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「実はね,仲間内でこの件は日経エレクトロニクスのT記者と伊藤記者だけには知られないようにって話していたんですよ。とうとう知られちゃいましたか…」——。これは2005年11月21日号に掲載したWhat’s New「まだあったPbフリーの課題,積層コンデンサが性能劣化」に関する取材を進める中で耳にした,ある機器メーカーの技術者の言葉です。
この記事の内容を一言で言いますと,「Pbフリー・ハンダの1種であるSn-Zn系Pbフリー・ハンダを使う場合,特定条件下では積層セラミック・コンデンサの絶縁抵抗が劣化する恐れがある」というもの。冒頭の技術者はこう続けました。「今ね,この問題を突っつかれると面倒なんですよ。せっかく,Sn-Zn系がPbフリー・ハンダの中でそれなりの地位を確立してきたところですからね。記事になってSn-Zn系に対する変な誤解が生じては困るんですよ」。
正直,この発言には驚きました。事態の本質を間違えているように思えてなりません。技術者として取り組まなければいけないことはSn-Zn系を普及させることではなく,RoHS指令に対していかに速やかに対応できるかが重要なはず。実使用環境下で問題が生じるか否かは分かっていないのは事実ですが,不具合につながる可能性があることを早く世に知らしめるべきではないでしょうか。詳細が解明されるまで公表を控えた場合,問題が大きくなってしまう恐れもあります。
ここに我々が不具合記事を書く理由があると考えています。多くの関係者は口を閉ざしがちですが,それが原因で傷口を広げてしまうことの方がよっぽど恐い。おこがましい言い方かもしれませんが,情報を広く共有した方が解決が早くなるはず。だからこそ,我々の情報網を駆使して不具合問題に切り込んでいくわけです。
そして,もう1つ。私は日本のエレクトロニクス・メーカーの技術力を信じています。難しいと思われる問題であっても,必ずや解決してくれると思っています。だからこそ,不具合も早く報道してしまった方がいいと考える次第です。
さて,そんな中嬉しいニュースがありました。かねてからの懸念事項であったFPCコネクタおよびフレキシブル基板におけるウイスカ問題が決着しそうです。つい最近まで解決策がないと機器メーカーがさじを投げていた課題が解決を見るところまで来ました。パナソニック四国エレクトロニクスとドイツOrmecon社の新しいメッキ技術がそれです(Tech-On!関連記事)。RoHS指令の施行まで半年を切った今,他社からの問い合わせが相次いでいると聞きます。このニュースを聞いて,「やはり日本のエレクトロニクス業界の技術力は強い」との思いを強くしました。
2007 11/15著作権絡みの議論がなぜ腑に落ちないかをPerfumeとニコニコ動画から考えてみる
時間がない中,どれだけ技術者が苦労しているか,同時に,利益を生むためにどれだけ腐心しているか,そこを報道していって欲しい。現在起こっている多くの事故の原因は,設計・検証時間が奪われていることに起因することが多い。技術者の技術低下よりも,組織や技術の運営方法に無理が来ていることを報道せよ。
■記事中の発言に対して「驚く」よりは,報道に携わる方は,報道に対する不信感を感じて欲しいですね。正しく読者に伝わるように報道されるという信頼があれば,「誤解が生ずる」心配はしないですよ。(2005/12/16)
■このような技術者にならないように気をつけたい。…が,「コンピュータソフトウェアは不具合があって当たり前」という文化ができてしまっていることを考えると,隠している間にいい技術ができて,知らない間に修正されている,または,この件に関しては不具合があって当たり前,という文化ができ上がれば,それはそれで楽な話…
技術者のプライドに関わるところでもありますが,技術者だけの問題ではないと思います(現実,きれいごとだけでは仕事は進みませんものね)。(2005/12/15)
■不具合を起こして一番迷惑を被るのは誰でしょう? 言うまでもなく,その商品を購入・使用しているユーザーです。
いろんな技術者の意見を聞きますが,「ユーザーの立場」に立った意見が少ないのには驚きます。「ユーザー」の立場を無視して目先の利益だけを追っていると,最後には「ユーザー」から無視されるようになります。過去のさまざまな事故や事例から,情報の早期公開がその後に発生するトラブルを未然に防いできたことは明白です。
といっても,結局,技術者もサラリーマン。自分自身や自分の会社の利益を後回しにするのは難しいですね。(2005/12/14)
