メーキングとは?
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アシスタントが掃除機をかけたとたんブレーカーが落ち、全てのPCがダウン。レンダリングパワーを上げるため1台ずつ増やしたPCの電力をまかないきれなくなったのです。応急措置としてスタジオの照明の蛍光灯を数本外し、薄暗い中レンダリングを再開しました。子供のころ見たアニメの宇宙戦艦が、必殺兵器チャージのため室内照明まで消していたことを思い出しました。 桑島さん、大場さんの声収録。朗読の声をいつも聴いていましたが、その桑島さんのお声が3年ぶりに生声で聴けて感激。 ナレーション、音楽、効果音を5.1chのサラウンドにミックスする作業です。20時間ぶっ続けで行いました。わたしや玲は聴いてあれこれ言うだけですが、作業をしてくださったエンジニアの安西さんの体力、集中力の持続に感服です。わたしの要求に最後までとことん付き合ってくれる精神にも感激しました。 劇場で鳴らすためのミキシングを、劇場サイズのスタジオを持つ東京麻布のアオイスタジオで行いました。 満天での公開から7カ月かけて、ようやく配給版の「銀河鉄道の夜」が完成しました。満天で公開した画像は2200×2200ピクセルでしたが配給版は4000×4000ピクセルと、面積比が3.3倍の解像度になりました。15台PCを使ったCINEMA 4Dの再レンダリングに6カ月、After Effectsでの合成に2カ月の時間を要しました。 4000ピクセルのドームマスターは4Kと呼ばれますが、この4Kのデータを活かせるプラネタリウムはまだ日本にありません。現在はあきらかにオーバースペックなデータですが、10年後には主流となるでしょう。 やるからには業界最高品質でと思い4Kを手掛けましたが、計算時間、メモリー量、データ量などすべてが今の機材でギリギリ限界の世界、重油の海を泳ぐような作業は難航をきわめました。 各配給会社へ「銀河鉄道の夜」の映像データを発送。映像データはドームマスターと呼ばれる丸い静止画像。この静止画像30枚で1秒分のアニメーションとなります。「銀河鉄道の夜」通常版は38分のアニメーションなので約69000枚のドームマスター画像をつくりました。この全データ量は、データ圧縮をしても1.4テラバイト。(1テラ=1000ギガ)3か所の配給会社に通常版とショートカット版の2種を送るので、それぞれテラバイト級のハードディスク数台にわけて発送しました。1台のハードディスクにデータをコピーするだけで2〜3日かかります。 ▲日立で「銀河鉄道の夜」上映に使うリブラ製『はこにわシステム』は巨大な凸面鏡が特徴 |
[ 87] メイキング
[引用サイト] http://www.gingatetudounoyoru.com/making/index.html
