Cがガイドラインを示している。 こうすることにより、色覚異常があっても読みやすい表示ができるだけでなく、白黒表示環境など多様な環境からのアクセシビリティを確保できることにもなる。 これは、ユニバーサルデザインの範疇に含まれる手法である。 欧米では色覚異常により差別される事はほとんどない[要出典]。東アジアでは、現在も厳しい差別がある[要出典]。 日本においては鍼灸の治療家や医療研究家が色覚異常の治療が可能であると主張し、実践し、それを支持する外部の医師、患者あるいは追試を行う研究者が存在した。しかし、色覚異常は病気ではなく見え方の問題であるため、それらの治療の有効性は否定されたというのが通説である。 ただ、WHOの鍼灸の適応症によると、色弱は治療範囲であり、治療によって改善される場合があると認められつつある[要出典]。 色覚異常の程度は様々であるし、「リンゴは赤」「木の葉は緑」のような知識によって見える色に無意識の修正がかかる場合もあるので、症状は一様ではない。 また、正常色覚の人でも個人個人により同じ色でも見え方が違うことがあると考えられているが、他人と入れ替わることができないので確認は不可能である。 正常色覚も異常色覚も単に人間の感覚であり、どちらが正しいわけでもないし、ある意味ではどちらも間違いだともいえる。ただ多数派が「正常」色覚者と呼ばれるだけである。その他、遺伝学上の研究により「正常」色覚者であっても錐体の特性に違いがあることがわかってきている。 いずれも人間の目に区別できないだけで、物理的にはまったく異なる光である。仮に人間の目に見える範囲の光をすべて識別できる宇宙人がいたとして、彼からみれば、正常色覚でも赤緑色盲でも特定の色が識別できないという点では同様である。 原理的には光の波長の違いを知覚するためには二種類の錐体からの情報で可能である。実際、哺乳類の多くは二色型色覚である。ヒトにおける三色型の正常色覚は赤錐体の特性をわずかに変えた緑錐体を追加する事で緑〜赤の帯域の識別力を特に強化したものである。相対的に青〜緑の識別力は弱い。色覚異常者が色を見分けにくいのでなく、正常色覚が緑〜赤の帯域に偏重しているのだと考えることもできる。 高橋治『名もなき道を』 - 医師になることを期待された病院長の長男が、色覚異常のため医師になれず、司法試験に20回挑戦した後、奇行をくりかえすようになるという内容。著者の旧制高校時代の同級生がモデルになっていた。このため、この同級生の妹夫婦が、「兄を主人公のモデルにされ、プライバシーを侵害された」として、慰謝料の支払いを求めて著者と出版元の講談社を提訴、1999年に東京高裁で和解が成立した。 横溝正史『深紅の秘密』 - 日本の推理小説においてはじめて色覚異常をトリックに使った作品と言われている。 ^ そのため画像圧縮でも青色情報には少ない情報量しか割り当てられない。赤や緑に比べていい加減な再現でも人間の眼には違いが分かりにくいからである。 ^ 学校でかつて全員に行われていた色覚検査は赤緑色覚異常の検出のためのものであり、青黄色覚異常は検出できない。そのため検査で発見される機会も少ない。 |
[ 189] 色覚異常 - Wikipedia
[引用サイト] http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%89%B2%E8%A6%9A%E7%95%B0%E5%B8%B8
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異常気象といわれると、台風や洪水、干ばつなどを思い浮かべます。ですが、私達の身近なところでも異常気象は起きています。毎年のように続く猛暑と暖冬ですが、「たまたまでしょう?」などと思っていては大変です。猛暑や暖冬も十分に異常気象なのです。では、この猛暑や暖冬も含めた異常気象の原因とは何なのでしょうか?また、対策を立てることはできるのでしょうか? 日本でも多少、騒がれてはいるものの、ヨーロッパに比べれば全く対策を行っていない事、それはCO2削減。要するには地球温暖化への対策です。石油、石炭の燃焼によって多く排出される二酸化炭素(CO2)ですが、本来であれば草木が酸素を作り出すためや、地球の熱を宇宙に逃がさないために必要な気体ですが、その地球から熱を逃がさない効果があだとなり、200年間で大気中の二酸化炭素濃度が25%も増えた結果、地球全体が温室に入っているような状態を作り出しています。このような効果を持つのは、二酸化炭素やフロンといった気体で、これらのことを温室効果ガスといいます。 温室の中で自ら熱を放つろうそくなどを置いておいては、熱が逃げられないために時間が経つがつれに気温が上がっていきます。加えて、太陽の熱もあるので更に気温は上がります。そんな温室のろうそくに地球はなりつつあるのです。