■技術者が開発に集中できず,販売不振に関する責任まで負わされている現状が,このような閉鎖的思考をさせているのではないだろうか。売れようが売れまいが,技術者は自分が編み出した技術に欠陥があれば,それを無くす努力をするだけのDNAを持っているはずです。そんな人たちにこんなことを言わせてしまうのは,販売担当者の責任転嫁でしょう。(2005/12/14)
アメリカでは,技術者や経営者の横の連絡が絶えずあるので,一企業の不具合がすぐに業界に広まる。日本ではそれが無いので,必然,記事が元となる。しかし,記事はともすれば一方的な見解となりがちで,このようなBlogでもない限り,業界や読者からの批判を受けることも無い。(2005/12/14)
■「日本のエレクトロニクス・メーカーの技術力を信じています」…思われるのは勝手だと思いますが,欧州の陣営が勝手に決めた「期限」に対して,あまりにも時間がない中で苦労している技術者の身体に影響があります。報道の姿勢として,責任を押し付けるだけではなく,業界の問題として「解」を共に探し出してくれることを期待します。(2005/12/13)
もし誰も気付いていない不具合を見つけ,公表し,共有化した場合,他社がその対策の特許をとる可能性がある。もしくは対策品の新製品。そうなってしまうと,他社に対価を支払わなければならない。せっかく誰も見つけていない不具合を見つけても,同時に対策を考えつかなければ損をする恐れがある。
技術者として,損得で動くべきではないという意見もあるが,最初に不具合を見つけたことによる何かしらの利益が確立されれば,もう少し情報の共有化が進むのではないかと思う。(2005/12/13)
不具合の公表が,別の方面からの解決策をもたらしたり,改善へ向けた研究の推進力になれば御の字ですが,得てしてそういうときは,研究以外の対処(事情を知らない,えらい人への説明など)に忙殺されることもあり得ます。該当号は積読してしまい,未読で申しわけないのですが,貴誌のような技術情報誌が橋渡しをしてくれるとよいと思います(えらい人には,雑誌記事になっていることも添えると,なかなか効くので)。(2005/12/13)
■専門知識が無い人には,問題となる特定条件がよくわからないから,この記事でも記載されていない…のでしょうね。
中途半端に不安を煽る記事にも,私は問題があると思っています。情報を享受する側が,問題の本質まで理解できる・追及できる能力があるとは限らない。発信する側もこのことをもう少し考えた記事作りをして欲しい。このような積み重ねが誤解を招き,結果,悪いイメージを持たれてしまうのではないか?(2005/12/13)
■「変な誤解」を生じないために,どう説明するかを考えるよりも,隠そうとする態度に対し,同じ技術者として恥ずかしい限りです。(2005/12/13)
■問題を共有すれば,今まで日の目を見ていなかった技術に脚光が浴びるかもしれない。前向きに真正面から取り組めば,そこから新しいニーズ,商売,市場が開拓できるはずです。逆に後ろ向きに逃げをうってしまうと,信用をなくしてしまって「面倒」どころの騒ぎではなくなり,最悪,市場から退場させられてしまうかもしれません。(2005/12/13)
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ソフトウエアにとって最も大切なものは何でしょうか。その答えが、しっかりとした設計・検証の方法論であることは論を待ちません。本書は、専門記者が最前線で取材・執筆した記事と、専門の技術者による講演内容をまとめ、組み込みソフトの開発方法論を中心に構成しました。
各種システムの障害は,ソフトウエアの不具合によるもののほか,システムを構成する電子機器,もっと言えば,電子機器に搭載されているさまざまなデバイスの故障・劣化によることが少なくない。
今回はイノベーションについて考えてみたいと思います。製造業はグローバルに競争が激化しています。そんな中で競争力を高めるためには,イノベーションが必要不可欠となってくるわけです。
日なたもあれば,日陰もある。多くの技術者は日陰者のようである。もっと日なたに出てもらいたい。私自身も技術者が表に出てくる活動に汗をかいている。今回は,その一端を紹介しよう。
東京大学ものづくり経営研究センターが主催している「ものづくり寄席」を覗いてきた。先生方が祭りのはっぴを着て,経営学を落語風に語る,という趣向である。…
比内地鶏とか名古屋コーチンとかコシヒカリとか、産地偽装に関する事件がやたらと目に付く。食品に限ったことではない。某百貨店がイタリア展で販売した家具は、実は中国製だったという。
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[ 106] 我々が不具合を報道するワケ - 日経エレクトロニクス - Tech-On!
