原因とは?

火星に着陸し、数枚の写真を送った後、不調に陥ったSpirit号。そのトラブルの原因は、ディスクスペースを使い切ってしまったときと同じ、「不要なファイルの消し忘れ」だった。(IDG)
1月22日、火星探査車Spiritが着陸後、活動を始めてすぐに応答を返さなくなったのは、基板上のメモリ不足が原因だった。
この探査ミッションで採用された組み込み型リアルタイムOSを提供したWind River Systemsの技術スタッフ、マイク・デリマン氏によれば、地球上で実施されたテストによりこの問題は再現され、完全にメモリに関連したトラブルであることが判明したという。
「ソフトウェアのバグでもなければ、アプリケーションのバグでもない。ハードウェアのバグでもない」とデリマン氏。「突き当たったのは、システムの制限による問題だ」と同氏は明らかにしている。
Spirit(以下、ローバー)は、128MバイトのRAMのうち、Wind River VxWorksオペレーティングシステムと一連の科学目的アプリケーションのためにに32Mバイトを割り当てているが、ミッションが進むにつれ、技術者はメモリを再利用するために古いファイルとディレクトリを定期的に削除していく必要がある、と同氏。
しかし、1月3日に火星に着陸し、ローバーから地球にデータが送られてくるようになると、ミッション技術者による削除作業の間隔が長くなってしまった。
「単に、メモリを使い果たし、RAMを使い切ってしまったということ」とデリマン氏は説明する。「最初にローバーとの交信が絶たれた原因は、それだ。この6輪車は通常動作で数百ものタスクを同時に実行しており、それぞれのオペレーションが一定のRAMを使用する」と同氏。
「これは、古いWindowsマシンを、空きディスクほとんどなしの状態で使っているようなものだ」と同氏は説明する。「ディスクを使い切ったらファイル整理しないとシステムが不安定になってしまう」とデリマン氏。
ほぼ1週間のあいだ、科学者らはなぜローバーが地球からの指令に反応しないかの原因究明に当たっており、ハードウェアの問題によりローバーを見失ってしまったのではないかと危惧していた。
技術者らはローバーが診断モードに入ったとき、ようやくこの問題を修正できた。診断コマンドがこのマシンに送信され、フラッシュメモリベースのファイルシステムボードから一連のファイルとフォルダが削除されると、ローバーは通常作業を再開できるようになった。
ローバーは現在、NASAのために火星表面の写真を撮影し、実験を行っている。火星探査車2号機であるオポチュニティは1月24日に着陸し、「レッドプラネット」で活動を続けている。ヒーターの些細なトラブルによりオポチュニティのロボットアームが停止できないという問題以外、2号機の方はこれまでのところ、順調に動いている。
このミッションの進展を、NASAの科学者と技術者、Wind Riverをはじめとする関連ベンダーは興奮しながら見守っているとデリマン氏は語る。
「科学が本来あるべき姿はこういうものだ、という感慨を与えてくれる」と同氏。「別世界の探検に貢献していること、われわれが宇宙においてどういう位置を占めているのか、その答えを得ることに貢献していること、これは言葉にならない」とデリマン氏は述べた。
つい先日、水と生命の痕跡を探して無人探査車「Spirit」が火星に降り立った。このマシンの操縦には、Javaベースのソフトが使われている。(ロイター)
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[ 17] ITmediaニュース:火星探査車の不調、原因は「ファイルの消し忘れ」
[引用サイト]  http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0402/05/news051.html