それを確実に現しているが、日本全体でおきている猛暑や暖冬などの異常気象なのです。また、特にこの異常気象が起きているのは、国の中心となっている都市です。国の中心となる都市は、巨大なビルや家々が密集して存在し、人が乗る車も大量に走っているために、自ずとその地域の二酸化炭素量が増えます。その結果、二酸化炭素の濃度が濃くなり、温室効果が高まって都市だけの気温があがるということ実際に起こっています。これは日本も例外ではなく、東京や大阪といった都市部の気温は上昇しています。 気温が1度違うと、距離が100km違います。もし、気温が1度上がったとしたら、緯度が100km下がったのと一緒なのです。ですから、東京は100年で5度気温が上がっています。なので、今の東京の温度は100年前の鹿児島の南端と同じ気温なのです。人間にとっての気温の1度や2度程度、上がったり下がったりしても大して生活などに困りもしません大変でもありません。しかし、植物やその他の生物にとって、1度の違いというのはとても重要なものなのです。考えて見ましょう、あなたの住んでいる地域から100kmほど離れても気候が全く同じだと思いますか?また、気温が上がれば今までは生息していなかった生物が現れるだけでなく、病原菌も同時に現れるといえます。気温の変化がもし山に及んだ場合には、1度違えば高度は100mも違います。つまりは、2000mで育っていた高山植物が、気温が3度上がってしまった場合に、2300mもの高度があるところでないと育たないということです。これは完全に、地域の生態系が変わってしまいますね。 このような、気温変化は地球温暖化というカテゴリーによって、異常気象とは思われつつも地球温暖化という言葉でくくられてしまっています。では、異常気象といえば、どんな気象のことをいうのか?と問われれば、洪水や干ばつ、黄砂、日本で言えば昨年10個以上の台風が上陸したことも異常気象といえるでしょう。日本で起きている洪水は、屋根の上までは水が溜まるということはありません。ですが、アメリカやヨーロッパなどの他国では洪水の被害にあって屋根で助けを待つということも起こり、また、洪水によって家が流されるということもあります。また、農業や酪農などを営んで生活している農家の人達には大きな打撃を与えるようです。しかし、このように一部の地域では洪水という水が多すぎて起こる災害が起こっているのに、別の地域では干ばつがおきています。干ばつとは、雨が降らないことによって日照り状態が続き、長期的な水不足が続いた状態をいいます。しかし、一部においては森林伐採などによって引き起こされているものもあります。 日本で起こった台風の被害ですが、1年に10個以上の台風が上陸するというのは、1950年以来なのです。日本に上陸くる台風の数は、平均3個とされていますが、昨年は10個という異常な量が上陸しました。日本にとってこの台風は非常に大きな爪あとを残した異常気象でした。しかし、世界的に見た台風の数は特別増えているわけではないのです。例年、中国には6個、フィリピンには4個、台湾には1個の台風が上陸します。しかし去年は、中国には4個の台風が上陸し、フィリピンにいたってはひとつも台風が上陸しなかったというのです。もし、中国とフィリピンに上陸するはずだった台風が日本に来たと考えると、台風の数だけで考えると平年通りの数になります。海水の温度や、太平洋の高気圧の形などによって台風のコースが変わるというこういった現象は、50年に一度なら起こり得るこのなんだそうです。 異常気象の日本での定義は、30年に一度の割合で起こった著しく天候に偏りが現れた場合の気象のことをいい、世界的には、日本では30年のところを25年としています。余談ですが、異常気象の原因ともいわれているエルニーニョ現象、これ自体は異常気象とは定義されていません。エルニーニョ現象は、クリスマス頃に起こる季節的気象現象と定義されています。また、エルニーニョは約4年に一度起きて、一旦起きると1年から1年半は持続するとされています。日本に上陸した台風は、確かに異常気象ですが、この台風が多かったのは、人間の所為だとか、天変地異の前触れだと考えるのはあまりに短絡的といえます。もし、この現象が今年も起こるようであれば、日本としても、世界的にも警戒すべきですが、起こらなければ50年に一度のことと思えばある意味で自然現象といえるでしょう。しかし、日本、そして地球の気温が上がっているのはどう考えても自然現象ではありません。ということは、手を打たなければこの異常気象はいつまでも続くということです。将来のために地球温暖化を止めよう!なんていっていますが、すでに地球温暖化という異常気象は将来の問題ではなく、現在の問題になってきています。 |
[ 190] 【地球温暖化】異常気象
[引用サイト] http://www.gwarming.com/link/weather.html