[引用サイト]  http://techon.nikkeibp.co.jp/article/TOPCOL/20051213/111555/

エビアンにおいて、我々は、大量破壊兵器及びその運搬手段の拡散が、国際テロと並んで、国際の平和と安全に対する顕著な脅威であることを認識した。この課題に対しては、長期的な戦略と多角的な取り組みが必要である。
拡散を防止し、封じ込め、巻き返しを図る決意をし、本日、シーアイランドにおいて我々は、グローバルな不拡散体制を強化する行動計画を発表する。我々はこの計画を実現するため、他の関係諸国と共に取り組んでいく。
全ての国家は、軍備管理・軍縮・不拡散の約束を履行しなければならず、我々はそのことを再確認する。そして、我々は、関連する多国間条約のもとにおけるこれらの約束に関する普遍的な加入と遵守を強く支持する。我々は、諸国が多国間条約体制の下での義務の効果的な履行、特にこれらの条約の下での義務の国内実施、法執行能力の構築、及び効果的な輸出管理の確立を行うことを支援し奨励する。我々は、未だ参加していない全ての国家に対し、弾道ミサイルの拡散に立ち向かうためのハーグ行動規範に参加するよう求める。
我々は、全ての国家に対し、効果的な国内的輸出管理の確立、拡散を犯罪とする効果的な法律の採択と施行、非国家主体による大量破壊兵器の取得を防止する協調的行動の実施、並びに、大量破壊兵器、運搬手段及び関連物資の不正取引の終焉を要請する国連安全保障理事会決議1540を強く支持する。我々は全ての国家に対し、同決議の迅速かつ完全な実施を求めるとともに、我々は、そうするために支援を行う用意があり、以て、テロと拡散の結合、及びこれら兵器及び関連物資の闇市場と闘うことを支援する。
兵器目的で使用されうる機微な核物質、機材及び技術の不正取引及び無差別的拡散は、我々全てにとっての脅威である。いくつかの国は、核兵器不拡散条約(NPT)の下での約束に反し、兵器計画のためのウラン濃縮及びプルトニウム再処理能力を追求している。我々はNPT及びカナナスキスとエビアンで行なった宣言への約束を再確認するとともに、核物質及び技術の不法な転用の防止に取り組む。我々は、世界が平和的な核技術の恩恵を安全に享受できるようにする一方で、核兵器拡散及びテロリストによる核物資及び技術の取得の危険性を減少させるために以下の新たな行動を発表する。
兵器拡散の危険性を増大させることなく世界が平和的な原子力の恩恵を安全に享受できるようにするべく、拡散の可能性を有する機微な核資機材が、これらを兵器目的に使おうとする国家や、テロリストの手中に落ちることを許す国家に輸出されないように、新たな措置を確立すべく積極的に取り組むことに我々は合意した。これら資機材の輸出は、グローバルな不拡散の規範に従った基準に則ってのみ、かつ、これらの規範を厳格に約束している国家に対してのみ行われるべきである。我々は、原子力供給国グループ(NSG)のガイドラインを適切に改訂し、将来このような措置に対し出来るだけ広い支持が得られるように取り組む。我々は、次回のG8サミットまでに適切な措置を導入することを目指す。このプロセスを支援するために、それまでの1年間、追加的な国への濃縮・再処理の機材・技術の移転を伴う新たなイニシアティブを開始しないことが思慮深いことであるという点に合意する。我々は、全ての国家に対して、この思慮深い戦略を採用することを求める。また、我々は、不拡散の約束・基準の維持に反しない形で、全ての国に対し、核燃料及び関連役務を含む核物質・機材・技術への信頼できるアクセスを、市場の条件で保証する新しい措置を講じる。
我々は、国際原子力機関(IAEA)の包括的保障措置協定及び追加議定書の普遍的な遵守を追求し、全ての国家に対し、これらの合意の迅速な批准と実施を求める。我々はこの目標に向けて、積極的にアウトリーチ活動に従事しており、必要な支援を提供する用意がある。
