ミュスカとは?
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世界最古のブドウと考えられているミュスカは、ギリシャ人によってローヌ渓谷にもたらされたと考えられている。Pline l'Ancienが著した著名な博物学百科事典で証明されているように、ミュスカ・ド・ボーム・ド・ヴニーズの歴史は、紀元にまで遡る。因みに、この博物学百科事典のなかで、ミュスカは「ラ・ヴィーニュ・デ・ザベイユ/La vigne des abeilles=ミツバチたちのブドウ樹」という名称が与えられている。 ボーム・ド・ヴニーズという名称は、洞窟(グロット)と、600年以上も前からミュスカのブドウを保護してきたヴネッサン伯爵領(現在のヴォークリューズ県)に因んでいる。すなわち、「洞窟」を示すBalmesがプロヴァンス語でBeaumesボームに、また、ヴニーズはヴネッサン伯爵領(現在のヴォークリューズ県)を指し示す。もともと、ヴネッサン伯爵領はゴール人の複数の部族が治める領土で、1229年にヴァチカンに併合され、その後アヴィニヨンと同時期に1791年にフランスに統合された経緯を持つ。因みに、“ミュスカ”とはプロヴァンス語の一つで、パルファン・ド・ミュスク/Parfum de Musc=ムスクの香りという意味を持つ。 ミュスカ種のブドウは最初に、カルパントラ、シャトーヌフ・デュ・パプ、そしてアヴィニヨンで栽培されており、現在のヴァン・ドゥー・ナチュレルの祖先ともいえる天然甘口ワインが、既に14世紀には教皇庁で嗜まれていたと伝えられる(歴代の教皇は70ヘクタールに及ぶミュスカ種のブドウ畑を所有していた。ローヌ渓谷で唯一ミュスカ種だけが栽培される教皇の畑は“ミュスカディエール/Muscadière=ミュスカの畑”と呼ばれていた)。このように長い歴史を持つワインである一方、フィロキセラ禍のため、ブドウ畑が急激に消滅していった時期もあった。多くのヴィニュロンが、デリケートな品種であるミュスカを再度栽培することを躊躇ったためで、ミュスカの代わりに赤ワインやテーブルワイン用のブドウが栽培され、再びボームでミュスカが栽培されるようになるまでには少なくとも40年もの歳月を要したという。 ボーム・ド・ヴニーズが原産地統制呼称に指定されたのは1945年のこと。ワインの醸造はヴァン・ドゥー・ナチュレルの製法に則って行われ、収穫されたブドウの潜在アルコール度数は14度と定められている。発酵中の果汁の糖分の半分がアルコールに変化した時点で、ブドウを原料とするブランデー(アルコール度数は96度)を添加して、発酵を止めるミュタージュという過程を経て、外気を避けて熟成させ、ミュスカ独特のアロマを閉じ込めるかのように早めにボトリングがなされる。 ヴィニュロン・ド・ボーム・ド・ヴニーズの創設は1956年のこと。これに先立ち、数人の男たちが一堂に会した。彼らは、アペラシオンやヴィニュロンとしての職業に身を捧げようと、自分たちが掲げる意志や考え、そして情熱を一つにまとめようとした。これが、今日あるヴィニュロン・ド・ボーム・ド・ヴニーズ誕生のきっかけとなり、この男たちのなかから選ばれた一人(薬剤師)が、16人のヴィニュロンからなる「組織」を具体化させた。 ヴィニュロン・ド・ボーム・ド・ヴニーズが所有するヴィニョーブルは、ボーム・ド・ヴニーズ/Beaumes-de-Venise、シュゼット/Suzette、ラファール/Lafare、そしてラ・ロック・アルリック/La Roque Alricのコミューン(何れもヴォークリューズ県)にある。土壌は、石灰岩、砂岩、そしてモラッセと呼ばれる軟質砂岩から構成されている。クリマは典型的な地中海性気候だが、ダンテル・ド・モン・ミライユが、夏の日差しと冬のミストラルからヴィニョーブルを護っている。 ヴァン・ドゥ・ナチュレル/天然甘口ワインをもたらすミュスカのヴィニョーブルは、ボーム・ド・ヴニーズの歴史に深く根を下ろしている。それというのも、ヴニーズでは農民たちが土地を岩から切り出し、乾いた石で斜面に壁(ファイス/faisses、或いは、レスタンク/restanques)を造り出した。このファイスやレスタンクが後になってテラスとなり、ミュスカは主に砂岩土壌(凡そ1400万年前の中新世(第三紀3期)ヘルヴェティアンの酸化コバルトに由来)に植わっている。母岩は主に酸化コバルトで、地下1メートル以下に出現し、その厚さは時に最大500メートルにもなるという。