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トレンドマイクロが4月23日朝に配布したウイルスバスターのパターンファイルが原因で、PCやサーバに多数の不具合が起きた。月曜日朝にも注意が必要だ。
トレンドマイクロが4月23日朝に配布したウイルスバスターのウイルスパターンファイルが原因で、新聞各社や交通機関などのPCやサーバに不具合が多数起きた。一般企業が始業する月曜日に同様の不具合が発生する危険があり、システム管理者は警戒と確認が必要になる。
トレンドマイクロの執行役員 日本代表 大三川彰彦氏は「製品の問題でご迷惑をかけて申し訳ない。お詫びします」と謝罪。「全社をあげて解決に取り組む。復旧のための簡易型ソリューションなどを提供したい。人的な支援も検討する」とした。
原因となったパターンファイルは、トレンドマイクロのフィリピン・マニラの研究所が4月23日7時33分(日本時間、以下同様)に全世界のユーザーに対して配布した「2.594.00」。このパターンファイルをウイルスバスターの自動アップデート機能で取り込み、マシンを再起動するとCPU使用率が100%のままになり、正常に利用できなくなる。トレンドマイクロはユーザーからの問い合わせで同日9時2分に2.594.00の配布を停止。2.594.00以前のパターンファイルとほぼ同じ内容の「2.596.00」を10時51分に配布した。
2.594.00を適用、再起動してPCやサーバが不調になった場合は、マシンをセーフモードで起動して、手動でマシンから2.594.00を取り除く必要がある。トレンドマイクロはパターンファイルを削除する方法をWebサイトで公開している。
トレンドマイクロによると、今回のパターンファイルでPCやサーバに不具合が起きるかどうかは、2.594.00をダウンロードした後にマシンを再起動したかどうかが鍵になる。
2.594.00が配布されていた7時33分から9時2分にかけて2.594.00をダウンロードしていても、マシンを再起動しなければ、問題は発生しない。その後、2.594.00の1つ前のパターンとほぼ同じ内容の2.596.00が10時51分に配布され、マシンに適用されるので問題はなくなる。
ただ、個人向けのウイルスバスターの場合、パターンファイルにウイルスだけでなく、パーソナルファイアウォール用のファイルなどが含まれるためにマシンを再起動する必要があり、再起動を求めるダイアログが表示される。ダイアログに応じてマシンを再起動すると不具合が生じることになる。
コーポレートエディションの場合、トレンドマイクロのWebサイトからダウンロードするのはウイルス用のパターンファイルだけで、適用後に再起動する必要がない。また、再起動を求めるダイアログが表示されることもない。
問題を発生させるパターンファイルの配布が約1時間半と短時間で、サーバを休日に再起動するユーザーも多くないことを考慮すると、「コーポレートエディションで障害が発生する可能性は著しく低い」(同社 上級セキュリティエキスパート 黒木直樹氏)。また、コーポーレートエディションの自動アップデート機能は、標準では週に1度、日曜日だけに特定のサーバがパターンファイルを取得する設定になっている。
トレンドマイクロには問い合わせが殺到している。個人向け、企業向けとも電話サポートは土日は行っていなかったが、ログによると個人向けの窓口には17時の段階で3万5000件の電話があり、企業向けの窓口には18時までに1万6000件の電話があった。個人向け、企業向けとも現在では電話を受け付けている。また、フリーダイヤルの設置も検討している。
米国でも数百件、オーストラリアで数十件の問い合わせがあったという。台湾、韓国などでは問い合わせが少ないという。
トレンドマイクロは特定のパターンファイルで問題が発生した理由を調査している。現段階で分かったのは、Windows XP SP2またはWindows Server 2003の環境にパターンファイル2.594.00とウイルススキャンエンジン7.5xをインストールすると、スキャンエンジンがOSの特定のファイルを検索した際に無限ループに陥ってしまうことだ。そのためOSに負荷がかかり、CPU使用率が100%になってしまうとトレンドマイクロは分析している。
今回の問題で不幸中の幸いだったのは、多くの企業が業務を停止している土曜日にパターンファイルが配布されたことだ。大三川氏によると、「顧客の基幹系システムが止まったとの報告は現在のところない」。問題のパターンファイルが平日に配布されていたら、より大きな混乱になっていたことが考えられる。
パッチの配布によってソフトウェアの脆弱性や問題を自動的に修正する方法が一般的な中で、今回の問題がソフトウェア業界に突きつける課題は大きい。
トレンドマイクロ:ウイルスパターンファイル2.594.00(日本時間:AM7:30頃公開)へのアップデートにおける、コンピュータのCPUが100%になる現象に関して
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[ 18] ITmedia エンタープライズ:ウイルスバスター原因でシステムダウン、月曜朝は注意を
[引用サイト]  http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0504/24/news001.html



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