追加議定書は、原子力供給取極分野における重要な新基準となるべきである。我々は、しかるべくNSGガイドラインの強化に取り組む。我々は、2005年末までにこれを達成することを目指す。
我々は、核不拡散や保障措置上の義務に違反している国との核燃料サイクルの協力を停止することを支持するが、そのような決定の責任及び権限が各国政府又は安全保障理事会に存することを認識する。
IAEAの一貫性と有効性を高め、各国によるNPT上の義務及び保障措置協定の遵守を確保する能力を強化するため、我々はIAEA理事会の新たな特別委員会を創設すべく協働する。この委員会は、保障措置及び検証の強化に向けた包括的計画を準備する責任をもつ。我々は、この委員会が、NPT及びIAEAの約束を遵守している加盟国によって構成されるべきであると考える。
同様に、我々は、核不拡散及び保障措置上の義務の非技術的な違反により調査されている国家は、IAEA理事会や同特別委員会の自らの事例に関する意思決定に参加しないことを選択するべきであると考える。
我々は、グローバルな問題に対するグローバルな対応である、拡散に対する安全保障構想(PSI)及び阻止原則宣言への強い誓約と支持を再確認する。我々は、大量破壊兵器及びその運搬手段並びに関連物資の不正取引を阻止するため、効果的なPSI協力体制を構築する努力を継続する。我々はまた、拡散を促進する者がこのような不正取引に関わることを防止し、またPSIを支える国内法及び国際法の拡充と強化に取り組む。我々は、現在では全てのG8諸国が参加している、PSIに対する世界的な支持の高まりを歓迎する。62か国が参加したPSIの一周年を記念したクラコフ会合は、世界的な支持の高まりを証明している。
我々は、国内法的権限・立法に従い、また、国際法に則り、拡散ネットワークを打ち破り、適切な場合には不正な資金の流れの防止や不法な工場、実験室及びブローカーの閉鎖を含む執行の取り組みを調整するために更に協力していく。我々の中のいくつかの国は、すでに、不正な取引に関与した企業に港湾及び空港へのアクセスを禁じ、関与した個人には査証禁止の賦課を行う体制を整備しつつある。
我々は全ての国家に対し、秘密の調達行動に対処する国内措置及び国際的措置を強化・拡大することを奨励する。直接に、及び関連する国際的枠組を通じて、我々は国際規範を満たすための国内的能力の向上に支援を必要とする国と積極的に協力する。
2年前のカナナスキスにおけるG8首脳による立ち上げ以来、グローバル・パートナーシップは、国際的なセキュリティと保安を高める上で世界的に重要な力となった。エビアンにてパートナーシップに新たに加わった6資金供与国を含むグローバル・パートナーシップのメンバー諸国は、過去1年間にロシアにおいて新たな協力事業を開始し、既に実施中の事業の進展を加速させた。多くのことが達成された一方で、重大な課題が残っている。我々は、グローバル・パートナーシップの基盤となる我々のカナナスキス声明、原則及び指針に対する誓約を新たにする。
我々は、2012年までにグローバル・パートナーシップのために上限200億ドルの資金を調達することに再びコミットする。
追加的な資金供与国を含むべくパートナーシップを拡大することは、必要な資金を調達し、取り組みが真に地球規模のものであることを確保する上で本質的に重要である。本日、我々は、オーストラリア、ベルギー、チェコ共和国、デンマーク、アイルランド、大韓民国及びニュージーランドによるパートナーシップへの参加決定を歓迎する。
我々は、その他の旧ソビエト連邦諸国によるパートナーシップへの参加を議論するため、これら諸国との協力を継続する。我々は、パートナーシップ参加国はその国益及び資源に従って事業に参加することを再確認する。