テロワールの保水率は低いものの、ミュスカ・ド・ボーム・ド・ヴニーズで栽培されるミュスカ・ア・プティ・グランからは、繊細なワインが造られる。 ローブは麦わら色のトーンを持つ、淡いゴールド・イエロー。味わいは非常にフルーティー。とにかく新鮮で、甘美な香りとバランスの取れた酸が、リキュールの重苦しさを消し去っている。 ワインは、グラスに注いだ途端、巨大なアロマの塊が襲ってくるような印象を覚える。ミュスカの香りは勿論のこと、フレッシュ・フルーツの香りが支配的。やがて食指を動かすようなアンズや桃、ライチ、そしてフルーツのコンフィを思わせるアロマや、オレンジの皮のコンフィを思わせるブーケが際立つ。 「・・・そして、いよいよシガーの登場だ。シガーのデザートと同じで濃厚なタイプより余り肩の張らない軽やかなタイプと合わせてみたい。シガリロとも相性がよいし、時には悪戯心いっぱいのフレーバーのつけたものも面白いだろう。」 ボーム・ド・ヴニーズのコミューンの周囲にあるテラス状のヴィニョーブルで栽培されるミュスカ・ア・プティ・グランを使用。ブドウは、潜在アルコール度数が15%になってから収穫される。短時間のスキン・コンタクトの後、水平式圧搾機で圧搾。発酵時の温度は17-18度、ミュスカのブドウに由来するフルーティーさを保つため、ミュタージュは頃合を見計らい1回のみ、1リットル当たりの果汁に含まれる糖分が凡そ115グラムに達した際に行われる(このミュタージュがワインの未来を左右すると言っても過言ではない ローブは、輝きに満ち、透明感溢れる淡いゴールド・イエロー。香りは繊細且つ複雑。カシスの芽の香りが、新鮮なブドウを噛んだ時に迸る香りに入り混じるような印象さえ覚える。花を思わせる優しいフレグランスが、柑橘系の持つ溌剌としたアロマに変化していく様が印象的。味わいはソフトで、新鮮味を感じさせる。また、甘さはバランスの良い酸によって支えられており、口中が香りで覆われるよう。 このワインは、アペリティフとして、或いは、軽く火を通したフォア・グラに最適。新鮮なパッション・フルーツを使ったシンプルなフルーツ・サラダや各種ソルベ(シャーベット)に合わせてみたい。 「1956年にボーム・ド・ヴニーズの薬剤師により創設された、組合組織のカーヴ。今日、合計330ヘクタールのヴィニョーブルを所有し、ワインを造っている。花や若々しいトーンを持つこの“カルト・オール”のキュヴェは、至って軽やか。惜しげもなく発散するアロマ、そして心地よいアフターが続く。」 平均樹齢が40年以上のヴィエイユ・ヴィーニュのミュスカ・ア・プティ・グランを厳選(収量は、1ヘクタール当たり15-25ヘクトリットル)。ブドウの潜在アルコール度数を見極めた上で、丁寧に摘み取ったブドウは短時間のスキン・コンタクトの後、低温度で発酵を行う。ミュタージュの後、ワインはオーク樽を用い、12ヶ月間に亘り熟成させている。 ローブは、輪郭のはっきりとした麦わら色。ゴールドの輝き、そして透明感があり、深みを感じさせるもの。ワインは力強く、そして非常にアロマティック。オークに由来する心地よく繊細な木、そしてヴァニラ香が顕著。また、ブリオッシュやオレンジの皮のコンフィ、マンダリン・オレンジやドライ・フルーツなど、実に表情豊かな顔を覗かせている。 非常にバランスの取れた味わいを呈しており、繊細で、キャラメルのトーンも感じることができるこのワインは、6-8度に冷やして飲みたい。ブルー・チーズや鴨のフォア・グラのポワレ、フォンダン・ショコラ、アーモンドクリームを添えたケーキやタルト・タタンなど濃厚な味わいのお供に相応しいキュヴェ。 「“ボワ・ドレ”のキュヴェは、“カルト・オール”よりも更に広がりがあり、そしてハチミツのトーンが感じられるもの。繊細且つ大胆なスタイルを持つこのワインは、最初にフォア・グラのポワレを、そして次にタルト・タタンに合わせると良い。」 細心の注意を払っておりますが、万が一ご注文と異なる商品や、不良品、配送途中の事故などによる破損品が届いた時は、商品到着日から1週間以内に、弊社までお電話またはメールにてご連絡下さい。 |
[ 65] 【楽天市場】歴代の法王に愛された黄金の美酒ミュスカ・ド・ボーム・ド・ヴニーズ:電脳葡萄酒館@楽天
[引用サイト] http://www.rakuten.co.jp/budoshu/433874/433973/410007/
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パリで育ち、かつてはルーブル美術館で働いていたカトリーヌ・マラン・ペステルが、ワイン造りに魅せられ、自らのドメーヌ設立の場所として選んだのはコルビエールとフィトウの境に位置するバーデン村。点在するうち捨てられたような古い樹齢の小さな区画を買い集め、1999年から葡萄作りを始め、2001年よりワイン生産を始めました。 ●樹齢50年から100年にもなる、マカブー、マルサンヌから作られました。直接圧搾して果汁を得てそのまま自然酵母だけを使ってゆっくりと・・・3〜6ヶ月発酵させて、500リットルあまりの古樽で約一年熟成させています。 ●・・・しまった!冷やすのを忘れていた、と思いつつも試飲始めてしまいました。何となくご近所のマキシム・マニョンのベグー辺りを想像していたのですが、ほぼ似た感じ。でももう少し樽のニュアンスがはっきりしていて、酸も柔らか。2〜3ヶ月放っておくと丁度良い感じになるんじゃないかな?シャルドネっぽいところもありますが、もう少し果実味は淡泊というか、さっぱりした感じです。例によってこのインポータさんのお薦めは、現地からではオマールエビのソース・アメリケーヌやローストチキン、和食ならば鰆の西京味噌焼きとなっておりまして、概ねその範疇に入った味わい。鰆ならそのままバターで焼いて、アーモンドスライスとちっとばかしのバルサミコ、と言う感じが素敵だと思っています。(うちによくいらっしゃるシェフの話では「鯛の白子」に合いそうだ、と。) ●最初は冷やすの忘れた!と思いましたがあまり冷やさない方が良いんじゃないかな?暖かい料理には少し高めの15度ぐらい。ふとサフラン系の香りもよぎり、パエリヤ風のご飯にも合うのかな?・・・かなり乱暴ですが白身魚やシーフード入りのカレー・チャーハンなどはどうでしょう?お昼に食べても夜の試飲に影響するので、食べたくても食べられないカレー・チャーハン&鉄鍋餃子・・・・失礼しました。(2006.04.08 いのまた) ●サンソニエールとクレ・ド・セラン。自然派の大御所同士での試飲の狭間で飲んでいる、二日目です。またまた冷やさずにそのまま飲んでおりますが、今日はこちらの試飲会場よりも外の方が暖かいと感じる陽気。こんなモンでイイかなと・・・・。と飲みつつこれはこれで良いじゃない!!。ちょっと荒削りなところはあるけれど、気持ち的にはロワールの一級品には負けないぞ!と言う個性がきらめきます。・・改めて、様々なワインを楽しむには、人生はあまりにも短すぎる・・・今まで黙っていたけれど、インポーターさんの作り手の謳い文句「自然派の寵児」というのはあながち遠からず、なワインです。 ●こちらはシラー100%。平均樹齢50年からの葡萄で作られました。2〜3週間かけてセミ・マセラシオン・カルボニックを行い、その後自然酵母だけで2〜3週間かけて発酵を終了します。熟成は古樽で半年、タンクで半年。スパイシーで華やかなフレーバーは、カトリーヌとしては「イノシシのもも肉のグリエ」にぴったりとの事・・・・毎年葡萄を食べあらしに来る、このあたりのイノシシたちへの「恨み」が籠もっています。 ●・・・おっと、予想していたよりも綺麗なシラーです。果実味くっきり、スパイスさっぱり、酸とミネラルのバランス良し!なるほどあまり脂肪分のない赤身肉のローストなんぞが合いますね。シンプルに塩胡椒で焼き上げたところに、フレッシュトマトを煮詰めたソース。・・・・かなわぬ夢と知りながら、鯨の竜田揚げ給食ヴァージョンが食べたくなった・・・・若い人は、解らないだろうな・・・ ●・・・ここのワインはどうもマキシム・マニョンに似ているともいつつ、インポータさんの資料を眺めていると、やはり相談相手の一人がマニョン、そしてもう一人はジャン・フランソワ・ニックと来れば、ナルホド!な味わいです。幾分荒削りなところはありますが、決して媚びない美味しさ。良い意味で野性的な美しさを上手に残しています。・・・朝挽きの新鮮な鳥のハツなんかにも合うのかな?そうだ「焼鳥屋に行こう!」なワインでした。(2006.04.08 いのまた) ●・・・う〜ん、この二日目の味わい、コルナスでないの〜っ?シュワシュワ感が完全に抜けて、ゆったりとしたボディをさらけ出すと実にローヌ・チック。樽で厚みを付けたりしていないので、シラーのピュアな旨味がビンビンと感じられます。ビートが利いてる!って感じかな?朝挽き鳥もここはさっと熱を加えて行きたいですね。ハツ、カシラ、レバと・・・「タレ」など野暮なことは言わずに「シオ」で決まりです! |
[ 66] 【楽天市場】ラ・トレイユ・ミュスカ:Alcoholic Armadillo
[引用サイト] http://www.rakuten.co.jp/alar/571699/685507/