我々は、世界的な拡散の課題に取り組むことを再確認する。我々は、例えば、過去に大量破壊兵器計画に従事したイラクやリビアの科学者の再訓練を追求する。また、我々は、世界中の研究炉での高濃縮ウラン燃料使用の一定の時間をかけての除去、高濃縮ウランの新燃料と使用済み燃料の保管と除去、放射線源の管理と保管、輸出管理と国境警備の強化、及びバイオ・セキュリティ強化のための事業を支持する。我々は、これらの分野における取り組みを調整するために、グローバル・パートナーシップを活用していく。
北朝鮮による、前例のないNPT脱退宣言、国際的な義務に違反したプルトニウム再処理及びウラン濃縮計画の両方を通じたものを含む継続的な核兵器の追求、及びそのミサイル拡散の確たる経歴は、我々全てにとって深刻な懸念である。我々は六者プロセスを強く支持し、また、北朝鮮に対し、包括的で平和的な解決を図っていくための本質的な行動である、全ての核兵器関連計画の完全、検証可能かつ不可逆的な形での廃棄を強く求める。
我々は、イランの先進的核計画の拡散問題を解決するという決意において引き続き一致している。イランは、NPT上の義務及び保障措置協定を完全に遵守しなければならない。このため、我々は、IAEA理事会の3つのイラン決議への我々の支持を再確認する。我々は、エビアン以来、イランが追加議定書に署名したこと、IAEAとの協力及び濃縮・再処理関連活動の停止を約束したことに留意する。我々は、IAEA事務局長によって報告された進展のあった分野を認識するが、イランによる濃縮関連活動の停止がいまだ包括的でないことを深く懸念している。IAEA事務局長報告に詳述されているとおり、イランの協力が遅延し、不足しており、開示が不十分であることは我々にとって遺憾である。従って、我々は、イランが、自らの核計画に関連する全ての未解決の問題の解決につながるよう、追加議定書の批准と完全履行を含め、自らの約束とIAEA理事会の全ての要求事項を迅速かつ完全に履行することを求める。
我々は、大量破壊兵器及び比較的長射程のミサイルを除去し、NPT、追加議定書、生物兵器禁止条約(BWC)及び化学兵器禁止条約(CWC)を完全に遵守し、ミサイル技術管理レジームの対象となるミサイルを保有しないことを約束するというリビアの戦略的決定を歓迎する。我々は、リビアが核機材及び物質の撤去に協力し、化学兵器の除去のための措置をとったことに留意する。我々は、リビアに対しIAEA及び化学兵器禁止機関と引き続き完全に協力するよう要請する。
生物テロは、全ての国家の安全保障に対して特異で深刻な脅威を与え、公衆衛生を危険にさらし経済活動を混乱させうる。我々は、人間、動物及び作物に対する生物テロ攻撃を探知するバイオ監視能力の拡大及び適当な場合にはその新規開始、我々の予防及び対応能力の向上、世界的な食糧供給に対する保護の増進、そして生物兵器の使用の疑い又は疑わしい疾病の発生への対応、調査、及び影響の緩和についての具体的な国内及び国際的な措置にコミットする。この文脈において、我々は、BWCの第5回運用検討会議において、我々の誓約の具体的な実現を求める。BWCは、テロリストに対するものを含む生物兵器の拡散に対するきわめて重要な基礎である。その禁止事項は、罰則の立法も含め、完全に履行されるべきである。我々は、全ての非締約国に対し、BWCに迅速に加入することを強く求める。
我々はその不拡散の側面も含めて、CWCの完全履行を支持する。我々は、全ての非締約国がCWCに迅速に加入することを強く求め、その目的のために協力する。また、我々はCWC締約国が条約の完全な履行のために国内の立法的・行政的措置を講じることを求める。我々は、必要な場合にはCWCにおいて規定されているチャレンジ査察も含め、全ての事実調査、検証及び履行措置の利用を支持する。
エビアンで我々は、テロリストによる使用を防ぐため、放射線源の管理の改善に合意し、この目標に向けて実質的な進展を果たした。我々は、IAEAが2003年9月に放射線源の安全とセキュリティに関する行動規範の改訂を承認したことに満足している。我々は全ての国家に対し、この規範を実施し、この規範を世界的な基準と認識することを求める。
我々は、供給先を管理できる国の許可された最終需要者に限定するべきである危険性の高い放射線源の輸出入管理に関する指針に合意した。各国は、如何なる放射線源も不正使用に転用されないことを保証すべきである。我々は、効果的な管理が2005年末までに開始され、調和のとれた一貫した形で適用されることを確保するために、IAEAによってこの指針が迅速に承認されることを目指す。我々は、全ての国が新しい基準を満たすことが可能となることを確保するためのIAEAの支援計画を支持する。
1986年のチェルノブイリにおける恐ろしい事故以来、我々は現場での安全とセキュリティを改善すべくウクライナとともに取り組んできた。我々は、チェルノブイリ原子炉の残骸の上に安全なシェルターを建設するため、すでに多額の資金貢献を行った。我々は、他の21か国が、この取組みに対して参加し貢献したことに感謝する。本日、我々はこの事業を完了させるために必要な残りの資金を調達するための国際的な取組みを支持する。我々は、ウクライナに対し、特にウクライナ及び隣接地域における放射性安全に寄与する形で、2008年までにシェルターの建築を完了させるために、我々を支持し、我々と緊密に協働することを求める。
効果的かつ効率的な原子力規制制度は、我々の安全とセキュリティのために不可欠である。我々は、国内の規制機関が十分な権限、独立性、能力を持つことの重要性を確認する。

[ 107] 不拡散に関するG8行動計画(仮訳)
[引用サイト]  http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/summit/seaisland04/fukakusan_z.html

図1 配布された整理券。券には抽選に関する注意書きがある。裏面には複製ができないように,店舗名のはんこが押してある。
プレイステーション3の予約券を手に入れる抽選会の朝がやってきた。目覚まし時計が鳴る前に目が覚めてしまう。昨晩食べたラーメンが残っているのか,それともプレッシャーからなのか胃が重い。ともかくC店に向かった。
自宅から約1時間かけC店の最寄り駅に到着。私と同じく抽選会に参加する菊池記者に電話をかける。早起きの菊池記者はすでに整理券を獲得し近くのファスト・フード店で抽選会に向けて待機中だった。整理券は午前9時までにC店に集まった人すべてに配られる。ただし一人で60Gバイトの機種か20Gバイトの機種どちらかしか予約できないことになっていた。店で整理券をもらい,菊池記者が待つファスト・フード店に向かう(図1)。菊池記者と当選確率を少しでも高めようと急遽加わった宇野記者と共にしばらくファスト・フード店で過ごす。もちろん3人とも整理券は無線LANなど機能をフル装備した60Gバイト品の予約に向けたもの。読者の皆さんの期待を裏切るわけにはいかないからだ。
抽選開始10分前,3人で店舗に向かうと既に店の前には約30人の行列ができていた。行列の最後尾に加わる。その後抽選開始の9時までに次々と人が集まり,平日にも関わらず最終的に行列は50人弱にまでふくれあがった。なかには孫にせがまれたのか,ご高齢の女性も並んでいる。もはや一家総出である。そのほか夫婦やカップルで並ぶ人もいる。しかし圧倒的に目に付くのは男性。大学生やスーツを着た社会人が目に付いた。
午前9時。「20Gバイトの機種をお求めの方は先に集まってくださーい」という掛け声が聞こえる。どうやら20Gバイト品から先に抽選をするようだ。50人弱の列から15人程度が抜け,店の中に入っていく。発売初日分として予約できるのは20Gバイト品,60Gバイト品いずれも5台ずつなので,20Gバイト品の倍率は3倍程度ということになる。一方,列には32人が残っているため,60Gバイト品は6倍以上と高い。事前調査のとおり60Gバイト品の人気の高さがうかがえる。
しばらくすると20G品の抽選が終わり,「お待たせいたしました。60Gバイト品をお求めの方お集まりくださーい」という声が。いよいよ勝負の時。緊張よりも不安で胸が高鳴る。何を隠そう私はくじ運が悪い。ギャンブルは比較的強いのだが,くじ引きでもらえるのはいつもポケット・ティッシュ。この最大の問題を克服すべく,いつも右手でくじを引くのを左手で引くことにした。自分のくじ運の無さへのわずかばかりの抵抗である。
今回のくじ引きによる抽選はまず抽選する順番をくじで決め,その決めた順に予約券を獲得するためのくじ引きをする。まずは予約券を獲得するためのくじ引き抽選での順番を決めるくじを引く。順番は2番目と幸先がいい。左手で引いた効果だろうか。次の本番のくじ引きも左手で引くと決意。くじ引きの結果,菊池記者は12番目,宇野記者は16番目と,私,菊池記者,宇野記者の順で本抽選のくじを引くことになった。菊池記者は「我々(私と菊池記者)がはずれを引いてお膳立て。主役の宇野さんが当たりを引く,というストーリーだね」と予想を立てる。どのようなストーリーでもいいからとにかく手に入れたい。
いよいよ本番。前の1番目の人ははずれ。2番目の私の順番になる。左手をくじの入った袋に入れ,くじを引く。その場でホチキスによって閉じられているくじを開こうとする。が手が震え,なかなか開かない。ようやく開く。
の文字が目に飛び込む(図2)。店員の慰めの言葉も耳に入らない。言われるがまま店の外へ出て二人の結果を窓越しに見守る。私のあとはしばらくはずれが続く。10人目くらいでようやく一人目の当選者が。残った二人の当選確率は最初よりも高まっている。今度は菊池記者の番。くじを引く菊池記者。わき目も振らずまっすぐに店の出口に向かってくる。はずれである。
こうなれば希望は宇野記者のみ。二人で窓越しに念を送る。いよいよ宇野記者の順番。くじを引く宇野記者。
ということは,どうやら当選した模様。外で菊池記者と熱い握手を交わす。まさに菊池記者の予想通り。すばらしい。「発売日に買えなかったら根津君を解体しようか」と,悪い冗談を言っていたEデスクが喜ぶ姿が目に浮かぶ。
予約券を持って宇野記者が出てくる。うれしそうなものの,それほど興奮した様子ではない。いたって冷静である。むしろ「何で自分が欲しいものはいつも当たらないのだろう」とやや不満げ。さらに「引き当てたから,いま抱えている原稿の締め切りのびないかな」と,代替要求を口にする。それはEデスクにお願いしてみて下さいね,宇野さん。ところで予約券は普通のレシートに毛が生えたような簡素なもの(図3)。「お財布に入れておくと他のレシートと一緒に捨ててしまいそう」(宇野記者)。確かに。保管場所は考えないとまずい。
編集部に戻る途中,これまでの緊張感から開放されたせいか,朝食を食べていないこと思いだし,急に空腹感を覚える。駅の売店で栄養ドリンクを飲み,これからの本日の仕事に備える。まだ時間は午前10時。ほかにもたくさんの仕事が待っている。しかし編集部に向かう足どりは今までになく軽い。
かくして日経エレクトロニクス分解班は,プレイステーション3を11月11日に入手できるメドがたった。しかしこの3日間の戦いは単なる前哨戦。むしろここからが本当の戦い。気を引き締める。発売まであと12日,締め切りまで約2週間である。
■まずはおめでとう!ですが...これで,『孫にせがまれたのか,ご高齢の女性』は,お孫さんの喜ぶ顔が見られる確率が減ったわけで,気分は複雑。たかが分解目的で1台が消えたのは,もったいない...
分解記事ですが,勿論,本体も気になりますが,先日,好評された360Wにも及ぶ消費電力をまかなう放熱機構や,電源にも興味が及びます(この消費電力って,家のAVアンプと変わらないです!)。(2006/10/31)
■広告的なものなので,SONYより提供されていると思っていたけど,一般客と同じ様に並んで購入していたんですね。記事が楽しみです。(2006/10/31)
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【ET2007続報】米Spectralus社と佐鳥電機,超小型プロジェクターの光源に向けて高効率な緑色レーザを試作(10:55)
「コメント数は通常よりかなり多い」――私的録音録画補償金制度に関するパブコメで文化庁(17:33)
緊急地震速報に自動翻訳。そしてCyber-Shot,AQUOS,VIERAのブランド付きケータイ。NTTドコモが発表した携帯電話機の新機能,新端末のハイライトを動画で紹介する。
米DisplaySearch社は,北米市場における2007年第3四半期の薄型テレビのブランド別販売ランキングを発表した。第2四半期に薄型テレビ全体と液晶テレビでシェア1位に躍り出て各社に衝撃を与えた米Vizio Inc.は…
東芝は,HD DVDレコーダーの新機種「HD DVD ヴァルディア RD-A301」を12月中旬に発売すると発表した。販売価格はオープンだが「10万円を切って欲しいというユーザーの期待に応えたい」とした。
電子情報技術産業協会(JEITA)は2007年10月30日に記者懇談会を開き,私的録音録画補償金制度と,今回の制度改正の議論に関してJEITAの見解を改めて説明した。
篠田プラズマは,142型ディスプレイの量産出荷を2008年下期に始めると発表した。この発表会の場で,同社 代表取締役会長の篠田傳氏は,2016年ころをメドに,一般消費者向けの家庭用ディスプレイ(テレビ)の市場も狙うとの考えを示した。
日立製作所は,表示部の厚さが35mmと薄い液晶テレビの発売を発表した。このテレビは,表示部とチューナ部が分離した形状である。同社はこうした形状を,「次世代テレビのあるべき姿」と主張した。
各種システムの障害は,ソフトウエアの不具合によるもののほか,システムを構成する電子機器,もっと言えば,電子機器に搭載されているさまざまなデバイスの故障・劣化によることが少なくない。
今回はイノベーションについて考えてみたいと思います。製造業はグローバルに競争が激化しています。そんな中で競争力を高めるためには,イノベーションが必要不可欠となってくるわけです。
日なたもあれば,日陰もある。多くの技術者は日陰者のようである。もっと日なたに出てもらいたい。私自身も技術者が表に出てくる活動に汗をかいている。今回は,その一端を紹介しよう。
東京大学ものづくり経営研究センターが主催している「ものづくり寄席」を覗いてきた。先生方が祭りのはっぴを着て,経営学を落語風に語る,という趣向である。…
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[ 108] 我々はPS3を手に入れられるか【後編】 - デジタル家電 - Tech-On!
[引用サイト]  http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20061030/122923/



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